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大学当局や司法ぐるみで隠ぺいされる論文不正
http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/784.html
投稿者 taked4700 日時 2017 年 6 月 05 日 08:09:09: 9XFNe/BiX575U dGFrZWQ0NzAw
 

STAP細胞問題で注目された論文不正ですが、今の大学現場では山とあるようです。そして、一部で告発の動きが出ても、反対に、その告発の動きが潰されてしまうのです。

自分は、県立高校の入試不正を告発してきて、その実態がよく分かります。

司法、マスコミ、行政、と言った本来きちんと動くべき勢力が全く逆の動きをするのですから。

この様な社会が存続するはずがなく、日本社会は全体として、どんどんと自らの首を絞める状況に陥っています。一部の人びとは自分たちが特権階級として甘い汁が吸えると喜んでいるのでしょうが、実態は大掛かりな滅びが仕掛けられていることに気が付くべきです。リビアを見るべきです。

http://scienceandtechnology.jp/archives/category/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%80%85%E3%81%AE%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E8%A1%8C%E7%82%BA/%E8%AB%96%E6%96%87%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E6%8D%8F%E9%80%A0/%E5%B2%A1%E5%A4%A7%E5%8C%BB%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E7%96%91%E6%83%91%E5%91%8A%E7%99%BA%E6%95%99%E6%8E%88%E8%A7%A3%E9%9B%87%E4%BA%8B%E4%BB%B6

研究不正の告発をした教授を岡山大学学長が解雇した事件で、岡山地裁の解雇無効仮処分決定を広島高裁岡山支部が取り消し 

本学に関する裁判の結果について 本学が普通解雇した大学院医歯薬学総合研究科の元教授2名が、本学に対して労働契約上の仮地位の確認及び賃金相当額の仮払いを求める仮処分申立てを行い、岡山地方裁判所が賃金の仮払いを認める仮処分決定を行ったことに関する保全抗告決定が平成29年3月30日にあり、広島高等裁判所岡山支部は上記仮処分決定を取り消し、仮処分申立てを却下する旨の決定を行いました。

(略)

岡山大学医学部の論文不正を告発した森山芳則・榎本秀一両教授を森田潔学長が解雇したのは解雇権の乱用 岡山地方裁判所が給与の一部の支払いを命じる仮処分の決定

続報 ⇒ 岡山大学学長が研究不正を告発した教授を解雇した事件で、岡山高裁が解雇無効仮処分決定を取り消し (2017年3月30日) 研究不正を告発した二人の教授を学長が解雇したというこの事件の背景や発端については、次のウェブ記事がわかりやすいです。 … 「大学の研究者が、製薬会社にとって都合のいいように研究データを改ざん、それを根拠に執筆された不正論文は、この大学にもヤマのようにあります」森山教授がこう切り出して告発した数々の論文不正と、そこに至る岡山大学医学部の一部に広がる産学癒着の構図を、私は2月10日発売の『週刊ポスト』で記事化し、医薬 業界に衝撃をもたらした。… 大学院生の博士論文に疑問を感じ、調べたところ、実験も研究もろくに行わず、他人の論文を張り合わせただけの「論文」と呼ぶに値しないものであることが判明した。しかも、そう指導したのは担当教授だった。調査結果に驚いた森山教授らは、2012年3月初旬、調査委員会の報告書を森田潔学長に提出。処分があるものと思っていたら、森田学長は3月末、森山学部長を呼び出してこう伝えたという。「この問題は、これで終わりにしたい。これ以上、騒がないで欲しい」  岡山大医学部教授であり病院長でもあった学長が、不正の封印にかかったわけである。そこから両教授の戦いが始まった。…  (データ改ざん、不正論文が次々発覚!製薬業界と大学「癒着の構造」に切り込んだ2人の岡山大教授の闘い 現代ビジネス 2014年02月13日 伊藤博敏) また、「今、岡山大学で何が起きているのか」というウェブサイトのインタビュー記事からは、森山・榎本両氏の考え方がわかるので、その一部を改めて紹介します。 … 改革の過程で、既得権益を失った、あるいはこれから失う可能性のある複数の教員に対して、改善を促す努力をしてきたものの、既得権益を死守したい教員からは強い反発を受けることになりました。さらには、予算の不正執行、研究論文のねつ造、博士論文の剽窃など、驚くべき事態が次々に見つかり、それらを一つ一つ丁寧に調査し、改善に奔走してきたわけです。 私たちは森田潔学長らの大学執行部も賛同し、応援してくれるものと信じて疑いませんでしたが、実際にこれらの不正行為について報告、告発を行うと、隠蔽や不当な妨害、圧力をかけるという信じがたい対応を受けることとなりました。…(森山・榎本両教授への特別インタビュー 今、岡山大学で何が起きているのか?2014年11月01日) 森山芳則・榎本秀一両教授を解雇した岡山大学(森田潔学長)の主張は以下のとおりです。 平成26年1月から平成27年4月までの間に,元教授2名が本学の名誉を害する行為等を行ったため,本学の役員・部局長等で構成されている教育研究評議会で審査した結果,元教授2名は教員としての適性を欠くと判断され,学長は,同年12月28日をもって,元教授2名を普通解雇するとの決定を行いました。(岡山大学 元教員に関する裁判について 16.06.06) これに対して、森山芳則元教授と榎本秀一元教授は平成28年1月12日付けで,岡山地方裁判所に対し,上記普通解雇が無効であるとして,労働契約上の仮地位の確認及び賃金相当額の仮払いを求める仮処分申立てを行っていました。 岡山地方裁判所(池上尚子裁判長)は、内部告発の公益性を認定し、処分は合理的な理由を欠き大学側が解雇権を濫用したという判断を下しました。申し立てのうち、給与の仮払いは認めましたが、地位の保全については、給与の仮払いが認められるので必要性がないとして却下しました。 森山元教授のコメント: 「地位保全は認められず残念だが基本的な主張は認められ、うれしく思う。裁判でも主張が認められることを確信している」(NHK岡山放送局) 森田潔学長のコメント: 「仮の地位が認められなかったことは正当ですが,仮払い請求が一部認められたことは誠に遺憾に思います。今後の不服申立手続きや地位確認訴訟において,引き続き本学の正当性を主張していきます。」(岡山大学 元教員に関する裁判について 16.06.06) 報道 岡大に解雇無効の仮決定(NHK NEWSWEB 岡山放送局 岡山県のニュース 2016年(平成28年)6月7日 13時07分):”医学部の論文に不正があるとして告発を続けていた 岡山大学薬学部の元教授2人が解雇されたことについて岡山地方裁判所は解雇権の乱用で無効だと指摘し大学に対して2人に給与を支払うよう命じる仮処分の決 定を出しました。…” 論文改竄告発で解雇、岡山大元学部長らへの処分は「無効」 地裁、大学側に給与支払い命令(産経WEST 2016.6.6 23:48):”岡山大の複数の博士論文について「データ改竄(かいざん)の疑いがある」との内部告発を行い、解雇された岡山大薬学部の元学部長と元副学 部長が処分の無効を求めた仮処分申請で、岡山地裁(池上尚子裁判長)は6日、「解雇は無効」として、大学側に2人の給与の一部を支払うよう命じる決定をし た。 …” 論文改竄告発で解雇、岡山大元学部長らへの処分は「無効」 地裁、大学側に給与支払い命令 (gooニュース/産経新聞 06月06日 23:54) 論文改竄告発で解雇、岡山大元学部長らへの処分は「無効」 地裁、大学側に給与支払い命令 (livedoor NEWS/産経新聞 2016年6月6日 23時52分 ) 岡山大学に賃金の一部仮払い命令  (山陽放送 RSKニュース 2016年6月7日(火) 19:10):”… 仮処分の決定について岡山地裁の池上尚子裁判長は、岡山大学が2人の教授を解雇したことは「客観的に合理的な理由を欠き、解雇権の乱用であって無効」としました。 …” 参考 元教員に関する裁判について (岡山大学 ニュース […]

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この妨害の果てに、私たちの行ってきた改革に反対する薬学部教員が、私たちの改革をハラスメントと訴え、大学執行部と結託し、このような懲戒処分に至っています。(森山・榎本両教授への特別インタビュー 今、岡山大学で何が起きているのか?2014年11月01日) 研究不正の疑義が呈された論文であっても、学内の予備調査でシロとされてしまうと本当に不正がなかったのかどうかは外部の人間には全くわかりません。「warblerの日記」では情報開示請求により予備調査結果を入手し、その内容を検討した結果を公開しています。 岡山大学で調査された論文不正疑義http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id4424.htmlに関して、岡山大学に情報開示請求をして、調査報告書(予備調査・本調査)と画像解析を依頼した業者の報告書、専門委員会(本調査委員会の下に設置)の報告書などを入手しました。(岡山大学医学部不正調査の問題点 warblerの日記 2015-09-01) 本調査の対象となった論文は以下の5報です。 Cancer Research 2008;68:8333-8341 International Journal of Oncology 2012;41:559-564 Circulation 2008;118:2146-2155 Endocrinology 2006;147(5):2681-2689 Oncology Reports 2011;15(4):989-995 (http://d.hatena.ne.jp/warbler/20150901/1441033645) 平成25年12月10日及び平成26年3月26日、本学学長に対し、合計31本の論文について、流用、ねつ造及び改ざんした疑いのあるデータが用いられている、又は重複投稿が行われているとの告発があった。…予備調査の結果、重複投稿については、重複投稿に当たらない若しくは調査対象とはしないものと判断した。画像の流用、ねつ造及び改ざんについては、計5本の論文については告発書における指摘事項の合理性の有無について判断ができず、本調査を実施して確認する必要があると判断した。…調査対象とした5本の論文のうち、4本については、告発書における指摘は合理的ではないと判断した。1本については、掲載画像の幾つかについて実験結果と異なる画像が論文に掲載されていたが、これらは著者が本来掲載しようとしていた実験結果の画像と異なる画像を誤って掲載したものであり、故意によるものではないことから不正行為は認定しない。(研究活動に係る不正行為に関する調査結果について 岡山大学 15.03.27) 岡山大学にまたも激震。大学当局が薬学部長の森山芳則教授と副学部長の榎本秀一教授が他の教員にハラスメント行為をしたとして、9月25日付で両氏を停職9カ月の懲戒処分としたのだ。森山氏らは12年1月、薬学部の論文に不正の疑いがあるとして大学に告発した当事者。  

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コメント
 
1. taked4700[6236] dGFrZWQ0NzAw 2017年6月05日 08:29:30 : 3GkFAgPDPs : u8vJQWSvjCQ[16]
文科省、厚生省はいったい何をやっているのでしょうか???

http://university.main.jp/blog8/archives/cat107/
岡山大学の研究不正と解雇無効決定−不正な科学者は誰だ?−
2016年06月10日 06:00
筒井 冨美

大学に「最高学府〜Fランク大」があるように、科学雑誌にもランクがある。大学ランクを示す数値が偏差値ならば、科学雑誌ランクを示すのがインパクトファクター(Impact Factor, 以下IF)である。ざっくりいうと、「その雑誌に掲載された論文が、どのぐらい他の論文で引用されたか」というのを数値化したものであり、一般人ならば「IF>30の雑誌に掲載≒スゴい発見」と理解しておけばよいだろう…「偏差値>70の大学を卒業≒エリート」みたいなものである。ちなみに、STAP騒動で有名になったNature誌はIF=41である。また、この数字は研究者の業績の目安でもある。私自身はIF=1〜6の雑誌に5回の掲載経験があり、合計IF=12である。

 現在、日本で最も医師のフリーランス化が進行している診療科は麻酔科だが、教授たちには不評らしい。「自分が上司の靴をせっせと舐めて教授になったら、自分の靴を舐めるはずの部下がドンドン辞めてゆく」のは、面白くないのだろう。2009年、日本麻酔科学会理事長(当時)の森田潔教授は、学会ニュースレターで「モラルの喪失と感じさせる案件」としてフリーランス医師を公然と非難した。それは、「理事長の遠吠え」として業界では話題になった。というのも、森田氏が筆頭著書の英文論文は2本で、合計IF=6…(私を含む)多数のフリーランス医師に研究業績で負けており、下手すると大学院生にすら負けるレベルだったからである。インターネットの発達は、研究者の業績を数分間で丸裸にする。教授やら学会幹部の中には「エラそうにしてるけど、実はめぼしい研究業績がない」=「腕や研究よりも、政治力や年功序列で教授になった人材」がソコソコ存在することがバレるようになった。

 そもそも、「大学医局で10〜20年間修業→独立開業」というのは、医者としてはごくありふれたキャリアパスであり、眼科や内科の学会トップがそれを非難することはない。また、日本麻酔科学会は学術団体であり、学問・研究・人材育成などを行う団体である。学会員が非正規雇用に転じると「モラルの喪失」と責めるのは、学術団体のやることではない。部下がどんどん辞めるからといって、辞めた人間を非難するだけで、辞めた理由を分析して問題点を改善しなければ、さらに部下が辞めるだけのことだ。

 2011年、日本麻酔科学会理事長だった森田教授は、岡山大学の学長になった。「論文二本で教授になる方法」とか「インパクトファクター6で学長になった僕」といったハウツー本でも書けば、かなり売れるんじゃないだろうか。2012年、同大学薬学部の教授2名が「論文31本の捏造疑惑」というかなり大規模な研究不正を告発し、調査が行われた。森田学長は「異なる画像を誤って掲載しただけ」という、どこかで聞いたような釈明とともに「不正はなかった」と結論づけた。2014年に、森田学長は「パワハラ行為があった」として告発者2名を停職処分とし、2015年にそのまま解雇した。橋下元大阪市長もビックリの強引な国家公務員解雇劇だったが、関係者に小保方晴子氏のようなビジュアル系人材がいなかったせいか、世間からはあまり注目されなかった。

 事件は法廷闘争となり、2016年6月6日に岡山地裁は「解雇無効と給与保全の仮処分」命令を下した。世間は「都知事の釈明記者会見」で大騒ぎだったせいか、これまたあまり注目されずに終わった。森田学長は大学ホームページで「本学の正当性を主張」しているが、炎上騒ぎも無いようだ。

 ところで、森田氏の論文の一つは2002年の「不整脈原性右室異形成2例に対するフォンタン手術の周術期管理」だが、「フォンタン手術」の麻酔管理とはトップクラスに高難度で、これがこなせる麻酔科専門医は1%未満である。ゆえに、こういうハイリスク症例が得意な高スキル人材は、この分野の教育講演や学会シンポジウムや医学書執筆などを頼まれることが多いはずだ…が、ネット検索しても森田氏が2002年前後にそういう学術活動をした形跡はなく…他人に書かせた論文を横取り(=ギフト・オーサーシップという研究不正行為)した可能性が高い。という訳で、解雇された元教授と関係者は、当時の麻酔台帳などを調べて「森田氏が本当にフォンタン手術などの高難度心臓手術に関与していたか」を確認すると、興味深いデータが得られるのではないだろうか。(一部、再訂正しました)


2. 2021年5月29日 15:30:22 : na5pfP8aCk : ajZLT3YycjcvRi4=[4] 報告
昭和大講師、論文142本に不正 麻酔科、懲戒解雇に
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%98%AD%E5%92%8C%E5%A4%A7%E8%AC%9B%E5%B8%AB-%E8%AB%96%E6%96%87142%E6%9C%AC%E3%81%AB%E4%B8%8D%E6%AD%A3-%E9%BA%BB%E9%85%94%E7%A7%91-%E6%87%B2%E6%88%92%E8%A7%A3%E9%9B%87%E3%81%AB/ar-AAKuWq5?ocid=msedgntp

昭和大(東京都品川区)は29日までに、医学部麻酔科学講座の講師だった上嶋浩順氏が2015〜20年に発表するなどした計142本の論文に不正があったと発表した。うち117本に捏造や改ざんがあったとして取り下げを勧告。昭和大は20年5月、上嶋氏を懲戒解雇し、監督する立場だった共著者で教授の大嶽浩司氏を降格処分とした。

 日本麻酔科学会調査特別委員会も報告書を公表し「成果主義に対する圧迫感が上嶋氏を不正へと導いた」と、昭和大の体質に問題があると指摘した。かつて所属するなどしていた埼玉医大や関西医大(大阪府)、岡山大でも調査したが不正は確認されなかった。

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