★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK228 > 734.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
税金31億円かけ町長の土地に新庁舎建設? 
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/734.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 7 月 09 日 02:22:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

税金31億円かけ町長の土地に新庁舎建設?
http://79516147.at.webry.info/201707/article_151.html
2017/07/09 01:23 半歩前へU


▼税金31億円かけ町長の土地に新庁舎建設?


 これでは町長だけがひとり甘い汁を吸った、と言われても仕方がない。

 実は似たような話が3・⒒直後にもあった。フクイチ(東電福島第一原発)の周辺自治体のある首長が自身の経営する土建会社の社員を総動員して必死で流失した金庫を探した。

 川ざらいで出て来た金庫には、現金5億円だったか、7億円だったかよく覚えていないが詰まっていた。これだけの大金は銀行に預金するのがふつうだ。

 預けられない「訳アリのカネ」だったと、当時の週刊朝日に暴露された。東電絡みの裏金のようだった。

*******************

 水素爆発以来、フクイチ(東電福島第一原発)をずっと取材し続けている「女性自身」がスクープを放った!



福島県・大熊町長の土地に「31億円の町役場」のあきれた復興計画(上)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170708-00010003-jisin-pol
7/8(土) 6:02配信 女性自身



「町民のアンケート調査じゃ、1割しか『大熊町に戻らない』って答えているのに、税金31億円もかけて、大熊町に新庁舎をつくるなんて、おかしいですよ。しかも、建設予定地は町長の土地らしい。町長は自分に利益を誘導したいんじゃないでしょうか」

今年3月、ある大熊町民から、そんな訴えを受けた本誌取材班は、町役場新庁舎建設について取材を進めてきた。すると、住民不在のまま「復興」の青写真が描かれ、巨額の税金がつぎ込まれている大熊町の現状が見えてきた。

大熊町は福島第一原発の立地自治体。町の96%が、年間被ばく量20ミリシーベルト(※1)を超える恐れのある“帰還困難区域”で、約1万人の大熊町民は会津若松市や、いわき市をはじめ全国に避難中だ。役場の出張所も会津若松市、いわき市、郡山市、大熊町と4カ所に設けられている。

震災から丸6年たち、高い放射線量や廃炉作業中の原発に対する不安や、避難先での生活が長くなったことなどから、すでに「大熊町には戻らない」と決め、避難先で居を定めた町民も少なくない。

そんな状況のなか、大熊町の渡辺利綱町長(69)は今年1月、町の中心部から離れた田畑が広がる大川原地区にある“大川原復興拠点”というエリアに役場新庁舎を建設すると発表した。

新庁舎建設にかかる総事業費は約31億円(河北新報3月26日付け報道)。その資金の出所は、私たちが電気代に上乗せして支払っている税金が原資になる「電源立地地域対策交付金施設整備基金」が充てられる。

また、用地取得にかかる土地代も「福島再生加速化交付金」(※2)と呼ばれる国費、つまり税金から大川原復興拠点全体の土地取得費用のうち4分の3にあたる約1億9千7百万円が拠出されていた。

大川原復興拠点は、全町避難を余儀なくされている大熊町が、比較的放射線量の低い大河原地区を、住民帰還の足がかりにしようとする復興拠点の名称だ。住宅や商業施設、いちご栽培工場などもつくられる予定で、今回の新庁舎建設予定地もこのなかにある。

しかし、新庁舎建設に関しては、一部の町民から、「税金のムダづかい。使い方を間違えている」といった批判が出ている。

「(新庁舎を建てるなんて)知らねがった。大熊はまだまだ放射線量が高いから帰れねえ。だから、いわき市内の復興公営住宅に入ることにしたんだ。新庁舎に大金を使うなら、(大熊町からの避難者が多い)いわきに老人ホームを建ててくれたほうがありがたい」(会津若松市に避難中の女性)

「町民に戻ってきてほしいなら、立派な役場を建てるより、まずは復興公営住宅が先ですよ。住むところもないのに、戻れません」(いわき市の復興公営住宅に入居している女性)

ところが、渡辺町長は先月23日、「18年度中に、この大川原地区の避難指示を解除し、新庁舎完成に合わせて町民の帰還を進める」と発表。大川原復興拠点を、人口1万人の大熊町民のうち1割の1千人と、他県から来る廃炉関係者2千人を合わせて約3千人が暮らす町にする想定だ。

町民1千人に対して31億円の新庁舎――。到底、その人口規模に見合っているとは言えない。そのうえ、建設予定地が町長自身の土地で、売買によって町長に土地代が転がりこむというなら問題だ。

そこで本誌は、新庁舎の建設予定地1万9439平方メートルの登記簿を調べてみた。すると、なんと5割弱の8756平方メートルが、渡辺町長の所有地であることが判明したのだ。

各地の原発差し止め裁判や、原発避難者の訴訟などに携わっている弁護士の井戸謙一さんは、町長が自らの土地を町に売却して利益を得ることについての問題点を、こう指摘する。

「町民の代表(代理人)である町長が、自分が所有する土地を町に売った場合、自分が自分と売買契約を結ぶことになり、利益誘導を避けるための“自己契約”ないし“双方代理”を禁止している民法第108条に抵触する可能性があります。そうなると契約は無効になり、町長は町から支払われた土地代金を返還せねばなりません。公の建物を町長が所有している土地に建てるなんて、普通はしません。町長への利益誘導だと思われても、仕方ありませんからね」

このような違法性が疑われるにもかかわらず、なぜ、町長の土地が含まれる場所を建設予定地に選んだのか。

たしかに、町長の所有地は、新庁舎の建設予定地の5割弱を占めているが、大川原復興拠点全体から見れば、ごくわずか。しかも、復興拠点の西端に位置しているので、拠点から避けようと思えば避けられるはずなのだ。

(下)へ続く

(取材・文/和田秀子)


※1:原発事故前の年間被曝量は1ミリシーベルト以下だが、帰還を促進するために、20ミリシーベルト以下の場所は避難指示を解除するように、15年の改正福島復興再生特別措置法で定められた。

※2:福島再生加速化交付金とは、福島第一原発で避難した福島県民の帰還を支援するために、住宅や商業施設などの“復興拠点”を造る際に必要となる資金を国から補助するための交付金。



福島県・大熊町長の土地に「31億円の町役場」のあきれた復興計画(下)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170708-00010002-jisin-pol&pos=1
7/8(土) 6:02配信 女性自身



本来、行政をチェックすべき議会では、問題にならなかったのだろうか。

大熊町議会の鈴木光一議長に尋ねてみた。

「6月の議会で土地所有者の名簿や売買価格が公表されましたけど、反対したのはひとりだけ。町長の認識はわかりませんが、議会で法律的にも問題だという議論はありませんでした。都市計画区域に、たまたま町長の土地があるっていうくらいの意識ですよ」

今回の土地取引に問題があるという認識は感じられなかった。鈴木議長によると、土地の価格は決定しており、地権者の合意もとれているが、売買契約を結ぶのは、これからだという。気になるのは、土地の評価額だ。

本誌が独自に入手した内部資料によると、町長の土地を含む大川原地区の土地売買価格は、〈田1千700円/平方メートル、畑1千500円/平方メートル、雑種地1千200円/平方メートル〉。

町長の所有地の地目は、「田・畑・雑種地」で、総面積は8,756平方メートル。ざっと計算すると、1千500万円近くが町長の懐に入ることになる。

この評価額に関しては、町民からこんな不満の声もある。

「大川原地区の田畑は、過去にほとんど売買された実績がなく、したがって公示価格もありません。バブル期終盤の91年に、畑が1500円/平方メートルで取引されたことがあるので、今回の売買価格は、そのバブル期と同程度。町民の土地を買い上げた放射性廃棄物の中間貯蔵施設の土地取引価格ですら、田んぼは1200円/平方メートル、畑は1150円/平方メートルと、大川原より低い。原発事故後、このあたりの土地評価額は0円になっていることを考えると、やはり大川原は高いですよ」(以前、大熊町で不動産業を営んでいた男性)

そもそも、なぜ旧役場庁舎は使えないのか。

「元の役場は、下野上地区というJR常磐線の大野駅の近くにあるので便利なんですが、放射線量が高くて使えないそうです。役場の人が言っていました」

そう話すのは、帰還困難区域の下野上地区に自宅がある女性。

ところが大熊町は、放射線量が高い旧役場から、広い道を一本隔てた向こう側に、復興のためにゼネコンの拠点をつくり、6年後の23年には居住可能な第2の復興拠点にする計画を進めている。

「だったら31億円もかけて新役場を建てなくても、あと数年待って、放射線量が下がってから、旧役場を修理して使えばいい。それかそのときの町の規模に見合った庁舎をそこに建てればいいと思うのですが」(前出・下野上地区の女性)

次々にわいてくる疑惑や疑問。本紙は、取材の最後に会津若松市の大熊町役場出張所を訪れ、渡辺町長と役場の担当者に数々の疑問をぶつけた。

まず、町長に、自らの土地を町に売却することの違法性について認識を聞いた。

「問題ないと思った。地権者の説明会でも、ダメだという声はなかった。まだ売買契約は結んでいないから、そんなに問題があるんだったら、私の土地は抜いてもらってもかまわない」

町長は違法性自体、認識していなかったようだ。さらに、利益誘導ではと言われていることに対しては、こう答えた。

「そんな気はまったくない。売らなくてすむならそうしたい。でも、町民のみなさんに『土地を提供してくれ』とお願いしているのに、自分が差し出さないわけにいかない」

先祖代々受け継いだ土地を手放すことへの辛い心情を吐露する町長だが「思うように用地買収が進んでいない場所もあるので、自らの土地を避けて復興拠点をつくることはできない」と語った。では、違法性はどうクリアするのか。

担当課長がフォローする。「我々としても法に触れることはできないので、いま顧問弁護士に相談しています。対策としては、副町長を代理に立て、渡辺利綱個人と、副町長が売買契約を結ぶ形にすれば問題ないだろうとアドバイスを受けました」

ここ数日、他のメディアからも取材が来ているようで、慌てて手段を講じたようだ。

また、土地の売買価格についても、「不動産鑑定士が、国が組織した用地対策連絡協議会の用地の取得費用基準に基づいて算出している」と、担当課長が正当性を強調。

最後に、「町民が1千人しか戻らないのに、31億円もの税金を庁舎にかける必要があるのか」との問いに対しては、「我々としては適正な額だと思っている。役場庁舎が大川原にできたら、インパクトも強い。大熊町の復興にむけて本気で取り組むんだという意思表示だ」と話し、新庁舎建設が、“復興への景気づけ”であることを明かした。

しかし、同じく震災のあと、役場庁舎を新築している福島県の南会津町では、人口約1万6千人で、建設予定費が約19億円。一方、大熊町は人口千人で31億円。景気づけの代金としては、やはり高すぎると言わざるをえない。

長年、公共事業の見直しに取り組んできた法政大名誉教授で弁護士の五十嵐敬喜さんは、「そもそも、まだ原発事故も収束しておらず、放射線量も高い原発周辺に人を戻していいのか」と指摘したうえで、こう警鐘を鳴らす。

「いま、被災地には多額の復興予算がつぎ込まれていますが、それができるのも20年まで。その後は、わずかに戻った高齢者が住民の多くを占める自治体が箱モノの維持費を支払っていかなくてはなりません。資金繰りが立ち行かなくなり財政破綻する被災自治体も出てくるでしょう」

税金の使われ方がおかしい、と思っている町被災地の人がそれを批判しても、「復興に水を差す」と言われてしまう現状もあるという。

本当に必要な事業に税金を回すためにも日本中が関心を持ち続ける必要がある。

(取材・文/和田秀子)






































 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2017年7月09日 07:19:16 : 7GB3ILmWPo : 3U1m7qEhqU4[240]
表題が地味過ぎるんだよ
違反にならなきゃ煽り文句つけてもいいんだよ

2. 2017年7月09日 15:13:53 : qF4T1YwunA : 0ID5WaAuWRA[1788]
汚染は放射能だけではなかったようだ。

血税や電気料金で国民が吸い取られたカネの使途が途方も無く汚染されている。


3. 2017年7月09日 16:17:21 : qBTOcZYA6I : of73yAd_WXg[3]
上から下まで、時代劇のワルを絵に描いたような、こんな輩しか残っていないと痛感させられる。

東電株主保護の税金投入も、森友・加計も、これも、要するに税金泥棒だ。


4. 2017年7月09日 22:04:36 : GP1IIBH0Hc : uCqKjRO6SW0[46]
目先だけ良ければの先のない貧相な考えで、
福島県人が自分で自分の首を締めてどうする。

若い人は戻ってこないだろうから(帰っては早死にするから帰ってはいけない)、
町は弱体化してゆく事は当面の自然な成り行きであり、
高額箱物を作った後々の維持費は確保できないはず。

原発事故前と同じく利権の危険性を反省していないと思いますね。


5. 2017年7月10日 12:01:16 : rrhrFN6JLd : C6EI10g_Gy4[2697]
放射能に汚染されている土地なんて無償提供されてもいらんがな。一般に売買しても買い手がつかないから利益供与というより汚職だろ。価値のない土地を売るんだから詐欺かもね。

6. 2017年7月10日 14:38:43 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[152]
逆なんだよね。
その手の地場利権持っている人間が、何が何でも戻ろうとしているってだけで。
一般人は1年も他の地域で暮らせば、そちらに生活地盤が出来てしまうから戻れんよ。

7. 不眠症[716] lXOWsI_H 2017年7月10日 16:38:21 : mBqEoVAF7k : YuLD0e5f9D4[719]
,

  福島県・大熊町長の 土地に「31億円の 町役場」のあきれた 復興計画


⇒『致死量の 放射能を 放出してしまいました ワーン』by 某電力常務


  こら アベコベ宰相 ! そんな地域に 公共投資するな ! 


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK228掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK228掲示板  
次へ