＜検証「加計」疑惑＞　始まりは１５年４月２日（東京新聞）赤かぶ

＜検証「加計」疑惑＞　始まりは１５年４月２日（東京新聞）
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/452.html
投稿者赤かぶ日時 2017 年 9 月 17 日 23:05:05: igsppGRN/E9PQ　kNSCqYLU

＜検証「加計」疑惑＞　始まりは１５年４月２日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201709/CK2017091702000115.html
2017年9月17日　東京新聞

　　
２０１５年４月２日に首相官邸を訪問した愛媛県今治市の出張記録。応対者は非公表＝市職員名は加工処理

　急きょ東京出張の日程が変更になった。二〇一五年四月二日夕。帰りの航空機の便を遅らせて、愛媛県今治市の職員が首相官邸を訪れた。

　待っていたのは、柳瀬唯夫（やなせただお）首相秘書官（当時）。県職員と学校法人「加計学園」（岡山市）の幹部も同席した場で、県と市に学園の獣医学部新設を進めるよう対応を迫ったという。

　柳瀬氏は、安倍晋三首相が創設した国家戦略特区を担当。アベノミクスの恩恵を全国に波及させるとして、地方創生につながる特区提案を近く募ることになっていた。

　市の文書には、この日の午後三時～四時半、「獣医師養成系大学の設置に関する協議」のため、市の担当者が官邸を訪問した出張記録が残る。

　しかし、今年七月、国会の閉会中審査で、官邸での面会の事実を問われた柳瀬氏は「記憶にない」を連発。かたくなに面会を否定する政府に対し、県幹部も苦言を呈する。「何で国は隠すんですか」

　官邸訪問から二カ月後、県と市が国家戦略特区に提案すると、十年にわたって膠着（こうちゃく）していた獣医学部の計画が一気に動きだす。

　政府関係者は言う。「四月二日が『加計ありき』のキックオフだった」

　◇　

　おごりと慢心。「官邸主導」の政権運営にほころびが見え始めた。加計学園の獣医学部新設を巡っても、国民の疑念に答えようとしない安倍首相への不信感がくすぶる。「加計疑惑」の背景を検証する。

◆もろ刃の「安倍特区」

　　　

　昨年十一月五日、愛媛県今治市の菅（かん）良二市長が地元の県議六人を市役所に呼び出した。

　「特区を使って獣医学部の話が前に進みそうだ」。菅市長は意気揚々と切り出した。市の担当者らが、首相官邸で柳瀬唯夫（やなせただお）首相秘書官（当時）と会ってから一年半後のことだった。政府は同九日、国家戦略特区で獣医学部新設の方針を決めた。

　市と県は二〇〇七年以降、構造改革特区に提案し続けたが、十年にわたって厚い壁に阻まれてきた。「四国新幹線と同じ。夢物語としか見ていなかった」。福田剛（つよし）県議は、配られた資料に「平成三十年四月開学」と明記されていたことに目を見張った。

　獣医学部新設が動きだすきっかけとなった国家戦略特区は、第二次安倍政権の目玉政策。これまでの構造改革特区は、自治体などの提案に対し、規制官庁も認定の可否に関わり、思うような成果が上がらなかった。そのため、規制官庁の関与は意見を聴くなどの調整にとどめ、首相のトップダウンで抵抗の強い岩盤規制の突破を図った。

　規制改革の実効性が高まる半面、権力の私物化を招きかねない。国会では導入を巡り「あらぬ国民の疑念を招くのでは」と制度の危うさが指摘されていた。

　その懸念が現実になった。「友人のために便宜を図り、行政手続きをゆがめたのでは」。特区で獣医学部新設が認められた学校法人「加計（かけ）学園」の加計孝太郎理事長と、特区選定の最高責任者である安倍晋三首相が昵懇（じっこん）だったことから、国民の間に疑念が膨らんだ。

　◆　　　　◆　

　米国留学時代に知り合ったという二人。安倍首相は「加計さんが私に対し、地位や立場を利用して、何かを成し遂げようとしたことはただの一度もない」と答弁している。しかし、周辺の人たちの証言から浮かび上がるのは、二人の公私にわたる蜜月ぶりだ。

　政権交代が起こった〇九年夏の衆院選直前。学園が、若手職員を出張命令で安倍陣営の選挙応援に動員させようとしているとの情報が流れた。学園の労働組合の元幹部によると、組合が文書で抗議した結果、学園は有給休暇を使って職員が自主的に選挙応援に参加した形にして送り出したという。学園は「出張命令で派遣した事実はない。有給休暇の利用は選挙運動への参加など職員によってさまざま」とし、安倍首相の事務所は「公職選挙法に則（のっと）り、適正に処理している」とコメントしている。

　獣医学部新設に関し、安倍首相は「国民から疑念の目が向けられるのはもっともなこと」と言葉足らずを釈明しているが、国民の疑問に答えたとは言い難い。

　「事業者が決まった今年一月二十日に加計学園の獣医学部計画を知った」。七月の国会の閉会中審査で、疑念を振り払おうと安倍首相が発した一言は、かえって不信感を高めた。

　第二次政権発足後、確認できるだけで二人は、十六回ものゴルフや会食を重ねている。「腹心の友」と公言する加計氏の計画を本当に知らなかったのか。

　首相に近い自民党議員は言う。「首相の説明は、説明になっていない。この問題を解決するには、正直に話すしかない」

＜加計学園問題＞　５０年以上抑制してきた獣医学部の新設について、政府は１月、国家戦略特区で愛媛県今治市に限定して設置を認めた。公募の結果、「加計学園」（岡山市）が事業者に選ばれ現在、文部科学省の審議会で審査中。５月、特区担当の内閣府が文科省に「総理の意向」などと早期開学を迫る複数の文書が流出、特区選定の妥当性が疑われている。

＜#検証加計疑惑＞　始まりは１５年４月２日
衆院解散の雲行きとなってきましたが「加計」問題は、幕引きするわけにはいきません。本紙では詳細な取材をもとにこの問題の本質を検証する連載を始めました！！。https://t.co/DzseUdOMYm pic.twitter.com/heol6zMC4a
― 東京新聞政治部 (@tokyoseijibu) 2017年9月17日

＜検証「加計」疑惑＞　始まりは１５年４月２日 https://t.co/IGJRvXbSy9 東京新聞より。政府関係者は言う。「四月二日が『加計ありき』のキックオフだった」 #加計学園 #アッキード事件
― futsugou_emiko (@e_miko029) 2017年9月16日

東京新聞:＜検証「加計」疑惑＞　始まりは１５年４月２日:社会(TOKYO Web) https://t.co/25DZ85dTU7

「友人のために便宜を図り、行政手続きをゆがめたのでは」

「国民から疑念の目が向けられるのはもっともなこと」
― 花芽の恋@野草 (@who_ho_you) 2017年9月16日

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とりあえず、この話を切らさないことですね。
「良識あるメディア」ならば、これを隠すために衆院選が行われることを是認なんてしないでしょうから。
― 西大立目 (@relark) 2017年9月16日

「首相の説明は、説明になっていない。この問題を解決するには、正直に話すしかない」（首相に近い自民党議員）――《検証「加計」疑惑①》始まりは15年４月２日　理事長と蜜月、私物化疑念に【東京新聞１面・社会面9/17】 pic.twitter.com/L486UuB3FD
― チャラ純平 (@charajunpei) 2017年9月17日

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解散風が吹き出した今こそもりかけ疑惑の新たな追求を行うべき！北を隠れ蓑に安倍政権の傲慢、傍若無人を許してはいけない！マスコミの奮起に期待したい！
― 海賊白髪爺さん (@Vi6MceJl6KLxaGN) 2017年9月17日

＜検証「加計」疑惑＞　始まりは１５年４月２日https://t.co/ZMbUeYDyZ8おごりと慢心。「官邸主導」の政権運営にほころびが見え始めた。加計学園の獣医学部新設を巡っても、国民の疑念に答えようとしない安倍首相への不信感がくすぶる。「加計疑惑」の背景を検証する。
― oohira ataru (@ttammakko) 2017年9月17日

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…政府関係者…「4月2日が『加計ありき』のキックオフだった」東京朝刊 pic.twitter.com/EI4zznl5kW
― rima *一般人 (@risa_mama117) 2017年9月17日

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官邸訪問から二カ月後、県と市が国家戦略特区に提案すると、十年にわたって膠着（こうちゃく）していた獣医学部の計画が一気に動きだす。https://t.co/CUfeOEvx14
― uresy (I'm not ABE) (@uresy1st) 2017年9月17日

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〈待っていたのは柳瀬唯夫首相秘書官。加計幹部同席の場で、県と市に獣医学部新設を進めるよう迫った。
しかし、今年七月、閉会中審査で面会の事実を問われた柳瀬氏は「記憶にない」を連発〉
― 赤旗政治記者 (@akahataseiji) 2017年9月17日

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近く解散総選挙がありそうだが国民はこのことを絶対に忘れてはいけない。この他にも森友学園問題や自衛隊日報問題、レイブ事件もみ消し問題等が山積している。逃げ得は許されない。
― 愛犬健太 (@jun_kenta) 2017年9月17日

＊アホ・ペテン師安倍を徹底的に叩かないと、実質的独裁国家に成り下がる！

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― 斉藤孝博／土建屋国家へ逆戻りはカンベン！ (@Jazztak) 2017年9月17日

1. 2017年9月18日 05:53:07 : tL7Y9iCbtM : gqK139MhTGI[7]

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　いいねぇ。ドキュメント・タッチで読む者をわくわくさせる。

　東京はどのページでこれをやっているんだろう。
　「一面からつづく」とあるから、一面でリードになる部分を載せ、総合面に続いているのだろうが、全部一面でいける内容。よほどのニュースがない限り、一面にでっかくスペースを取って行こうよ。その方がもっとインパクトがある。実際、いまの時代の一面に値するニュースなんて、そんなにないし…。

　柳瀬とか、菅（市長の方）のコメントがあるといい。
　どうせ「記憶にありません」といったすっとぼけた内容だろうが、こいつらは何かを隠しているというイメージをもっと書き立てるためにも、彼らに何かをしゃべらせたらいい。もちろん、顔写真だけでもいいから、それも載せる。こいつらの人相はもっと広く世間に知らせた方がいい。

　ニクソン弾劾につながったウォーターゲートの報道はワシントン・ポストが口火を切ったが、ライバル紙のニューヨーク・タイムズをはじめ、すべてのメディアが、不名誉な「後追い記事」であっても、追随した。「民主主義の危機」と、あるべき健全なジャーナリズムの精神を発揮して報道合戦を展開した。
　いまの日本は悲しいことに、ジャーナリズムの魂を売った産経、読売のクソメディアが東京の足を引っ張ろうと嫌がらせをする可能性があるが、東京はメディアの王道を貫け。朝日、毎日はぜひ、東京に続いて欲しい。全国の地方紙に記事を配信する共同通信も、地方から（加計問題の本丸の愛媛新聞はクソだが…）問題の認識を喚起させていってもらいたい。
　何もしない日本の検察と違って、ウォーターゲートではワシントン・ポストの報道によって捜査を始めたFBIも捜査内容をポストにリークしてくれた。裁判所も、事件のもみ消しに懸命だったニクソン側からの不服申し立てを却下している。なんだかんだ言っても、アメリカには不正に対する健全な民主主義があった。
　翻って日本はどうかと言うと、検察も裁判所もお上に忠実で（悪の権化であっても点）、悲しい限り。
　ウォーターゲートの報道手法で行けば、いきなりニクソン（加計では安倍）に行かず、大統領法律補佐官、首席補佐官、大統領補佐官と側近の犯罪から暴いていった。日本の場合も、安倍側近の、いわゆる実働部隊だった秘書官、補佐官連中の悪行から暴いていけば面白い。いきなり安倍に行かなくてもいい。安倍の首は徐々に徐々に真綿で締めろ。

　東京の企画を喝采し、２回目以降の連載記事を楽しみにしている。老婆心で言わせてもらえば、９９％取材の正確な記事を書いても、１％の誤りがあると、奴らは「虚偽の報道。でっち上げ」とわめきたてるだろう。くれぐれも細心の注意を払って、健全な日本を守るためにも、連載を続けて行ってもらいたい。
　ガンバレ！