すべては安倍サマの気分次第 国会は完全に茶番劇と化した　もう戻れないこの国の惨憺
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/204697
2017年5月5日　日刊ゲンダイ

　　
　　　今村大臣（左）は辞任したものの…（Ｃ）日刊ゲンダイ

　マトモな国民はついに、と呆れたことだろう。「東北でよかった」の暴言でアウトになった今村前復興相の辞任劇のことだ。福島原発事故に伴う自主避難者について「本人の責任。裁判でも何でもやればいい」と冷たく言い放ち、フリー記者にブチ切れた時点で、復興相の資質がないことは明らかだった。

　それでも安倍首相は擁護し続け、結局、墓穴を掘ったわけだが、今村個人だけでなく、あんな男を大臣に任命し、庇い続けた安倍首相の責任こそ問われるべきである。

　ところが、表面的には平身低頭の安倍も自民党も、隠れて舌を出している。資質ゼロなら、稲田防衛相や金田法相、山本地方創生相、鶴保沖縄北方相ら辞めさせるべき閣僚は他にもいるのに、嵐が過ぎるのを待てば大丈夫と思っている。

　コラムニストの小田嶋隆氏はこう言う。

「『東北でよかった』という暴言が更迭の引き金になりましたが、発言としては前回の『本人の責任』の方がひどいと思います。あれは復興相が絶対に言ってはならない言葉です。今回、更迭となったのは、もちろん２度目だというのはありますが、更迭に踏み切った大きな理由は、前回は記者会見の場だったが、今回は安倍首相も出席するパーティーでの失言だったからではないか。『私の顔を潰した』『恥をかかされた』と安倍首相は激怒した。首相の機嫌を損ねたからクビ、ということです。今や大臣の任命基準は、安倍首相の気持ちひとつ。政権のガバナンスとしてどうかと思います」

　北朝鮮と同じように、何でも“安倍サマ”の気分次第だから、国会なんてあってないようなものだ。

　森友学園の籠池泰典前理事長の「証人喚問」は安倍首相のツルの一声で決まった。衆院厚生労働委員会で、介護保険法改正案が突然、強行採決されたのも、森友絡みの質問に不機嫌になった安倍に対する自民党の“忖度”だった。

　首相は本当に「立法府の長」になってしまった。民主主義は風前のともしびである。この国はレッドラインを越えはじめている。

すべては安倍サマの気分次第 国会は完全に茶番劇と化した | 日刊ゲンダイ

首相は本当に「立法府の長」になってしまった。民主主義は風前のともしびである。この国はレッドラインを越えはじめている。 https://t.co/sV3p70L8fZ

― 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2017年5月5日

すべては安倍サマの気分次第 国会は完全に茶番劇と化した
小田嶋隆氏「復興相更迭に踏み切った大きな理由は『私の顔を潰した』『恥をかかされた』と安倍は激怒。首相の機嫌を損ねたからクビということ。大臣の任命基準は安倍首相の気持ちひとつ」 https://t.co/UKUfLbac7p

― つぐのすけ (@tcdctrn) 2017年5月4日

次の選挙で自民党公認を外されるのがそんなに怖いのか？
自民党のヒラメ議員

すべては安倍サマの気分次第 国会は完全に茶番劇と化した https://t.co/wyArWRsjTI #日刊ゲンダイDIGITAL

― あいちゃん (@HOrhFuOmWIDDDXs) 2017年5月4日

『今回は安倍首相も出席するパーティーでの失言だったからではないか。『私の顔を潰した』『恥をかかされた』と安倍首相は激怒した。』

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― 有友　正本 (@AritomoMasamoto) 2017年5月4日

すべては安倍サマの気分次第 国会は完全に茶番劇と化したhttps://t.co/LyTnl0cBBZ北朝鮮と同じように、何でも“安倍サマ”の気分次第だから、国会なんてあってないようなものだ。民主主義は風前のともしびである。この国はレッドラインを越えはじめている。

― 秋野あかね (@dougakan) 2017年5月4日

＜すべては安倍サマの気分次第 国会は完全に茶番劇と化した＞　それでも安倍首相は擁護し続け、結局、墓穴を掘ったわけだが、今村個人だけでなく、あんな男を大臣に任命し、庇い続けた安倍首相の責任こそ問われるべきである。 https://t.co/08aCwHocNl

― 石川栄一（元大学職員）自由と平和　脱原発 (@ishi2011t) 2017年5月5日

すべては安倍サマの気分次第 国会は完全に茶番劇と化した
安倍サマによるイカサマ政治。国民の代表である代議士が、総裁の顔色を始終伺っている。情けない限り。武士道の精華、反逆の精神を持たない代議士に「保守」などと言って欲しくない。https://t.co/w7vE5K0cvR

― Yoshi Shimizu (@shimizu_yoshi) 2017年5月5日

すべては安倍サマの気分次第 国会は完全に茶番劇と化した https://t.co/M8S1pUTNm8

籠池氏の「証人喚問」は首相のツルの一声で決まり、介護保険法改正案の強行採決も森友絡みの質問に不機嫌になった安倍への“忖度”
民主主義は風前のともしび

― 東京舟人 (@funabito_tokyo) 2017年5月5日

すべては安倍サマの気分次第 国会は完全に茶番劇と化した https://t.co/FFpsViCAdd 今回は安倍首相も出席するパーティーでの失言だったからではないか。『私の顔を潰した』『恥をかかされた』と安倍首相は激怒した。首相の機嫌を損ねたからクビ、ということです。

― Hikaru　星 光一 (@utopia_star) 2017年5月5日

今回の今村氏の迅速更迭を民主政権と比較して賞賛する別の記事を見掛け複雑な気分になっていたが本記事でスッキリした。メディアは忖度したらあかんよね。
〜すべては安倍サマの気分次第 国会は完全に茶番劇と化した https://t.co/jQcF0VCRsg #日刊ゲンダイDIGITAL

― 佐藤けんいち (@keith0922) 2017年5月5日

■「節穴責任」を、アベ様（https://t.co/uoZCrOXOzJ）『…惨憺／すべては安倍サマの気分次第 国会は完全に茶番劇と化した』（https://t.co/HAtvi8gddE）／「今村個人だけでなく、あんな男を大臣に任命し、庇い続けた安倍首相の責任こそ問われるべき」

― AS (@ActSludge) 2017年5月5日

すべては安倍サマの気分次第　国会は完全に茶番劇と化したhttps://t.co/qk21wpsksjでんでん首相は本当に「立法府の長」になってしまった。民主主義は風前のともしびである。この国はレッドラインを越えはじめている。 pic.twitter.com/6Vr9YBBV4y

― oohira ataru (@ttammakko) 2017年5月5日

コメント
1. 2017年5月06日 01:08:22 : sseLR4g2vg : P73z6GZGvIU[9] ▲△▽▼ ＞　森友学園の籠池泰典前理事長の「証人喚問」は安倍首相のツルの一声で決まった。衆院厚生労働委員会で、介護保険法改正案が突然、強行採決されたのも、森友絡みの質問に不機嫌になった安倍に対する自民党の“忖度”だった。 ＞　首相は本当に「立法府の長」になってしまった。 正にレッドラインを超えてしまった…

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