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これから日本に「メガ景気」がやってくる 失われた20年で日本企業は最強に(PRESIDENT Online)
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/900.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 8 月 02 日 18:47:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

これから日本に「メガ景気」がやってくる 失われた20年で日本企業は最強に
https://president.jp/articles/-/25767#cxrecs_s
2018.7.31 武者リサーチ代 武者 陵司 PRESIDENT Online


「失われた20年」という言葉にいいイメージを抱く人はいないだろう。しかし、経済アナリストの武者陵司氏は、「失われた20年の間に、日本企業はビジネスモデルを大転換させた。ナンバーワンからオンリーワンに戦略を変えたハイテク企業に引っ張られ、これから日本には『メガ景気』がやってくるだろう」と予測する。その根拠とは――。

※本稿は、武者陵司『史上最大の「メガ景気」がやってくる』(KADOKAWA)を再編集したものです。


ナンバーワンを目指して挫折した日本が、オンリーワンで復活する(写真=iStock.com/IgorSPb)

ナンバーワン志向だから日本経済は転落した

もう随分と前の話になりますが、民主党が政権をとったとき、行政刷新会議の事業仕分けにおいて、「二位じゃだめなんですか?」という質問を投げかけた議員がいました。エズラ・ヴォーゲル氏の著書『ジャパン・アズ・ナンバーワン』ではありませんが、かつての日本はとにかく世界ナンバーワンを目指して、さまざまな技術開発を行ってきました。くだんの事業仕分けのやりとりは、スーパーコンピュータの研究分野において、日本がナンバーワンをとる意味があるのかどうかということだったのですが、ナンバーワンにせよ、ナンバーツーにせよ、私に言わせれば、どちらも意味がありません。

確かに、ナンバーワンになることは、グローバルな競争分野においては大事なことかもしれません。しかし、実は、途方もない努力をしてナンバーワンの座を射止めたとしても、技術が日進月歩の世界においては、すぐに逆転されてしまうケースがいくらでもあります。それはハードの性能においても、あるいは製品のシェアにおいても同じことです。ナンバーワンを維持するのは、非常に大変なことなのです。

日本経済はかつて、主要製造業で米国を凌駕し、あわや世界一の経済大国になる寸前まで行ったことがあります。家電や自動車を筆頭に、日本が米国の主要産業をどんどんキャッチアップしたため、それらは軒並み衰退の一途をたどりました。それまでは米国企業が世界的に圧倒的なシェアを持っていた分野を、軒並み日本企業が奪っていったのです。

しかし、日本企業の栄華も長くは続きませんでした。バブル崩壊後の「失われた20年」で、かつて米国製造業がたどった衰退への道を、日本経済もたどる恐れが出てきたのです。
実際、1990年代に入ってからは、アジアNIES(韓国,台湾,シンガポール,ホンコン)や中国の急速な技術面のキャッチアップに加え、大幅な労働コストの格差、他国の最新鋭設備の稼働により生産性上昇スピードで格差をつけられたことなど、どこを見ても日本企業にとって不利な条件ばかりが揃っていました。

そして、平成の間に、伸び悩んだ日本のGDP(国内総生産)は中国の後塵を拝すこととなり、世界第2位から第3位へと後退してしまいました。今後も経済規模ではインドなど、中国に次ぐ新興国が台頭してくる可能性があり、日本のGDPが世界第3位にとどまっていられるのも、いつまでのことなのかと、心許なくなります。

なぜいま日本企業は絶好調なのか

ところが、不思議なことに日本の企業は元気いっぱいです。2018年3月期決算は、純利益ベースで前期比27パーセント増の27兆9615億円となり、2年連続で過去最高を記録しました。日経平均株価は、平成という時代を通じてほとんど上昇せず、名目GDPもほぼ横ばいだったのに、なぜか企業は元気なのです。その理由は、「失われた20年」の間に、多くの日本企業が、ビジネスモデルの大きな転換を図ったからです。

     
『史上最大の「メガ景気」がやってくる 日本の将来を楽観視すべき五つの理由』(武者 陵司著・KADOKAWA刊)

その根拠として、日本の企業収益が劇的に上昇していることを挙げておきましょう。企業の営業利益を対GDP比で見ると、11.9パーセントという過去最高の水準に達しています。また、日銀短観による製造業大企業の経常利益率は、2017年度は8.11パーセントと予想されていますが、それはバブル景気のピークだった1989年度の5.75パーセント、リーマン・ショック直前の景気がピークだった2006年度の6.76パーセントをも大きく上回っています。

ここで、このような疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。日本の名目GDPはここ二十数年、ほぼ500兆円で横ばいであったにもかかわらず、なぜ企業収益だけが顕著な増加を見せているのか、と。

それは、多くの日本企業がナンバーワンではなく、オンリーワンを目指すようになったからです。これこそが、日本企業のビジネスモデルの大転換といってもいいでしょう。かつての日本企業は、とにもかくにもナンバーワン志向でした。1980年代までの日本は、導入技術と価格競争力により、世界の製造業主要分野においてナンバーワンの地位を獲得しました。銀行の総資産世界ランキングでも、日本の都市銀行がずらりと上位を独占していたことを覚えています。まさに、ジャパン・アズ・ナンバーワンの時代でした。しかし、このビジネスモデルは、米国による日本叩き、超円高、韓国などアジア諸国企業による模倣と追撃により、完全に通用しなくなりました。

かつて日本が支配した液晶、パソコン、半導体、テレビというデジタルの中枢分野において、今や日本企業のプレゼンスは皆無といっても過言ではないでしょう。ましてやスマートフォンになると、日本製品の世界シェアは惨憺たんたる有様です。個人がメインユーザーとなるデジタル製品の分野において、日本は完全に世界の後塵を拝しているとしか、いいようがない状況です。にもかかわらず、前述したように、日本企業の業績は過去最高といってもいいくらいに堅調です。この現実を見て、「???」という人も多いでしょう。

日本企業はいったい何で稼いでいるのか

では、日本企業はいったい何で稼いでいるのでしょうか。日本企業が稼いでいるのは、「周辺と基盤の分野」です。たとえばデジタル機器が機能するためには、半導体などの中枢分野だけではなく、半導体が処理する情報の入力部分をつかさどるセンサーや、そこで下された結論をアクションにつなげる部分のアクチュエーター(モーター)などのインターフェース、すなわち周辺分野が必要になります。この周辺分野の製品製造に、日本企業は強みを持っているのです。

また、中枢分野の製造工程を支える素材、部品、装置などの基盤でも、日本企業は極めて優れた製品を提供しています。これこそが日本企業の強みであり、ナンバーワンではなく、オンリーワンで成功を収めている最大の理由です。たしかに日本は、パソコンの頭脳にあたるCPU(中央演算処理装置)の開発競争では敗れましたが、その周辺および基盤の分野において、圧倒的な強みを持っているのです。

このことの最大のメリットは、価格競争にさらされるリスクが極めて低いことです。CPUや半導体は、世界的に価格競争が非常に激しい分野です。半導体といえばかつては日本のお家芸のようなもので、世界の半導体シェアの50パーセントを日本企業が占めていましたが、今や8パーセント程度までシェア率を減少させています。最後に残った大手半導体メーカーである東芝ですら、半導体部門の売却を余儀なくされました。

日本にしかできない技術を用いる

50パーセントものシェアを握っていた1990年当時に比べて、為替レートは大幅な円高になり、日本の半導体は世界市場における価格競争力を失いました。もちろん、その間に台湾などアジア新興国が半導体市場に参入し、競争が一段と激化したことも、価格競争に一段と拍車をかけました。

いずれにしても、半導体そのものは厳しい価格競争にさらされ、日本の半導体メーカーにとっては、儲からないビジネスになってしまったのです。このように半導体自体の価格競争は激しく、利幅の薄い商売になってしまいましたが、日本がオンリーワンとして認められている半導体の周辺ビジネスは、そもそも日本にしかできない技術を用いているので、価格競争にさらされずに済んでいます。

この周辺分野の強みを具体的に挙げると、たとえば半導体の素材となるウエハーは、日本メーカーの独壇場です。日本企業は、一番市場が大きいエレクトロニクス機器の本体で、世界ナンバーワンのシェアをとることには失敗しました。しかし、周辺と基盤の分野において、他国の追随を許さないほどの高い技術力を身につけ、見事に生き延びているのです。日本企業の強みは、余人をもって代えがたいところにあるのです。

希少性で価格支配力を強める日本の技術

このように、オンリーワン戦略によって価格競争に巻き込まれることなく、独自の成長ビジネスモデルを展開している日本企業、なかでもハイテク業界においては、これから数十年ぶりに、極めて高い成長率をともないながら、投資対象の首位に座る時期が到来しそうです。なぜなら世界的に、IoT関連投資が活発になるからです。

インターネットを介して、あらゆるものがつながる、IoT時代に向けたインフラストラクチャー構築が、いよいよ本格化してきます。加えて中国が、すさまじいまでの勢いで、ハイテク投資に邁進しています。中国は巨額の投資を継続的に行うことで、経済成長が維持されている国ですが、言い換えれば、投資を止めた時点で経済成長が止まり、ただちに景気後退に陥る恐れがあります。

その中国が、ハイテクに照準を絞って巨額な投資を始めていることの意味を、私たちはよく考える必要があります。このことは世界的にハイテク業界への資金流入が、今後もしばらく続くことを意味しています。それは、「ハイテクブーム」というにふさわしいほどの、大きな流れになるでしょう。そのハイテクブームにおいて、日本は極めて有利なポジションに立っています。

前述したように、日本のハイテク産業は、新たなイノベーションに必要な周辺技術、基盤技術のほぼすべてを兼ね備えているからです。ハイテク産界において、日本のライバルともいうべき中国、韓国、台湾、ドイツは、ハイテクそのものに投資してはいるものの、その周辺や基盤は技術・商品の多くを日本に依存しています。つまり、日本のエレクトロニクス企業群は、このイノベーションブームの到来に際して、最も適切なソリューションを世界の顧客に提案・提供できるという、唯一無二の強みを持っているのです

ディスカウント合戦の中で強みを発揮

さらにいえば、半導体製造のように大量の資金が投入される中枢分野は、極めて激しい競争にさらされ続けます。現在、中国がハイテクセクターに多額の投資を行っているのは、この中枢分野における業界標準とシェアを取りに行こうとしているからです。ただし、多額の投資をしたからといって、必ず勝者になれるとは限りません。敗者になってしまったら、莫大な投資は無駄になります。実に苛烈な競争なのです。特に中国はこの中枢分野における支配力を強めようとして、国家資本を国有企業を通して半導体と液晶に大量に投下しており、価格競争の主役になり始めています。

あちらこちらでディスカウント合戦が繰り広げられ、最後の最後には、どこにも勝者がいなくなるという悲惨な状況になることも、十分に考えられます。こうなったときに、ますます強みを発揮するのが、日本なのです。前述したように、ハイテクの中枢分野において、日本はすでに負け組となり、多くのハイテク企業は、もはやこの分野に収益を依存していません。日本が今、強い競争力を維持しているのは、希少性が高く、価格支配力が維持できる、オンリーワンの分野なのです。


武者陵司(むしゃ・りょうじ)
武者リサーチ代表
1949年長野県生まれ。1973年横浜国立大学経済学部卒業、大和証券入社。企業調査アナリスト、大和総研アメリカでチーフアナリスト、大和総研企業調査第二部長などを経て97年ドイツ証券入社。調査部長兼チーフストラテジスト、2005年副会長、09年武者リサーチ設立。

(写真=iStock.com)




 

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コメント
 
1. 2018年8月02日 19:01:16 : R78it43S7k : xlqb3FY6@qY[90]
酔わせよう 甘い予測で お人好し

2. 2018年8月02日 19:13:13 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1094]

老化が進むとどうなるかという好例か


こういう意見がメディアで主流になる時は、そろそろ危ないが

個人の多数派のリスク回避志向は健在


危ないのは、ゆうちょなど、税金で救済される金融機関で

自己責任意識が希薄な高齢サラリーマン経営者が、過剰なリスクを取ること


https://ironna.jp/article/8763
「歴史的大相場」の日本株、バブル超え3万8千円が見えてきた - iRONNA

武者陵司 2018年はすべての条件が整い、勇気凛凛(ゆうきりんりん)新たな船出に向かう、という年になるのではないか。 

www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492394826/ref=nosim/astrology-22

新帝国主義論―この繁栄はいつまで続くか 単行本 – 2007/4


2008年4月11日
形式: 単行本
米国の住宅バブル崩壊・リセッションを懸念したクルーグマンの指摘を、「杞憂」であり、「10年の現実に耐えうるロジックではなかった」と散々にこきおろしているが、まさにその直後に、住宅バブルが崩壊し、サブプライムローンの破綻をきっかけに米国金融・経済が大きなダメージを受け、著者が批判したクルーグマンの予想通りの展開となりつつある現実を目の当たりにすると、本書の内容はもはや滑稽としかいいようがない。ただ、皮肉にも、クルーグマンを批判して言った「誰も正しく将来を予測できない」という言葉の正しさを、著者自身が予測を外したことによって身をもって証明しているといえよう。


5つ星のうち4.0武者陵司が書いた世界経済の見通し
2007年5月14日
形式: 単行本|Amazonで購入
一部の株式投資愛好家に熱狂的なファンを持つ武者陵司が

現在と近未来の世界経済について見通しを語った本である。

評者なりに内容を乱暴に要約してしまうと、アメリカを

中心とした先進国の多国籍企業群が発展途上国の安価な

労働者から一種の「搾取」を行うシステムが確立された

ので(これを武者は「帝国循環」と名付ける)、多国籍

企業をはじめとした株式やドル建ての資産について

当面強気の見通しを維持できる、ということになろうか。

潜在的なリスクシナリオもいろいろと提示されている。

世界経済の現状分析としてはそれなりの説得力を持って

いると思うが、失礼ながら文章にあまりキレがなく、

通して読むと少々胃もたれした。武者の相場見通しが

当たるかどうかを注視しつつ資産運用を楽しむ評者の

ような個人投資家なら一度は読んでみてもいいと思うが、

より広範な読者に役に立つ本として紹介することは躊躇

せざるを得ない。評点は星三つに近い星四つにします。

余談だが、確か2004年だったと思うが、武者は正月の大発会で

一年間の株価の予想レンジを外してしまうという快挙?も達成

したことがある。今回の本の予想は果たして当たるであろうか。

武者ほどの見識を以てしても相場の見通しはなかなか

当たらないのだ。予想とはかくも難しいものである。


3. 2018年8月02日 19:34:24 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1095]

>日本の名目GDPはここ二十数年、ほぼ500兆円で横ばいであったにもかかわらず、なぜ企業収益だけが顕著な増加を見せているのか、と。
>それは、多くの日本企業がナンバーワンではなく、オンリーワンを目指すようになったから

こちらも正確には違う

総合トップを目指して、垂直統合と、国内の高い人件費で頑張ってきたかっての大企業は

ITを活用し、国際分業で高い生産性を上げる、グローバル企業に、完敗した

さらに、チャンスを活用した中国企業の急成長の結果

上と下から食われて、消えていったからというのが正しい

そして日本の企業利益の上昇要因は、巨額の金融緩和による円安も無視はできない

もちろん、主因は、それまでのリストラ努力や構造改革だが

金融緩和による、債務負担の軽減や、円安は、その改善効果を拡大したと言える

その結果、やっと国際水準に近づいたと言っていいだろう


https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28060640T10C18A3SHA000/
日本企業の稼ぐ力、世界水準に ROE初の10%超え
【イブニングスクープ】
2018/3/13 18:00日本経済新聞 電子版
保存 共有 その他
 日本企業の収益力が欧米企業に迫っている。どれだけ効率的に利益を稼いだかを示す自己資本利益率(ROE)は2017年度に10.1%まで上昇する見通しだ。データを遡れる1982年度以降で10%を超えるのは初めて。省人化などの需要を捉え海外市場を開拓する一方で事業の選択と集中を進め収益体質を強化してきた。欧米の主要企業が目安とする2桁のROEを維持するには、一段と効率的な資金の使い方が求められる。

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp171002.pdf

>日本の名目GDPはここ二十数年、ほぼ500兆円で横ばいであったにもかかわらず、なぜ企業収益だけが顕著な増加を見せているのか、と。
>それは、多くの日本企業がナンバーワンではなく、オンリーワンを目指すようになったから

こちらも正確には違う

総合トップを目指して、垂直統合と、国内の高い人件費で頑張ってきたかっての大企業は

ITを活用し、国際分業で高い生産性を上げる、グローバル企業に、完敗した

さらに、チャンスを活用した中国企業の急成長の結果

上と下から食われて、消えていったからというのが正しい

そして日本の企業利益の最大の上昇要因は、巨額の金融緩和による円安が

それまでのリストラ努力による恩恵を加速化し、起業も活発化

やっと国際水準に近づいてきたと言っていいだろう

しかし、金融緩和と米国市場依存度は、決して低くはないから

それがリスク要因として、今後、どうなるかだ

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28060640T10C18A3SHA000/
日本企業の稼ぐ力、世界水準に ROE初の10%超え
【イブニングスクープ】
2018/3/13 18:00日本経済新聞 電子版
保存 共有 その他
 日本企業の収益力が欧米企業に迫っている。どれだけ効率的に利益を稼いだかを示す自己資本利益率(ROE)は2017年度に10.1%まで上昇する見通しだ。データを遡れる1982年度以降で10%を超えるのは初めて。省人化などの需要を捉え海外市場を開拓する一方で事業の選択と集中を進め収益体質を強化してきた。欧米の主要企業が目安とする2桁のROEを維持するには、一段と効率的な資金の使い方が求められる。

https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp171002.pdf
 


4. 佐助[5882] jbKPlQ 2018年8月02日 22:58:53 : RbPZf2tsH6 : K9EhTpDjOxI[301]
「日本の商品の世界的優位性」の法則によって日本の大企業の消失を体現しなければならない。まず最初にくるのは財閥系の大企業。そしてあぐらをかいた日本の大企業の消失が始まる。

米国を襲った30年代の大恐慌が、各産業のトップ企業を入れ替え、次の時代をリードする企業を誕生させ急成長させた。1950年代以降の世界的企業の多くは、1930年代をチャンスにして登場した企業なのだ。この時の「商品の世界的優位性は米国」

1930年代の米国と世界のエレクトロニクス産業が、次々と魅力的な商品を開発し、どの産業よりも、縮小&倒産は軽微だったのは、新テクノロジーと新スタイリングの商品は、景気後退期でもスーパーバブル期でも、市場の縮小度が軽減され、成長テンポは減速するが市場は拡大する。

だから、慣習期の商品にあぐらをかき、市場拡大のインパクトのある商品を開発できなかった日本の大企業は、縮小&倒産は避けられない。その縮小スピードを、景気の縮小速度より遅延させれば、倒産消滅は避けらない。

今回日本の大企業が助かるのは,産業革命しかありません。しかし日本の大企業と政府は拒否しています。


5. 2018年8月02日 23:18:15 : TYxLsshSrg : t4hAB5nCjoU[20]
万年弱気だった武者陵司がこんなこと言ってるんだ。
なんか、おかしいいんじゃない、この人

6. 2018年8月02日 23:28:07 : UQI1n0DtRo : oK6kbuOuiLA[5]

やってくるんだよなあ^^

実は、コレが^^


7. 2018年8月03日 00:33:46 : ubsqxr99nk : L8tnnf@OvnU[641]
世界で金利高、貿易戦争勃発、で景気が良くなるって?

良く書くな〜こんな論説。

誰も信じない。

国民投資家を騙す為、書くのでしょう。


8. 2018年8月03日 07:36:35 : a2Bvs6HrcU : pSDOqC7CxxE[22]
ただの耄碌した老人の戯言である
取り合う必要なし

9. 2018年8月03日 07:57:29 : EkZcYGRFZq : vRRmi3n2Xns[3]
アホが、国民生活が豊かにならないで、景気が良くなるもクソもあるか。

こういう換言ばかり評論家は云わないから、アベのような経営音痴、政治音痴のバカが台頭して、却って国民を困窮させる。その歴史をこういうドアホ共は学ぶ気が無い。

経営者や評論家なんか辞めちまえ!という駄文だ。


10. 2018年8月03日 08:49:52 : Ef236fAa4M : IuOMV0v5Lh0[239]
ナンバーワンでもなけりゃオンリーワンでもないから
中韓に市場どんどん奪われてるわけで

企業は自民党に媚びてさんざっぱら減税してもらって
ロクに給与も引き上げてないのに
不景気だからとR&Dにカネをかけなくなった

ソニーなんかもデジカメのセンサーが好調だと得意げだけど
それ以外はもはや自社開発なんかやってないからね


11. 2018年8月03日 12:47:49 : 1RFEkLSxKM : GDNH4KJh0Mc[3636]
負けてるのに勝っていると言っていた
第二次大戦の頃の日本そのもの

12. 2018年8月03日 13:13:59 : opbZbkSxSI : xqvkAuvg8Uw[110]

大言壮語する詐欺師か さもなくば 単なる誇大妄想のボケ老人 。。

かつて「ミシン」が世界に与えた影響を上回る「3Dプリンター」を

日本は完璧にスルーしてしまった。。。

それだけでも日本の「新産業革命期」における三等国化は確定している 


13. 2018年8月03日 13:46:31 : QLuBWvOt4A : Jo98Dsu0FyY[40]
>>10
同感です。企業にとってのぬるま湯経済が問題です。安倍政権になって円安はふと湧いたプレゼントのようでしたが、今では円安無しに成り立たなくなっています。これに輪をかけて法人税を下げられた後、日本企業はイノベーション意欲を無くしています。

14. 2018年8月03日 20:39:31 : 2e8F4ofne2 : Qxgjoj@_teI[1]
アチャー・・・
『曲がりや』武者に「メガ景気来る」なんて言われちゃったよ・・・
拙いね、ヤバイね、「メガ恐慌」来そうだね・・・

15. 2018年8月03日 20:51:57 : FihR7U8hTQ : 4Cn8SwptRF0[842]
バカ丸出し
プレジデントもいい加減な記事ばかりですね

16. 2018年8月03日 21:49:26 : 5TNL617ftE : _BC1NM@bg3Q[31]
なにを寝ぼけた事を。メガのあとに「不」を忘れているか、ただの願望か?

17. 2018年8月03日 23:47:22 : ED7wO2287g : yfedFN4KBFk[6]
ユダヤ大株主連中が儲け続け、国民は貧しくなるばかり
それがいい事のように書いてやがる

しかし、武者リサーチとか武者陵司とか、ふざけた名前だなw
アヘ友で半島系なんだろうな


18. 2018年8月04日 07:06:08 : qzNmKc7Xxr : JpLDNpIplTo[2]
経済アナリストの武者陵司氏

ドイツ証券に居た頃は 超悲観論なこと言ってたのに

なぜ180度考えが変わったのか

なぞ。


19. 2018年8月04日 10:22:58 : 4cuGRkNagg : tEF2CKR5vHs[7]
>03
>上と下から食われて、消えていったからというのが正しい

意図してかせずにかは別として、競争力の無い企業・産業が消えて、競争力のある企業・産業が残ったということ。
逆に言ううと今残っている企業は上からの攻撃にも下からの攻撃にも耐えているのだから、それなりの競争力がある、オンリーワン(ニッチ?)であるのは間違いない。
そのことを悲観的にとらえることは無いのではないか?
このオンリーワンが持続するように政府や国民が支援していけば良い。
ナンバーワンを争う業態では「二番じゃダメ」なんだが、ナンバーワンでなくとも生き残れる業態もある。


20. 2018年8月04日 15:41:02 : 9VGy8qxeus : J5GLua886GI[1]
>>18
武者には天性の曲がり屋の才能があるから武者センサーにビビっと来るものがあったんだろ。
そんなセンサー持ってない俺でもトランプ大恐慌来るんだろうなと思ってるんだもの。

21. 2018年8月04日 15:47:07 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[3323]
19、それなりの競争力を得たオンリー・ワンが持続するように、政府や国民が支援して行けば良いって、それ税金でってこと?
  そういう甘えから自立していたからこそオンリー・ワンとなったのではないのか。
  折角残った企業を、再び政府と国民が寄ってたかって補助金漬けにし、役人が天下り先として使うようになれば、愈々オンリー・ワンさえも無くなってしまうよ。

22. 2018年8月04日 16:43:29 : 4cuGRkNagg : tEF2CKR5vHs[12]
>21

支援とは金だけじゃないよ。
政府の支援としては規制緩和、国民の支援としては日本は終わった式のフェイクに載せられない情報能力涵養かな。


23. 2018年8月04日 18:02:22 : fAphtvTWWQ : LX84lSwYsfo[7]

我田引水

オンリーワンは日本より先に成熟経済入りした欧米に多い。

日本の強気論を主張する人達は、日本が特別だと思い込む優生思想的な人が多い。

それに全体的に見れば、シェア志向の企業の方が圧倒的に多い。

なぜなら、オンリーワン技術・ビジネスを確立するのは難易度が高く、皆が出来ないからオンリーワンなのだから。


24. 2018年8月04日 21:20:05 : z0SQdjEyNM : pYIKdJH9r_s[515]
かつて、我が国には将来の宝となるべき若者を特攻をさせて
わが軍の損害は軽微なりといっていた奴らがいた。

非正規社員と非正規並み正社員を大量に作って利益を追求した上で
自社の手足を切り売りして好決算を粉飾する一部企業と妙に重なる


25. 2018年8月05日 00:12:20 : o7lUmN7wTc : d4NSB4RR9o4[4]
日銀の緩和政策がちょうど今、行き詰まって、
日本経済の崩壊が最終的に決定的になった時期なんで、
こういう「嘘記事」を垂れ流して、
不安を解消しようとしてるんだと思います。

嘘を垂れ流してるほうも、
10人に1人信じる馬鹿がいればいい、くらいなもんでしょ。


26. 2018年8月05日 02:58:40 : yQZx8IqFTs : vSWpqa5QEUw[48]
この経済アナリスト、武者陵司

去年の末から今年の正月にかけて、今年は円ドルレートが絶対に200円の円安になると自信満々でいっていたが、どちらかと言うと円高で、200円には程遠い。

こんな詐欺師をテレビに出しちゃ駄目だろう。

景気づけに読んだのかもしれないが、騙されて大損している人間はいるぞ。

こいつは、自分の今までの損を取り戻すために株価を誘導さしているのか?


27. 2018年8月05日 23:05:21 : GO97cObHLh : c5KlKyEkQi4[26]
いや、この本人も本当に日本が景気が良くなるとは考えていないのではないか。こうゆう衝撃的なタイトルをつければ記事が注目され読んでもらえる。あるいは本が売れるということを狙っているだけじゃないのか。

本屋に並んでいる本もほとんどそうだよ。本当の歴史はこうだったとかの本もそう。出版社の編集者がそういうタイトルに変えてしまうこともあるとか。

すぐ吊り上げられるアホウを相手にする商売があるということだよ。


28. 2018年8月06日 03:10:49 : uiBc7TXVLk : huSOMUW7zCs[1]
>>26,27
武者の予想はその手の業界では有名なんだよ。
武者には向かえという格言になるほどにはね。
意図的にやってるのか天然なのかは知らないが
どっちにしろ天性の外し勘の持ち主。
武者が予想したら現実はほぼその逆になる。
それが武者。
その武者予想がこう出たって事は日本株相当ヤバイ。

29. 2018年9月18日 23:21:30 : WhuTsJO1MI : bOBS5cTWRw4[148] 報告
あのなあ、計上利益が同じでも法人税が下がれば企業の純利益は上昇するのだよ。

その分は貧困層を含む国民全部が消費税で負担しているだけだよ。

格差は広がり生活が苦しくなってきた人が多くなってきたということだよ。

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