★阿修羅♪ > 戦争b20 > 678.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
米太平洋軍司令官が語ったアジア太平洋の3つの脅威 強固な日米同盟で北朝鮮、中国、ISに対抗を(JBpress)
http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/678.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 8 月 03 日 10:23:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

ハリー・ハリス海軍大将(2016年12月7日撮影、資料写真、U.S. Marine Corps Photo by Lance Cpl. Patrick Mahoney/Released)


米太平洋軍司令官が語ったアジア太平洋の3つの脅威 強固な日米同盟で北朝鮮、中国、ISに対抗を
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/50675
2017.8.3 北村 淳 JBpress


 7月28日、駐米日本大使が主催した会合(第4回Japan-U.S. Military Statesmen Forum )でアメリカ太平洋軍司令官のハリー・ハリス海軍大将が講演し、アジア太平洋地域(太平洋からインド洋にかけての広大な海域の沿岸諸国ならびに海域)が直面している軍事的脅威について説明した。説明の概要は以下のとおりである。

アジア太平洋地域が直面する軍事的脅威

(1)北朝鮮の核弾道ミサイル

 ICBMを手にした北朝鮮は、国際平和と安定に対する「明確かつ差し迫った」脅威である。それは、日本とアメリカにとってだけでなく中国にとってもロシアにとっても、そして世界中にとっても共通の脅威といえる。なぜならば、北朝鮮のミサイルは日本やアメリカのみならず、あらゆる方向に向けることができるからである。したがって、国際社会は協調して、とりわけ日米韓は緊密に連携して北朝鮮に対する経済制裁を強化し続けなければならない。

 北朝鮮に対する経済制裁という外交努力が効を奏するには、日米韓は現実味のある強力な戦力を見せつける必要がある。そのためにアメリカ海軍はイージス艦を伴った空母打撃群を派遣し、世界最強の攻撃原潜を出動させ、そして爆撃機もこの地域に常駐させている。また、日本の防衛を鉄壁に維持するため、最新最強のF-35戦闘機、P-8哨戒機そしてMV-22(オスプレイ)を展開させているのである。

 中国は北朝鮮唯一の同盟国であり、北朝鮮に対して最大の影響力を持っている。そこで、以上のような軍事的支援を伴った北朝鮮に対する経済的・外交的圧力とともに、中国による北朝鮮への経済的圧力が強化されることが、朝鮮半島の平和が保たれるために何よりも大切である。

(2)中国による海洋進出

 国際社会が北朝鮮の核兵器開発を牽制するために中国の協力を期待しているからといって、中国による強引な海洋侵出を容認することはできない。今週も(東シナ海上空で)米軍機に対して中国戦闘機が危険な方法で接近して威嚇するという事案が発生した。このような無責任で危険極まりない中国側の行動が(東シナ海や南シナ海の上空で)頻発しているのは、理解に苦しむところである。

 中国は、南シナ海に人工島を建設して軍事拠点化し、領域紛争中の海域や島嶼環礁に対する中国の主権を既成の事実としようとしている。それらの軍事施設を伴った人工島は、南シナ海の物理的、政治的な状況を根本的に変えつつある。しかし、かねてより指摘しているように、われわれは“偽の島”を真に受けてはならない。

 中国軍艦はアメリカの排他的経済水域内で作戦行動をとっているが、それに対してアメリカは何ら苦言を呈していない。なぜならば、そのような海域は公海であるからだ。ところが、アメリカの軍艦や軍用機が中国軍艦や中国軍機と同じ行動を(中国の排他的経済水域内で)とると中国当局は抗議をしてくる。このように、中国は国際的ルールを選択的に用いているのである。

 かねてより繰り返し主張してきたように、中国には現実的な対処、すなわち「このようにあってほしい」と期待するのではなく「このようである」として対処しなければならない。我々は、中国と協調できる部分をより発展させるために、中国と協調できない部分に関して妥協してしまうことは避けねばならない。

(3)ISのフィリピンへの勢力浸透

 フィリピンに勢力を浸透させているISも、アジア太平洋地域における大きな軍事的脅威の1つと言える。

 フィリピン南部に勢力を張り巡らせているアブ・サヤフ(イスラム原理主義組織)の指導者の1人であるイスニロン・ハピロンは、昨年、ISの東南アジア指揮官に指名されている。(今年の5月から6月にかけて)ミンダナオ島のマラウィ市におけるフィリピン軍治安部隊(アメリカ軍特殊部隊も支援していた)とアブ・サヤフの武力衝突は、東南アジア地域において発生したISの影響を受けた武装勢力による戦闘としては最大規模のものであった。


アメリカ海兵隊とフィリピン海兵隊の対アブ・サヤフ合同訓練

 マラウィ市での戦闘は、外国から流入したISのイデオロギーや戦闘資源やノウハウが地元出身者の間にも浸透し、東南アジアにも拡散しつつあることを物語っている。

 ISのような暴力的過激組織の勢力の伸張を防ぐためには、国際協力が必要不可欠である。このようなIS打倒のための国際連携に日本は貢献している。たとえば、日本がフィリピンに供与した巡視船や海洋哨戒機などは有用だ。アメリカも、新型哨戒機をフィリピンに提供し、それらはミンダナオ島やスールー諸島での対IS作戦に貢献している。

 このような二国間(日本とフィリピン、アメリカとフィリピン)の協力も大切だが、それ以上に効果的なのは多国籍間の協働(共通の目的に向けての協力)である。最近実施されたアメリカ、日本、オーストラリア、そしてインドによる合同軍事演習は、批判を加える勢力もあるが、民主主義という共通の価値を分かち合って集結する安全保障協力関係の構築努力と言える。


講演するハリス司令官(写真:米国防総省)

*  *  *

 以上のようにハリス司令官は北朝鮮の核ミサイル、中国の海洋進出、そしてISの東南アジアへの浸透がアジア太平洋地域の3大軍事的脅威であることを説明した。

 同時に、アメリカがアジア太平洋地域を最も重視し、今後も最優先で関与していくことが、アメリカの指導者たちの共通認識であることを強調した。

 ハリス大将によると、これまでの70年と同様に、アメリカ太平洋軍は今後もその強力な統合戦力で睨みを効かすことによりアジア太平洋地域の軍事的安定を維持していき、アメリカが太平洋国家そして太平洋のリーダーとしての地位に留まり続ける決意であるという。そして、世界中で脅威が高まり、より強いリーダーシップが求められている今日ほど強固な日米同盟が求められている時はない、と日米同盟の必要性を繰り返し強調した。


米海軍が誇る空母打撃群

いまだに定まっていない中国に対する姿勢

 本コラムでも何度か触れたように、ハリス司令官は太平洋軍司令官に就任する直前の太平洋艦隊司令官時代より、中国による好戦的な海洋進出政策に対して強い警鐘を鳴らし続け、対中強硬派とみなされていた。しかし、極めて“平和愛好”的な日本主催の会合での講話であることに加え、アメリカとしては中国に北朝鮮への何らかの圧力を発揮してもらうことを期待せざるを得ないという状況のため、ハリス大将の中国に対する姿勢は上記のように穏やかなものであった。

 ただし、アメリカ海軍関係者たちの間では、来年の「リムパック2018」に中国を招待したことを巡って、それを容認したとしてハリス司令官を含む海軍やペンタゴン上層部を強く批判する人々も存在する。

 また、アメリカ軍関係者たちの間では、東アジア地域での新興覇権国である中国と既成覇権国であるアメリカは武力衝突が避けられないという「トゥキディデスの罠」に関する議論も半年以上にもわたって続いている。さらには、最近、中国海軍首脳が明らかにした最新鋭潜水艦技術を巡っても、アメリカ海軍関係者たちの間では中国に対する姿勢を巡って意見の対立が見られる。

 そのため、果たしてトランプ政権がアジア太平洋を最優先させるのか、中国に対して封じ込め的姿勢を取るのか? それとも融和的姿勢を取るのか? については、いまだに定まっているとは言えない状況である。



 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2017年8月03日 19:49:34 : qFLrcoO25I : IwCZRvTYQMk[148]
「敵」煽る 資金たっぷり ばら撒いて

2. 2017年8月04日 14:45:09 : 4XDKrNSC1g : so0uSXnIt9s[94]
中東は石油が有ったから其れを分捕ったり、ロシアのパイプライン敷設を妨害すると言う理由が有った。

ロシアを妨害して、石油利権も分捕れると言う一石二鳥の旨みが有ったが、それもこれも正体がばれて大失敗の大損こいて、今度は極東ですか?

北朝鮮を叩いても石油も何も出てきませんよ、出てくるのは難民だけ、誰も何処も歓迎はしないでしょう。

もしも北朝鮮から難民が押し寄せてきたら、米本国へ送り届けるか、在日米軍基地の中へ送り届けましょう、米軍が造った難民なんですから、誰一人も私ら日本が引き受ける筋合いは何も有りません。

だだ、ただ、ただ日本と韓国の米兵を食わすために北朝鮮を焚きつけているだけ。
いい加減に米軍様のおかげで日本も壊れてきたし、もう直ぐ金も無くなりますよ、米軍や米国はいい加減に失敗を認めて、これ以上世界を荒らすのを止めてアメリカへ帰れ、これ以上愚だ具だ言っていたら、米国債を売り浴びせて、思いやり予算も引っ込めて、日本が肩代わりしている総ての米軍の駐留経費を米国へ請求するぞ。
こらっ!借金まみれの貧乏乞食米軍と米国、さっさと出て行け。


3. 2017年8月05日 09:38:05 : gyc7yXtbq2 : Hs4vrNfs41c[214]
米軍の基地害共は自分達の持っている兵器やら戦術を実戦で使いたくてウズウズしているのだろう、基地害共。
トランプ大統領は北朝鮮との戦争は米国から遠く離れた所だから平気だ見たいな事を言っている様だか、基地害に刃物だよな。
北朝鮮内の米国人を引き上げても韓国やら日本には米国人はうじゃうじゃ居るだろう、彼らの安全の保障は取れないだろ。
米国との戦争で米国人が死ぬのは構わない事ですが、日本は、韓国はそのとばっちりを避ける事も出来ないだろう、嫌なこった御免こうむります。
中東では石油で儲けている国が在って彼らが米国製の兵器や弾薬などを買ってくれたので米国も戦争をする事で儲けられましたが、北朝鮮を叩いて米国に利益は有るのですか?
ちっちゃな国とは言え戦争をする為にはそれなりの戦費が要るだろう、戦争により北朝鮮が壊れて大勢の難民の発生は避けられないだろう。
これら戦費の手当てや難民の対応を米軍やトランプはどう考えているのだろう、米国以外に金を求めたり対応を求めるのは止めてくれ、総て米国の責任と対応でやるべきである。
米軍が北朝鮮を占領して何の利益が有るのか?石油が出るわけでもない、金が出る訳でも無いだろう、むしろ中国やロシアと真正面から対峙する羽目に今まで以上に緊張と金の出費求められるだろう、これって米国にとって利益ですか儲けられるのですか?
わざと緊張状態を造り上げ米軍が食って行く為の餌代を周辺国へ取り立てるのはいい加減に止めろ、自分の飯をまともに稼げない乞食はさっさと出て行け、迷惑です邪魔なんだよ。

4. 2017年8月05日 13:00:58 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-4775]
日本が「基地」も「原発」もやめられないのは「朝鮮戦争」に起源があった!? 岩上安身による『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』著者・矢部宏治氏インタビュー 2017.8.2
記事公開日:2017.8.4取材地:東京都 動画独自

※2018年8月1日まで、会員以外の方にも全編公開いたします!

 2017年8月2日(水) 15時より東京都港区のIWJ事務所にて、岩上安身による『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』著者 矢部宏治氏へのインタビューが行われた。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/394226


5. 2017年8月09日 19:04:29 : gyc7yXtbq2 : Hs4vrNfs41c[230]
たかが北朝鮮ごときも対応しきれない米軍様がどうやって中国やロシアと対等に対峙していくのか、いざと言うときは日本の自衛隊と韓国の軍隊宜しくねって言って逃げてく腹積もりマンマンだろ。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 戦争b20掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
戦争b20掲示板  
次へ