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隠蔽疑惑の南スーダンPKO日報問題 削除日時不明の不可解（日刊ゲンダイ）
http://www.asyura2.com/17/senkyo221/msg/131.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 2 月 20 日 21:30:05: igsppGRN/E9PQ　kNSCqYLU
　

　　　　　　　　


隠蔽疑惑の南スーダンPKO日報問題 削除日時不明の不可解
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/199918
2017年2月20日　日刊ゲンダイ

　　
　　　現地の情報は国民には届いていない（Ｃ）共同通信社

　廃棄したと言いつつ、実は過去の全ての日報が電子データで保存されていることがバレた南スーダンＰＫＯ派遣部隊の日報問題。衆院予算委で稲田防衛相は「隠す意図はなかった」と答弁したが、全く信じられない。

　一連の経過を振り返ると、防衛省がジャーナリストの布施祐仁氏からの「南スーダンＰＫＯ派遣部隊の日報」に関する情報公開請求を受理したのは昨年１０月３日だ。その２カ月後の１２月２日、同省は当該文書の「破棄済み」を理由に不開示決定を出したのだが、仮に廃棄が１０月３日以降であれば組織的「隠蔽」とも見える。そこで民進党議員が防衛省に対して廃棄時期を尋ねたところ、「陸上自衛隊は独自の情報システムでデータを保存していた。削除記録が残らない仕組みのため、廃棄した時期を確認できなかった」と釈明したという。だが、この説明に首をかしげるのが、ＩＴジャーナリストの井上トシユキ氏だ。

「たとえデータを削除しても、どこかで元データを保存していると考えるのが常識です。非常時のバックアップには欠かせないからです。それに、少なくとも、いつ削除したかという履歴は分かるはずで、削除した日時の確定は可能です。（国防上の機密情報を取り扱う役所であるため）履歴すら残さない特殊システムを設置していることも考えられますが、そういう特殊なシステムであることを証明させ、国会で説明するべきです」

■罰則ナシ、廃棄やり放題

　いずれにしても、「保存期間が過ぎたもの」という条件付きとはいえ、役所にとって都合が悪い情報の公開請求を「廃棄」を理由に非開示にしていいはずがない。こんなことがまかり通っているのも、保存期間の過ぎた文書は、情報公開請求後に廃棄してもペナルティーがないからだ。

「情報公開法では、開示請求を受理した後、当該情報を廃棄しても罰則の規定はありません」（総務省情報公開・個人情報保護推進室）

　つまり、保存期間を過ぎた情報の開示、不開示は役所のサジ加減ということだ。今回の防衛省のケースのように「探したけどなかった」とデタラメを言っても、廃棄してもオールＯＫ。稲田大臣が国会答弁でムキになって「破棄したこと自体は法律違反ではありません」と繰り返しているのも、情報を隠蔽し、国会で説明が二転三転する異常事態を何ら反省していない証左だ。

「民間人にとって壊滅的な規模に達している」。国連が安保理に対し、こう警告したという南スーダンの内戦。情報を隠すことに懸命な防衛省から派遣されている自衛隊員が気の毒だ。















有友正本
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100003544565876&story_fbid=1117070665087742
『稲田大臣が国会答弁でムキになって「破棄したこと自体は法律違反ではありません」と繰り返しているのも、情報を隠蔽し、国会で説明が二転三転する異常事態を何ら反省していない証左だ。』


　

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コメント
 
1. 戦争とはこういう物[1827] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2017年2月20日 22:34:47 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[470]
戦時中の関東軍も何をしても内地には機密。
結果、ノモンハン「敗戦」も「事件」に言い換え、
果ては虐殺や人体実験など遣り放題となったんのでは。

2. 2017年2月21日 09:37:21 : esmsVHFkrM : Z3UQbl@PdwA[720]

なにしろ、日本の右翼国家主義利権官僚政府は、公文書をやたらに廃棄して証拠隠滅するのが大得意だからね。都合の悪いものはみんな捨てちゃって、後で「記録にない、キリッ」なんて平気で言う。

その最悪な例がこれだ、

敗戦のドサクサに政府、軍が組織的に公文書を大量隠滅した。陸海軍の中央機関、政府の各省庁、市町村の役所役場に至るまで軍事関係の文書の焼却が命じられた。

一番徹底した陸軍においては、8月15日の敗戦直前に参謀本部総務課長および陸軍省高級副官命令で全陸軍部隊に対して機密書類焼却の命令が発出された。軍部からは各新聞社に対してまで戦争関連の記録写真を焼却すべしとの圧力が加えられている。

外務省においては早くも8月7日に「じゅうぶん早きにおよんで全部を焼却す」なる方針が示され「極秘記録」を始めとする外交記録の多くを「非常焼却」した。

内務省においては戦時中の言論・思想・報道統制と弾圧の当事者であっただけあって公文書焼却に必死だった。当時官房文書課事務官であった大山正は、「内務省の文書を全部焼くようにという命令が出まして、後になってどういう人にどういう迷惑がかかるかわからないから、選択なしに全部燃やせということで、内務省の裏庭で、三日三晩炎々と夜空を焦がして燃やしました」と回想している（吉田裕「敗戦前後における公文書の焼却と隠滅」（「現代歴史学と戦争責任」青木書店1997年））。

戦時中の内務省官僚（鹿児島での特高課長経験もあり）で戦後自民党有力政治家となった奥野誠亮は「戦犯にかかる恐れのあるような書類は処分しろと・・・・・・私も戦犯にされるおそれのあるような公文書を処理しろと指令を書きました。（中略）私も直接、名古屋の中部地方総監へ行きました。公文書を焼けといったものだから、方々から炎がいっぱい上がっていましたね。」と回想している（奥野誠亮「派によらず、義を忘れず　−　奥野誠亮回顧録」PHP研究所2002年）。

こうやって戦前右翼国家主義ファシズム政府の公式文書をみんな証拠隠滅しておいて、ほとぼりが冷めたら、「従軍慰安婦強制連行を証明する文書はなかった」なんて平気で言うし、右翼を使って「南京虐殺はなかった」とか「従軍慰安婦問題は嘘だ」とか言わせちゃうわけだ。

もう右翼自民党＝利権官僚政府とその統治は茶番だ。自由も民主も自民党の名前以外のどこにもない。あるのは、薄汚い利権と姑息な証拠隠滅と事実を言葉の言い換えでごまかしたオーウェルの「1984」のような完全な全体主義だ。

日本人はいつまでこういう右翼の国家主義・全体主義に搾取され殺され続けなければならないのか？

ほんとうにおぞましい。

3. 2017年3月10日 02:11:51 : b6SUcwWPdI : JQNUhrWIY5k[19]
隠ぺいしてまで、日本の部隊を南スーダンに送る理由は何か。

戦後、日本はＧＨＱの命令で戦力を奪われ、平和ボケの教育を強いられた。
アメリカの友好国になるように仕向けられた映画やドラマが多かったと言われている。
その教育で、日本は韓国みたいに恨みを言わなくなった。
けれど、広島や長崎の記憶が残る人達には、いまだに痛恨を残している。

トランプが「なんで日本を守らなければいけないのか」と言うのは、歴史を知らなさ過ぎ、無知に過ぎない。
無理やり軍隊つぶしといて、アメリカが守ってやるからって方向で放棄させたんじゃないか。
身勝手すぎるアメリカの対応。
今さら、日本も参加しないとズルいとか言われてもねェ

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