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どちらも間違っている首相と野党の応酬 それを許す国民も ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/560.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 5 月 12 日 00:16:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

    


どちらも間違っている首相と野党の応酬 それを許す国民も ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/205155
2017年5月11日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   小林節氏(C)日刊ゲンダイ

 首相にも、安倍晋三「個人として」憲法21条1項が保障する表現の自由がある。また、改憲を党是とする「自民党総裁」が改憲論を唱道するのは任務で、それを新聞の取材に応じて語るのも、さらに、友好団体の集会にビデオメッセージを寄せるのも、やはり表現の自由(人権)の行使である。

 だから、その首相の言動に対して、憲法96条により唯一、改憲の発議権を与えられている「国会の軽視」であると批判する野党の主張は筋違いとしか言いようがない。

 ところが、これまで国会外ではさんざん、改憲論を唱道しておきながら、議場で野党から質問や追及を受けると、首相は「首相としてこの立場に立っている。自民党総裁として一政党の考えを披歴するべきではない」と逃げてしまう。これもいつものことである。

 しかし、これも筋違いである。つまり、まず、議院内閣制とは、その先例国であるイギリスの実態を見れば明らかなように、第1党の党首が首相になり、議場で、党を代表して野党党首と政策論争を重ねながら政治が動いて行く制度である。

 だから、本来、安倍首相は、野党からの問い掛けに対して、自民党の総裁として「一政党の考えを披歴するべき」立場にある。加えて、憲法72条は「総理大臣は内閣を代表して議案を国会に提出する」と規定している。つまり、憲法96条が改憲の発議権は国会の権能としていても、そこへ改憲案を含む議案を提出する権能を憲法は総理大臣に与えている。だから、憲法63条に規定されているように、「総理大臣は、何時でも議案について発言するために議院に出席することができ、又、答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない」立場で、自分または自党の政策提案について質問された場合には逃げずに答える義務がある。

 一国の最高権力者たる首相が、自分の「使命」だと自任する改憲提案を度々公然と主張しながら、それを野党からただされたら、「首相だから」と言って逃げ回る。そのような人物が首相の器でないことは明白だが、それを追及できない野党も勉強不足である。そして、それを許す主権者国民もどうかしている。


 

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コメント
 
1. 2017年5月12日 00:35:16 : CKytjp0S3g : @oCxJbkcwc8[2]
>それを追及できない野党も勉強不足である。

小林先生、そうやって野党のせいにするあなたも勉強不足です。
その発言が安倍政権を支えていることをなぜわからないのですか?


2. 2017年5月12日 00:58:38 : n4eHd45SnU : GmqesGz8js4[174]

学者先生の存在価値はどこにある?
ああも言いこうも言う学者様・・・爺ちゃんも言う、、、その程度が学者か?

近代憲法は、人民の側に立って社会を開くためにある。
先人たちの知識を人一倍学んだ人間(学者)なら、悪政を切り開く方策を提示するところに存在意義がある。

行き詰まった荒れ狂う暴政を前に、
評論で終わるは、腰抜け俗物学者=俗人に過ぎません。・・・小林大先生様。


3. 2017年5月12日 01:21:20 : gDuJsjuxdc : b1x@ShChRGI[214]
■小林先生

 次の衆院選

 ぜひ

 小沢自由党からの出馬

 お願いします!



4. 2017年5月12日 02:15:32 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[1769]
    国権の最高機関が国会であることは、租税主義である以上、納めた血税の使途の優先順位は血税を納めた納税者に決定権があるという意味で当然である。
   そのために国権の最高機関を国会とし、立法してルールを作り、予算として血税を采配するのであり、国会における立法次第では軍事大国にもなり福祉大国にもなり得るのであるから、国会審議の末の立法は大変重要である。
   さて、基本法が最高法規である憲法理念を逸脱することは許されないところ、憲法がどのような理念を持つのかが非常に重要である。
   小林氏の説は、恐らく96条よりも72条を優先したものであろうが、72条が多用されているために96条は忘れ去られていると言えるのではないか。
   つまり、内閣の議案提出というのは、例えば官僚に群がる内外ロビイストの要望に沿った官僚立案の法案が官僚によって「ご説明」され、それを閣僚がノーチェックで閣議決定、閣議決定された法案を政府提案として国会審議に持ち込む流れが、内閣による議案提出であろう。
   しかしながら、本来立法府では無い行政府にて官僚が、納税者の意向では無く軍産複合体を含めた事業者の意向を聞き、それを立法案として内閣へ持ち込むこと自体、国民代表議会制民主主義としては異質であり、立法機関が唯一国会であるならば、立案は議員立法に依らねばならない筈である。
   ところが戦後の経済成長を第一義とした政財官の護送船団方式では、立法府では無く行政府に法案を立案させ、それを閣議決定して数の力のみで本会議で採決した、如何にも財界の利益を優先する保守党と、財界に天下り先を求める官僚双方に都合の良いシステムで有った。
   従って、72条については否定する論も有るようだから、租税主義には当然国民代表議会制度が不可欠であるところ、96条を正当とし、法案の提出権は国会(議員立法)のみにある、と考えるべきである。
   しかも、憲法の改訂となると、益々、72条を96条より優先することには異論が出なければおかしいのである。
   憲法の理念に沿って基本法が作られるのが世界の大勢であるところ、その憲法を、時の官僚が内閣を説き伏せて閣議決定させた立法案を、基本法同様に政府提案などとして与党の数の力で可決を企図されてはたまったものでは無い。
   96条の条文を形骸化してまで72条に忠実である必要は無い。
   72条には基本法の制定に関しても異論がある以上、憲法は尚更のこと、最終的に国民投票になる以上は、国会発議が基本である。
   大統領制ならいざ知らず、議院内閣制において総理大臣が総理と呼ばれるのは、憲法と、憲法の範囲内で国会で立法された基本法原則に忠実な行政実務を総理すると言う意味であり、総理が一回限りにおいて各大臣に総理義務を委任するところ、あくまでも、行政機構を国民納税者に代わって管理監督する義務を果たすのが総理と閣僚であり、幾ら言論の自由とはいえ、総理が党総裁の立場で自分の持論を国会で展開すれば、一政党による国会の私物化になるのである。
   総理を拝命したら持論の展開は控え、中立の立場で国民総意を捉えることに集中すべきである。
   かつ、国会で形成された納税者国民の総意を国の形として、国際社会で国民に代わって、公表、説明する義務も、総理と内閣は負っているのである。
   そのためにも、国権の最高機関である国会を良質な審議の場とし、無所属代議士も含めて、最大多数の最大幸福を実現すべく、国会運営に尽力するべきが内閣の役割である。
    国会において総理が出たり総裁が出たりと、多重人格者の如くであるところが国会審議が混乱する原因であり、本人も戸惑い、中々中立の立場には立てないであろうところ、総理を拝命した政党の党首は即座に党首の座を別の者に譲るべきである。
    本来総理大臣は閣僚と共に天皇の前で護憲を誓っている筈であるところ、総裁として改憲を言い募ることで憲法遵守義務を放棄しているのだから、総理を拝命しながら改憲を望む党の総裁であり続けることは大いなる矛盾であり、納税者国民の不幸の原因である。

5. 2017年5月12日 06:44:57 : KtcOiiWUXU : d@wWSa@vtdE[17]

まあ、この野党陣ではなあ^^

いくら「安倍が悪い」と言っても、もっと悪いのしかないようでは・・・^^

選びようがないのは明白だ^^

日本国民は「戦争したくない」んだから^^

「アメリカと」な^^

「アメリカと戦争になる」政策しか持ち合わせていない野党なんて^^

選べるわけがない^^

[32初期非表示理由]:担当:毎回IDが変わってしまう方が、ペンネームを使わずにコメントし、管理人がネット工作員判定した場合には苦情を受け付けません。http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/415.html

6. 2017年5月12日 07:25:31 : PSwu2uSceQ : hiATIdkeJkk[4]

「今さらながら」という感を強くするね。

安倍晋三と言う男はキチット受け答えする能力、力量の無いことは実証・確定してい

る。自分の言葉でキチットした話をすることができないことは、ウンザリするほど見

せられてきた。もう何年も。

このような男に一国の政策や憲法や、外交を委任してはいけない、それだけだ。この

男が国を誤らせたとしたら、キチットとした話ができないし、「民進党ならもっと酷

いことになっている!」とホザクのみ。しかしそういう政治を何年もやっている。



7. 2017年5月12日 07:47:08 : yCARsBP8h2 : cl0_ZPhs5gE[1]
小林節の主張は概ね正しいが、総理にも表現の自由はあり尊重されるべきという言い方は違うと思う。

これまでも国会で安倍自身が野党に憲法論議を吹っかけておきながら、自身はどう思っているのか?と野党から問われると内閣総理大臣としてお答えできませんと、そこは憲法99条に抵触する恐れからか、踏み込むことはしてこなかった。

ところが読売新聞で憲法改正私案を語り、自分の支持母体の日本会議では総理執務室からビデオでもその私案を語り、それも自民党で議論されてきた憲法草案ではなく、9条に加憲するのと教育無償化という自民党から見たらはるかに後退した改正案。

今まで総理自身の改憲の意思について国会では答えないと逃げていながら、国会外では我が意をとくとくと語る安倍のダブルスタンダードを批判しない野党なら、憲法論議で安倍のやりたい放題を見過ごして軽々に乗ってくる釣り易い野党と足元を見られてしまうだけだ。

表現の自由は認められているのはそのとおりであるが、現行憲法を遵守すると義務付けられている99条を盾に憲法論議の中身について語ることを避けてきたのは安倍であり、国会外なら自分の言いたい放題だという態度を表現の自由で許してはならないだろう。

読売新聞ではタイトルから中の記事でも、安倍自民党総裁ではなく安倍総理で統一されていた。
自分は総裁の立場でと強弁したが、小池晃のどこを見ても総理と書いてあるの批判通り、安倍の嘘より読売新聞のインタビューは正直である。

くり返すが安倍のダブスタを表現の自由で受容できうるという小林節の言い分にはやはり無理がある。


8. 2017年5月12日 10:00:51 : tjgVSWwZWQ : Ca0mzU8QfMA[1]
小林氏の言う「野党も間違っている」の意味は「騒ぎかたが足りない」という事ですね。こんな答弁はすぐに内閣不信任案を提出してもおかしくない、という事だと思います。

9. 2017年5月12日 12:27:44 : WrvV6a5R42 : rlPc6N_NSa8[109]
小林先生の仰るとおりだと思います。
民進党はいつも甘い。
こんな政党が野党第一党であることが日本国民にとって一番の不幸。

10. 2017年5月12日 14:22:48 : GtpmlVgZrQ : GFFWBYu9lXM[130]
そもそもツッコミ方がそんな甘いレベルじゃない。
たんなる公表した文章と議論の場の差異すら理解していないってのをまずツッコムべきだ。

「読売新聞を読んだとして、その内容に質問したら答えは返ってくるのですか?」
と言うべきところだね。
「返って来る」って答えれば読売に持って来させてそこで読んで質問すればいい。
「返って来ない」ってのであれば、「この場でお答え下さい」と言えばいい。

何条が云々ではないんだよ。
単に議論を拒絶しているだけなんだから。

まあ、双方国会議員という前提ではそれは難しいのだろうけど、この場合は小学生のダダっ子相手だとでも理解していないと話は進まんよ。



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