権力亡者たちがつけいる，棄権を誘発する自民圧勝のアナウンス効果も大きいが，その圧倒的な議席数を武器にして，右翼的な政策をバタバタと可決する，多数決原理の権力振り回す独裁者にあこがれ，勝ち組に乗る人が25％もいるのです。右翼に多い。

これは，大企業でよくみられる風景，ヒット商品がでると，我も私も仲間に入り，少しでも恩恵を被り，出世の道具に使う跋扈，御用化した連合の労働貴族によくみられる。お化けである。

この内の16％は，戦争待望論者で，中小企業と農業および弱者を捨て，米国軍事同盟固執の新自由主義経済システムらによる軍需産業で経済を立て直そうとする，対米従属主義。隷米主義者たちである。

しかも有権者の50％は，政治に関心ががないから選挙にいかない，格差や貧困化しても現状で満足している，明日はどうなろうが，どうでもよい，若者は世界の憲兵と言われても他人ごとのようでよくわからない。しかし自衛隊に入ると食事からある程度の免許を取れるので親はいかせてやりたいと思うものだ。これらをＢ層・浮動票と呼ばれている。

残りの25％は，政治に関心がある，しかも政治・経済に技術革新で大革新をさせ，世の中を少しでも良くし，国民の生活を向上させたいと願う人たち。悲しいかな，それそれやり方や意見が違い，分散化して，まとまりがない，好き勝手に活動する連中。

しかも中には反自民・反共産もいて，共産主義の独裁政権や議会制民主主義も資本主義に組み入れられた，そしてベルリンの壁が崩壊し，中国の一党独裁支配制も2025年までに自壊するのに，反共産と敵をでっちあげ，いつまでもうそをつき逃げるものもいる。こいつらは，反自民といいながら実際は，自民党より隷米主義者で少数意見尊重を排除し，日米安保と日米地位協定による,軍需大国を目指している頭の堅い保守的連中もいる。

そのために，既成政党の腐敗＝不信から二大政党制が機能不全なのにさっぱり認識できない。そして，偽装三極を作り，マスコミともども保守二大政党制だと騒ぐポチ。

結局はこの跋扈どものマジックやトリックに操られ，日本の大企業の消失，そして日本の商品の世界的優位性を失うが，それでも国民は寛容だ。ＥＵから見るとなんとも不思議な国に見えるだろう。