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“安倍一強”でも総裁任期「3期9年」が実現するかは別の話 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/144.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 3 月 09 日 16:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

   


“安倍一強”でも総裁任期「3期9年」が実現するかは別の話 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201009
2017年3月9日 日刊ゲンダイ

  
   自己都合による解散をやっている暇はない(C)日刊ゲンダイ

 自民党大会が終わって、衆議院解散は2018年秋、同年9月の総裁選と12月の任期満了の間にまで先送りされるだろうというのが、永田町のプロたちの読み筋である。安倍晋三首相とその側近たちは、昨年来、伊勢志摩サミットを受けて衆参ダブル選挙だ、プーチン来日で北方領土返還祝賀選挙だ、それがダメなら「真珠湾」選挙だと、まあ年がら年中“解散風”を吹かせて、それを政局運営のテコにしてきたというのに、どうしたことなのか。自民党のベテラン秘書氏に聞くと、こう言う。

「ひとつには、解散をちらつかせすぎて狼少年のようになって誰も本気にしなくなってしまった。もうひとつには、民進党の迷走で野党の選挙共闘態勢が当分まとまりそうもないから、慌てることはないという判断もある。さらに、3期9年への総裁任期延長が党則上で確定したので、安倍総理自身、少し落ち着いて、長い目で改憲までの日程を考えられるようになったのではないか」

 つまり、安倍のゆとりの表れだというのだが、野党の中堅議員の見方は違う。

「安倍にゆとりなんかないですよ。目先、大阪の森友学園疑惑は毎日のように怪しい新事実が出てきて、どこまで泥沼化するのか分からない。一部には『5月電撃解散』だとか『7月衆都ダブル』だとかいう話もまだ残っていますが、森友の先行きが見えない中ではリスクが大きすぎるでしょう。今年秋から来年初めはひとつのタイミングだが、11月とされるトランプ来日をはじめ、けっこう日程がきつい。18年に入ると、4月に黒田東彦日銀総裁のクビをすげ替えるかどうか、これはアベノミクスの総括に関わるので結構しんどい議論になるでしょう。6月ごろには新しい年号の決定をはじめ譲位・改元の準備が本格化するだろうし、そういう厳粛であるべき時期に安倍の自己都合による解散などやっている暇はないのではないか。とすると、総裁選前に解散を打つのは難しいし、それによる議席の減らし方次第では、総裁3選が難しくなる。そこで、総裁3選を果たした後、12月の任期満了までの間に、追い込まれたのではないような形をつくって解散するしかないのでしょう」

 実は、ゆとりどころか、かなりナローな道を辿ることになるというのである。

 しかし、こうした議論はどちらにしても、安倍政権が18年9月まで無事に続いて、彼が3選に挑む余力を持っているという前提に立っている。永田町のご町内だけ覗き込んでいれば「安倍一強」はいつまでも続くように見えるかもしれないけれども、例えばの話、4月の習近平訪米でトランプがベッタベタの親中路線に踏み込んで、安倍の「中国包囲網」外交の基盤が爆破されるといったこともありえないとは言えない。マスコミは、安倍の「3期9年」は当たり前のような語り方をしているけれども、騙されてはならない。

高野孟ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。









 

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コメント
 
1. 新共産主義クラブ[3324] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年3月09日 16:19:56 : GkE3NcyfvE : P3ZGA6QpFfo[1]
 
 東芝の西田会長(当時)は、歴代の東芝の人事の慣例を破り、佐々木社長(当時)に会長の座を譲ることなく、
 
 佐々木社長(当時)は、新設した副会長職に置き、自分は会長に居座った。
 
 自分が辞めれば、粉飾決算のインチキが隠し通せなくなると考え、辞めるに辞められなくなっていたのだろう。
 
 
 安倍政権は、金権よりも、おそらく警察権力を使った、違法な盗聴、捜査をおこない、謀略をおこなって、自民党内の政敵を粉砕し、外交安全保障では、国民を裏切るような背信行為をおこなっているように思う。
 
 たとえば、北朝鮮政府との交渉など。
 
 そのため、安倍晋三は、首相を、辞めるに辞められなくなっているのだと思う。
 
 辞めたら、腹心を後継者にしない限り、秘密が暴露されるからだ。
 

2. 2017年3月09日 16:24:09 : AZOYGnXbjk : mTw@oLDqdKI[10]
安倍はもう終わっているだろう。

森友学園のことを不問にしてもらえるなら、首相も議員も辞めたいくらいの気持ちじゃないか。


3. 2017年3月09日 16:38:29 : 9h9Xztblbs : j5MliOHuDIo[8]
馬鹿だからそんな悲惨な結末を想像もしてないだろ。
そういう顔してるだろ。

4. 2017年3月09日 17:00:32 : z115eFrfQw : xIU83C3rr6w[5]
カレイドスコープサイトは
いつ訪問しても面白いですよ!

5. 2017年3月09日 17:09:14 : NHRQTGuvrs : JefIeZB_sC8[12]
安倍一強とか他に候補がいないとか言うが、石破さんはダメなの?
石破さんは、保守で勉強家である。顔は怖いが、根はいい人だと思うよ。

6. スポンのポン[6066] g1iDfIOTgsyDfIOT 2017年3月09日 18:31:37 : ub3Hx2T5Ns : HiNKVHdYRfQ[719]

>>5.

>安倍一強とか他に候補がいないとか言うが、石破さんはダメなの?

■そうやってまた同じことを振り出しから始める。
 自民党の人間はすべて悪だという単純な事がどうして学習できない。
 悪い男に何度も騙されるバカな女のようだ。
 
 


7. 2017年3月10日 00:50:15 : qNApj6abVo : pmR1FMr_lBA[243]
石破も、安倍と変わらん戦争屋だ。

自民党にはまともな政治家が少なくなっている。

安倍も吉本馬鹿劇場政治が長く続くからです。

戦前政治を目指している政党など下野させ、崩壊させないとね。

国民主権をないがしろにしているぞ!


8. 2017年3月10日 19:48:01 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-5742]
2017年3月10日(金)
主張
安倍氏の改憲執念
総裁任期延期も準備のためか

 先日の党大会でこれまで「2期6年」となっていた総裁の任期を、「3期9年」に延長すると決めた自民党の安倍晋三総裁(首相)が、大会でのあいさつで、憲法の「改定」案を国会で決めて国民投票に提起する「憲法発議」の議論を「リード」することを強調し、改憲への執念を改めて示したものとして注目されています。安倍氏が来年9月の総裁選で3選されればこのあとも長く総裁を続けることになり、任期の延長を国民に改憲を押し付けるために利用する危険は重大です。安倍政権の手による改憲に反対し、憲法を守り生かす世論と運動を広げることが重要です。
「具体的な議論をリード」

 「今年は憲法施行70年の節目の年。未来を見据え、新しい国づくりに取りかからなければならない。自民党は憲法改正の発議に向けて、具体的な議論をリードしていく。それこそが自民党の歴史的使命だ」―。当日(5日)インターネットを通じても流された安倍氏のあいさつは、相変わらず何のために、憲法のどの条文を変えるか明示しない、“初めに改憲ありき”というしかない「改憲先行」のものでしたが、言葉の端々に、改憲に向けての異常な高ぶりを示したものだったのは明らかです。

 自民党内でも「改憲派」で知られる安倍氏はこれまでも事あるごとに改憲への執念を繰り返していますが、昨年の参院選で衆院に続き参院でも改憲の発議に必要な3分の2の議席を確保して以降、発言はいっそうエスカレートしています。自らの強い指示で「改憲の発議に具体的な歩みを進める」と明記した今年の党大会での運動方針と、そのために「議論をリードしていく」と明言した党大会での安倍氏のあいさつには、改憲への一切のためらいがありません。

 安倍氏は自民党総裁であるとともに首相であり国会の議員です。憲法99条は「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」と定めています。同条は憲法で国家権力をしばる、立憲主義の原則に基づいたものです。「改憲に向けての議論をリードしていく」と明言してはばからない安倍氏の態度は、まさに憲法が定めているその「憲法尊重擁護の義務」さえかなぐり捨てたものというほかありません。

 安倍氏が「改憲」と言いながら、狙いとする国家緊急権の明記にせよ、憲法前文と9条の改定による平和主義の破壊にせよ、中身に触れないのは、改憲が国民に支持されておらず、その批判を恐れるためです。しかし、もともと憲法の尊重擁護義務を守ろうとしない安倍氏がいくら隠しても、憲法破壊の危険性は変わりません。安倍氏が触れなければ触れないほど、危険はますます鮮明になるばかりです。
危険な狙いを許さず

 自民党が今回、総裁の任期を「3期9年」に延長したのは、安倍氏に代わる総裁候補が見えにくい党内事情が主な理由ですが、任期を延長すれば、来年末で衆院議員の任期が切れる総選挙の時期なども選択が広がります。改憲発議を準備する衆参の憲法審査会は昨年から再開しても審議が難航しており、そのためにも任期延長で時間を稼ぎ、準備を進めたいという思惑が安倍氏と周辺にあるのは間違いありません。そうした狙いを許さない世論と運動が急がれます。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-10/2017031001_05_1.html


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