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2017年3月26日 くろねこの短語
「８億円値引きは会計検査院の監査対象なので５年間保管」「『１年未満の文書だから廃棄した』と国会でしゃあしゃあと言っているのは、驕りと欺瞞だ」「はっきり言って、理財局長なんかの首飛ぶ問題だ」（「公文書管理委員会」委員長代理・三宅弘弁護士）
やっぱりお腹痛くなっちゃったんだろうか、ペテン総理が人間ドックで検診受けたそうだ。定期検診って言ってるけど、かなりまいっているのは間違いない。
で、その私人の嫁なんだが、騒動の渦中にいるというのに連日ように講演に駆けずり回っているってんだから、なんとも食えないおばはんだ。Facebookでの言い訳も、官僚が書いたんじゃないかと疑われているようで、この能天気振りがいつまで続くことやら。安倍晋三と離婚なんてウルトラＣ（これは死語か）が飛び出したりしたら面白いんだけど・・・なんて妄想も楽しい日曜の朝である。
・昭恵夫人Facebookコメントも“危機対応の誤り”か
ところで、「安倍晋三記念小学校」疑獄では、財務省がことごとく内部文書を破棄していたってんだが、「文書管理規則で保存期間１年未満に分類される文書で、売買契約の締結をもって事案は終了したから記録は速やかに廃棄した」というのが不貞腐れ理財局長･佐川君の説明だった。
新聞・ＴＶがその説明を何の疑問も持たずに垂れ流していることになんとなく違和感を覚えていたんだけど、昨日のＴＢＳ『報道特集〜籠池理事長 単独インタビュー』で「公文書管理委員会」委員長代理の三宅弁護士が鋭く批判していたのには拍手喝采ものだった。ちょっと長いけどじっくりのお読みいたたきたい。
「当然、８億も下げたら会計検査院の対象となることは分かりきっている。最低５年間は保存しないといけない。それが『１年未満の文書だから廃棄した』って国会でしゃあしゃあと言っているというのは、驕りと欺瞞だと思う。政治的な思惑があったのかは知りませんが、税金の使い道についてはきっちり国民に知らせなくてはいけないという発想が、今の役人の中に、はっきりした意識がないのではないか」
「交渉記録の廃棄をもし故意にやっていたとしたら、刑法の『公用文書等毀棄罪』に該当します。仮に故意でないとしても『公文書等管理法違反』であることは間違いありません。重いんですよ、実は。国会で笑いながら審議してもらうような話ではないのです。意思形成過程の文書を残そうという認識が政府全体で欠けている。はっきり言って、理財局長なんかは首飛ぶ問題だと思います。責任問題ですよ、これは。自分たちが作った法律を守らなければ、戦前に情報隠ししたのと同じようなことが起きてしまうというのが私の危惧です」
いやあ、胸のつかえが降りた気分だ。不貞腐れ理財局長の佐川君が聞いたらオチッコちびっちゃうかもね。「会計検査院の対象になるような案件は裁定５年間は保存」「故意に破棄したら公用文書等毀棄罪に該当」ってんだから、やっぱり三宅弁護士が指摘するように「国会でしゃあしゃあと言っている」場合じゃないんだね。
籠池理事長 単独インタビュー 20170325houdoutousyu 投稿者 gomizeromirai
本来なら、こうした調査報道をするのがメディアの仕事はずなのに、いまや政府広報という機能しかないのが現実で、こういう批判が出てきたってのは貴重なことだ。いやあ、久しぶりに気骨ある司法の迫力にジヒレました。
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