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中国とパキスタン「一帯一路」で協力継続 外貨危機回避へ道半ばサウジ60億ドル支援 パ首相、訪中で財政支援要請IMFにも
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/293.html
投稿者 うまき 日時 2018 年 11 月 04 日 22:44:41: ufjzQf6660gRM gqSC3IKr
 

(回答先: 河野外相、補償は「韓国側に責任」ー徴用工判決 袋小路の日韓関係、徴用工判決が新たな火種 韓国で広がる「65年体制見直し論 投稿者 うまき 日時 2018 年 11 月 04 日 22:31:22)

中国とパキスタン「一帯一路」で協力継続

2018/11/4 21:24 
【北京=高橋哲史】中国の李克強(リー・クォーチャン)首相とパキスタンのカーン首相は3日、北京で会談し、巨大経済圏構想「一帯一路」での協力継続を確認した。パキスタンは同構想に伴う輸入の拡大で外貨不足に陥っており、中国は巨額の資金支援に応じたもようだ。アジアの新興国で「一帯一路」にからむ事業の縮小が相次ぐなか、これを食い止めようとする中国の動きが表面化してきた。

中国国営新華社が4日公表した共同声明によると、カーン首相は「習近平(シー・ジンピン)国家主席が提唱した『一帯一路』は地域と国際間のつながりを強化する」と称賛した。両国は一帯一路の一環で、発電所や道路などのインフラを約620億ドル(約7兆円)かけて整備する「中パ経済回廊」(CPEC)の建設を進めており、その加速でも一致した。

パキスタンはCPECに必要な電気設備や鉄鋼製品などの輸入急増で、深刻な外貨不足に陥っている。10月19日時点の外貨準備高は78億ドルと2年前に比べておよそ6割減り、対外的な支払いが滞りかねない状況だ。

カーン首相は習近平国家主席とも2日に会談し、資金支援を要請した。具体的な額は明らかにしていないが、中国はパキスタンへの資金支援に応じる代わりに、カーン首相から一帯一路に対する協力の継続を取りつけたとみられる。

中国の李首相はカーン首相との会談で、CPECについて「十分な論証をへたもので、ビジネスの原則に合致しており、経済的な見返りもある」と語った。中国が一帯一路の沿線で採算の合わない事業を進め、関係する発展途上国を借金漬けにしているという米欧の批判を意識した発言と受け止められている。

カーン首相は「引き続き中パ経済回廊の建設を断固として推進し、強力な措置を講じてプロジェクトおよび中国の機関と人員の安全を守る」と応じた。パキスタンが今後も一帯一路に全面的に協力する考えを鮮明にしたことで、ミャンマーなど一帯一路の事業縮小に動くほかの国にも影響する可能性がある。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37353640U8A101C1FF8000/


 

パキスタン、外貨危機回避へ道半ば サウジ60億ドル支援も
中国・台湾 南西ア・オセアニア 中東・アフリカ
2018/10/24 19:30 
【ニューデリー=黒沼勇史】パキスタンがサウジアラビアから総額60億ドル(約6750億円)の経済支援を受け入れる見通しとなった。8月にカーン新政権が発足して以降で、パキスタンが国外から支援を取り付けるのは今回が初めて。ただ外貨の不足額は120億ドルに上り、喫緊の課題である外貨積み増しは道半ばだ。危機を脱するには国際通貨基金(IMF)や中国からの支援獲得も不可欠な情勢が続く。

「一帯一路」事業で債務が膨らみ外貨危機に陥ったパキスタンはサウジから支援を受ける(9月、カラチ)=ロイター

パキスタン外務省の23日の声明によると、輸入や対外債務の償還など、同国の対外支払いを支援するため、サウジが1年間、パキスタンに30億ドル融資する覚書を交わした。またサウジはパキスタンに対し、原油・石油輸入の支払いを巡り最大30億ドル、1年間まで延期できる措置をとる。同措置については今後3年に渡って供与する。

パキスタンの外貨準備高は10月12日時点で80億8890万ドルと2年前の194億ドルから激減し、輸入の2カ月前後という危機的水準に陥っている。原油輸入の支払いや前政権が中国の支援で進めたインフラ整備に伴う対外債務がかさんでいることが響いている。

ウマル財務相はパキスタンの経常赤字は「月20億ドル」で、他国や国際機関から支援を受ける「必要のある金額は120億ドル」と述べており、サウジの支援で賄えるのはその半分にとどまる。

ロイター通信によると、パキスタン財務省は24日、サウジからの資金支援で合意したものの、IMFへの支援要請を引き続き計画していることを明らかにした。ウマル財務相は10月上旬、IMFに対して財政支援を要請したと公表。その規模は70億〜80億ドルとされる。IMFは11月に交渉団をパキスタンに送る。

ただパキスタンのカーン政権は、これまでIMFへの支援要請を先送りしてきた。パキスタンでは中国の広域経済圏構想「一帯一路」の関連インフラ事業が進むが、関連する中パ間の融資契約の多くが非公表だ。IMFが支援条件として中パ間契約の開示を求めれば中国の反発は必至で、パキスタンはIMF支援を「予備の選択肢」と見なしてきた。

今後の焦点は中国がパキスタンを金融支援するかに移る。カーン首相は11月初旬に、就任後初めて中国を訪問する予定だ。そこで中国による支援を獲得できれば、IMFへの支援要請額を縮小する可能性もありそうだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36871220U8A021C1FF1000/?n_cid=SPTMG002

 

パキスタン首相、訪中で財政支援要請へ IMFにも依頼
中国・台湾 南西ア・オセアニア
2018/11/1 17:04
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【ニューデリー=黒沼勇史】外貨危機に陥ったパキスタンの支援獲得が大詰めを迎えている。カーン首相が2〜5日に初訪中し、習近平(シー・ジンピン)国家主席らに支援を求める。7日には国際通貨基金(IMF)の交渉団がパキスタン入りし支援の可否を詰める。同国は100億ドル(約1兆1千億円)程度の外貨積み増しが必要で、10月にサウジアラビアから60億ドルの支援を取り付けた。今後は中国とIMFを両にらみで、残りの資金を確保する構えだ。

カーン政権は8月の発足当初、IMF支援を「予備の選択肢」(ウマル財務相)とみていた。国内で進む中国の広域経済圏構想「一帯一路」事業の融資契約などをIMFに開示すれば中国が反発するからだ。10月上旬、IMFに支援要請の方針を伝えたが、その後サウジが60億ドルの支援を約束すると、カーン首相は「あまりIMFに頼る必要がなくなる」と方針が二転三転している。

両にらみする中国とIMFのうち、まずカーン氏が交渉するのは中国だ。詳細の日程は未公表だが、2日以降に北京で習主席や李克強(リー・クォーチャン)首相と会談する。パキスタン側は30億ドル前後の支援獲得をめざしているもようだ。

パキスタン国立防衛大のジア・ウル・レーマン教授は「中国からはサウジ(の60億ドル)ほどの支援額は期待できないが、貿易面の配慮があるのではないか」と指摘する。

パキスタンの外貨準備高は10月19日時点で78億ドルと、2年前の194億ドルから激減し、対外支払いが滞るリスクが増している。一因は一帯一路事業に伴う電気設備や鉄鋼製品などの輸入急増だ。レーマン教授は「一帯一路事業の見直しも議論するはずだ」と予想する。

中国も支援に前向きだ。華春瑩副報道局長は先週の記者会見で「パキスタンが財政面で難題に直面していることは承知している。(中略)我々にできる最善の支援を提案している」と述べた。カーン首相は5日に上海で開幕する「中国国際輸入博覧会」に招待されており、対中貿易赤字の縮小に期待が高まっている。

一方、IMFの交渉団は7日にパキスタン入りし、20日ごろに結論を出す見込みだ。ウマル財務相は10月11日、インドネシア・バリ島でIMFのラガルド専務理事と会談。パキスタンメディアによると70億〜80億ドルの支援要請を伝えた。ただ中国の対パ支援の規模が十分なら、最終的にIMFに要請する支援額が減る公算が大きい。

パキスタンはこれまでにIMFに対し13回、財政支援を要請した。IMF支援を受ければ、他の国際機関からの借り入れや国際金融市場での資金調達がしやすくなる。そのためパキスタンは少額であってもIMFに支援を求めるとの見方も根強い。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37236630R01C18A1FF2000/?n_cid=SPTMG002

 

中国外相「パキスタンの債務膨張、一帯一路と無関係」
2018/9/10 0:30日本経済新聞 電子版
 【ニューデリー=黒沼勇史】中国の王毅国務委員兼外相は7〜9日、パキスタンを訪問し、カーン首相、クレシ外相と相次ぎ会談した。同国のインフラ整備を引き続き支援する考えを表明。パキスタンで増える対外債務については、中国の広域経済圏構想「一帯一路」とは「無関係」と強調し、国際社会の見方に真っ向から反論した。一方、中国がパキスタン財政を支援するかどうかについては明言を避けた。

中国の王毅外相(右)は9日、パキスタンのカーン首相(左)と会談した(イスラマバード)=パキスタン政府提供
中国の王毅外相(右)は9日、パキスタンのカーン首相(左)と会談した(イスラマバード)=パキスタン政府提供

 7月の総選挙を経てカーン新政権が発足した8月以降で、中国の閣僚がパキスタンを訪れるのは今回の王外相が初めて。パキスタンは900億ドル(約10兆円)を超える対外債務を抱え、外貨不足にも直面しており、王外相が支援を表明するかが注目されていた。

 首相府の声明によると、王外相は9日、カーン首相と会談し、一帯一路の一部で、パキスタンを縦断する総工費620億ドルのインフラ事業「中パ経済回廊(CPEC)」の重要性について「両国民の相互利益になる」と強調。カーン首相もCPEC事業の継続を約束したという。

 8日のクレシ外相との会談後の共同記者会見で、王外相はパキスタンの対外債務について「CPECとは無関係だ」と主張した。債務の「47%は国際金融機関の融資だ。CPEC22事業のうち18事業は中国の直接投資か援助で、(政府間)融資は4事業のみだ」とも強調。CPECのための中国の融資が原因となりパキスタンが「債務のワナ」に陥ったとする国際社会の見方を退けた。

 パキスタンの外貨準備高は8月末で98億ドルで、輸入の2カ月分という危機的水準だ。債務償還の増加や、経常収支赤字の拡大が原因で、2年弱で半減した。中央銀行によると貿易赤字の30%超が対中赤字で、現地紙は対外債務の43%超が中国からの融資と報じる。外貨準備高の積み増しに向け、カーン政権が中国や国際通貨基金(IMF)に支援を要請するとの観測が流れている。

 王外相は8日の記者会見で「パキスタンは難題に直面しているが、それらは一時的なものだ」とする見方を示した。同国の対中貿易赤字の縮小に向け、製造業の育成に協力するとも表明した。

 パキスタンの対外債務圧縮や外貨準備高の積み増しに中国が協力するかについては、一切の対外的な発言を控えたもよう。ただ「中国と米国は国際社会と共にパキスタンの新政権を支援すべきだと信じている」と述べており、IMFとの協調支援も視野に入れている可能性をうかがわせた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35155370Q8A910C1000000  

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コメント
1. 2018年11月05日 04:51:59 : FJbxTSNTsU : IjzYNJBlyRE[3] 報告
戦争屋は一帯一路通って日本にってか。袋小路にでもはいっとけ。

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