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北朝鮮、ICBMの発射実験に成功と発表(AFP)
http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/550.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 7 月 04 日 18:30:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

韓国ソウルの駅で、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験に関する報道を放映するテレビを見る人たち(2017年7月4日撮影)。(c)AFP/JUNG Yeon-Je


北朝鮮、ICBMの発射実験に成功と発表
http://www.afpbb.com/articles/-/3134455
2017年07月04日 17:08 発信地:ソウル/韓国


【7月4日 AFP】(更新、写真追加)北朝鮮は4日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したと発表した。

 朝鮮中央テレビ(KCTV)では特別重大報道として、「火星14(Hwasong 14)」の「画期的」な発射実験を金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が見守ったと、伝統衣装姿の女性アナウンサーが伝えた。

 また、弾道ミサイルは高度2802キロに達し、933キロ飛行したと報道。北朝鮮は「強力な核保有国」であり、「世界中どこでも攻撃できる非常に強力なICBM」を保有していると強調した。

 米国の専門家らは、今回発射された弾道ミサイルはアラスカ(Alaska)を射程に収める可能性があるとの見方を示した。

 これまで北朝鮮は、核弾頭が搭載可能かつ米国本土に到達できるミサイルの開発を目指していた。(c)AFP


韓国ソウルの駅で、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験に関する報道を放映するテレビを見る人たち(2017年7月4日撮影)。(c)AFP/JUNG Yeon-Je


韓国ソウルの駅で、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験に関する報道を放映するテレビ(2017年7月4日撮影)。(c)AFP/JUNG Yeon-Je


韓国ソウルの駅で、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験に関する報道を放映するテレビを見る人たち(2017年7月4日撮影)。(c)AFP/JUNG Yeon-Je



北朝鮮が特別重大報道「ICBM発射実験に初成功」
動画→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170704/k10011041951000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_001
7月4日 17時26分 NHK



北朝鮮は4日、「特別重大報道」として、「ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功した」と国営メディアを通じて発表しました。これに先立って、アメリカは、北朝鮮が発射したのは中距離弾道ミサイルだったという見方を明らかにし、関係国が分析を続けています。

北朝鮮は日本時間の4日午後3時半、国営の朝鮮中央テレビを通じて「特別重大報道」として「ICBM=大陸間弾道ミサイル発射実験に成功した」と発表しました。

発表によると弾道ミサイルは「火星14型」という名称でキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の命令で日本時間の4日午前9時半ごろに日本海に向けて発射され、933キロの距離を飛行し、高度は2802キロに達したということです。北朝鮮がICBMの発射実験を行ったと発表したのは初めてで、「核兵器とともにICBMを保有した、堂々たる核強国になった」と主張しています。

一方、これに先立ってアメリカ太平洋軍は、声明で、北朝鮮が発射したのは、ICBMではなく、中距離弾道ミサイルだったという見方を明らかにし、アメリカをはじめ、韓国など関係国が詳しい分析を続けています。

北朝鮮は4日午前9時39分ごろ、北西部のピョンアン(平安)北道クソン(亀城)付近から日本海に向かって弾道ミサイル1発を発射し、日本政府によりますとおよそ40分間飛しょうしたあと、日本のEEZ=排他的経済水域内に落下していました。

キム委員長はことし元日の演説で、ICBMの発射実験の準備が「最終段階に入った」と述べ、発射実験を強行する可能性を示唆したのに続き、国営メディアは先月10日、「ICBMの発射実験の時期は遠くない」と主張していました。

専門家「アラスカなどに届く発射実験に成功」

海上自衛隊の元海将で金沢工業大学虎ノ門大学院の伊藤俊幸教授は、今回の発射について「40分間飛行したのであれば、飛距離を出すように発射した場合の射程は、7000キロから8000キロになると見られる。北朝鮮から発射してアラスカなどに届くミサイルの発射実験に成功した可能性がある」と指摘しています。

その一方で「実験と実戦配備とでは意味が全く違う。実験に成功してもそこからさらにステップを踏まないと武器としては使えない」と述べ、実践配備には一定程度の時間がかかるという認識を示しました。

そのうえで、「アメリカと北朝鮮が今行っているのは軍事外交だ。お互いに本格的な戦争にならないように外交交渉をしているのであって、ミサイルも空母もその交渉のための道具だ。今回のミサイル発射によっていきなり戦争になるとか、脅威があおられるというものではない」と述べ、今後の動向を冷静に分析していく必要があると指摘しています。

中国外務省「こうした活動に反対」

中国外務省の耿爽報道官は4日の記者会見で、「関連する報道については現在情報を収集している。国連安保理決議には北朝鮮が弾道ミサイルの技術を利用することについて明確な規定がある。中国は北朝鮮が決議に違反してこうした活動を進めることに反対する」と述べて、北朝鮮を非難しました。

そのうえで、「現在の朝鮮半島情勢はデリケートな状況にある。関係各国が冷静に行動し、朝鮮半島の緊張を速やかに緩和させ、この問題が対話による正常な軌道に戻ることを望む」として、各国に冷静な対応を呼びかけました。

菅官房長官「慎重に分析をしている状況」

菅官房長官は午後の記者会見で、「現時点で発射が確認された弾道ミサイルは1発で、2500キロを大きく超える高度に達し、約40分間、900キロ飛しょうし、男鹿半島から約300キロの日本海上に落下したと推測している」と述べました。

また、菅官房長官は、午後4時すぎから行われた、2回目のNSC=国家安全保障会議の閣僚会合について、「最新の事実関係を確認し、分析を行うとともに、北朝鮮の『特別重大報道』を含め、最新の北朝鮮情勢を受けたわが国の対応方針について改めて議論した」と述べました。

一方、菅官房長官は、北朝鮮が、「ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功した」と発表したことについて、「最大飛距離については慎重に分析をしている状況だ」と述べるにとどめました。

外務省幹部は「仮に北朝鮮が発表したとおりであれば、軍事的な脅威は極めて増していると言わざるをえない。少なくとも一定の長さで飛び、一定のところに着弾した事実だけをとってみても極めて遺憾で、国連安全保障理事会の決議に違反している」と指摘しました。

そのうえで、今後の対応について、「安保理の非常任理事国としての立場を最大限に活用し、適切な対応を各国に求めていきたい。まずは、G20サミットにあわせて、日米韓や日韓、日中、日ロなどの首脳会談を調整していて、今回の北朝鮮の問題を主要議題に取り上げたい。日米韓の連携を中心に中国とロシアを巻き込んでいきたい」と述べました。

米軍 ICBMの能力あるか詳しく分析

アメリカ軍は初期段階の分析の結果として、今回、発射されたミサイルは中距離弾道ミサイルだったという見方を明らかにしましたが、北朝鮮の発表を踏まえ、ICBM=大陸間弾道ミサイルの能力があるかどうかについて、詳しい分析を続けると見られます。

アメリカ政府の当局者によりますと、北朝鮮は今回、ミサイルを通常よりも角度をつけて発射し、高く打ち上げる「ロフテッド軌道」の手法を取った可能性があるということです。ロフテッド軌道では高度が高くなる一方、水平の飛距離は短くなるため、最大の飛距離を狙った角度で発射した場合に、実際にどこまで到達するかを見極めるには、さらなる解析が必要だということです。

北朝鮮がことし5月に発射した新型の中距離弾道ミサイル「火星12型」は、ロフテッド軌道で打ち上げられ、高度は2000キロに達する一方、飛距離は800キロだったと推定されています。これについてアメリカの研究機関は分析の結果、角度を変えて発射すれば最大の飛距離は4500キロを超える可能性もあると指摘しています。

アメリカ国防総省は弾道ミサイルを飛距離によって分類していますが、これまでロシアの弾道ミサイルを念頭に5500キロを超えた場合にはICBM=大陸間弾道ミサイルの能力があると見なしてきました。今回、発射されたミサイルは高度、飛距離ともに「火星12型」を超えている可能性があることから、国防総省はICBMの能力があるかどうかについて、分析を続けるものと見られます。

北朝鮮 ICBM開発の経緯は

北朝鮮は、射程がアメリカ本土に達する1万キロと見られるICBM=大陸間弾道ミサイルの開発を進めてきました。去年2月に北西部トンチャンリ(東倉里)の「ソヘ(西海)衛星発射場」から発射された、事実上の長距離弾道ミサイル、「テポドン2号」の改良型は、固定式の発射台を使用するタイプで、液体燃料が使われています。

これに対して、北朝鮮が開発を進めているICBMは、発射台となる車両を使う移動式で、固体燃料の使用を目指しています。注入に時間がかかる液体燃料と異なり、固体燃料は、扱いが容易ですぐに発射できるため、発射の兆候をつかむのが難しいからだと見られます。

北朝鮮によるICBMの発射が確認されたことはありませんが、これまで、首都ピョンヤンで行われた軍事パレードで大型の軍用車両に乗せられたICBMが過去4回、公開されています。このうち、2012年4月と2013年7月に登場したICBMは、「KN08」と呼ばれ、弾頭がとがっています。さらに、おととし10月に登場した、弾頭が丸みを帯びたICBMは、KN08の改良型と見られていて、韓国メディアが、「アメリカ軍と韓国軍が暫定的に『KN14』と名付けた」と伝えていました。そして、ことし4月15日に登場した、片側に7つの車輪がある大型のトレーラーに搭載されたミサイルは、これまでのICBMよりも長く、新型と見られています。

北朝鮮は、去年4月にICBMの、また、9月に事実上の長距離弾道ミサイルの、それぞれ新しいエンジンの燃焼実験を地上で行ったのに加え、ことし3月にも、新型の大出力エンジンの燃焼実験を地上で行って成功したと発表していました。そして、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が、ことし元日の演説で、ICBMの発射実験の準備が「最終段階に入った」と述べ、発射実験を強行する可能性を示唆したのに続き、国営メディアは先月10日、「ICBMの発射実験の時期は遠くない」と主張し、関係国が警戒を強めていました。












 

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コメント
 
1. 2017年7月04日 20:53:24 : JZLDRkgNvE : EcEXpUQH274[1]
ロシア国防当局者の話によれば、早期警戒システムで捕捉された、北朝鮮のミサイルは、飛行距離が510キロ、高度は535キロに達したに過ぎないとしている。

故に、ロシアにとって、何の危険性もなく、韓国や日本が、発表した高度は、極度に誇張されていると、語っている。


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