★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK229 > 604.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
防衛監察を受けた稲田ともちん、文民統制を自ら放棄。軍部大臣現役武官制の復活で、こりゃあ、内閣もろとも即刻辞職だぁ!!!
http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/604.html
投稿者 暴論有理 日時 2017 年 7 月 25 日 01:51:15: Lhw6YrhSkkinE llyYX5dMl50
 

あのな、脱糞状態のマスコミは自衛隊のリークをもって、静かなクーデターとか言ってるけど、いやいやいや、稲田ともちんが自ら文民統制を放棄したことに気づいている?

バカマスコミに加えて、クソ政治学者、法学者、知識人も全然指摘しないので言っておくぞ。

だいたい自衛隊のリークなんてそもそも去年の南スーダンの日報問題は共産党からでてきたんだから、今回もおそらくそうであって、防衛省や陸自まるごとの積極的な組織だった反抗とは考えにくい。

問題は防衛監察本部という自衛官や防衛省の職員が対象の監察機関が、政務三役は対象外なのに、稲田は自らその観察を受けたということだ。

いいかい、問題の本質がわからない御仁のために戦前の軍部の「軍部大臣現役武官制」を説明しておこう。

これはそれまで、陸相、海相は退役軍人から選ぶのが慣習だったのに、現役の軍人から選ぶようになった制度だな。この制度の問題は陸軍、海軍が陸相、海相をださないと内閣が崩壊したり、組閣できないということで、ようするに議院内閣制を完全にコントロールに置いたことだ。

これで、日米開戦まで、時の首相たちは軍部を慮って、戦争に引きづられていったわけだな。

で、稲田が防衛観察を受けたことは、文民統制の主体である防衛相みずから、逆に行政側である防衛省の統制下に入ったということだ。防衛省もぶったまげているに違いない。

丸山真男も小室直樹も草葉の陰から、これをもって、戦後の民主主義も完全に終わったと嘆いているはずだ。

ましてや弁護士資格のある稲田にして、この事態の重大性を認識していない。認識していないからこそ、自らお手軽なみそぎのつもりで、観察をうけたんだろうが、これは万死に値する行為だ。

議員内閣制で、大臣を監察できるのは任命責任者の首相と議会と司法(検察も含む)だけだ。それを行政内の監察をみづから受けるとは!!!

もし、これが前例になって、常時、防衛相が監察本部の監察下におかれたら、実質的に防衛省は文民統制はもとより、民主制の制御下から除外されるということだ。こうなったら、軍事独裁へはあと一歩だ。というより、稲田の所業からみれば自民党政権みたいな擬似民主主義政権が自ら、軍事政権化するということだ。

てなわけで、稲田朋美だけでなく、安倍内閣は即時、辞職するべきということになる。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2017年7月25日 02:23:06 : fdixW48zpc : PCFB6k1cqmY[25]
リンクも参照しといてな。

https://hbol.jp/147164/3 菅野完

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00019352-kana-l14 布施祐仁


2. 2017年7月25日 11:24:41 : fjl2G9Zmro : eMcPigBWLHg[129]
それでも「中川八洋掲示板」とか「大森勝久評論集」によると、内閣が

一日でできる閣議決定での憲法9条2項の「芦田修正」で、国連総会が認めた

陸上32万人・海上16万人・航空8万人まで増強できるのに

それはまるでやる気ナシの自衛隊って何なん、ワケワカラン・("^ω^)


3. 2017年7月25日 14:34:10 : Wi9RPbx92M : Q5Z5BPljMow[33]
既に公開されている日報が非公開だと騒いでいる滑稽さ。
まるで中国共産党の経済指標そっくりだ。

4. 2017年7月26日 22:36:02 : nCB5BtahRA : nmmh8zhEt1E[224]
この問題が如何に深刻か、今の人たちは全く分かっていない。中学や高校の歴史の授業で、明治時代の部分で打ち止めにしているから、恐ろしいという感覚がないのである。

軍部大臣現役武官制
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E9%83%A8%E5%A4%A7%E8%87%A3%E7%8F%BE%E5%BD%B9%E6%AD%A6%E5%AE%98%E5%88%B6

(重要な部分を再掲します。)

★再び軍部の影響力が強まった1936年(昭和11年)に問題を起こした退役軍人の影響を排除するためという名目で軍部大臣現役武官制は復活し、1945年(昭和20年)の敗戦により軍部大臣が消滅するまで続いた。

復活してからどうなったか。1937年7月7日、日中戦争が勃発。7月9日には近衛内閣が「戦線不拡大」を閣議決定したにも関わらず、陸軍がこれに従わず、8月に日本政府が中国大陸(当時は中華民国国民政府が統治)に特使を派遣することにしたが、陸海軍が特使を神戸港で拘束し東京に連行。優柔不断な近衛文麿首相は、停戦するという強い意思を示すこともなく、戦線の拡大を放置してしまった。

軍部の暴走に歯止めがかからず、日本政府は7月に予備費を軍に投入し、8月には増税を決定。8月15日、中国大陸に対し渡洋爆撃を敢行し、映画館で日本ニュースとして大々的に公開。観客は興奮し、映画館は「万歳 ! 」と叫ぶ人ばかりだったという。

●これを苦々しく見ていたのは、当方の祖父であった。戦後、絶対に戦争をしないと護憲の日本社会党に入り、平和の尊さを幼児であった当方にも説いていたが、戦前、戦時中でも「ご真影」を家に飾らず、強い意志を見せていたという。長生きできなかった祖父だが、当方の目指す「人生の師」です。

祖父は長生きできなかったが、祖母は「近代史こそ重要だ。」と生前語っていた祖父のことを話してくれた。織田信長や豊臣秀吉もいいが、彼らの時代は遠い彼方である。そうではなく、なぜ日本が悲惨な戦争を起こしたのか。それが重要なのだと言っていた。日本は何かにつけて「被害者」だと主張するが、それ以前に「加害者」なのです。議論はそこからスタートしなくてはならない。

●日本の国は、日中戦争が勃発してから、戦争のための産業が優先されることになり、国力の全てを戦争に振り向ける経済体制に突入していったのである。1937年10月に「国民精神総動員」体制が敷かれ、1938年4月には「国家総動員法」や「電力国家管理法」が公布され、5月から施行。まるで凶暴罪なみの速度です。
(註 わざと当方は凶暴罪と書きました。誤変換ではありません ! )

戦争遂行のために国債を国民に押し売りしたのである。町内会で強制割り当てして無理やり買わせた。こう言うことを歴史の授業でしっかり教えなくてはならない。かつて日本は軍部大臣現役武官制の復活で、最後は地獄に追いやられたのである。これこそ歴史の教訓。絶対に復活させてはなりません !


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK229掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK229掲示板  
次へ