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「シリア戦線異状なし」にあらず:新たな戦争を開始するアメリカ(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/498.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 1 月 02 日 11:18:10: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

「シリア戦線異状なし」にあらず:新たな戦争を開始するアメリカ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/post-b84e.html
2018年1月 2日 マスコミに載らない海外記事




Alex GORKA
2017年12月29日
Strategic Culture Foundation

これは突然の政策変更の典型例だ。11月、アメリカは、「イスラム国」が完敗させられた後、シリア内のクルド戦士に武器を与えるのを止めるとトルコに約束した。対「イスラム国」有志連合アメリカ特使ブレット・マガークは、ラッカでの都市戦が終了後、"軍事支援レベルの調整"を行う予定だと説明した。"我々はある種の装備を与えざるを得なかったが、それは限定されていた、極めて限定されていた その全ては、我々のNATO同盟国トルコにとって、極めて透明だった" と12月21日の特別ブリーフィングで彼は述べた。6月、アメリカはトルコに、「イスラム国」の敗北後、北シリアで、クルド人民防衛隊(YPG)民兵に提供した兵器を取り戻す予定だと語っていた。

ところが、2018年、何千基もの対戦車ロケット発射装置、熱線追尾ミサイルやロケットの発射装置を含め、高度な兵器は、シリアに、送られ続けるのだ。兵器と装備リストは、2018年度国防予算の一環として、アメリカ国防省が作成し、トランプが12月12日に署名した。それには、300輌以上の非戦術用車輛、60輌の非標準車輛と、前哨基地や作戦部隊集結地の建設を支援するための30輌の土木車輛が含まれている。アメリカ2018年国防費法案("2018年財政年度海外有事作戦/イラクとシリアのイスラム国ISISに対抗するため訓練・備基金の正当化理由")シリア内のアメリカ・パートナーに対する3億9300万ドルの兵器提供が含まれている。総計5億ドルで、昨年よりおよそ7000万ドル多く、シリアでの訓練・装備要求に使われることになっている。パートナーは、クルド人が支配するシリア民主軍党(SDF)だ。トルコが特に懸念している集団であるYPGが、この部隊を支えている。

予算は、シリア民主軍 (SDF)に触れていないが、代わりに“吟味されたシリア反政府派”となっている。予算リストによれば、シリアにおける訓練と装備供与プログラムの一環として支援されている25,000人の反政府戦士がいる。この人数は、2018年には、30,000人に増やす予定だ。クルド戦士への対戦車ロケット供与は、トルコが北シリアでは、レオパルト戦車に依存しているので、微妙な話題だ。

アメリカが支援するSDFの元高位司令官・報道官で、先月集団からトルコに亡命したタラル・シロが、アメリカによるクルド集団に対する兵器供与の詳細を漏らした。

リストには、どの吟味されたシリア集団が、ある種の装備を受け取ることになるか詳細はない。北シリアには、YPGを含むSDFと、SDFに組み込まれたアラブ人戦士集団であるシリア・アラブ同盟がいる。Maghawir al-Thawraと、Shohada al-Quartaynはシリア南東部で活動している。連中は、シリアとイラクとの間のアルタンフ国境検問所で、アメリカとイギリス人教官に訓練されている。

SDFとアル-タンフで訓練されている集団に加え、アメリカはシリア政府軍と戦う新シリア軍を作り出す過程にある。訓練は、トルコ国境から70キロ、イラク国境から50キロの場所にあるシリアのハサカ難民キャンプで行われている。

12月25日、およそ40のシリア反政府集団が、1月に行われる予定のシリアに関するソチでの会議への参加を拒否した。国連シリア特使のスタファン・デ・ミストゥラが、会議を招集するロシアの計画は、シリアにおける戦争を終わらせる国連が主導するジュネーブ交渉に貢献し、支援する能力によって評価されるべきだと語っている事実にもかかわらず、彼らは、会議を組織しているモスクワは、国連に基づくジュネーブ和平プロセスを迂回することを狙っていると主張している。もし戦闘が始まれば、これらの集団はアメリカが作り出した編隊に加わる可能性が高い。

だから、アメリカ合州国は、シリアにおける違法な軍事駐留を維持しているのみならず、シリア政府と戦う新たな軍隊を作り、「イスラム国」の敗北に続く新たな戦争の準備をしているように見える。クルド民兵に対する武器提供と訓練の継続は、ワシントンとアンカラの関係を良くすることは決してなく、あることを言いながら、それとは違う行動をとるのは、パートナーとしてのアメリカ合州国の信頼性を傷つけることになる。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2017/12/29/all-not-quiet-on-syrian-front-us-launch-another-war.html
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コメント
 
1. 2018年1月02日 15:48:22 : Cf7mQU56Hc : Oen0@P872zA[82]
中東で戦争を続けるアメリカ、この上北朝鮮で戦争を始めれば二正面作戦になる。そんな力が今のアメリカにあるかな。

2. 2018年1月02日 21:56:01 : t09dumgomc : _QSLFc9uuag[503]
諦めぬ また繰り出すぞ 奥の手を

3. 2018年1月02日 22:53:08 : yj97pNkqLg : UjnJ34vQHrY[43]
あーー、是は、是は
北朝鮮はアメリカの足元を見て、
ドンドン揺さぶりを仕掛けて来るぞ。
そのままアメリカをひっくり返してくれ。

4. 2018年1月03日 00:56:09 : FPbr6d8OlU : JtmjxAnhEWA[13]

シリア、ラッカの偽陥落を演出し、温存したISIL戦闘力をあらたな反政府勢力に再編し、政府軍にぶつけようとの戦略であろう。

 SDFはクルド勢力が中心で、アラブ人居住地を経営する能力はない、USのデッチあげようとしている反政府勢力は主体はイスラム過激派であって、統治能力はない。

 長きにわたる『シリア内線』では、穏健なスンニ派なる人々はシリア政府軍に参加してしまっている。どこをどう見渡しても、心からUSの意を受ける集団はいない、例外はS・アラビアの賄賂に心動かされる人々であろうが、内戦初期に旗色を明らかにしており、現状ではその数はわずかであろう。

 イドリブ地方がシリア政府軍の手に落ちた暁には、US支配地域で住民蜂起が待っているが、蜂起を未然に防ぐ暴力装置としての新たな反政府勢力が必要なのであろう。

 掛け声は勇ましいが、後ろ向きの役割しか果たさないであろう。

 


 


5. 2018年1月06日 15:41:55 : GCMZhLN1xE : LbQPqkyEX3Q[4]
ロシア軍が駐留する、フメイミム空軍基地が、12月31日に、テロリストたちの(一部には、米特殊部隊の仕業と言う説もある。)攻撃を受けて、Su−24が、6機、S−35が1機、An−72、An−30、Mig−8が、損傷を受けた。

ロシア国防省は、否定していたけれど、ロシア人ジャーナリストが、損傷を受けた機体の写真を公開して、否定できない事実となった。

ロシア兵、2名が戦死した。多分負傷者もいるだろう。


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