別の意味で『平野達男』は異次元のトウヘンボクなので“殿堂入り”（笑）

根本さんは他の連中に『並べ比べる』のは失礼でしょうから、除外します。

松本　⇒　竹下　⇒　高木　⇒　今村　・・・とまあ、このラインナップ、惨憺たるものでしょう。

誰だって『１００円使い捨てライター』の方が役に立って思う。

少なくとも、仮に役に立ったなくったって“害”にはならない！

関係ね〜ことホザいてんなボケっ〜！

ウェキで拾った生茹知識を披露してなんになる？

まあ、オマエも語れば“炎上”のマッチ棒くんだが。（笑）

私が、主に『太平洋戦争時』の兵器・軍事マニアだって事を知らぬオマエではあるまい。

あ、そうか、前任者からちゃんと引継ぎを受けてないのか。（笑）

一式陸攻や零戦を含む当時の日本機の欠点は、“止むを得ない”選択の結果でもあり、
戦術的思考を研ぎ済まし、昨日を“先鋭化”した結果でもある。今日的視点ではアラばかりだろうが、
当時の航空機の発展段階においては、旧日本軍の“航空兵装思想”もまた選択肢のひとつと言える。

まあ、一夜漬けのド素人相手に、当時の兵器・戦術談義をするつもりは無いので、失礼！（笑）

今日的な常識で、当時の日本軍の用兵思想と航空機の特性をアゲツラっても意味がない。

まず、昭和初期の段階では、航空機はまだ“脇役”であり、特に海上の王者は戦艦だった。

航空攻撃（航空機が運べる程度の爆弾・魚雷）では、作戦行動中の戦艦を沈める事はできない、と。

また、発展途上で貧しかった日本帝国は、前線装備は列強に肩を並べられるほどになっていたが、
補給・修理含む後方支援装備、基地造成の為の重機の導入などがかなり遅れていた。

だから、適時戦時に航空基地を飛び石のように造成していくという戦略思想はなく、
長大な航続距離から敵を長躯アウトレンジ、神出鬼没に遠方の敵基地や作戦行動中の部隊を叩く、
という用兵思想から、新規開発の航空機への緒言要求が成され、続々と新鋭機が導入されていった。

また、対米６割戦力の量を質で補うために、艦艇もそうであるように、航空機もまた、
限られた容積に目一杯の“重装備”を詰め込むという無理が押し通されてしまっていた。

その結果が『居住性』の劣悪さであり、飛行機であれば防弾性能の低さ（無さ）でった。

ヨーロッパの海軍士官が日本の重巡に乗り込んで、
『私は今日初めてクルーザーに乗った。今までのは客船だった』
と皮肉交じりに言ったのは有名な逸話である。

さて、昭和初期から太平洋戦争に突入するまでの日本の航空兵装の泣き所は高出力の発動機の開発に遅れた事だ。
ついぞ敗戦に至るまで、２０００馬力級の実用エンジンも、ターボチャージャーも実用化できす。

それは、最先端の基礎的技術力の欠如ではなく、工業製品としての規格化や品質管理の考え方、
工業製品を生産するライン構築や生産に携わる作業員の質的向上など、近代工業の定着の問題であり、
当時既にフォードなどが大量生産ラインを稼動させていたアメリカに１０歩も１００歩も遅れていた部分だ。

こういう時代背景、用兵側の事情、工業化レベルの結果として、当時の全ての兵器が存在する。

そして、少なくとも昭和１０年頃の日本帝国の航空機の性能は列強に肩を並べ、むしろ追い抜いた時期である。

それを象徴するのが、海軍では『零戦（レイセン）』、『９９（キューキュー）艦爆』、『９７（キューナナ）艦攻』、
件の『一式陸攻』、陸軍では『一式戦闘機・隼』の存在であり、漏れなく特有の“特徴”を有していた。

それは、洗練された航空力学的な機体であり、長大な航続距離であり、突出した攻撃力であり、居住性・防弾性の劣悪さだ。

だが当時、超優速な敵戦闘機もなく、ＶＴ信管の登場しておらず、

�@戦闘機はその優れた運動性能と強力な武装（２０ｍｍ機銃）で制空権を取れる。
�Aその戦闘機も長大な航続距離を誇るので、爆撃隊に随伴して敵地上空の制空権を得る。
�Bゆえに爆撃機は、速度と防弾性を犠牲にしてでも『爆弾搭載両と長大な航続距離』を優先とする。

という考え方から発想されたのが『インテグラル（翼内）タンク』なのである。

そしてこれは、発動機の出力に余裕が有れば防弾装甲を強化できるのだが、という話に戻ちゃう。（笑）

発動機の高出力化には、敗戦時まで日本は苦しむ事になる。

マレー沖開戦にしても、戦闘機の護衛なしに出撃した『一式陸攻/９７陸攻混成部隊』は、
英国艦隊に空母が居なかった事が幸いして大戦果を得たが、ポムポム砲などの熾烈な対空砲火で大きな被害を出した。

問題は『燃えやすい飛行機』ではなく、所有する装備・兵装の特徴を理解せず、
与えられた戦力の『使い場所』と『使う条件』を選別できなかった前線指揮官、
また実戦で有られた貴重な戦訓を次の戦いに生かす事のできなかった軍組織にある。

太平洋戦記・兵器マニアの私に言わせれば、『９７式陸攻撃』⇒『一式陸攻』⇒『銀河』に至る陸上攻撃の流れは、
米陸軍の『Ｂ−１７』、『Ｂ−２５』、『Ｂ−２９』の系統とは趣を異にする“傑作気の系譜だ”と断言したい。

その『ワンショット・ライター』と、搭乗員すら自嘲した機体に魂を吹き込むべく猛訓練に励み、
願い叶わず戦場の空で散華した、当時の若い搭乗員の無念を思い、改めて手を合わせたい。

８月１５日じゃなくても、靖国じゃ〜なくても、いつだって『哀悼の誠』を捧げる事はできるんだ。

まあ、わたしゃ、政治家が使う『哀悼の誠』って言葉が大ッ嫌いな人間でもあるがね・・・

×（誤）：　戦術的思考を研ぎ済まし、昨日を“先鋭化”した結果でもある。
↓
○（正）：　戦術的思考を研ぎ済まし、機能を“先鋭化”した結果でもある。

＊＊＊＊＊

また、０８　での米軍の爆撃機の並びは、

『Ｂ−２５（双発）』⇒『Ｂ−１７（４発）』⇒『Ｂ２９（４発）』と並べるべきだったでしょう。

まあ、誰も気にもしないとは思いますが。（笑）

×（誤）：　�@マレー沖開戦にしても、
　　　　　　�Aまた実戦で有られた貴重な戦訓を
↓
○（正）：　�@マレー沖海戦にしても、
　　　　　　�Aまた実戦で得られた貴重な戦訓を

まことにスマソ。

それがご退場（遁走）の捨てゼリフ？ダッセ〜！（爆笑）

オマエもさ、いつも済ました顔でさもそれらしい引用ばっかしてねーでサ、
たまには『自分の言葉』で意見や見解を語ってみたら？

オマエがそんな事“出来ない”ことを承知で、助言しとく。