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北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、緊急の共同記者発表をした安倍晋三首相(左)とトランプ米大統領=11日夜、米フロリダ州パームビーチの「マール・ア・ラーゴ」、岩下毅撮影 朝日新聞
外交・安保政策の無知を天下にさらしたトランプ大統領
http://kenpo9.com/archives/990
2017-02-13 天木直人のブログ
米国の外交・安保政策を少しでも知っている者なら腰を抜かしたに違いない。
北朝鮮が弾道ミサイル実験をした事を受けて急きょ開かれた安倍・トランプ両首脳の共同記者会見のことだ。
北朝鮮の核ミサイル問題は、米国の外交・安全保障政策の最重要問題のひとつだ。
これまではまっさきに米国が世界に向けて自らの意見を表明するのが通例だった。
ところが、今度の北朝鮮のミサイル発射については、トランプ大統領の反応はあまりにも鈍感だ。
記者会見も安倍首相に促されていやいや臨んだごとくだ。
そして安倍首相が真っ先にコメントした。
それだけではない。
その後に続いたトランプ大統領のコメントが、「100%日本の立場を支持する」だった。
あり得ない発言だ。
この記者会見は歴史に残る記者会見になるだろう。
なにしろ日本の首相が米国の大統領に対し、外交・安全保障政策で100%従うと言わせたのだ。
これは安倍首相の手柄だ。
永久に日本の外交・安全保障の歴史の中で語り草になるだろう。
米国の大統領をはじめて従わせた首相だと。
しかし、その逆に、トランプ大統領は米国内で、「米国の外交・安全保障政策を貶めた万死に値する大統領」という汚名を残すに違いない。
なにしろ北朝鮮のミサイル発射について米国の立場を一言も語れなかったのだ。
日本の首相に意見を述べさせ、それに100%従うと言うしかなかったのだ。
なぜこんな事が起きたか。
それは側近を交えずにゴルフをしていたからだ。
安倍首相はゴルフをする時でも通訳や官僚たちに守られている。
だからとっさの対応ができる。
ところが、あの時トランプ大統領は文字通り裸だった。
ひとりでは外交・安保について何も出来なかったのだ。
急きょ記者会見を開かねばならない事や、その時、世界に向けて何を語ればいいか、まるでわからなかったのだ。
だから安倍首相が記者会見を先導し、世界にメッセージを送り、そしてトランプ大統領がひとこと相槌を打ったとたんに記者会見が打ち切られたのだ。
質問に答えられないから、世界で最短の記者会見で終わったのだ。
世界の首脳はこの記者会見を決して見逃しはしない。
トランプは外交・安全保障については何も知らない。
側近がいなければ何も判断できないと。
米国の大統領がそう思われてはお終いだ。
一番衝撃を受けたのは米国に違いない。
こんな大統領の下では米国は世界の警察どころか、世界から相手にされないと。
トランプ大統領に対する米国内の怒りと反発は半端ではないだろう。
トランプ大統領は致命的な失敗を犯した(了)
口火を切ったのはホスト国の大統領ではなく安倍総理(2017/02/12 16:47)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000094218.html
日米首脳がゴルフで蜜月をアピールするなか、12日朝に北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射しました。
両首脳が初めて直面した大きな安全保障問題。記者会見で口火を切ったのは、ホスト国のトランプ大統領ではなく、安倍総理でした。
安倍総理大臣:「今般の北朝鮮のミサイル発射は断じて容認できません。北朝鮮は国連決議を完全に遵守(じゅんしゅ)すべきです。トランプ大統領との首脳会談において、米国は常に100%日本とともにあると明言されました。そして、その意思を示すために今、(トランプ大統領は)私の隣に立っています。私とトランプ大統領は日米同盟をさらに緊密化し、そして強化していくことで完全に一致しました」
トランプ大統領:「総理大臣、どうもありがとうございました。皆さんにお伝えしたいのは、我々アメリカは同盟国である日本と100%支持するということです」
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