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とりあえずは、彼らを共産主義革命家にオルグするチャンスだと捉えるかもしれないが、ローンを抱え、ガキを抱え、パートの妻は飯も作ってくれない中で、そうだ、共産主義革命で資本家を倒せばいいんだなどとなる馬鹿は一人もいない訳で、逆に共産が彼らの怒りの受け皿となるべく、彼らが安心して投票できる政党にならなければならないのである。
立憲や国民に対して涙ぐましい努力と妥協をしているのは認めるが、そんな事はやめて、絶対に共産には入れない、しかし自公は勿論、立憲や国民にももう期待できないと漂流する三千万人とも言われる無党派層に、どうしたら現共産にそっくり入れてくれるかを考えて実行する事で、心を砕く相手が違うのである。
これは現支持者にも言えて、彼らだけでは野党第三党にしかなれないのだから、彼らの顔色ばかり伺ってないで、共産の演説には手を叩いてくれるが共産には絶対入れないという冷やかし以上支持者未満の潜在顧客にこそ心を砕くべきで、ゼロとは言わないが他の野党と支持者に割く神経の半分を彼らに向ける事で、党名を大衆党に機関紙を大衆に変更すれば、売れない商品が飛ぶように売れるようになる訳である。
立憲や国民への妥協をこれ以上支持者に納得させるのは端から見ても無理である。
それよりも、似て非なるが、自分と支持者が無党派層に合わせて妥協と言うか変身する事で、もう他党に中途半端に妥協するのはやめるべきである。
昨日、志位は、必ず野党は一つになれると言い切ったが、それは共産があと一歩妥協してそれを立憲と国民が受け入れる事を指すのではなく、共産が無党派層に合わせて変身し、志位が豪腕小沢よろしく、大衆党という受け皿を作ったから立憲も国民も合流しろ、首班候補は勿論俺だ、選挙区の候補も現共産候補を中心に俺が決めるから、議長一任で党内をまとめてこいと言い切る事で、共産らしくない妥協はもうやめて、妥協よりよっぽどやりがいのある天下取りに本気で取り組む事で、理系の志位と小池は政治を科学するというなら、その基本である計算から答えを出すべきで、現共産も駄目、立憲も駄目、国民も駄目で、駄目×３は駄目で、共産が無党派層御用達政党になるしかないと誰が計算しても同じ答えになる筈である。
誤ったイデオロギーと美しく散るとか三島の犬死にみたいな事を考えていては駄目で、ボスゴリラみたいな強い政党にならなければ駄目である。
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