★阿修羅♪ > 経世済民127 > 333.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
米、車関税を最大25%に引き上げ検討 現地報道 (日経新聞) 日本に大きな打撃か
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/333.html
投稿者 絶(PC) 日時 2018 年 5 月 24 日 15:53:45: UZDGrfgAJeWkw kOKBaVBDgWo
 

米、車関税を最大25%に引き上げ検討 現地報道
2018/5/24 5:51 (2018/5/24 7:04更新) 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30891840U8A520C1000000/?nf=1


 【ワシントン=鳳山太成】複数の米メディアは23日、トランプ米政権が安全保障を理由に自動車の関税引き上げを検討していると報じた。鉄鋼の輸入制限で持ち出した通商拡大法232条に基づく調査を実施したうえで、現在2.5%を課す乗用車の関税を最大25%に上げる案を視野に入れているという。実行すれば自動車輸出で成長してきた日本に大きな打撃となる。


 トランプ氏は23日「米国の素晴らしい自動車産業の労働者にとって大きなニュースがまもなく発表される」とツイッターで予告していた。


 通商拡大法232条は輸入増が安全保障上の脅威になっていると認めた場合に限り、大統領は幅広い輸入制限を課す権限を持つ。国内産業が輸入で弱り、武器など国防装備品を調達できないといった事態を想定する。


 安保を理由にした輸入制限が自動車に適用できるかどうかは不透明だ。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、検討は初期段階にあるという。外国の自動車メーカーや米国の輸入車販売会社などから強い反対意見が出る可能性がある。


 調査を始めてから実際の関税を発動するまでには時間がかかる。商務省は2017年4月、トランプ大統領の指示を受けて、鉄鋼とアルミについて輸入制限の検討を開始。18年1月に調査を終えて3月にそれぞれ25%、10%の関税を発動した。


 米紙ワシントン・ポストは車貿易が最大の争点となっている北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で、トランプ政権がカナダ、メキシコから譲歩を引き出すことを狙っていると伝えた。


 米自動車調査センターによると、2017年の米国の乗用車販売のうち輸入車が占める割合は44%。日本、カナダ、メキシコからの輸入がそれぞれ11%ずつ占めるほか、ドイツや韓国が続く。日本の自動車メーカーは輸出全体のうち4割を米国に振り向けている。関税が上がれば輸入車の競争力が下がり、日本を含む自動車メーカーはサプライチェーンの見直しを迫られることになる。


 トランプ氏は11日にホワイトハウスで開いた自動車メーカー首脳との会合で、車関税の引き上げを提案したとされる。会合にはゼネラル・モーターズ(GM)など米大手のほか、トヨタ自動車やホンダ、日産自動車、独フォルクスワーゲンなど世界各国の大手首脳が出席していた。






 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 佐助[5631] jbKPlQ 2018年5月24日 16:39:44 : RbPZf2tsH6 : K9EhTpDjOxI[50]
米車敗北は,コスト(価格・燃費・信頼)のセイではない,今回は世界機軸通貨の交代と産業革命が大きく影響するが,デザインが大きく影響する。前回,米国は世界的商品の優位性の国家だったので,高関税政策で世界恐慌から脱出できただけのこと。

乗用車の購買選択決定要因の比率は、テクノロジーが50%、スタイリング50%である。エレクトロニクス商品の購買選択決定要因の比率は、テクノロジーが75%、スタイリング25%である。新テクノロジーと新スタイリングの商品は、景気後退期でもスーパーバブル期でも、市場の縮小度が軽減され、成長テンポは減速するが市場は拡大する。

そして1&2ボックス型の丸型のガソリンレス車からエンジンレス車が普及する,その前兆期にディーゼル乗用車とハイブリッドから電気自動車が普及するが,コストと馬力とヒステリシスで頭打ちになる。

デザインは
2010年までは2ボックス角型,バランス上バックポイント。
2014年までは,2ボックス部分丸型,バランス中間サイドライン。
2020年までは,1&2ボックス型の丸型,バランスは下,スカート2トーン。が本命

1ボックス型は,一旦3%まで急落したが,2013年以降に25%まで取り戻している。しかも2013年以降に丸の2ボックスに反転したが,1ボックス型は2020年から毎年三倍増となるはず。

米車が、日本車と欧州車に占有率の半分を奪われた原因は、コスト(価格・燃費・信頼)のセイにされている。

しかし「年金と保険で、米車一台に1200ドル負担するため」に敗北したのではない。そして「安価で故障のない軽と小型の外車」のセイでもない。そして「米国マスコミの米車酷評」のセイなどではない。

米国の政府高官には、信頼性のセイにする人は多い。だが信頼性は一瞬に消えることを忘却している。

米車敗北の真の原因は何か? その第一は、日本車や欧州車よりも、3BOX型に固執したこと。そして、丸(曲線)のデザインとディテールからの脱出速度が遅れたためである。

これまでの米車の歴史は、丸&角の最後の5年間に、世界をリードする全丸&全角の名車を誕生させてきた。その結果、世界の自動車のスタイリングは、米車によってリードされ、国内外での米車の占有率を押し戻すことに成功している。

だが、「丸/角」周期からは、本物の卵型ブームの到来を認識するのは、2013〜4年である。

どんな大企業、どんな国家といえども、人工的・人為的にブームをつくることはできない。だが、対立要素と周期により、その反転のタイミングにジャストミートさせれば、ロングランの大ヒットが可能となる。

1929年の米国政府は、輸入商品に高関税をかけ規制した。外国投資流入は規制しなかった。いや、外国投資の利益を防衛するため、高関税政策を採用していたのだ。

この米国の高関税政策に対する各国の報復関税が世界に普及したために、世界貿易が三分の一になり、第一次世界信用収縮恐慌は発生したのだ、と経済学は総括した。

だから今日、世界のエコノミストは全員、超関税自由貿易主義者なのである。つまり、関税をゼロにし、自国の農業や中小企業を壊滅させても、世界信用収縮恐慌の再発は絶対に防止すべきだと信じているのだ。

そのために、世界信用収縮恐慌を発生させる世界機軸通貨の交代は見えない。


日本の自動車会社は,丸型新セダンで国内の縮小を止められるが,形の優位性は為替の変動と無関係に,海外市場を拡大する。だが

2020年から再び,欧米や国内他社の売れ筋の追いかけ模倣企画に戻ると,過剰生産と短期モデルチェンジを繰り返し,日本車の世界的優位性は消失してしまう。失望の10年となる。

中国とロシアが,中古市場と新車が,2ボックス市場50%超えると,日米欧を抜いたといえる。日本は,「2ボックス型こそセダン」と「1ボックス型」という認識と企画を遅延させ,ガソリンレス車への転換と角から丸へのデザインの転換を遅延させると,二番底・三番底を体験する。

ガソリンレス車として電気自動車は普及するが,必ず改造ブームが発生する。エンジンレス車がでると頭打ちになり,ハイブリッドと同じ消失の運命をたどる。

産業革命の起点となるエンジンレスの本命は水素発電と電磁波起電力です。次産業革命は、動力エンジンを、水素発電&電磁波起電力に移行させて発生する。そのため、CO2を発生させる動力は一掃され、乗用車はエンジンレスとなる。

水素・酸素・リチウムも使わない,燃料電池よりパワーの大きい、水素も酸素もリチウムも必要のないコンデンサー電子半導体電池などが普及する。

家庭も工場も乗り物も、電子電池電源で動く時代になるので、都市も農業も漁業も本当にかわり、人類は次産業革命を謳歌することになる。


2. 2018年5月24日 19:07:42 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-2327]
TTPにも日米FTAにも応じずに日本の軍産複合体企業に対して経済制裁を課すというのが安倍的独裁政治に対する正しい対処方法。トランプが北朝鮮に対する対応を間違えなければ先に音を上げるのは日本になる。カルト右翼の間違った対米妄想が砕かれるまで制裁圧力を継続すべきだ。

3. 2018年5月25日 10:48:14 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[1513]
経済関連では日本はアメリカの敵国。
仮想敵国ですら無く、ストレートに敵国だと言う認識を持たないと。
スーパー301条の頃の記憶はもう遠くなったのか?

4. 2018年5月28日 22:46:07 : H75LGoD3Wg : 7iGfHpeqhTs[56]
日本車メーカーはアメリカ市場に頼って成長してきた。1960年代は小型車をセカンドカーとして売り、1970年代は排気ガス規制合格と低燃費でアメリカ・ビッグスリーの市場を侵食した。そして日米通商摩擦を迎える。日本側は対米輸出「自主規制」と言う名目で台数を制限し、1980年代のアメリカ現地生産を加速する。一方で日本からの輸出車種を高級化する。トヨタ・レクサス、日産・インフィニティ、ホンダ・アキュラがそうだ。

1990年代になるとアメリカ現地生産車種が小型車から中型車に移行した。これまで小さかったトヨタ・カムリやホンダ・アコードがアメリカ車の中型車(インターミディエイト・クラス)に拡大され、V6エンジンも採用された。これが決定打となって、ビッグスリーの小型車はおろか中型車まで侵食された。ビッグスリーの衰退は著しく、GMはポンティアックとオールズモビルを廃止し、フォードはマーキュリーを廃止し、クライスラーはプリマスを廃止したのである。当方は自動車愛好家だが、アメリカで一番古いブランドだったオールズの廃止はショックでした。

2000年代はGM、クライスラーが倒産し、フォードは何とか食い止めたが経営は大打撃を受けた。一時国有化され、再度民営化されたものの、かつての力はもはやなかった。どのメーカーも経費節約のために、研究開発部門の大リストラを断行したため、世界をリードした技術が生まれなくなった。

アメリカの自動車産業の衰退に対し、オバマ大統領は抜本的な支援を行なわなかった。これにトランプ氏は大いに不満だった。その時の思いが、彼を動かしているのだ。

●日本メーカーはアメリカ市場に頼りすぎてきた。これまで困難な状況に追いやられたことは何度もあったが、いずれも議会のロビー活動で何とか乗り切ってきた。だが今度はそうはいくまい。日本の自動車メーカーは大打撃を受けることだろう。

アメリカ市場には、かつて日欧の先進国が自動車を輸出していた。だがフランスは1974年にシトロエンが、1980年代にプジョーとルノーが相次いで撤退した。いずれも年々厳しくなる排気ガス規制やアメリカ独自の安全基準に膨大なコストがかかり、製品価格の高騰で競争力を失ったことが原因である。

アメリカ市場を失ったフランスのメーカーは、あまり成長できなかった。これに対してアメリカ市場に力を入れた日本メーカーは、世界有数の規模にまで成長した。今から考えたら、これは罠に嵌ったのである。

Why Classic Car Aficionados Love Citroen
https://www.youtube.com/watch?v=vhv3VtMNJ2k
●シトロエンDSの北米仕様です。ヘッドランプがシールドビームになっています。室内のヘッドレストも大型化されています。このように大幅に手を加えたのですが、1974年から5マイル・バンパーが義務付けられることになった。これをシトロエンは拒否して、北米における販売をやめたのでした。


▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民127掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民127掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民127掲示板  
次へ