成金赤ブタと安倍政権が朝鮮危機を煽り、国民を恐怖におとしいれ（わざわざ地下鉄などをとめるという茶番）、
さすがに日本国民も改憲の必要性と９条の変更を求める人たちが増えただろうと思ったのではないか。

さにあらずや。日本人はそこらの国民とはちょっと違う。そんなにバカではない。今回のつくられた危機をみて、逆にますます憲法の有り難さと９条の必要に思い至ったらしい。わたしもそうだ。

だれがなんといおうと放っておけばいい。軍隊も軍備も、９条は自衛のための軍備を否定していないという「解釈」で充分やっていける。
わざわざ改憲する必要などない。改憲して９条をこわせば、即、日本の自衛隊員は日本のためではなく米国のために死ぬことになる。
こんなことを愛国者であるわたしは許せない。憲法を改定せよなどというやからは、売国奴である。

これは嘘である。
正確には、1951年（昭和26年）9月8日に日米安全保障条約が結ばれ、米軍の無期限の日本駐留が認められたときに、日本国憲法第九条は形骸化した。

米軍の日本駐留は日本国憲法第九条に違反している。

第２章　戦争の放棄
第９条　
２前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。

このＮＨＫ調査もまやかしである。
この調査には、米軍の日本駐留を合憲と思うか否か、の根本的な問いが抜けている。

恐らくこの問いには日米安保条約への質問
「同盟関係をより強化していくべきだ」が２７％、
「現状のまま維持していくべきだ」が５６％、
を見ると、自衛隊の問いへと同じ位、合憲と思う者が６２％位かもしれない。

結論
「憲法第九条のお陰で日本の安全は維持されてきた」は間違いである。憲法九条を無視して自衛隊があり、米軍が居たから日本の安全が維持されてきた、が真実である。
つまり、「憲法第九条のお陰で日本の安全は維持されてきた」は日本のマスコミが刷り込んだ妄想であり、多くの国民はマスコミの嘘に騙されていることに気付いて居ない。
ＮＨＫはその嘘・妄想の維持に努めている。
ＮＨＫには在日が多数いると言われており、彼等がこのような調査を行ったのだろう。

そんなことはどうでもいいんだよ。
だれのおかげで平和や安全が維持されてきたかなんて必要ない。分析すればそりゃあいろいろなファクターがあるだろうけど、それはおれの改憲論議には関係ない。
いま、アメリカが望んでいることは、じぶんたちの大失敗（平和憲法を日本にあてはめてしまった）をなんとかひっくり返して、日本の軍隊を自分たちの侵略の尖兵にしたいということだ。
この一点にのみ、安倍とその黒幕である米国の望みがある。
憲法があろうがなかろうが戦争が起こるときは起こるし、攻撃されれば反撃する。これは、憲法があろうがなかろうが自然権（生存の自由、防衛の権利）としてあたりまの自然な行動であり、法律や憲法よりも優先される人間の当然の権利だ。

憲法論議で一番の肝は、米国の尖兵になって日本人が日本のために戦うのではなく米国のために死ぬということ。この一点からおれは改悪に反対している。
憲法が有るから平和だとかそういうことはどうでもいい話だよ。

「おれの改憲論議」をしているわけでは無い。
「おれ」が独裁者ならば、憲法はどうでも良いだろうが、民主国家ならば誰でも理解できる憲法を書かねばならない。

ドイツは憲法(基本法)を改正して軍隊を作り、NATOへ加盟したが[1]、ドイツが米国の尖兵になってドイツのために戦うのではなく米国のために死ぬんでいる、など聞いたことが無い。
つまり、憲法九条を改正すると、「米国の尖兵になって日本人が日本のために戦うのではなく米国のために死ぬということ」は、大嘘である。

[1]GrundgesetzfurdieBundesrepublikDeutschland ドイツ連邦共和国基本法
http://www.fitweb.or.jp/~nkgw/dgg/
第87a条[軍隊の設置と権限]
(1)連邦は、防衛のために軍隊を設置する。軍隊の員数および組織の大綱は、予算によって明らかにしなければならない。

　９条なんて、この７０年間まったく守っていないし、日本国民の誰一人として守ろうとも思っていない。また、守ろうとしても守れないことを日本人全員が知っている。日本人は全員、９条を守ろうと口では言いながら、９条を破っている。

　９条は悪法だが、誰も守ろうと思っていないし、ずっと破り続けているから、あっても実害はない。実害はないから、護っていてもいいじゃないか。

ふしだらな極右政権は、やる事なす事ダメ、
議員辞職しない、任命責任しない、憲法改正できない。
スリーアウトチェンジである。

ドイツと日本ではまったく状況も条件も違う。
たとえば第二次世界大戦中、日系米人は財産をとりあげられ強制収容所に隔離されたが、独系米人にはなんのアクションもなかった。
ドイツがアメリカの尖兵として使われてないから日本もない？
そもそもドイツはNATOの一員としてアメリカの暴虐な中東戦争に駆り出されてるじゃないか。
あんたは、条件の違う例から別の領域の問題全体をあまりにも短兵急にあてはめて妄想しすぎなんだよ。
「つまり」もくそもない。論理として成り立ってない。

同じ敗戦国でありながらイタリア、ドイツと日本がどうれほど違うか以下の記事を読んでからものもうせ。
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/502.html

イタリア、ドイツは米国の奴隷ではないが、日本はあきらかに占領状態だ。
とうぜん、９条が改悪されれば、アメ公のいうとおり自衛隊員は戦地へ行かされる。
これまでのアメリカの要求からして、あたりまえだろが。

この記事に次の文章がある。

〔敗戦国ドイツが挑んだ交渉　不平等を改定させた「世論」〕
次に向かったのは、もう一つの敗戦国ドイツ。1993年、ドイツは地位協定の大幅な改定を成し遂げた。
ーー

つまり、「ドイツはドイツは地位協定の大幅な改定を成し遂げた」。

岸首相は1960年に安保条約を改定した。
それまでの安保条約では米軍は無期限日本に駐留できた。岸首相はこの無期限駐留は屈辱的であるとして、改訂の10年後には日本の通告で安保条約を一方的に破棄できるように改定した。

新安保条約
第10条 当初の10年の有効期間（固定期間）が経過した後は、1年前に予告することにより、一方的に廃棄できる旨を定める。いわゆる自動延長方式の定めであり、この破棄予告がない限り条約は存続する。

しかし、日本のマスコミ、ＮＨＫや朝日新聞はこの内容を一切報道せず、岸首相が無期限に米軍を駐留させることを意図したかのように歪曲して報道した。
それで今の新安保条約は何時でも日本の意思で破棄できることを多くの国民は知らない。

つまり、岸首相は日米安保条約を日本側に有利になるように改定したが、ＮＨＫは今でもそれを隠蔽・歪曲している。
このような悪質なマスコミのお陰で国民は無知・蒙昧になっており、日本はドイツやイタリアのような地位協定の大幅な改定は不可能になっている。

しかし、日本はドイツ式に憲法を改正して自衛隊や米軍を合法化し、ドイツ式に地位協定の大幅な改定を行うべきである。
ドイツが出来ることを日本が出来ないわけが無い。

それこそ朝鮮戦争にも兵を出していたかもしれない。少なくとも在日米軍、マッカーサーは日本の戦争参加を望んでいたはずだ。その不参加で日本は世界の多くの国から信頼を得てきた。

ただし日米同盟が解消される時があれば自衛権は明記する必要があるだろう。ただしそれはまだ予期しうる近未来にはない。

　憲法九条は、破れば破るほど支持率が上がる。なぜなら、必要な制度はわざわざ改憲しなくても、解釈会見すれば出来ると国民は思っているからだ。国民は、必要ならこれからも破ればよいと思っている。９条は悪法だが、いくらでも破れるのだから、実害はない。

　破れば〜破るほど、よか９条。だ。

>>9
じゃなんで血眼になって変えようとしてるの?