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ゴーン・ショック:日産は独自性守れるか、吸収される運命か?日本人専門家「三社連合、日産が主導できるか注視」(Sputni
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/578.html
投稿者 無段活用 日時 2018 年 11 月 23 日 11:43:27: 2iUYbJALJ4TtU lrOSaYqIl3A
 



https://jp.sputniknews.com/opinion/201811225616639/


ゴーン・ショック:日産は独自性守れるか、吸収される運命か?日本人専門家「三社連合、日産が主導できるか注視」



© AP Photo / Thibault Camus


オピニオン


2018年11月22日 23:30(アップデート 2018年11月22日 23:57)



徳山 あすか


日産自動車は22日、臨時取締役会で、金融証券取引法違反で逮捕された代表取締役会長カルロス・ゴーン容疑者の会長職を解き、代表権を外すことを前回一致で決定した。不正行為の全容解明が待たれる中、スプートニクは自動車業界に詳しい「佃モビリティ総研」の佃義夫(つくだ・よしお)代表に、事件が起きた背景と今後の展開について話を聞いた。


スプートニク日本


佃氏は、ルノーに吸収合併されることを恐れた日産の生え抜き社員らがノーを突きつけ、たまりにたまったゴーン会長の独裁性に対する反発が噴出し、内部告発に至ったという説は信憑性があるとみなしている。



© REUTERS / Steve Marcus
日産、ゴーン容疑者の会長・代表取締役の解任を全会一致で決定=マスコミ



佃氏「ルノーのトップとしても日産のトップとしても在任期間が長くなり、そろそろトップ交代か?という声があったにもかかわらず、今年6月に、ゴーン氏がルノーのCEO兼会長に再任され、2022年まで続投すると決まりました。この留任には『日産との資本関係の見直し』をするという条件がついていました。その後、9月の日産の取締役会で、『ルノーとの資本関係の見直しの検討を開始しましょう』という話が出ました。これは経営統合に向けて動き出すということであり、日産がルノーに吸収されるということを意味します。それに反対する日産プロパーがノーを突きつける形で、内部告発に至ったという見方が妥当です」

日産は「ルノーとの長年のアライアンスパートナーシップは不変」としているが、ゴーン会長が経営から去った後、ルノー・日産・三菱の三社連合はどう機能していくのか。

佃氏「日産には、このままいくと『フランスメーカーの日本車になってしまう』という危機感がありました。新しい日産の経営陣がしっかり日産を守り、日本の自動車メーカーとして独自性を出し、ルノーに吸収統合されないような方向性を作っていけるか。三社連合の枠組みをしっかりやって、三社の中で主導するような方向に持っていけるかどうかが注目されます」



© AFP 2018 / Joel Saget
ゴーン会長の逮捕は、ロシアにおけるルノー・日産・三菱アライアンスの活動には影響しない=露産業貿易省



その中心となるのは、ゴーン・チルドレンとして知られながら、袂を分かった西川廣人社長だ。西川社長はゴーン会長が逮捕された日の会見で、三社連合を継続する方針を明らかにしていた。しかし西川社長自身も東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けており、もし法人として日産が刑事責任を問われることになれば、現在の経営陣がとどまることは難しくなるだろう。だが佃氏は「西川社長は、日本人で唯一、ルノーの取締役も兼務した人物で、人脈もあります。これから日産は、ルノーと、ルノーのバックにいるフランス政府にうまく対応していかなければなりません。当面、日産内で、彼に代わってトップになれるような人はいないでしょう」と話す。

ルノー、日産、三菱はいずれもロシアに製造拠点をもっており、ロシアでもゴーン容疑者の逮捕は注目の話題だ。モスクワ国際関係大学教授で日本専門家のドミトリー・ストレリツォフ氏は「今回のスキャンダルは、日本が法治国家であり、金銭がらみの不正が見過ごされる国ではないということを示しています。この事件は、トップ層の不正も見逃さない国として、国際的な日本の地位を上げることにさえなるのでは」と話し、この事件は日産にとって克服できない障害ではないとの見方を示している。

しかし、フランス政府の「日産を吸収統合したい」という意識は根強い。佃氏は「日産がルノーへの出資を25パーセントまで上げれば、フランスの法律により議決権をもつことができます。こういった流れを作れるかどうかが、日産の生きる道を決めることになります」と指摘している。


タグ クルマ, スキャンダル, 経済, 日本



 

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コメント
1. 佐助[6254] jbKPlQ 2018年11月23日 19:15:13 : RbPZf2tsH6 : K9EhTpDjOxI[673] 報告
ゴーン革命の悲劇は,「丸角合成車」と「電気自動車」です。

乗用車のBOXと角/丸の流れに逆らうと売れなくなる。しかし早すぎて、先覚者は罰を受ける法則がある。

ゴーン革命成功の原動力「丸角合成車」、革命のブレーキとなった。

ニッサンのゴーン革命は、このファドの「丸角合成車」をリードすることで躍進し成功した。だが、その残像からの脱出が遅れたため、占有率を下降させてしまった。

次に
次期産業革命とエンジンレスの起点「水素発電と電磁波起電」です。

先進工業国は、排ガスゼロ車の実用化の目標を、2020年前後と設定してきた。だが「水素発電と電磁波起電」の原理は発見されていない。そのため、既存のエンジンで、バイオ・LPガス、メタノール,電気自動車,蓄電池等の排ガスを減少させる燃料と、触媒の改良に頼らざるをえない。

だが、車の普及を制限しないかぎり、空気中のCO2量の増加を阻止できない。そこで、2019年が過ぎると、世界経済は未曾有の後退にもかかわらず、究極の排ガスゼロのテクノロジー「水素発電と電磁波起電」の研究に、世界の注目が集まる。

そしてハイブリッド車や電気の改造ブームが発生し、販売は伸びなくなる。そして登場するのが,エンジンも電池なく、運転手なしの安全車になる。

このエンジンレス仕様が家庭用の百%自給発電装置と電磁波起電力発電所となる。

燃料電池よりパワーの大きい、水素も酸素もリチウムも必要のない電子電池電源。太陽光線は、光と共に電磁波を24時間地球に送っている。光は夜や曇りの時間は太陽光発電できないが、電磁波発電は24時間できる。と言っても、電磁波電池は、電池のように電気をため込むのではなく、電磁波を熱変換して使用する永久起電装置である。

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