ざまあ。

　この数字は、無党派層に限定して調査して初めて意味を持つのに、それをせず、オマケに支持政党の割合すら書いていないとは……共同の思惑が透けて見える。

　◇北朝鮮「外交努力を強める」が６１％

　毎日新聞は２、３両日、全国世論調査を実施した。１日の民進党代表選で選ばれた前原誠司代表に「期待しない」との回答は３９％で、「期待する」の３１％を上回り、「関心がない」も２４％あった。同党の支持率は５％と低迷したままで、代表交代による浮揚効果は今のところ出ていない。

　今回の調査で「支持政党はない」と答えた無党派層は５０％を占めた。無党派層は前原氏に「期待しない」３７％、「期待する」３０％で全体の傾向とほぼ同じだった。民進支持層では「期待する」が８割に上ったが、他党支持層や無党派層には期待が広がっていない。

　前原氏は代表選で、共産党との選挙協力見直しを主張した。民進党が次期衆院選で共産党と「選挙協力をする必要はない」は６３％で、「選挙協力をすべきだ」は２３％だった。しかし、民進支持層ではいずれも４割台で拮抗（きっこう）。共産支持層では「選挙協力をすべきだ」が上回った。

　核開発やミサイル実験を繰り返す北朝鮮に各国がどう対応すべきかを尋ねたところ、「外交努力を強める」が６１％で、「軍事的な圧力を強める」の２５％を大きく上回った。

　安倍内閣の支持率は３９％、不支持率は３６％、「関心がない」は２２％だった。

　今回の調査から、これまでの固定電話に加えて携帯電話も対象にしたため、８月に実施した前回調査までの数値と単純に比較はできない。前回は支持率３５％、不支持率４７％、「関心がない」１７％だった。

　ただ、無党派層では不支持率４６％、支持率２０％と差がついており、無党派層はなお安倍内閣に批判的だ。

　内閣支持層では「他に良い人や政党がない」という消極的な理由が４７％で最多。逆に不支持層では「安倍さんを評価していない」が４６％、「政策に期待できない」が３９％に上った。学校法人「加計（かけ）学園」の獣医学部新設問題などに対する批判はなお強いとみられ、支持率の大幅な回復は現状では難しそうだ。

　民進党以外の主な政党支持率は、自民２９％▽公明４％▽共産２％▽日本維新の会２％−−などだった。【吉永康朗】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170903-00000085-mai-pol

＞　前原誠司代表に「期待しない」との回答は３９％で、「期待する」の３１％を上回り、「関心がない」も２４％あった。

厳しい船出だが頑張ってもらうしかない。

　たとえば「前原新代表に期待するか」の設問にしても、アンケート質問者全員を対象にしているわけだから、自民支持層はほぼ全員が「期待しない」に投じるのではないの？　毎日の場合、自民支持層は29％（プラス公明支持層４％）いたわけでしょう？　足し算すれば、これだけで33％になる。
　この質問は民進、ならびに野党（反自民）支持層を対象にした質問にすべきだったのでは？　自民・公明支持層ごちゃまぜの回答で「期待しない」の数字を増やしている。

　同じように民進と野党、共産との選挙協力にしても、これが実現すれば、自民・公明の苦戦が目に見えているわけだから、自民・公明支持層は「よいと思わない」と答えるよね。

　とにかく、横ばいとはいえ、安倍内閣支持率がいまだ44％超というのが信じられない。わたしの周りを見回してみても、五人にふたりが安倍支持？　んなわけないでしょう。十人のうち、ひとりいるかいないか分からないのに…。
　創価学会の連中が“学会指令”でしっかり回答して、こうした数字をつくっているのかもしれないが、でも、信じられない。