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シリアで不法占領を続ける米はクルドを抱き込んでシリア政府や露政府を挑発、新たな戦争を目論む(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/567.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 1 月 22 日 16:21:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

シリアで不法占領を続ける米はクルドを抱き込んでシリア政府や露政府を挑発、新たな戦争を目論む
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201801220000/
2018.01.22 櫻井ジャーナル


クルド勢力、SDF(シリア民主軍)やYPG(クルド人民防衛隊)が支配しているシリア北西部のアフリンに対する攻撃をトルコ軍は始めた。砲撃のほか、空爆も実施、地上ではトルコ政府の影響下にある武装勢力による攻撃も行われているようだ。

現在、クルドの後ろ盾になっているのはアメリカ。バシャール・アル・アサド政権を倒して傀儡体制を樹立させるために送り込んだサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とする傭兵部隊、つまりアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)がロシア軍によって壊滅の瀬戸際まで追い詰められたため、新たな侵略の手先としてクルドに目をつけ、シリアのクルドはアメリカ側についたということだ。

クルドはシリアだけでなくイラク、イラン、トルコなどでも生活している。2006年にはアメリカ軍のラルフ・ピータース中佐が描いた中東の再分割案ではクルドの国を作ることになっていたが、クルドと呼ばれている人々はそれほど強く結びついているわけではない。例えば、イラクのクルドはソンニ語を話し、アラビア文字で記述する。シリアやトルコのクルドはクルマンジ語を話し、ラテン文字をを使う。

そのうち、イラク北部のクルドは1960年代からイスラエルの指揮下にあるバルザニ親子が指揮してきた。息子のマスード・バルザニは昨年(2017年)9月25日にイラクのクルド勢力は独立を問う住民投票を実施、圧倒的な90%以上が賛成したとされているが、重要な油田があるキルクークが反マスード派クルドとイラク軍によって制圧されてしまい、破綻した。キルクークをマスード派が押さえ続けたとしても、イラクを含む周辺国がクルドが制圧している油田地帯からの石油搬出を拒否しているので独立は厳しかった。

その一方、シリアのクルドは幹部がアメリカ側へ寝返った。アメリカの支援を受けたクルドはデリゾールの東側に広がる油田地帯を押さえたが、石油や天然ガスをどのように運び出すかという問題は解決されていない。現在、アメリカはクルドへの支援物資を運ぶためにトルコのインシルリク空軍基地を使っているようだが、これもトルコとアメリカとの関係がさらに悪化すれば難しくなるだろう。

アメリカはシリア北部に「満州国」のような傀儡国家を建設する姿勢を見せているが、これに刺激されたシリア政府が軍事攻撃を仕掛けてくるのを待っていると推測する人もいる。そうした展開になれば新たな戦争が始まり、アメリカ、イスラエル、サウジアラビア、イギリス、フランスといった侵略勢力が形勢を逆転するチャンスが生まれると期待しているのではないかという見方だが、今のところシリア政府もロシア政府も自重している。

クルドを中心に手先になる武装勢力をアメリカは編成中だが、アメリカ軍もシリアに居座る姿勢​を見せている。レックス・ティラーソン国務長官は1月17日にスタンフォード大学でそうした計画を口にした。その理由はダーイッシュの復活するのを防ぎ、中東全域で政治状況を変化させることだというが、マイケル・フリン元DIA局長は退役後、アル・ジャジーラの番組に出演した際に​ダーイッシュの勢力が拡大したのはオバマ政権が決めた政策による​と語っている。

フリンがDIA局長だった2012年8月、​DIAはバラク・オバマ大統領が主張していた穏健派への支援という主張を否定する報告をホワイトハウスに提出した。反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIで、西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けていると書いている。DIAも指摘しているように、アル・ヌスラはAQIの別名で、実態は同じだ。この報告書では、東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告されている。その点をアル・ジャジーラの番組で質問されたのだ。

本ブログでは何度も指摘してきたことだが、ダーイッシュを作り上げたのはアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟を中心とする勢力。そのダーイッシュが売り出される2年前にはアメリカ軍の情報機関DIAが警告している。その警告をオバマ政権は無視した。

シリアへの侵略に失敗したサラフィ主義者やムスリム同胞団を中心とする武装勢力のメンバーをアメリカの軍や情報機関は救出、一部はクルドと合流させ、一部はアフガニスタンへ運んだと言われている。

そのアフガニスタンでの戦闘も激しくなる兆候を見せている。アフガニスタンはCIAが資金源にしてきた麻薬の原料、ケシが栽培されているほか、希少金属がある。そこでアメリカとしてはアフガニスタンを押さえておきたいのだろうが、それだけでなく、中国が計画している一帯一路(陸のシルクロードと海のシルクロード)のうち陸のルートをアフガニスタンで寸断したいのだろうと見る人もいる。

1991年12月、西側がソ連を消滅させることに成功すると、ネオコンはアメリカが唯一の超大国になったと認識、世界制覇プランを作成した。それがウォルフォウィッツ・ドクトリンだということは本ブログでも繰り返し書いてきたこと。その前提であるロシアの属国化がウラジミル・プーチンの出現で崩れたのだが、それでも世界制覇を実現しようともがいているのが現在のアメリカ支配層だ。

破綻した経済を誤魔化すため、米英は1970年代から資金を転がし、投機市場へ吸い込む仕組みを作り上げた。それを可能にしたのはドルが基軸通貨であり、産油国が決済をドルに限定したことが大きい。つまり、ドルが基軸通貨の地位から陥落したなら、アメリカを中心とする支配システムは崩壊する。アメリカ支配層としては、ドルの地位を揺さぶっているロシアと中国を屈服させるか潰すしかない。そこまでアメリカは追い詰められているということだ。

安倍晋三政権を含む日本の支配的な地位にある人々はそのアメリカに従属、自国をアメリカの戦争マシーンに組み込みつつある。これは1992年から続いている作業だ。その口実として使われているのが「朝鮮の脅威」。かつて大東亜共栄圏の建設を口実にして東アジアを侵略したのと同じ構図だ。


 

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コメント
 
1. 2018年1月23日 19:52:34 : uJRHiUIqDQ : rzZhDfLw80Q[303]
戦争は 自業自得の 目くらまし

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