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日野原重明氏が遺した安倍政権の改憲に反対する言葉! 「押しつけ憲法論」も真っ向否定(リテラ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/348.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 7 月 19 日 10:55:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

              
    日野原氏著『十代のきみたちへ−ぜひ読んでほしい憲法の本』冨山房インターナショナル


日野原重明氏が遺した安倍政権の改憲に反対する言葉! 「押しつけ憲法論」も真っ向否定
http://lite-ra.com/2017/07/post-3324.html
2017.07.19 日野原重明氏安倍の改憲に反対を表明 リテラ


100歳を超えても現役医師として活躍した日野原重明・聖路加国際病院名誉院長が亡くなった。延命治療を施さず105才での逝去は、日野原氏らしい大往生と呼ぶにふさわしいだろう。

日野原氏といえば、日本初の人間ドッグを開設したり、終末期治療の充実を提唱するなどして、医学界に大きな貢献をしたことはもちろん、地下鉄サリン事件発生時には病院をすぐさま開放する迅速な対応で、被害を最小限に抑えるなど、常に患者の側に立った姿勢を持ち続けたことで知られている。

一方、晩年は自らの戦争体験を通して、平和へのメッセージもおくってきた。それらは、2015年に刊行された『戦争といのちと聖路加国際病院ものがたり』(小学館)に詳しいが、いのちと向き合うはずの病院の中で起きたこと――東京大空襲で収容した1000人の負傷者。救えなかったたくさんのいのち。特高警察による監視、取り調べ。病院ロビーで聞いた玉音放送。終戦直後のGHQによる病院建物の接収――を余すことなく伝えることで、戦争に翻弄されるいのちのはかなさを説いている。

そんな経験を持つ日野原氏だからこそ、改憲にひた走る最近の安倍政権の動向には強い危機感を抱いていた。14年の憲法記念日には、『十代のきみたちへ−ぜひ読んでほしい憲法の本』(冨山房インターナショナル)を刊行。「戦争をできるように憲法を変えるのは反対」と護憲の意志をはっきり表した。

さらに、その危機感が強く伝わってきたのが、朝日新聞の連載「104歳 私の証・あるがまま行く」(16年3月19日・26日)に掲載された一文だ。 

「12年前の憲法調査会公聴会」というタイトルがついたこの文章の冒頭、日野原氏はまず、天皇皇后両陛下がフィリピン訪問の際に日本人戦死者、フィリピン人兵士双方の碑と墓を訪問したことに触れたうえで、こう宣言する。

〈現在、国会では憲法改正について議論になることも増えていますが、私は自らの経験から今後も一貫して日本国憲法の大切さを主張しつづけていきたいと思っています〉

そして、日野原氏は04年の憲法調査会公聴会に公述人として参加した際、「押しつけ憲法論」を否定し、制定からここまで、日本国民が日本国憲法をしっかりと守る努力をしてきたのか、と問いかけたことを明かしている。

〈憲法改正を訴える人たちは、この憲法をアメリカに押し付けられたものだと言うのですが、憲法は私たち国民の合意のもとで制定されたものです。その憲法を私たち国民はしっかり順守し、実践してきたと言えるのでしょうか〉

 日野原氏は、憲法前文にある「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う」という文言を挙げ、こう訴えたという。

〈我が国は平和を目指す国際社会の中で、日本国憲法前文がうたう「名誉ある地位」を占めてきたとは到底、言えない。私たちはそれを強く反省しなければならないし、また何をもってそれを償うかを考えなければならない〉

しかし、こうした訴えにもかかわらず、その後、憲法軽視はどんどんエスカレートし、第二次安倍政権でとうとう改憲が政治日程にのぼることになった。こうした動きに抗するように日野原氏は、記事の中でこう訴えている。

〈名誉ある地位は形式的なことで手に入るものではなく、具体的な労力、行動、犠牲を伴います。人を愛するとき、相手のすべてを「ゆるす」という犠牲が伴うのと同じです。それにより争いは避けられ、全体の安全が保たれることがあるのです。そのリーダーシップをとれる人がもっと日本に出てこなければなりません。武力で武力を制することはできません。別の手段を考えるべきなのです〉
〈憲法の目的は、国民のいのちを安全に保つことであって、憲法に定められた主役は「日本国民」です。押しつけどころか、私たちのいのちを武力以外で守る賢い仕組みです〉

 この記事が、日野原氏の待望するリーダー像とは真逆の安倍晋三首相を意識しているのは明白だろう。

〈今この時期、どうしても皆さんに私の考えをお伝えしたくて、筆を執った次第です〉

こう結ばれているこの文章からは、日野原氏の切実な危機感が伝わってくるが、しかし、その思いは安倍政権にはもちろん、まったく届いていない。

菅義偉官房長官は、18日の会見で日野原氏の死についてコメントを発したが、例の“スガ語”と同じ感情などまったく感じないトーンで「100歳を超えてもなお生涯現役として、医学界の発展に尽くされた。心から敬意と感謝を表するとともに、ご冥福をお祈り申し上げる」と、通り一遍のおくやみコメントを出しただけだった。

日野原氏の遺志を継ぐためにも、安倍政権の改憲の動きはなんとしてでも止めなければならない。

(窪川 弓)


















 

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コメント
 
1. 2017年7月19日 11:26:41 : 8K8L3PSaYk : gvKl5@23F80[365]
日野原先生も、このような憲法の著書を残しておられたのですね。
『戦争といのちと聖路加国際病院ものがたり』は読みたい。

思想的立場を超えて、尊敬されている(一般に知られるようになったのは、1995年の地下鉄サリン事件時の聖路加病院の対応に賛辞が集まったため。日本で終末期医療を最初の頃に始めたのも日野原氏ではなかったか)。

もちろんクリスチャンだろうと思っていたが、いま経歴を見たらやはりそうだった(プロテスタント)。ご両親ともにキリスト教徒で、お父さんは神学校にも通っていたとあって納得した。

ご冥福をお祈りします。

・参考(戦争について)

戦時中、『聖路加』は政府に「大東亜中央病院」という名称に改名された。特高警察がやってきてスパイの嫌疑で自身や同僚が取り調べられたり、患者を装って病院に出入りし、監視をしていた。十字架の高い塔は宿直が出来る小部屋にあったが憲兵隊に押し入られた上に塔の十字架が切り取られた。「神の栄光と人類奉仕のため」という病院の理念が刻まれた石碑を御影石の板で覆い隠さなければならなかったという。

「武器には武器、暴力には暴力で応じる悪循環を断ち切り、戦争ではなく話し合いで物事を解決する、根強い精神が必要」「知性こそ人間の授かった宝である」
「戦争はいじめと同じです」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%87%8E%E5%8E%9F%E9%87%8D%E6%98%8E


2. 2017年7月19日 15:44:01 : qNApj6abVo : pmR1FMr_lBA[1058]
安倍、菅、稲田に戦争のスイッチを入れたとき、率先垂範して最前線に行かせば良いのです。

本人たちは、日本愛国の名の下で、きっちりと戦死してくれるでしょう。

それこそ、安倍たちの言う愛国です。

安倍達が役に立たぬなら、自衛隊員の弾除けに使ってやってください。

国民は許してくれます。これは、立派な愛国心です。

後方安全地帯で、旗だけはふらさないように、、、、


3. 2017年7月19日 15:50:07 : O8h0FKCOxY : TS4LBvaBovU[298]
故人に対してあれこれ言いたくないが、この人と聖路加について良く知った方が良い

4. 2017年7月19日 16:05:22 : 8K8L3PSaYk : gvKl5@23F80[372]
>>4
ならば、何か信頼できそうな資料をご紹介下さいませんか。

5. 2017年7月19日 16:09:24 : 8K8L3PSaYk : gvKl5@23F80[373]
>>4訂正
>>4 ではなく、 >>3 でした。

6. 2017年7月19日 19:42:05 : ArG5WsPsa2 : ylyudJXPm0U[55]
押し憲法 それは事実だろう、まったく正しい。

日本国憲法はGHQから事実上押し付けられた憲法で、

これは国際法違反、つまり違反、違法憲法である。

中身の戦争の放棄、平和主義の理想は理想

違反は違反 チケット切る必要あり。

事実、現実 と 理想は分けておかにといけない。


7. 2017疾風[47] glGCT4JQglaOvpWX 2017年7月19日 22:07:31 : nBrcXfYipc : rJXd2ZCkanY[59]
>6
押し憲法 それは事実だろう、まったく正しい。
日本国憲法はGHQから事実上押し付けられた憲法で、
これは国際法違反、つまり違反、違法憲法である。


違いますねー。GHQ側は新憲法草案を日本側に提示した時に「この草案をあなた方が拒否する権利があることを強調したいと思います。ただ、もし皆さんがこの草案を拒否された場合は、我々はこの草案を日本国民に直接公表してその是非を問うつもりです」と言ったんだよな。そうなった場合、日本国民がどちらの憲法草案を選択するかは火を見るように明らかだったので、日本側の憲法作成担当者たちもしぶしぶ受け入れたというのが真相だよね。
国際法違反とはハーグ条約の「占領地の法律は尊重されなければならない」という規定にGHQのやったことは違反しているということだろうけれど、実はこの文言の前に「やむを得ない事情のない限り」という条件がついているんだよね。GHQのやったことは国際法違反だという連中はこの部分を故意だか無知だかしらないが無視するんだよね。
ソ連、中国、イギリス、オランダ等、日本に対して強い反感をもつ国々も参加する極東委員会の発足が迫っていたので彼らが日本の憲法問題に介入してくる前に日本にとって有利な新憲法草案を作ることは焦眉の急であったからね。これはハーグ条約の「やむを得ない事情」に相当すると思うけどね。改憲論者の論は粗雑で誤りが多いように思う。中にはGHQ側が日本側に草案を提示したときに上空を爆撃機が旋回して威嚇していたなどというバカなことを言う奴もいるからね。


8. 2017年7月20日 00:29:06 : JbyM6X2Bgo : deUCjPWJ1qs[24]

何が押し付け憲法だよゾンビ脳してるから認識が真逆なんだ。

世界大戦の開戦を肯定して敗戦を否定した馬鹿ウヨのくせに。

日本政府は未だに天皇を暗殺した逆賊の権力体質を踏襲する。

息を吐くように嘘を言って国家国民を滅亡させた歴史を見ろ!



9. 2017年7月20日 04:43:39 : ArG5WsPsa2 : ylyudJXPm0U[56]
7.8>> You are brainwashed by GHQ.

    GHQ brainwashing operations have made great success in Japan.
    
    The result is your guys.


10. 2017年7月20日 18:54:28 : WrvV6a5R42 : rlPc6N_NSa8[164]
>>4
近藤誠著「成人病の真実」をご一読されたらよいかと思います。

11. 2017年7月20日 20:04:10 : 8K8L3PSaYk : gvKl5@23F80[387]
>>10
『患者よ、がんと闘うな』の著者ですね。
情報、ありがとうございます。

12. 2017疾風[48] glGCT4JQglaOvpWX 2017年7月20日 20:32:00 : nBrcXfYipc : rJXd2ZCkanY[60]

>9
Those who criticize the Japanese Constitution tend to do so without solid evidence.
You also don’t show any material to persuade us to be brainwashed by GHQ.
What you are saying lacks persuasiveness.
 

13. 2017年7月20日 20:52:54 : ArG5WsPsa2 : ylyudJXPm0U[57]
12>>。ヨ関野道夫氏がWGIPの英文の証拠書類をさがした苦心談

そのようなわけで文書を探し始めた私はまず私は国会図書館に足を運びました。検索で資料が出ないか、と試みましたがどうにもうまく進みません。自宅でも検索を重ね、目当ての文書がどうやら明星大学(東京都日野市)戦後教育史研究センターに所蔵されていることがわかりました。早速、明星大学に足を運びましたが、2万5千点もの膨大な資料があって、この中から目当ての文書を特定しなければなりません。全ての文書に目を通すことは到底できないし、絞るにしても目録だけで500ペ−ジ近くあり至難のわざであった。


関野道夫が正論に発表(2015.4)

米占領軍の日本洗脳工作「WGIP」文書、ついに発掘

2015年04月15日 03:00

近現代史研究家 関野通夫 月刊正論5月号

はじめに何故、私がWGIPを取りあげたのか、という理由から述べます。WGIPが行われたのは今から約65年前ですが、決して過去の話ではありません。むしろ今でも効き目を発揮し、ますます毒性が強まっている、いわば現在進行中の話なのです。

詳細はhttp://seiron-sankei.com/9089


14. 2017年7月20日 21:52:56 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-5052]
2017年7月20日(木)
きょうの潮流

 若くして人間社会の不条理な貧富の差に思い悩んだドイツのシュバイツァー博士は晩年までアフリカでの医療活動に従事し、ノーベル平和賞を受けました▼「人間に対する真実の愛とは、ともに経験し、ともに苦しみ、そして助けること」。実践を通して説いた生命への畏敬。それを胸にとどめ、命と平和の尊さを万人に伝えたのが“生涯現役医師”を貫いた日野原重明さんでした▼京大在学中に患った結核、地獄を見たという東京大空襲、戦後はよど号ハイジャック事件の人質にも。自身の体験とともに聖路加国際病院で70年以上も向き合った生と死。「命とは自分が使える時間。その時間を少しでも自分以外の人のために」と▼医師こそ平和運動に身を捧(ささ)げるべきが信条でした。命を守るとは憲法を守ることと、9条改悪の動きや戦争法案に反対するメッセージを本紙に寄せてくれました。「憲法を守っているのは共産党だけ」とも▼原水爆禁止世界大会の賛同者に名を連ね、被爆国の日本が核兵器廃絶に力を尽くすよう求めました。人類愛を忘れたあの誤りを新しい世代がくり返さないことを願って教えるのが本当の歴史だと、子どもたちに戦争を語り継ぎました▼被爆60周年のとき、小澤征爾さんと一緒に記念のコンサートを広島で開きました。自作の詩「平和の日を子どもたちが」を朗読した日野原さん。「人を心から愛するためにすべてを恕(ゆる)そう/人の命を愛する国民に生まれ変わって」。生きる勇気を与え続けた105年の生涯でした。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-20/2017072001_06_0.html


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