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カルト作業所
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投稿者 asy8 日時 2018 年 9 月 29 日 15:21:43: 3ati27iqg4fYY YXN5OA
 

私は作業所で勤務していた。このに は一般社団法人であり、以前はびきであったらしいがそれがにに変更された。に となってからはまだそれほど年月は経過していない。ここは8か所の農場があるが、そのうちの一つが隣接する山グラウンド内にある。そこは畑とグラウンドが混じっている。それで以前からとても疑問に思っていたことがある。それはなぜか入り口付近に大破したトイレの便器がそのまま放置されているということだ。山グラウンド内の出入り口は普段は施錠がされており、一般の車も人も出入りができないようになっている。そのすぐ横の出入り口付近にトイレが以前は3個ほど並んでおり、それ以外にも手洗い用の水道の蛇口等がある。ただそれが台風などにより壊れたのか、それとも壊されたのか不明だが、屋根も消えてなくなっており、壁も一部分しかない。そしてトイレの便器がそのまま露出した形で放置されている。その便器も壊れている。便槽の部分がどうなっているのかは不明だがドアも何もなくなっている。それがそのまま放置されているのだ。どうしてそれを放置したままにしているのかわからない。これはあまりにもひどい状態だ。改修したり、撤去する費用がないのかもしれないが、せめてビニールシートで覆い隠すとか何かしたほうがいいと思うのだが、それはそのまま放置されている。その風景はなにか荒涼とした荒廃した雰囲気を漂わせている。実は台風がやってきて、ビニールハウスにも被害が出た。ビニールハウスは吹き飛んだりはしなかったものの、パイプがねじ曲がってしまった。それも一か所だけではなく全体的にねじ曲がってしまった。その改修費用はかなりかかるということで手が付けられない状態となっている。本当に台風とか水害により、簡単にこういうものは破壊されてしまい、その修復にはかなりの費用が掛かる。場合によっては新しく建て直したほうが安いぐらいだ。この施設は農業を中心としてやっている作業所なので、農場があちこちに点在している。その面積はそれほど広くはないが、遠い場所にある畑もある。それで近隣住民とのトラブルやいさかいや喧嘩もたまにはある。もちろん施設に対して好意的な住民もおり、いろいろと支援してくれる人もいる。よくお菓子などを差し入れしてくれる人もいるし、そもそもこの作業所の畑というのは自分のものではなく、大部分が借りているもので、非常に安い金額で借りているのだという。それで畑やハウスで栽培した花や野菜を定期的に配布している。また肥料などを無料でくれる人もいる。だが、あまり歓迎していない住民もいる。それで畑の中にごみを放り込む人もいる。また畑の周辺の道に車を駐車することを禁止する人もいる。その道は別にその人の所有地ではないのだが、邪魔になるということで抗議する人もいる。それもいつも見張っているのか必ず文句を言ってくる。それでうかつに道に車も止められないので、遠い場所に車を止めている。もちろんそういうことは気にしない人もいる。また他人の所有地の畑に立ち入って横切ることも禁止されている。近道だからということで、ついそういうことをしてしまいがちだが、それは絶対にしてはならないとされている。自分の所有地を横切ることは許さない人が多い。たとえそこが雑草だらけの荒れ地となっていても、それはしてはならない。だが、それが理解できる人ばかりではない。どうしてもついうっかり近道をしてしまうのだ。ただしこれも人によりかなり対応が違う。そういうことはまったく気にしない人もいる。ある人などは農業をやっていて、せっかく苦労して育てている農作物を何者かに盗まれるということが度々あるという。それにたいして激怒するのが普通なのだが、まったく気にしないという人もいる。これは驚くべきことだ。これも人により違いがある。害虫の被害もあるが、これも困る。害虫は農作物を丸ごと食べるのではなく、ほんの少しだけ食べるのだが、たとえそれが小さな穴であろうとも、もう出荷できない。そんな農作物を普通は買わないからだ。また店側では、そういうものは初めから受け付けない。少し安く売ればいいのではないかと思うのだが、基本的に受け入れない。だから大量の農作物はせっかく苦労して育てても、ほとんどが廃棄処分となっている。今は食料が豊富な時代であり、外国からも大量の農作物が輸入されている。しかし、外国から輸入されている農作物にはたくさんの防腐剤や殺菌剤、殺虫剤が混入されている。農作物はすぐに腐敗してしまうのだ。だから高くても国内産のそれも地元の農作物を購入するべきだ。それも虫が食べている農作物のほうがいい。昔は冷害とか、飢饉とか自然災害などで、農作物が収穫できるのは不安定だった。戦争の時もそうだ。それで食糧が不足し、農家の食料がかなり重視された。そうなると農家は強い立場になり、かなり都会から食料を求めてやってくる人に冷たい対応をしてきた。温かく迎える人もいたが、そんなにすべてを受け入れることはできなかった。その反動が今きている。今の日本では農業が冷遇されており、あまり成功しているとは言えない。この作業所はかなり特別な存在であるといえる。まず農業中心の作業所はほとんどない。多くは室内作業であり、工場の部品を請負で組み立てており、工賃も安い。ここは仏教を中心にしており、写経などもしている。近くには姫の城跡があり、そこで大変に苦労したお姫様がいたが、そのゆかりの地であり、そこのお寺と関係がある。土地も建物もそのお寺の所有地である。普通の作業所はドライな関係である。利用者同士の会話も厳重に禁止している施設もある。普通の雑談も禁止している。それで利用者同士は何も知らないことが多い。また施設の多くは自由が全くない。ほとんど監禁状態で拘束されているのも同じだ。そしてほとんど収入はない。それからB型作業所の場合には労働基準法は適用されない。それで何でもかんでもやりたい放題であり、いかなる規制もない。A型作業所は労働基準法が適用される。しかし、A型はかなり厳しく、ほとんど普通の会社と同じだ。工賃もB型よりは高額であるものの、とてもそれだけでは生活できない。この ともに作業所では、弁当が出るが、その弁当代は80円だ。以前は60円だった。これは驚くほど安い。普通はコンビニなどで弁当を購入すると500円程度はかかる。おにぎりだけであれば安いのだが、それは悲しい。また女性職員が毎日味噌汁を作ってくれる。これも驚きだ。こんなことをしてくれる事業所は他にはないだろう。だからここを突然に不当解雇されて、私はとても悲しい。また利用者とも仲良くやってきたつもりだ。私が嫌いだった人もいただろうが、ある程度は付き合ってきた。普通は障がい者というと何もできないと思うかもしれないが、それは大間違いだ。車椅子の人は以前に英語の教師であり、地元の議員の選挙演説の作成までしており、講演会も定期的に行うなど、信じられないほど知的であり、高度な頭脳がある。また有名人であり、信頼も厚く、社会的に信用されている。またここにやってきている人の多くは、まったくの素人ではない。小さいころから農業を手伝ってきている人が多い。自分の家の家業が農家であり、農地も所有している。しかもかなり広い土地を工作しており、これも意外である。ただし、あまり体が丈夫ではない人が多い。夏の炎天下では、よく倒れる人が出る。しかも何度も倒れる。救急車を呼ぶこともある。それでも出勤してくるのだ。ほとんど死を覚悟しており、命がけで作業をしている。家にいると家族からいろいろ言われたりするので、まだ作業所にできて作業をしたほうが気が楽だという。そもそも作業所に来ることができる人というのは、まだ動ける能力があるということであり、それだけの意志力もあり、作業能率は低いかもしれないが、それなりの能力があるということだ。ただ、日本ではまず受け入れられていない。私はここにきている人は逆に普通の人よりも能力が高いと思う。かなりの忍耐力があり、相当にすごい。何よりも、自分が普通の人のように動けないとか、対応ができないということを知りながらも、それを嘆き悲しんだり、それで落ち込むような態度はあまり見たことがない。ただし、時々は泣いているのを見たことがある。その理由はわからない。また自分の意思表示がなかなかできない人の苦労も大変なものだろう。そういう人は怒りをぶつけることもできないのだ。いつまでも悲しんでいることもできない。次々に新しい人が入ってくるが、ほとんどが普通の人と何も変わらない。見た感じでは全くわからないことが多い。むしろ普通の人よりも能力が高いのではないかとさえ思う。それからここにいる女性職員はものすごい美人であり、知的で清楚で誠実だ。本当に心から利用者のことを心配している。普通はなかなかそこまではいかない。また利用者の中にも美女がいる。美男子もいて、かなりハンサムであり、かなりもてるようだ。作業所の仕事は普通の会社に比べて、作業時間も短いし、楽なものであると思うかもしれない。それはそうだろう。だが厳しい面もある。おそらくこの ともにのような作業所は全国の中でもそうはないだろう。いろいろと心配な部分もあるが、ここにいられる人は本当にうらやましい。またここにいるということを誇りに思うべきだ。私は追い出されてしまったが、これらの人は本当に永遠不滅の存在であると思う。この人々の魂は決して滅びることはなく、発展するしかない。これらの人々は成功の道しかなく、障がいがあろうとも、決して何も劣るところはない。実はここの女性職員が、ある日突然に消えてしまいいなくなってしまうという夢を見た。以前山から来ていた女性職員がいなくなったようにだ。この山の女性も全く何の知れせもなく、ある日突然に辞職してしまった。そしてまたこの本体である主流の女性職員もいなくなるという夢を見て、本当に恐ろしいと思った。だが実際には私が不当解雇され、追い出されることになった。しかし、どちらにしても、この女性職員とは別れることになった。これは本当に悲しい。  

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