第二十一条　集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

天木直人は憲法第二十一条は眼中にないらしい。
憲法９条改憲案を「非常にありがたい」と語ったらしいから、今すぐ河野統合幕僚長の首を取れと大騒ぎをするのはさすがに元害務省役人の天木直人。

ちなみにそうした可能性がまったくなく、純粋に2項を残し3項に自衛隊を明記すると今の自衛隊法(存立危機事態)が憲法違反になってしまいかねない。
憲法は多分に慣習法に引っ張られるところがあって、憲法における自衛隊の存否は9条2項の規定によっても最小限度の自衛力をも禁じたものだとはいえない、生存権を脅かされて人は生きていけない国際的慣習法に即して自衛隊は合憲の立場として9条の鬼っことして生きてきた。

もちろん、最小限度の自衛力とは自国に限ってとの規定ありきで、外に出すことは全く想定されていない。
だから集団的自衛権を可とした自衛隊法の改正は、9条から照らせばまったくの違法であるが、日米安保から照らすとグレーながら可とは言いづらい、苦し紛れというのが正しいだろう。

その鬼っこを正式に憲法9条に書き込むと言うのだから、十二分に目を凝らして安倍と政府のやることを注視しておかないといけない。
なにしろ汚いことをやることにかけては、これほど躊躇なくやる政権は過去ないからだ。

憲法遵守を宣誓した公務員が
憲法に違反する公言は
懲戒免職もので責任追求必要です。

　自衛隊の制服組トップの河野克俊統合幕僚長が、安倍晋三首相が自衛隊の存在を明記する憲法改正に言及したことを受け、「自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるのであれば非常にありがたい」と述べたことについて、菅義偉官房長官は２４日午前の記者会見で「全く問題ない」と述べた。

　自衛隊法の規定により、隊員の政治的行為は制限されている。菅氏は、河野氏が２３日の講演で「憲法という非常に高度な政治問題なので、統幕長という立場から申し上げるのは適当でない」と断ったうえで「ありがたい」と発言したと説明。「あくまでも個人の見解という形で述べた」として、同法に反する言動ではないとの考えを示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170524-00000058-asahi-pol

大問題なのに、またしても問題ない。

ちゃんと立場を弁えて発言をしていた分、同じ改憲主義者でも鳩山の方が1万倍はマシだな。
少なくともこの点ではダブスタでは無い。

以上のことを曖昧にしてのコメントではお粗末です。
以下の５人の見解が明確ではありません。

≫２（５、６、９）日高見
≫４
≫７
≫８
≫９

野党は攻め方が下手のように見えるけれど、そんな事は無い。与党の羞恥心が日本人の限度を超えてしまってる。つまり土人のケダモノに成り下がっている。

しかもその土人共を、同じような土人マスゴミ共が守るときてる。とことん日本が腐ってる証だ。

＞日本国民は、憲法上“違憲な自衛隊の存在”を事実として容認するっていう立場が主流
↑
違います。
国民の主流は、自衛隊を“違憲な自衛隊の存在”の“容認”としてではなく「合憲」として見ています。
そして、特に、自衛隊入隊資格のある青年層の圧倒的多数が「自衛隊は合憲」だと認識しています。世の垢に汚れた老人たちとは違い、未来を見つめて生きようとする青年（国民）たちは、自衛隊について祖国と自分たち国民を外敵から守る必要不可欠な国家組織だと承認しているのです。そのように、貴方の現状認識は間違っています。

＞“違憲な自衛隊の存在”を事実として容認する
↑
この立場をとっているのは、「国民の・・主流」ではなく、貴方の言う「２１世紀初頭の傍流的護憲派」です。具体的には、
政党としては日本共産党や社会民主党のこと―――「民意（？）」迎合政党のことでしょう。
そういう政党の「憲法」に向き合う態度について、貴方は、
＞それは『怠惰』や『卑怯』とは呼べて
と言います。たぶん老人域の貴方がそう言うのですから、
多感で正義感の強い青年たち・次代のにない手であり、自衛官入隊資格年代のイザとなれば戦場に引き出される青年層にとっては、共産党や社民党にみられる『怠惰』で『卑怯』な「２１世紀初頭の傍流的護憲派」の態度など拒否反応の対象物となるのは当然となります。
だから青年層の多くが自民党を支持し、共産・社民が支持されない理由ともなっています。

＞『怠惰』　―――すべきことをなまけてだらしないこと。
＞『卑怯』　―――物事に恐れ勇気のない臆病、心だての卑しい、卑劣（品性・行為などのいやしく下劣なこと）。
したがって、
『怠惰』や『卑怯』の「２１世紀初頭の傍流的護憲派」に、祖国防衛の課題など願うすべもなかろうというほどの・・・今時の共産党、社民党、まして民進党「野党」のみなさん方ということです。努々にも国政など任せられるわけがありません。
こうして、
＞まあイイや。―――では済まないところに、日本政治の危機的閉塞状態が起こっている。
≫１さんのコメにも１里あるのです。

＞この件は、制服組のトップが国政に嘴を挟む事、に関しては全く関係ない。
↑
そんなことはありません。
青年たちにとって、物心ついた時から「日米安保条約」と「自衛隊」は海外派兵の活動もして、それらを「違憲」で国運を危うくするのだと主張する政治勢力はなくむしろ容認してきた。それが、国民（青年たちも）が見守り参加する政治闘争の実際の姿だ。「制服組のトップ」の発言はそうした環境にあって起こっているものであって「この件は、・・・全く関係ない。」とする日高見さんのコメは少々教条的となる。