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モリ・カケ疑惑から逃げるため安倍首相が煽る北朝鮮危機  天木直人 
http://www.asyura2.com/17/senkyo236/msg/196.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 11 月 22 日 11:10:07: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

モリ・カケ疑惑から逃げるため安倍首相が煽る北朝鮮危機
http://kenpo9.com/archives/2877
2017-11-22 天木直人のブログ


 トランプ大統領が北朝鮮をテロ支援国家に再指定し、これを安倍首相が即座に支持した。

 対米従属の安倍首相だから当然だ。

 しかし私が驚いたのは、安倍首相が、単にトランプ大統領に従属するのではなく、率先して北朝鮮をテロ支援国家に再指定してくれとトランプ大統領にけしかけていたことだ。

 きょう11月22日の読売新聞が書いている。

 「北朝鮮をテロ支援国家に再指定することは、日本政府がながらく米国に働きかけて来たものだ」と。

 「外務省幹部は『再指定は安倍外交の成果』だと指摘した」と。

 これを見事に証明してくれたのが、薗浦健太郎首相補佐官がこのタイミングで訪中し、クシュナー大統領上級顧問と会談し、トランプ大統領のテロ支援国家再指定を支持する考えを伝えた、という読売新聞のワシントン発外電である。

 再指定すればすぐに支持するという安倍首相のメッセージを伝えるためにワシントンまで出向いていたのだ。

 ここまでくれば、もはや安倍首相は北朝鮮外交を放棄したも同然だ。

 外交の放棄の後に来るものは戦争でしかない。

 しかし北朝鮮有事は、その影響が大きすぎるためにそう簡単に起きない。

 これを要するにチキンゲームがいつまでも続くということだ。

 これこそが、まさしく安倍首相の望むところなのだ。

 ついに森友学園の廃棄物除去費見積もり根拠の不明まで表面化してきた。

 もはや森友・加計疑惑は、野党の追及が不十分でも、国民が許さない疑惑になりつつある。

 これを一番知っているのが安倍首相だ。

 その疑惑から国民の関心をそらすのが北朝鮮有事の危機である。

 危機が長引けば長引くほど都合がいいのだ。

 万が一戦争でも起きればすべてが吹っ飛ぶことになる。

 そう安倍首相が考えて、北朝鮮危機を煽っているとしても私は驚かない。

 とんでもない安倍首相である(了)



首相「歓迎し支持」防衛相「北の強い反発想定」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20171121-OYT1T50024.html
2017年11月21日 11時44分 読売新聞

 米国が北朝鮮をテロ支援国家に再指定したことを受け、安倍首相は21日午前、「北朝鮮に対する圧力を強化するものとして歓迎し、支持する」と語った。

 首相官邸で記者団に答えた。

 首相は21日午前の参院本会議で「全ての選択肢がテーブルの上にあるというトランプ米大統領の立場を一貫して支持する。圧力を最大限まで高め、北朝鮮から『核・ミサイル開発を断念するので話し合いたい』と言ってくる状況を作ることが必要だ」と述べた。民進党の大塚代表の質問に答えた。

 河野外相は21日午前の閣議後記者会見で、再指定が北朝鮮に与える影響について「様々な効果があるんだろうと思っている」と述べた。小野寺防衛相は「北朝鮮が新たな挑発行為に出ないとも限らない。当然、強い反発をすることは想定される」との見方を示した。その上で「引き続き緊張感を持ってしっかり対応したい。警戒監視を強めていくことが大切だ」と強調した。


関連記事
トランプ氏、北朝鮮をテロ支援国家に再指定(AFP)
http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/273.html



 

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コメント
 
1. 罵愚[6011] lGyL8A 2017年11月22日 11:21:24 : TTRJNrVcJY : yl3lV2QmFyc[7]
 ゲスの勘繰り、

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2. 新共産主義クラブ[5328] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 11:36:19 : Y39wSRqLeI : 3bT_bLdiPpU[172]
 
 安倍晋三は、手法は ヒトラー が、気分は チャーチル なのだ。
 
 
 「慎重と自制を説く忠言が、いかに致命的危険の主因となり得るか、また、安全と平穏の生活を求めて採用された中道は、いかに災害の中心点へ結びつくかを、われわれは知るであろう。」
 
 
◆ 思索し、決断する幹部であってほしい
 
 《諸君は、将来、自衛隊の幹部として様々な部署で活躍されることとなるわけであります。そうした諸君に、餞に次のことを申し上げたいと思います。それは、「思索し、決断する幹部であってほしい」ということであります。チャーチルは、その回顧録でこう述べています。
 
 「慎重と自制を説く忠言が、いかに致命的危険の主因となり得るか、また、安全と平穏の生活を求めて採用された中道は、いかに災害の中心点へ結びつくかを、われわれは知るであろう。」
 
 ここには、チャーチル独特のレトリックもあるのでしょうが、チェンバレン内閣がとった宥和政策を始め第二次世界大戦に至る様々な事件を自らの体験に照らした上での含蓄ある表現だと思います。
 
 特に申し上げたいのは、諸君が将来直面するであろう「危機」に臨んでは、右と左とを足して二で割るような結論が、こうした状況に真に適合したものとはならないということであります。様々な情報を幅広く収集し、情報を的確に分析し、時に応じて自らの信じるところに従って的確な決断をすることが必要となるのです。》
 
(19年3月18日・防大卒業式での訓辞)
 
http://www.seisaku-center.net/node/380
 

3. 新共産主義クラブ[5329] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 11:37:26 : Y39wSRqLeI : 3bT_bLdiPpU[173]
>>2(訂正)
 
 安倍晋三は、手法は ヒトラー だが、気分は チャーチル なのだ。
 

4. 新共産主義クラブ[5331] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 11:51:29 : Y39wSRqLeI : 3bT_bLdiPpU[175]
>>2(追記)
>「様々な情報を幅広く収集し、情報を的確に分析し、時に応じて自らの信じるところに従って的確な決断をすることが必要となるのです」(安倍晋三)
  
 関東軍。
 
石原莞爾【いしはらかんじ】
陸軍中将。日本ファシズム運動の一方の旗頭。山形県鶴岡生れ。陸大卒。1920年国柱会に入り,日蓮信者となる。1923年からドイツに留学,総力戦論などを学ぶ。1931年関東軍作戦主任参謀として,板垣征四郎とともに満州事変を計画,実行した。
https://kotobank.jp/word/%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E8%8E%9E%E7%88%BE-30613
 

5. 2017年11月22日 12:08:44 : xbNz884bqA : W5nv19u2fzg[10]
> モリ・カケ疑惑から逃げるため安倍首相が煽る北朝鮮危機  天木直人

北朝鮮の核ミサイル脅威から逃げるため天木直人が煽るモリ・カケ疑惑。

> 再指定すればすぐに支持するという安倍首相のメッセージを伝えるためにワシントンまで出向いていたのだ。
> ここまでくれば、もはや安倍首相は北朝鮮外交を放棄したも同然だ。

再指定すればすぐに支持するという安倍首相のメッセージを伝えたのは、安倍首相の北朝鮮外交の勝利だ!
天木直人の敗北だが。

> 外交の放棄の後に来るものは戦争でしかない。

外交の勝利の後に来るものは北朝鮮による拉致被害者の帰国でしかない。

必死に北朝鮮を擁護する天木直人。
これが外務省官僚のなれの果て。
とんでもない元外務省官僚である(了)

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6. 新共産主義クラブ[5332] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 12:19:24 : Y39wSRqLeI : 3bT_bLdiPpU[176]
>>2(参考) 
>安倍晋三は、手法は ヒトラー だが、気分は チャーチル なのだ。
 
 
「古今東西の政治家のなかで、わたしがもっとも決断力に富んでいたと思うのは、英国の首相チャーチルである。
 
 軍備の強化こそがナチスを抑えられると早くから訴えていた。
 
 やがてチェンバレン内閣のヒトラーに対する「宥和政策」が、結果的にナチスドイツの侵略を招いたことがイギリス国民に理解されると、首相に選ばれる。」
 
(安倍晋三)
 
  
 
◆ 安倍晋三(著)『新しい国へ美しい国へ 完全版』(文藝春秋,2013年)
 
 
【たじろがず、批判を覚悟で臨む】
 
 古今東西の政治家のなかで、わたしがもっとも決断力に富んでいたと思うのは、英国の首相チャーチルである。
 
 従軍記者としてボーア戦争を取材中に捕虜になるが脱走に成功し、その名声を背景に下院議員となる。その後の政治家人生は決して順風満帆ではなかった。
 
 政策的な対立から、保守党と自由党を行ったりきたりし、第一次大戦には、作戦失敗の責任を問われて、海軍大臣を罷免された。三度つづけて下院議員に落選したこともある。
 
 しかし、かれには先見の明があった。軍備の強化こそがナチスを抑えられると早くから訴えていた。はじめ、その主張は無視されていたが、やがてチェンバレン内閣のヒトラーに対する「宥和政策」が、結果的にナチスドイツの侵略を招いたことがイギリス国民に理解されると、首相に選ばれる。
 
 のちに「一人の人間の精神の働きがこれほどまでに世界史の働きと一致したことはかつてなかった」と自ら語ったように、自分の判断の正しさに対する確信があった。結果、「どんな犠牲を払ってでも勝利する」と宣言して、連合国を勝利に導いた。
 
 チャーチルは若い頃から、すぐれた伝統と文化をもつ大英帝国の力を維持するには、国民生活の安定が不可欠だと考え、社会保障の充実を唱えてきた。安全保障と社会保障――じつはこれこそが政治家としてのわたしのテーマなのである。
 確たる信念をもち、たじろがず、批判を覚悟で臨む――あらたな決意だった。
 
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1666090300000000000E
 

7. 戦争とはこういう物[2433] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2017年11月22日 13:36:22 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[1077]
短すぎると言われた施政方針演説では、7回「キタチョーセン」が繰り返された。7回も「キタヨーセン」と言わなければならなかったのは「キタチョーセン」と言わなければ済まないほど拙い何かがあったからだろう。

8. 新共産主義クラブ[5333] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 13:41:47 : Y39wSRqLeI : 3bT_bLdiPpU[177]
>「北朝鮮をテロ支援国家に再指定することは、日本政府がながらく米国に働きかけて来たものだ」
 
 
 衆院選で自民党が大勝した今、安倍晋三の内耳には、「北朝鮮と早く戦争しろ!」「スピーク・フォー・ジャパン!」という、日本国民の声が聞こえている。
 
 
 『与党の保守党席から「アーサー、スピーク・フォー・イングランド(英国のために語れ)」と声が飛んだ。
 
 グリーンウッドは、その声に勇気づけられて、対独開戦を政府に迫る歴史的な名演説を行ったという。
 
 初当選して以来、わたしは、つねに「戦う政治家」でありたいと願っている。』
 
 (安倍晋三)
 
 
◆ 安倍晋三(著)『新しい国へ美しい国へ 完全版』(文藝春秋,2013年)
 
 【はじめに ― 「戦う政治家」「戦わない政治家」】 
 
 1939年、ヒトラーとの宥和を進めるチェンバレン首相に対し、野党を代表質問に立ったアーサー・グリーンウッド議員は、首相の答弁にたじろぐことがあった。このとき、与党の保守党席から「アーサー、スピーク・フォー・イングランド(英国のために語れ)」と声が飛んだ。グリーンウッドは、その声に勇気づけられて、対独開戦を政府に迫る歴史的な名演説を行ったという。
 
 初当選して以来、わたしは、つねに「戦う政治家」でありたいと願っている。それは闇雲に戦うことではない。「スピーク・フォー・ジャパン」という国民の声に耳を澄ますことなのである。
 
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1666090300000000000E
 

9. 2017年11月22日 13:53:04 : RY6jGFYHkM : LiDkuekj5KA[1]
チャーチルもヒトラーも、所詮はロスチャイルドやロックフェラー達の掌の上に踊らされていただけの奴等だよ。

共通してるのはどっちもろくでなしで人殺しだって事位だ。


10. 新共産主義クラブ[5334] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 14:16:59 : EzvDEVIApB : 4@bolF9NCF4[1]
>>9さん
>チャーチルもヒトラーも、所詮はロスチャイルドやロックフェラー達の掌の上に踊らされていただけの奴等だよ 
 
 
『チャーチルは第2次大戦中、あまりに米国との、そしてその大統領ルーズベルトとの関係が、濃密だった。
  
 ひとつにはチャーチルは、英国の名門貴族の出身であると同時に、母親が米国人であり、しかもその母親には米先住民が血も入っているというのが、「政治的売りもの」だったということもある。』
(山田禎介)
 
 
◆(連載)吉田茂はチャーチルでなくチェンバレンを評価していた(1)―(4)
(山田禎介)
 
 第2次大戦の遠因である対ナチス宥和政策、ミュンヘン協定(1938)は、繰り返してはならぬ20世紀の悪しき政策の例に挙げられてきた。

 だが晩年の吉田は、このミュンヘン協定を評価し、さらにその主導役英首相ネビル・チェンバレンを称えた事実があるのだ。
 
 吉田茂は晩年の昭和40年代に当時の新進政治学者高坂正堯と行ったNHK対談のなかで、チェンバレンを称え、チャーチルとの意外な関係をうかがわせる発言をしている。「これまで遭遇した世界の政治家で誰を尊敬しているか」と高坂が質問、明らかにチャーチルとの答えを期待したのに対し、吉田は意外なことに、「ネビル・チェンバレン」と答えたのだ。

 英仏伊独の4国間で、チェコの一部をドイツに与えることを認めたこのミュンヘン協定の主チェンバレンは、第2次大戦を招いた無策の政治家として、現在断じられる。だが吉田は、そのチェンバレンを擁護した。もちろん吉田が駐英大使時代に、当時の英首相チェンバレンと親しかったということもある。
 
 チャーチルは第2次大戦中、あまりに米国との、そしてその大統領ルーズベルトとの関係が、濃密だった。

 ひとつにはチャーチルは、英国の名門貴族の出身であると同時に、母親が米国人であり、しかもその母親には米先住民が血も入っているというのが、「政治的売りもの」だったということもある。
 
 
http://www.jfir.or.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form%5Bno%5D=866
http://www.jfir.or.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form%5Bno%5D=869
http://www.jfir.or.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form%5Bno%5D=871
http://www.jfir.or.jp/cgi/m-bbs/index.php?title=&form%5Bno%5D=872
 


11. 2017年11月22日 14:19:31 : SHqK28lYEU : zf4NDhHNGKo[515]

twitternew_thumb Mi2‏ @YES777777777

【総理失笑】参院・本会議。民進党・大塚代表「自衛のための自衛隊は合憲の立場。
総理に伺います。私たちは憲法に書いてあろうとなかろうと自衛隊は合憲の立場。
総理は自衛隊を違憲と考えているのでしょうか?」 総理のそのリアクション、わかるわかる。#kokka https://twitter.com/YES777777777/status/932785232482246656

Mi2 @YES777777777

【自衛隊明記】参院・本会議。安倍総理「近年の世論調査でも自衛隊が合憲と言い切る憲法学者は2割、多くの教科書に合憲性に議論がある旨の記述がある。自衛隊員達に『君達は違憲かもしれないが何かあれば命をはってくれ』というのは無責任。その余地をなくすのが私たち世代の責任」
その通り。#kokkai
11:01 - 2017年11月21日


12. 新共産主義クラブ[5335] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 15:46:32 : Q8G2xxWixA : jgnObu@CpH0[3]
>>11さん
>私たちは憲法に書いてあろうとなかろうと自衛隊は合憲の立場。
 
 自衛権 = 個別的自衛権 + 集団的自衛権 ?
 

13. 新共産主義クラブ[5336] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 15:47:50 : 7TN4AzUJO2 : FaGTO3P3wiQ[2]
>>2(参考)
 
> 安倍晋三は、手法は ヒトラー だが、気分は チャーチル なのだ。
 
 
◆ 日下公人,上島嘉郎(著)『優位戦思考に学ぶ 大東亜戦争「失敗の本質」』(PHP研究所,2015年)  
 
(日下)ヒトラーは軍隊を再建し、賠償金の不払いを宣言した。
 
 残るは領土問題で、領土返還を要求しましたが現状維持派の各国から受け入れられず、ポーランド侵攻には英仏から宣戦布告を受けました。
 
 ドイツがしたのではありません。
 
 開戦に際し、ヒトラーは「ベルサイユ条約以前のドイツに戻すために戦う」と、世界に向かって演説しました。
 
 実はそれを聞いた英米人の中にも、「ドイツの言い分はもっともだ」という人はたくさんいたのです。経済学者のケインズも、「ドイツにも相応の地位を与えねばならない。とくに賠償金をせしめるのは酷である。賠償金を獲ると、ドイツはそのうち怒りだすから、世界のためにはならない。イギリスのためにもならない」と語っていました。ドイツの戦争論に同情する人は少なくなかったのです。
 
 イギリス首相のチェンバレンがその代表で、ミュンヘンにおいてヒトラーと話し合いによる解決を図りました。
 
(上島)今日、極めて評判の悪い「宥和主義」ですね。
 
(日下)そうです。それが、チャーチルが首相に就いてからは開戦論が勝ちます。ヒトラーを増長させた、と。たしかにヒトラーは領土回復以上の積極行動をしましたから、チェンバレンは甘かったのかもしれないけれど、チャーチルが宣戦布告をしたから、それを受けて戦い続けるうちにヒトラーの戦争目的が拡大したということもあるわけです。ただし拡大したのはソ連に対してであって、当初、イギリスに対しては防御に徹していた。
 
 あのとき戦争熱心なのはイギリスのほうでした。
 
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-82726-1
https://books.google.co.jp/books?id=QgsyCwAAQBAJ
 
 
◆ 日下公人『人間はなぜ戦争をするのか: 日本人のための戦争設計学・序説』
(三笠書房,2000年)
 
《なぜ歴史は「ヒトラー」を生んだのか?》
 
 歴史的な常識として、ヒトラーは悪者である、一方的に戦争を始めて世界中に迷惑をかけた、と思っている人が多い。

 それは一面、正しい見方である。しかし、ヒトラーが戦争を始める前に、そこまでドイツを追いつめたほうにも責任がある。それは、ベルサイユ条約でドイツの軍備を制限し、領土を狭め、たくさんのドイツ人居住地域をポーランドその他の国に与えたこと、多額の賠償金を支払わせたこと、などだ。
 
 ヒトラーは政権を握ると軍隊を再建し、賠償金の不払いを宣言し、それから失地回復を隣国に要求した。
 
 ドイツは、イギリスとフランスのポーランド支援声明は口先だけだと考えたのである。

だから、第二次欧州大戦が始まったのには「3つの理由」があったと言える。


 ・1つは、ポーランドが譲歩しなかったこと。

 ・2番目は、ドイツが旧領回復に武力を行使して、ポーランドに攻め込んだこと。
 
 ・3番目は、イギリスとフランスがポーランドを支援して、9月3日にドイツに宣戦布告をしたことである。
  
 その意味では、大戦争にしたのは、イギリス・フランスのせいでもある。
 

《「必要のない戦争」をしたチャーチル》
 
 では、イギリスやフランスにとって、ポーランドヘの支援は必要不可欠なものであったのだろうか。

 支援は必要ないという意見がたくさんあった。当のイギリス国民の中にもあった。

 「自分の息子は、戦う必要のない戦争で死んでしまった。ポーランドのことなど放っておけばよかった。チェンバレンやチャーチルという男は、単なる戦争好きではないか」という声が、今でもイギリス中にたくさんある。
 
 イギリス国民は、なぜこんなことを言うのかというと、一つにはドイツの負けが決まっても、戦争前の「ポーランド政府」が復活しなかったからである。
 
 イギリスが戦争を始めたのは、そもそもポーランドを助けるためである。イギリスは、ドイツ軍に故郷を追い出されたポーランド政府を返り咲かせるために戦争をした。ポーランド政府と海外にいたポーランド人は、ポーランドを元の国にするために戦った。
 
 ところが、戦争が終わると、ポーランドには新しい別の政府が誕生した。つまり、イギリスは戦争目的を達していない。国民から見れば、あの戦争で息子が死んだのに、得をしたのはスターリンだけだ、ということになる。
 
 スターリンの共産主義に押されて引っ込むくらいなら、ヒトラーがダンチッヒ回廊地域をドイツに取り返すと宣言した時に引いていてもよかった。
 
 自由や正義、それからポーランドの民主主義を守る、というのならイギリスは引き続きスターリンと戦うべきである。
 
 チャーチルの理想主義的な大演説は、その程度のものだったのか、と国民は失望した。
 
 日本では、この話はあまり知られていない。
 
 日本の教科書には「ヒトラーがすべて悪かった」と書いてあるが、それでは話が簡単すぎる。
 
 戦争目的を達しなかった国は敗戦国で、そういう戦争を始めた政治家は国民に対して開戦責任と敗戦責任を負う。その大原則から考えると、ヒトラーはもちろんだが、イギリスのチェンバレン首相やチャーチル首相も同罪である。
 
 ポーランドのモチスキー大統領も同じで、ヒトラーに抵抗したのは勇壮だが、結局は国を失ったうえに、国民を長く不幸にした。モチスキーがイギリスやフランスをあてにしたことは政治的大失敗だったと思うが、それを書くイギリス人やフランス人はいない。
 
 戦争は大義名分だけで戦われるものではないのである。
 
https://books.google.co.jp/books?id=kSxGPQAACAAJ
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc623.html 
 


14. 新共産主義クラブ[5337] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 16:12:29 : is4aFfwvxs : wuVM_3yp@I8[1]
>>13(補足)
> 自由や正義、それからポーランドの民主主義を守る、というのならイギリスは引き続きスターリンと戦うべきである。
> チャーチルの理想主義的な大演説は、その程度のものだったのか、と国民は失望した。
 
>>9さん
> チャーチルもヒトラーも、所詮はロスチャイルドやロックフェラー達の掌の上に踊らされていただけの奴等だよ。
> 共通してるのはどっちもろくでなしで人殺しだって事位だ。
 
 
 チャーチル首相は、英国軍に対して、ソビエト連邦軍を1945年7月1日に急襲する命令を下しましたが、軍事的に不可能な作戦だとして、英国軍参謀から却下されていました。
 
 この史実は、1998年に情報公開されるまで、公になっていませんでした。
 
 
◆ Operation Unthinkable
 
Operation Unthinkable was a code name of two related plans by the Western Allies against the Soviet Union. The plannings were ordered by British Prime Minister Winston Churchill in 1945 and developed by the British Armed Forces' Joint Planning Staff at the end of World War II in Europe.
 
Both plans were highly secret at the time of their creation and it was not until 1998 that they were made public.
 
https://en.wikipedia.org/wiki/Operation_Unthinkable
 
 
◆ Winston Churchill
 
《End of the Second World War》
 
According to the Operation Unthinkable plan ordered by Churchill and developed by the British Armed Forces, the Third World War could have started on 1 July 1945 with a sudden attack against the allied Soviet troops. The plan was rejected by the British Chiefs of Staff Committee as militarily unfeasible.
 
https://en.wikipedia.org/wiki/Winston_Churchill
 

15. 安倍を辞めさせる会[1060] iMCUe4LwjquC34KzgrmC6Ynv 2017年11月22日 16:54:36 : FAt0kYWxVo : ylcjRTfmBXc[1020]
それと日馬富士の障害事件をマスコミに煽るように指示❓

16. 新共産主義クラブ[5338] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 17:09:02 : XS6jMDaUPg : EV@VvWMP7mw[53]
>>14(補足)
 
 チャーチル首相が命令した『想像を絶する作戦』(Operation Unthinkable)は、
 
 現在の北朝鮮危機の事案に当てはめると、
 
 安倍首相の命令で、日本の自衛隊が、集団的自衛権を行使して北朝鮮軍と戦った後に、中国軍を急襲するような作戦に相当するだろう。
 
 
 日本の自衛隊が、中国軍を急襲すれば、台湾の人々は拍手喝采するかもしれない。
 
 
 英国軍の参謀は、チャーチル首相による対ソ戦命令を、軍事的に不可能だとして拒絶したが、
 
 「時に応じて自らの信じるところに従って的確な決断をすること」を安倍首相に命じられている自衛官たちは、
 
 安倍首相による、自衛隊の中国軍への急襲命令を、果たして拒絶することができるだろうか?
 
 
◆ 想像を絶する作戦( Operation Unthinkable )
 
 想像を絶する作戦(そうぞうをぜっするさくせん、Operation Unthinkable)は1945年5月22日付けでイギリス軍が作成したソビエト連邦との戦争計画。アンシンカブル作戦とも呼ばれる。実行に移されてはいない。
 
 作戦報告を読んだイギリス陸軍参謀総長のアラン・ブルックは作戦成功は全く不可能だと判断し、5月31日の参謀長会議でも作戦実行は「考えられない(Unthinkable)」だと評価されている。  
 
 7月16日のトリニティ実験の成功および7月18日のハリー・S・トルーマンとの会談で終戦後の連合参謀本部存続に前向きな回答を得た事で、
 
 原子爆弾によるソ連工業施設の一掃を含む全面戦争をチャーチルは検討するようになったが、
 
 同月の総選挙で労働党が勝利し、さらに8月9日のソ連対日参戦によってチャーチルによる対ソ開戦はなくなった。
 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%B3%E5%83%8F%E3%82%92%E7%B5%B6%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BD%9C%E6%88%A6
 

17. 2017年11月22日 17:38:50 : xbNz884bqA : W5nv19u2fzg[10]
>>5. 2017年11月22日 12:08:44 : xbNz884bqA : W5nv19u2fzg[10]
> [スレ主【赤かぶ】による初期非表示理由]:その他(アラシや工作員によくある,ペンネーム&IP単発コメントはスレ主が処理可能)アラシ

天木直人には「モリ・カケ疑惑から逃げるため安倍首相が煽る北朝鮮危機」と日本政府を誹謗中傷する権利があるが、日本国民には「北朝鮮の核ミサイル脅威から逃げるため天木直人が煽るモリ・カケ疑惑」と天木直人に反論する権利は無い、と言うことか?

天木直人は金正恩並の権力を持ち日本国民は天木直人に従え、日本国民には天木直人に対する反論は一切許されないと言うことか?

>>10. 新共産主義クラブ[5334] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 14:16:59 : EzvDEVIApB : 4@bolF9NCF4[1]
> だが晩年の吉田は、このミュンヘン協定を評価し、さらにその主導役英首相ネビル・チェンバレンを称えた事実があるのだ。

ルーズベルト大統領の前任者、ハーバート・フーバー第31代米大統領もミュンヘン協定を評価し、さらにその主導役英首相ネビル・チェンバレンを評価している[1]。

ついでに書けば、日米戦争はの狂気のF.D.ルーズベルト大統領が引き起こしたと書いている。

[1] ハーバート・フーバー 「裏切られた自由」上、下 草思社 (2017).


18. 新共産主義クラブ[5341] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 18:31:45 : oRGalH95b6 : NTWwFoRMpVE[11]
>>17さん
 
 13で紹介した日下公人氏は、東京財団会長で、「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」のメンバーの1人でもある保守派の人物である。
 
 そのような保守派の人物からも、チャーチルの対独強硬姿勢が、戦争被害を拡大させたのではないかという疑問が上がっている。
 
 当時のドイツや日本の好戦姿勢を擁護するわけでもないが、チャーチルやルーズベルトのようなイギリスやアメリカの指導者の側にも、対独戦争を歓迎する気質があったとする見方である。
 
 安倍首相は、対北朝鮮は「毅然とした外交を展開」すると主張するばかりであるが、大義名分だけで戦争を始めても、実際におこなわれたことの結果は、その大義名分に見合うものではない。
 
 2015年の平和安全法制に関しての論議で、安倍首相は集団的自衛権行使を、友情で友人を守ることに例えたが、第一次世界大戦も、第一次世界大戦も、必要以上に同盟関係を守ることで、世界的な規模の戦争に発展し、戦争被害を甚大にさせた。
 
 好戦気質は、ヒトラーや東條ばかりでなく、チャーチルやルーズベルトにもあったのだ。
 
 チャーチルは、友軍のソ連に対する核攻撃まで考えていたのだ。
 
 そのチャーチルを崇拝して真似しようとしている安倍首相や、安倍首相に煽られて、来年の夏に北朝鮮への先制核攻撃を計画しているトランプ大統領らは、歴史から何も学んでない。
 
 
 “What experience and history teach is this ― that people and governments never have learned anything from history, or acted on principles deduced from it.”
 
 「人間は歴史から何も学ばないということを、歴史から学んだ」
 
 ── Georg Wilhelm Friedrich Hegel
 
 ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
 
 
◆ 優位戦思考で「日本を取り戻す」日下公人氏に聞く安倍首相の「アベノポリティクス」
(JBpress,2013.8.22)
 
 日下氏は昨秋、政治評論家の三宅久之氏(故人)が代表発起人となって発足した「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」のメンバーの1人。
 
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38510
 
  
◆ Georg Wilhelm Friedrich Hegel
 
 What experience and history teach is this ― that people and governments never have learned anything from history, or acted on principles deduced from it.
 
https://en.wikiquote.org/wiki/Georg_Wilhelm_Friedrich_Hegel
 

19. 2017年11月22日 22:22:53 : xbNz884bqA : W5nv19u2fzg[11]
>>18. 新共産主義クラブ[5341] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年11月22日 18:31:45 : oRGalH95b6 : NTWwFoRMpVE[11]

> 当時のドイツや日本の好戦姿勢を擁護するわけでもないが、チャーチルやルーズベルトのようなイギリスやアメリカの指導者の側にも、対独戦争を歓迎する気質があったとする見方である。

チャーチルやルーズベルトこそが第二次大戦を始めたとする本は沢山書かれている。
例えば[1][2]。

[1] ハミルトン・フィッシュ 「ルーズベルトの開戦責任」草思社 (2015)
[2] チャールズ・A・ビアード「ルーズベルトの責任」藤原書店()2012.

> 安倍首相は、対北朝鮮は「毅然とした外交を展開」すると主張するばかりであるが、大義名分だけで戦争を始めても、実際におこなわれたことの結果は、その大義名分に見合うものではない。

安倍首相は北朝鮮と戦争せよとは一言も言っていない。そう言っているのは天木直人等の北朝鮮陣営の者だけだろう。
 
> 2015年の平和安全法制に関しての論議で、安倍首相は集団的自衛権行使を、友情で友人を守ることに例えたが、第一次世界大戦も、第一次世界大戦も、必要以上に同盟関係を守ることで、世界的な規模の戦争に発展し、戦争被害を甚大にさせた。

チャーチルやルーズベルトが第二次大戦を始めたのは同盟関係を守るためではない。自国の利益を増大させるために同盟関係を利用した。
 
> 好戦気質は、ヒトラーや東條ばかりでなく、チャーチルやルーズベルトにもあったのだ。

チャーチルやルーズベルトは好戦的であったが、東條は好戦的ではなかった。チャーチルやルーズベルトに泣く泣く戦争を始めさせられた。
 
> チャーチルは、友軍のソ連に対する核攻撃まで考えていたのだ。

ソ連はイギリスの友軍ではない。イギリスは対ドイツ戦にソ連を利用しただけである。
 
> そのチャーチルを崇拝して真似しようとしている安倍首相や、安倍首相に煽られて、来年の夏に北朝鮮への先制核攻撃を計画しているトランプ大統領らは、歴史から何も学んでない。
 
アメリカファーストのトランプ大統領が安倍首相に煽られて北朝鮮への先制核攻撃を始めるわけがない。

> 「人間は歴史から何も学ばないということを、歴史から学んだ」
 ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

多くの人々は戦争が如何にどのように起こされるのか、専門家の書いた本を読まないので知らない。
朝日新聞・NHK等のマスコミは故意に戦争の起きる真の理由を隠蔽し、歪曲する。
朝日新聞・NHK等のマスコミは上記のハミルトン・フィッシュやチャールズ・A・ビアードの書いた本は決して国民に知らせない。
国民は戦争の起きる原因を知らない以上、戦争を防ぐ道を知らない。
結果として、国民は朝日新聞・NHK等のマスコミに騙されて、戦争に引き込まれる。

その結果、ヘーゲルの「人間は歴史から何も学ばないということを、歴史から学んだ」が真実となる。

ヘーゲルの「歴史哲学講義」は分かり安い名著である。


20. マッハの市[1548] g32DYoNugsyOcw 2017年11月23日 12:32:50 : 1MQ3XhRBxM : q_ZstgHjimI[116]
これが、、
国民の希望、


   安倍晋三と 読売新聞 は 、、

       森加計 心中 してくれ、、

一国の総理ともあろう物が、
全権限を駆使して、
見苦しい限りだ。


、、、、、、安倍晋三の、

      森加計疑獄、、、逃避行、、、、、、、、、、、、


悪いことをすると、
罰が当たるよ!、、、おっかさんから教わらなかった様だな。

逃げ切れるかな、、自爆するのかな、
、、
                     🔥 煽っても消えないぜ 🔥  MP愛知


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