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民進党分離分割の妨害目論む自公と連合ー(植草一秀氏) 
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/117.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 10 月 31 日 21:25:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

民進党分離分割の妨害目論む自公と連合ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq9sor
31st Oct 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


民進党が新代表に大塚耕平氏を選出した。

大塚氏は日銀出身の経済政策に明るい温厚な人物である。

これまで民進党を牛耳っていた人物がしゃしゃり出て、

民進党を元の方向に引き戻すよりは、

はるかに良い人事を行ったと言えるが、野党の状況はまだまだすっきりしない。

希望、立憲、民進、無所属に分裂したが、

すっきりと分離・分解が完了していないのだ。

すっきりしないまま、またこれらが連携するなら、完全な元の木阿弥である。

総選挙で立憲民主が、短期日にもかかわらず、

主権者の幅広い支持を集めたのは、立憲民主の立ち位置が明瞭になったからだ。

それまでの民進党は「水と油の混合物」で基本政策の方向が不明確だった。

つまり、

安倍政治に対峙する勢力



安倍政治に与する勢力

が同居していた。

その最大の目的は、反安倍勢力の結集を妨げることにあった。

安倍自民が何と言って攻撃していたのかを見れば、それがよく分かる。

安倍首相は「民共共闘」の言葉を用いて、野党共闘を攻撃していた。

「まんじゅうこわい」と似た話であって、民共共闘が本当に怖いから、

これを牽制していたのである。


民進党が希望と立憲民主に分離・分割されて、政策方針が純化された。

原発・戦争憲法・消費税に対する基本スタンスにおいて、

希望と立憲の相違が明確になった。

反安倍の主権者は、立憲民主が示す政策方針に共振したのである。

そして、この基本方針が、共産党、社民党の主張とも重なり合って、

広範な選挙協力体制が敷かれた。

その結果、立憲民主が議席を大幅に増大させたのである。

民進党は、この現実を踏まえるべきだ。

いま求められていることは、民進党の分離・分割の完遂である。

元の民進党に回帰させることではない。

なぜなら、民進党の分離・分割が、基本政策の相違、

基本政策の不一致に端を発して生じたことだからである。

そして、この分離・分割を主権者国民が歓迎した。

ようやく、明確な政策方針、政策公約をもとに投票することができる状況が生まれた。

戦争法制、憲法改定、集団的自衛権行使については、

主権者の意見、判断も真っ二つに割れている。

その方針を明示しなければ、政党としての存立意味さえないと言って

過言でないだろう。

希望と立憲民主で、この点に関する主張が正反対なのだ。


だから、残余の民進党も、基本政策判断、基本政策公約を基軸に、

二つに分かれるのが望ましい。

永田町の数あわせの論議だけに引きずられて、党の分離・分割を厭うのは誤りである。

戦争法制を肯定し、憲法改定に賛成する。

原発再稼動も容認する。

消費税増税も容認する。

この考えを持つなら、自公と何の違いもない。

野党にとどまる理由はないのだ。

戦争法制を認めない。憲法改定を阻止する。

原発再稼動を認めない。

消費税増税を容認しない。

この政策路線、政策主張が明確であるから、

初めて「安倍政治退場」の主張を明示できる。

この主張と、上記の戦争法制・原発再稼動・消費税増税を容認する主張とが、

同じ政党のなかに同居していることがおかしいのだ。

重要なことは、民進党をはっきりと分離・分割することである。

問題は、大塚耕平氏が、安倍政治基本路線を肯定している、

連合内の「隠れ自公派」勢力である、

旧同盟系の連合に支援されているとの疑いにある。

自公勢力と結託する連合内の「隠れ自公派」勢力は、

民進党をすっきりと分離。分割することに反対であり、

民進党を「与党」と「野党」の中間の「ゆ党」の位置に留め置くことを

狙っているのだと思われる。

大塚氏がこの使命を帯びて新代表に就任したのなら、

民進党にはまったく期待を寄せることができなくなる。

民進党がもとの「ゆ党」に回帰するなら、

来年の参院選で主権者は、この政党を完全に見放すことになるだろう。

このことを適正に踏まえて、大塚新代表は党を公明正大に分離、分割し、

政党交付金残高を適正に処理することを最大の任務と認識するべきである。


衆議院議員総選挙では小選挙区が勝敗を分ける決め手になる。

参議院議員通常選挙では、1人区の勝敗が全体の勝敗に直結する。

このことを踏まえると、安倍政治を倒すには、

そして、自公政治を終焉させるには、反安倍勢力の結集が必要不可欠である。

「反安倍」の根幹は「政策」であって「政党」ではない。

これまでの民進党のように、政策において、

完全に「親安倍」の主張を展開する者、候補者を、

反安倍の主権者は支援することがまったくできない。

主権者の多くが、今回総選挙で希望の党立候補者を支援できなかったのは、

希望の党が公認条件に、

1、戦争法制容認
2.憲法改定賛成
3.共産党との共闘拒絶

を定めたと見て取ったからだ。

これを明記するなら、これは「反安倍」でなく、「親安倍」になる。


それでも、立憲民主・共産系と、希望系が、多くの選挙区で候補者を並立して

擁立したから、自公勢力が完全に漁夫の利を得た。

反安倍主権者の投票が分散してしまったからである。

だから、重要なことは、

政策を基軸に

候補者の一本化調整を行うことである。

これが本格的に実行されたのが、

北海道、新潟、沖縄

であった。

「希望」は「安倍系」であることを明確にした上で、

立憲民主、共産、自由、社民系で候補者の一本化を実現したのである。

その結果、自公と立憲・共産系の獲得議席数が

北海道では 11対9

新潟では   5対4

沖縄では   2対3

になった。

合計でも 18対16

になった。


完全に互角の戦いを実現できたのである。

自公に対峙するには、

政策路線が明確な野党の共闘が必要不可欠である。

これを妨害するのが、政策路線が不透明な「ゆ党」勢力、

「隠れ自公補完」勢力なのだ。

「自公補完勢力」としての「希望の党」は「維新」勢力とほぼ同一である。

これまで民進党に在籍してきたが、

「親自公」の考え方を有する者が自発的に希望の党に移籍して、

立場を明確にすることは分かりやすい。

細野豪志氏、長島昭久氏、そして前原誠司氏などの移籍は

きわめて分かりやすいものである。

「希望の党」は自公補完勢力であるという旗幟を鮮明にして、

これから活動してゆけばよい。


参議院議員を中心に残存した民進党のそれぞれのメンバーは、

自公補完勢力の希望に合流するか、

反自公勢力の立憲民主に合流するか、

を判断して、早急に分離・分割を完遂するべきだ。

また、希望の党に移籍したのは間違いだったと判断する議員は、

法律の制約がない場合は、速やかに立憲民主に移籍するべきだ。

これからの選挙は、

安倍自公およびその補完勢力



反安倍勢力大連帯

のかたちで、がっぷり四つの戦いを演じるべきである。

この方式に移行すれば、必ず政権交代の展望がはっきりと見えてくる。

反安倍勢力が結集を図るときに、共産党を排除する理由はない。

共産党との共闘を攻撃しているのが誰であるのかを見れば、その意味は明確になる。

共産党を含む反安倍勢力の結集が恐ろしいから、

脅威があまりにも大きいから、共産党との共闘を安倍首相が懸命に攻撃している

のである。

政策を基軸に

党派の壁を超えて、

主権者が主導して

一選挙区一候補者の体制を構築する。

オールジャパン平和と共生が訴え続けている、

この方式をオールジャパンに広げることによって、

必ず展望が拓けてくると確信する。



 

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コメント
 
1. 佐助[5037] jbKPlQ 2017年10月31日 22:57:36 : ySbuqj2Asc : ywEctn5Dhgs[248]

失礼なんですが,植草さんの考えに古い間違った見解が入っている。

同盟系の民社党は,ハーマンカーや坂本さんの,北欧と同じ福祉国家を目指した。しかし経営や開発に参加しない,経済に弱い福祉なので低迷,御用化し労働貴族化した。御用化すると,多数決原理・隷米主義者・反共産・反福祉,反開発,反研究の道を歩み,総評系と自治労と合併し,労働協約・福利厚生・派遣社員化による賃金体系を破壊させた。

そして自民党と社会党村山政権で,護憲派が,共産党を含め,低迷した要因です。ここまで私は直接組合に少し顔をだしていたので詳しいです。

希望の党は,この流れから反自民,平和憲法改正,多数決原理・隷米主義者・反共産・反福祉,反開発,反研究たちの集団です。

ところが立憲民主党は,民社党の福祉政策は,自壊しました,それは経済に強くない福祉政策だったからです。そこで経済に強い福祉政策を掲げる,福山さんや枝野さんが中心です。なんなら福山さんの経歴を見てください。希望の党とは全く思想が違います。

しかも立憲民主党は,少数意見尊重こそ民主主義を掲げる,米国にNOと言える日本をめざしてシャフルする集団で,産業革命を前倒しさせて経済につよい社会保障づくりと開発・研究を模索する集団です。

バックに御用化されていない連合の一部と自治労の旧社会党がメインですが同盟系も入っています。希望の党のバックは大企業の御用化・労働貴族の連中です。従って彼らとは連立は出来ない。何のために分かれたのかわからなくなる。

こうなると対米従属主義の自民党政権が続くことになるが,国民が自民党を選ぶのなら仕方がない。私は二大政党制に断固反対です。ドイツの大連立やイタリアのオリーブ式連立やイギリスの三極などの方が選択肢に幅があり望ましい。だから少数意見尊重こそ民主主義を自民党に守って欲しいが,できないと大連立制しかない。

二大政党制で「保・極保」ならやってられない。すべての改革が止まって,日本は隷米国家のサービス業中心の平凡でつまらない国家になる。



2. 2017年10月31日 23:15:50 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[5687]
「問題は、大塚耕平氏が、安倍政治基本路線を肯定している、連合内の「隠れ自公派」勢力である、旧同盟系の連合に支援されているとの疑いにある。」

やはり、連合問題ですか…
日本をダメにする原子力村…
困ったものです。

植草氏、がんばってください。応援しております。


3. 2017年11月01日 01:23:53 : MogZY0y6cQ : eICAvjIcLjU[1]
植草さん

そんな心配より、オールジャパン何某の拡大行動のほうが大事じゃないんすか?
選挙が済んだら政治家を言論で動かすなんぞ無理や。

国民が立憲民主や共産党を盛り上げる行動が選挙以降こそ、拡大していけば、政治家らが蠢く。

だから、拡大していくにはどうするか?オールジャパン何某の講演会なんぞ糞面白くもない。旧小沢後援会の古株らがいつも演者になって、どうのこうの言うだけだ。ネット民の膨大な情報量や選択力を全く分かっていない。ネット民には、教える立場ではなく教えられる立場なんだよ。

オールジャパン何某の集まりを作るなら、立憲民主や共産党や自由党や社民党への国民会員をどう募り拡大していくか、機関紙発刊でもしようか、どう発刊できるか、大学や高校の生徒らに覚醒していく方法は、などなどアイデアだしまくって、、どんどん実行に移すくらいの組織でないと、下らない。講演会なんぞに行く気にもなれん。


4. 人間になりたい[544] kGyK1ILJgsiC6IK9gqI 2017年11月01日 01:57:58 : Igew9LiSCV : jX5tMsGMxX4[368]

これほどの支離滅裂で重篤な子ども病患者をみたことがない。
ネトウヨや洗脳されたカルト信者がまともに見えてくる。
植草一秀は、お花畑の幼稚な脳内妄想を自分が世界の中心であり、
全能の存在だと勘違いしているオムツの取れない赤ん坊以下のアホである。

>希望、立憲、民進、無所属に分裂したが、すっきりと分離・分解が完了していないのだ。

分離・分解して野党共闘が阻害され、自公が大勝したということがいまだに理解できないのか。

>原発・戦争憲法・消費税に対する基本スタンスにおいて、希望と立憲の相違が明確になった。

希望の党の議員でも自民党の憲法改悪や集団的自衛権に反対している人もいる。
立憲民主党寄りの山尾しおりは、消費税容認である。
どこが基本スタンスにおいて明確なのだ。
典型的なオール・オア・ナッシング・シンキングの子ども思考である。

>戦争法制を認めない。
 憲法改定を阻止する。
 原発再稼動を認めない。
 消費税増税を容認しない。
 この政策路線、政策主張が明確であるから、初めて「安倍政治退場」の主張を明示できる。

こんなことを言っていたら百年経っても野党共闘など実現しない。
アメリカの侵略戦争の使いっ走りに自衛隊を使う、
自民党の憲法違反の集団的自衛権に反対するのはあたりまえだが、安保法制は必要だろう。
憲法改悪に反対するのはあたりまえだが、改正に反対する国民はいないだろう。
原発再稼動を認めないのはあたりまえのことだが、廃止のプロセスをどうするかが問題だろう。
消費税に良い悪いはない。国民のためになればやればいいし、ならなければやらなければいいだけのことだ。
それは、そのときの経済状況や政治判断によるので絶対に消費税増税を容認しないというものではない。
政策路線、政策主張にこだわりすぎれば、まず共産党とは共闘できないということになる。
今ある問題は政策路線、政策主張の問題ではない。
泥棒や人殺しからどのように自分や国民を守るかという問題である。
まずはその問題意識があり、その問題を解決するための戦略がなくてはならない。
そのためには政権交代が必要であり、立憲野党共闘が必要なのだ。
その共闘するための要件の一つに政策があるのだ。
特定秘密法案、戦争法案、モリカケ問題追求、共謀罪、立憲野党は同じ方向で共闘して来た。
これで十分である。
これが小沢一郎が提唱した4野党共闘だ。
1+1=2程度の簡単な問題を、自分を美化正当化するために嘘デタラメで3だ4だと言いつのる、
前原誠司や小池百合子や植草一秀やその同調者の子ども病患者が今日の惨状を招いたのだ。
 
 


5. 安倍を辞めさせる会[1029] iMCUe4LwjquC34KzgrmC6Ynv 2017年11月01日 17:18:30 : FAt0kYWxVo : ylcjRTfmBXc[989]
なんだか支離滅裂な意見ですな

6. 安倍嫌悪[7] iMCUe4yZiKs 2017年11月01日 21:30:47 : bYLiTFC55s : U5AdSJsPd0M[850]
>>4. 人間になりたい

 あんた言葉がすぎやしないか? こんな言葉遣いだといつまでたっても人間になりたくてもなれないんじゃないかな?(笑)
 
 植草氏は、野党共闘せよって言ってんだろう。 それを阻害してるのが、一部安倍補完勢力だと言ってんだよ。んで、このたび立憲民主党が純になったが、希望、民進党にはまだ残っているんだよ。そこが問題と言っているのが分らないかなあ(笑)。
 


7. 人間になりたい[547] kGyK1ILJgsiC6IK9gqI 2017年11月02日 05:05:06 : Igew9LiSCV : jX5tMsGMxX4[371]

>5、6

なんか奥歯に物が挟まったような言い方ではなく、言いたいことがあったらもっと具体的に言ってくれないかなー。

>5
>なんだか支離滅裂な意見ですな

なにが?

>6
あんた言葉がすぎやしないか? こんな言葉遣いだといつまでたっても人間になりたくてもなれないんじゃないかな?(笑)

まずあんたが思っている人間とは何かを説明してくれ。
小学校に乱入し、児童を無差別に殺している犯人に対して丁寧な言葉を使うことに何の意味があるのだ。
ついでにこの「(笑)」の意味も説明してくれないかな。これは「言葉がすぎやしないか」の範疇ではないのか。

>植草氏は、野党共闘せよって言ってんだろう。

それならばなぜ、民進党を悪徳十人衆グループと分離せよというのだ。分離と共闘は同じ意味なのか。
分離した結果一部が希望の党と結合し、野党共闘が破壊されたのを理解できないのか。

>それを阻害してるのが、一部安倍補完勢力だと言ってんだよ。

お前はアホか。それは小池百合子であり、前原誠司であり、それと同じ子ども思考のアホ草、いや植草がやったことではないか。

>んで、このたび立憲民主党が純になったが、希望、民進党にはまだ残っているんだよ。そこが問題と言っているのが分らないかなあ(笑)。

純て何?植草一秀のカーボンコピーになることか?
人間はそれぞれの考えがあり、同じものなどひとつもない。
その違いを尊重しながら良い方向を模索しながら生きて行くのが人間だ。
 
 


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