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右翼研究その二十一<本澤二郎の「日本の風景」(2511) <アメリカ妾(めかけ)> <安倍も岸・中曽根・小泉レベル>
http://www.asyura2.com/17/senkyo220/msg/496.html
投稿者 笑坊 日時 2017 年 2 月 10 日 16:41:24: EaaOcpw/cGfrA j86WVg
 

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52166124.html
2017年02月09日 「ジャーナリスト同盟」通信

<アメリカ妾(めかけ)>

 かつて岸信介と同じ商工官僚として、戦後も活躍した椎名悦三郎という人物がいた。彼は田中・大平内閣が実現した1972年の日中国交正常化の場面で、政府特使として台湾を訪問、日台の外交関係の中止を伝えた。台北では、卵を投げつけられたが、彼は日米安保のアメリカを「日本の番犬さま」と呼んだ。番犬に対して、餌を与えるのは当然という立場だ。反対派は「アメリカの妾」と決めつけて非難した。主人のいうことには逆らわない、なんでもハイハイだ。普通の妾は、食事の面倒を見てもらうが、アメリカの妾は、自分で食べて、主人の食事その他まで面倒を見るというのである。


<究極の右翼政治>

 先ごろ、来日したトランプ政権のマティス国防長官が「日本政府の対応は世界のお手本だ」と絶賛した理由は、妾の主人サービスが圧倒していることに感動したものである。民主政治のもとでは、これは売国奴政権であろう。妾政治に、究極の右翼主義の特徴がある。2月10日には、そのための新たな儀式がワシントンで行われる。

<福沢諭吉さえも嘆く>

 「一身独立して1国独立」とは、脱亜入欧・アジア蔑視の福沢諭吉の正論である。彼はアメリカの独立戦争から引用して「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず、といえり」と学問のすすめの冒頭で紹介たことも、よく知られている。
 日本の歴史教科書では、福沢は啓蒙思想家としてもてはやされているらしい。彼の著作は、激しいアジア人蔑視と侵略論などで彩られているが、総じて1%の資本家擁護で貫かれていることも重要である。

 日本の最高額紙幣の1万円札は、久しく福沢がその地位を占めている。本来であれば、戦後の経済復興や平和主義の日本国憲法制定時の吉田茂であろうが、なぜか民間人にすぎない福沢が、依然として1万円札の肖像画である。
 浅学菲才な筆者は、二松学舎大学の非常勤講師をしていたころ、学生から「うちのおばあさんは、1万円札を持たない。千円札か5千円札に両替する」と教えられて、初めて福沢の実像を知って、覚醒したものである。福沢は、アジア諸国民から敵視されているのである。

 本来であれば、福沢は右翼主義の教祖的人物であろう。1身独立して1国独立と、中国思想の「修身斉家治国平天下」は同じである。1身独立とは、修身斉家に通じる。この点について、日本の政治屋の多くは失格とみられている。近年、自民党の右翼議員夫妻のスキャンダルは、その典型といっていい。
 福沢の独立理論に合格する人物が、いまの政府与党に一人もいない。「アメリカ妾」論にのめり込んでいる。古来、政治指導者の最低の徳性は、恥を知ることにある。この恥さえない安倍・日本会議なのだ。

<岸信介は売国奴政権>

 恥も外聞もない人間は、人間と言えるかどうか。財閥の代理人として東條内閣の商工大臣となった岸信介を尊敬した森喜朗は「日本は天皇中心の神の国」と豪語して、日本会議の正体を見せびらかして、首相の座を追われた。
 その岸が、戦争責任を逃れて、首相になれたのは、アメリカに忠誠を尽くすことに突進したためである。彼は首相になると、日米安保の改定に取り組んで、これを強行した。アメリカ妾の一番手を走った首相である。
 その点で、吉田茂は立派だった。アメリカの再軍備の要求に必死で抵抗した史実は、揺るぎないものである。そのために吉田は、CIAに弾き飛ばされた。代わってCIAは岸信介と鳩山一郎を擁立した。
 鳩山は、CIAの意向を受けて改憲のための総選挙を実施して、国民から拒絶された。彼はやむなく、日ソ国交回復に軌道修正、これを実現して退陣した。
 それにしても、鬼畜米英を叫んだA級戦犯が、アメリカの妾になるという選択など論外であろう。恥のない岸ならではだ。売国奴首相に対して、専門家は「昭和の妖怪」と評した。

<中曽根康弘は日米運命共同体>

 筆者が、日本の右翼について相応の関心を抱いたのは、中曽根内閣のころである。首相になる前までは、ありふれた野心的政治家の一人にすぎないとの思いで眺めていた。むしろ、岸の操り人形のような福田赳夫への、彼の批判的な言動を評価さえして、取材をしてきた。
 一番嫌なことは、彼の記者懇談の時間が、余りにもルーズなことだった。新聞記者を20分、30分も待たせることが、彼は平気だった。中曽根懇談は、したがって自民党担当の記者クラブである平河クラブ内で一番不人気なものだった。
 彼の正体を知ったのは、彼が首相に就任して間もないワシントン訪問の時の発言だった。彼はレーガン大統領との会談などで、日本は不沈空母・日米運命共同体という仰天発言をして、これが日本国民に衝撃をもって受け止められた時である。
 それまでは、平和軍縮派の宇都宮徳馬でさえも、すっかり中曽根に騙されていた。筆者だけではなかった。宇都宮と二人して「とんでもない総理だ」との認識を共有したものである。以来、彼の改憲論にも監視取材を開始した。読売新聞の「中曽根新聞」化も、否応なしに警鐘を鳴らしてきた。
 中曽根の前々任者の鈴木善幸は、ワシントン訪問時に新聞が初めて「日米同盟」と活字にしたことに、なぜそうなのかと自ら驚愕したものである。それが中曽根のもとで、一挙に「運命共同体」と昇華したものだから、さしもの新聞テレビもびっくりして、中曽根批判を行った。

<8・15靖国神社参拝>

 右翼・国家主義者の中曽根は、8・15靖国神社参拝で、内外に激しい衝撃を与えた。特に中国の反発がひどかった。日中関係は逆転するほかなかった。
 当時は、親中派の後藤田正晴や中曽根派の鍵田忠三郎らが必死で仲立ちして「2度と参拝しない」と約束して、事態を収拾した。
 靖国参拝もまた、右翼の重要な柱であることを、日本国民とアジア諸国民に知らしめた。この靖国参拝は、小泉純一郎内閣と安倍内閣で、共に強行されている。国際社会の重大な懸念事項となっている。

<安倍も岸・中曽根・小泉レベル>

 靖国神社は、国際社会で「戦争神社」と認識されている。しかし、妾政治は、ことさらに神社参拝にこだわりを見せる。その理由は、森のいう「天皇中心の神の国」というカルト教が右翼の精神的支柱だからである。
 これとワシントンの妾の関係が注視されよう。靖国参拝とワシントンへの服従の度合いは、比例しているのである。そこに自衛隊の米軍支援や血税の献上が、より具体化する。
 安倍・日本会議は、岸・中曽根・小泉レベルの対米従属、もしくはそれ以上であろう。
 余談だが、筆者は中曽根を「平成の妖怪」と評している。彼らのしっぺ返しも受けたジャーナリストである。次回にそのことを紹介したい。

<宇都宮徳馬は「アジアに立つ」>

 アメリカ妾論に真っ向から反対した宇都宮徳馬は、自らペンをとって「アジアに立つ」を講談社から出版した。この本はわが自宅の書棚に飾ってある。
 福沢に対抗した宇都宮の、平和軍縮論の行き着く先でもある。欧米に服従して、中国や半島の国々と対立する愚を鋭く批判したものだ。東アジアと東南アジアを友好の輪で結びつける、平和と繁栄のアジアの構築である。欧米の策略から超越した、平和のアジアである。これが筆者の、揺るぎない信念と価値観でもある。

2017年2月9日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

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