安倍政権を支えているのは、熱狂でなくて諦めに近い。
どうせ政治家なんて悪いことするんだ。
どうせ政治なんて悪い方にしか向かわないんだ。
政治によって起こる不幸なんて、天災みたいなもんで耐えるしかないんだ。
だったら自民党でいいじゃん。

そういう諦めが自民党を支えているんだと思う。
この諦めを希望で割らなくてはいけない。
誰ができるんだかよくわからないけれど。

当時ドイツの保守党と経済の指導者は，インフレや失業に追い詰められ，第二党のナチスに政権を委譲とした。

そしてヒットラーは第一次信用縮小恐慌下の最大の課題「失業」を、ユダヤ商人と左翼知識人を追放抹殺と、突撃・親衛・海空陸軍の大募集と、軍事工業の大増産によって、一気に解決し，どの国より早く恐慌から脱出し、ヒットラーは選挙で圧倒的に勝利したのです。

しかし第一次世界大戦戦勝国のヒットラーは，予想外の独ソ友好条約締結とポーランドの独ソ分割によって裏切られた。その後の歴史の推移はご存じのとおりである。

そしてヒットラーに親近感をもった極右集団の支持率は25％に近づいてる。国民に耐乏を強制する債券はデフオルトせよ！外国人は追放して雇用と景気を回復させよう！とスローガンをかかげた政党が過半数を占める国は続出することになる。

従って，歴史的周期から,2011年以降は，超インフレ・デフレに困窮すると，愛国的熱狂を利用したカリスマが登場するのです。この愛国的熱狂による支持率が高い政権は，貿易・外資増加には，マイナスに作用するために，諸刃の剣となる。

2000年〜2020年は，極右集団の活動期になる，｢日の丸教育｣軍国復古調的米国追従を徹底し格差を拡大し耐乏を押しつけることになる。この軍国復古主義には賞味期限がある。しかもこの期間に，民主主義のルールが次々と破壊されていきます。

だから，2020年に近づく後半には，革新的平和的なカリスマが登場するはずです。このカリスマが産業革命を加速させ人類を世界的信用収縮危機から救うことになる。

というのも、もちろん悪い意味においてだが、
ヒトラーはそれなりの人物ではあったと思う。

一方、安倍の人物や能力については、
日ごろから阿修羅でも批判されている通り。

厳格な父親の抑圧に反抗し、画家を目指していた
無名の青年ヒトラーは、第一次大戦には自ら志願して
バイエルンの一兵卒となり、
そこから最終的にドイツ国の総統にまで上りつめた。

安倍晋三がヒトラーと同じ境遇に置かれたとして、
同じことが出来るとは私には到底思えない。