★阿修羅♪ > 国際22 > 452.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
トランプ政権、対ロシア追加制裁見送り これ以上の関係悪化を懸念(ロイター)
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/452.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 4 月 17 日 17:01:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

トランプ政権、対ロシア追加制裁見送り これ以上の関係悪化を懸念
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/04/post-9975.php
2018年4月17日(火)09時59分 ロイター


4月16日、米政府高官が明らかにしたところによると、トランプ米大統領(写真)はロシアに対する追加制裁を見送ることを決定した。ワシントンで撮影(2018年 ロイター/Carlos Barria)


米政府高官が16日に明らかにしたところによると、トランプ米大統領はロシアに対する追加制裁を見送ることを決定した。ロシアが新たなサイバー攻撃やその他の挑発行為に踏み切らない限り、追加制裁を承認する可能性は低いという。

米国のヘイリー国連大使は15日、シリアのアサド大統領を引き続き支援しているロシアに対し、新たな制裁を準備していると明らかにしていた。

この件に関与している米高官はロイターに対し、ヘイリー大使が先走ったとの見方を示した。

米紙ワシントン・ポスト(WP)は、トランプ大統領が追加制裁計画にストップをかけたと報道した。

米高官によると、トランプ大統領は、前週末の対シリア攻撃後、直ちに追加制裁を実施すれば、イスラム過激派の掃討やサイバー攻撃対策などを巡るロシアとの交渉の妨げになるのではないかと危惧している。また、慎重に対処しなければ、既に冷え込んでいる米ロ関係が危険なほど悪化する恐れがあることにトランプ大統領は懸念を示したという。

別の米高官は「追加制裁について協議したが、少しの間見送ることを決めた」と話した。

米ホワイトハウスはコメントの求めに対し、「ロシアに対する追加制裁を検討している。近く、決定を下す」としたサンダース報道官の先の声明と同じ内容の回答をした。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2018年4月17日 17:15:28 : sUpHQ8Q75g : lG5Ry8H205A[50]
ヘイリーが梯子を外されたwww
ざまぁ

2. 2018年4月17日 18:47:41 : hesCGq807o : As0RjqNJN@0[158]
たぶん、普通に考えて
ヘイリー大使はわざと先走った
トランプは主導権を渡さないと否定した

トランプの人格やサイコパスの可能性は否定しないが
めちゃくちゃなバカではないように思える、今の所
(まあ、サイコパス=バカではないし)


3. 2018年4月17日 20:44:00 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[23]

昨日の東京市場では、大阪.東邦チタニウムの2社が高値追いであったが、本日は一転大きく売り込まれている。

 クリミアでの住民投票の結果を受け入れ(このとき、選挙監視団として、日本国からは一水会が参加していた)再編入をうけいれたが、これにケチつけて経済制裁がUS主導でなされ、それに対してロシアは、対抗措置をとった。このとき、ロシアはUS内において圧倒的なシェアを占めるロシア産のチタニウム、宇宙産業用のエンジンを禁輸していなかった。

 今回のUSの経済制裁への対抗措置として、上記2項目が予定として含まれており、依然として優位を保つUS製造業にはダメージが大きいのであろう。

 上記2項目が対抗手段とならぬような経済措置が新国務長官のもとで策定されるだろうと考えている。

 まあ、経済制裁が繰り返されながら行きつくところまで行くか?すなわちUS−ロシア関係が実体的に冷却状態に至ったかの判断としては、上記2項目をロシアが禁輸するに至るか否かがリトマス紙になると考えている。



4. 中川隆[-10235] koaQ7Jey 2018年4月18日 01:25:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10963]
ロシア政治経済ジャーナル
米英仏、シリア攻撃〜真のターゲットはプーチン 2018年04月16日
北野です。


皆さんご存知と思いますが、

アメリカ、イギリス、フランスが、シリアを攻撃しました。


<米ミサイル攻撃105発 シリア化学兵器施設3拠点に

朝日新聞DIGITAL 4/15(日) 1:11配信

トランプ米政権は13日、シリアでアサド政権が化学兵器を使
用したと断定し、報復として米軍が英仏との共同作戦で化学兵
器関連施設3拠点をミサイル攻撃し、破壊したと発表した。

米国防総省は14日に会見を開き「全てのミサイルが目標に到
達した」と強調。

一方、アサド政権を支援するロシア軍に損害が出ないよう攻撃
対象は慎重に選ばれたが、ロシアは強く反発しており、米ロの
緊張が高まるのは避けられない。>


アメリカがシリアをミサイル攻撃するのは、昨年の4月につづ
いて2回目。

前回も、「アサドが化学兵器を使ったこと」が名目上の理由で
した。

前回と今回の違いは、イギリスとフランスが攻撃に参加したこ
とですね。


この話、「今日はここまで、さようなら」ともいえる話です。

しかし、「過去からの流れ」と「グローバルな動き」を見ると、
何が起こっているかはっきりわかります。


▼「米ロ代理戦争」としての「シリア内戦」


振り返ってみます。

シリア内戦は、2011年にはじまりました。

「アラブの春」が流行っていた頃です。


欧米、サウジアラビア、トルコなどは、「反アサド派」を支持
しました。

一方、ロシア、イランは、アサドを支援しました。


この内戦は、最初から大国同士の「代理戦争」だったのです。

ロシアとイランがバックにいるので、アサドはなかなか倒れな
い。

我慢の限界に達したオバマは2013年8月、「アサドを攻撃
する!」と宣言します。

ところが、同年9月、「やっぱりアサド攻撃やめた!」と戦争
をドタキャンし、世界を仰天させました。

これでオバマは、「史上最弱のアメリカ大統領」と批判された。


なぜ「ドタキャン」したのでしょうか?

理由は二つありました。

一つは、プーチンが、「アサドは化学兵器を使っていない!」
という情報を大拡散したこと。


<プーチン大統領は記者会見で「シリア政府がそのような兵器
を使ったという証拠はない」と述べた。

また、シリア反体制派に武器を提供するという米の計画を批判
し、「シリア政府が化学兵器を使ったとの未確認の非難に基づ
いて反体制派に武器を提供するという決定は、状況をさらに不
安定化させるだけだ」と語った。

プーチン大統領はまた、反体制派が化学兵器を使ったことを
指し示す証拠があるとし、「われわれは化学兵器を持った反
体制派がトルコ領内で拘束されていることを知っている」と述
べた。

さらに、「反体制派が化学兵器を製造している施設がイラク
で発見されたという同国からの情報もえている。

これら全ての証拠は最大限真剣に調査される必要がある」と
強調した。>

(ウォール・ストリート・ジャーナル2013年6月19日)


世界ではいまだに、「アメリカは

『イラクに化学兵器がある!』とウソをついて戦争を開始した」

記憶が新しい。


それで、「オバマは、ウソをついてるんちゃうの?」と慎重に
なった。

そして、第2の理由は、イギリスがオバマを裏切ったこと。


<シリア軍事介入 英、下院否決/米、対応苦慮/仏、参加崩
さず

【ベルリン=宮下日出男、ワシントン=小雲規生】

シリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑で、英下院は軍事
介入に道を開く政府議案を否決した。

有志連合による介入を準備してきたオバマ米政権には痛手とな
る>

(産経新聞 2013年8月31日)


こうしてオバマは、「プーチンのせいで」戦争ドタキャンに追
いこまれた。

「オバマはうそつきだ!」と大胆に主張するプーチン。

オバマは、激怒したことでしょう。


「戦争ドタキャン事件」から2カ月後の2013年9月、

ロシアの隣国ウクライナで、「反ヤヌコビッチ大統領デモ」が
起こります。

ヤヌコビッチは、「親ロシア」。


そして2014年2月、革命が起こり、「親ロシア」ヤヌコビ
ッチが失脚。

激怒したプーチンは、同年3月、「クリミア併合」をして世界
を仰天させました。


「シリア戦争ドタキャン直後」に起こったこの事件。

普通に考えても、「偶然じゃないよね」と思えるでしょう

そのとおり。

「ウクライナの革命は、俺がやったのだ」とオバマは、認めて
います。


「ロシアの声」2015年2月3日付から。


<オバマ大統領 ウクライナでの国家クーデターへの米当局の
関与ついに認める

昨年2月ウクライナの首都キエフで起きたクーデターの内幕に
ついて、オバマ大統領がついに真実を口にした。

恐らく、もう恥じる事は何もないと考える時期が来たのだろ
う。

CNNのインタビューの中で、オバマ大統領は「米国は、ウク
ライナにおける権力の移行をやり遂げた」と認めた。

別の言い方をすれば、彼は、ウクライナを極めて困難な状況
に導き、多くの犠牲者を生んだ昨年2月の国家クーデターが、
米国が直接、組織的技術的に関与した中で実行された事を
確認したわけである。

これによりオバマ大統領は、今までなされた米国の政治家や
外交官の全ての発言、声明を否定した形になった。

これまで所謂「ユーロマイダン」は、汚職に満ちたヤヌコヴ
ィチ体制に反対する幅広い一般大衆の抗議行動を基盤とした、
ウクライナ内部から生まれたものだと美しく説明されてきた
からだ。>


「う〜む本当だろうか〜〜???」


それでも信じることができない人は、「You
Tube」で

「Obama admits he started Ukraine revolution」を
検索してみてください。


シリアに話を戻します。

シリアには、「アサド派」と「反アサド派」があった。

ところが、「戦争ドタキャン」後、新たな勢力が台頭してきた。

それが、いわゆる「イスラム国」(IS)。

ISは、「反アサド派」から独立し、勢力を急速に拡大していき
ました。

ISは、残虐行為とテロを繰り返す。

オバマも放置できなくなり、2014年8月、「IS空爆」を開
始します。

ところが、ISは、依然として「反アサド」でもある。

それで、「ISは、敵で味方」という変な状態になった。

結果、アメリカの空爆はまったく気合が入らず、ISの勢力は拡
大する一方でした。


2015年9月、プーチン・ロシアがIS空爆を開始。

プーチンの目的は、「同盟者アサドを守ること」。

オバマのような迷いがないので、ISの石油関連施設を容赦なく
空爆した。

それで、ISは、弱体化したのです。


▼「戦術的勝利」をおさめたプーチン


さて、シリア、ウクライナにおける米ロ代理戦争は、現状どう
なっているのでしょうか?

思いだしてください。


ロシアは、アサドを支援する。

アメリカは、反アサドを支援する。


アサドは、いまだにサバイバルしています。

フセインやカダフィのように殺されてもおかしくないのに、ま
だ政権を維持している。

それどころか、アサドは、ロシアとイランの支援を得て、IS,
反アサド派を駆逐し、ほぼ全土を掌握するまでになっています。


そう、プーチンは、シリアで「米ロ代理戦争」勝っているので
す。

実際、彼は2017年12月11日、シリアで「勝利宣言」を
行い、ロシア軍撤退を命じています。


ウクライナは?

まず、ウクライナからクリミアを奪った。

東部ドネツク、ルガンスク州は、事実上の独立状態を維持して
いる。

こちらの方も、勝っています。

▼アメリカのターゲットは、プーチン


しかし、プーチンは、一瞬たりともリラックスできません。

なぜ?

クリミア併合後、ロシアは、「経済制裁」と「原油価格暴落」
ボロボロになってしまった。


2018年3月1日、プーチンは、「裏世界史的大事件」を起
こします。

年次教書演説で、フロリダ州を攻撃する映像を見せ、アメリカ
を脅したのです。


<「フロリダ州を核攻撃」のビデオ、プーチン大統領が演説
に使用

CNN.co.jp 3/2(金) 10:40配信

(CNN) ロシアのプーチン大統領は1日に行った演説の中
で、無限射程の核弾頭が、米フロリダ州と思われる場所を狙う
様子をアニメーションで描写したコンセプトビデオを披露した。

フロリダ州には米国のトランプ大統領の別荘がある。>

<プーチン大統領は演説の中で、極超音速で飛行でき、対空シ
ステムも突破できる「無敵」ミサイルを誇示。

「ロシアやロシア同盟国に対する核兵器の使用は、どんな攻撃
であれ、ロシアに対する核攻撃とみなし、対抗措置として、ど
のような結果を招こうとも即座に行動に出る」と強調した。

プーチン大統領が披露したビデオでは、何発もの核弾頭が、フ
ロリダ州と思われる場所に向けて降下している。>(同上)


この演説で、欧米の指導者たちは、「反プーチン」で一体化し
てしまいました。


3月4日、ロシアのスパイでありながらイギリス諜報に情報を
流していた「ダブル」スクリパリさん殺害未遂事件が起こりま
す。

メイ首相は、即座に「これはロシアがやった!」と宣言しまし
た。


3月18日、プーチン、大統領選で圧勝。


3月26日、欧米を中心に25か国が「ロシア外交官追放」の
決定を下します。

ロシアは、即座に報復しました。


4月6日、アメリカ財務省は、対ロシアで新たな制裁を発動。


<米国>対露制裁対象に38個人・団体 対決鮮明に

毎日新聞 4/6(金) 23:45配信

【ワシントン高本耕太、モスクワ大前仁】米財務省は6日、2
016年米大統領選介入を含むサイバー攻撃などロシアの対外
「有害活動」に関与したとしてロシアの計38個人・団体に対
する制裁措置を発表した。

オリガルヒ(新興財閥)関係者や政府高官らプーチン大統領の
周辺人物の多くを対象としており、ロシアとの対決姿勢を鮮明
にした。>


この制裁ですが、すでにアメリカ国内で「資産凍結」がはじま
っているようです。

そして、「プーチンの友人たち」がターゲットになっている。


4月14日、アメリカ、イギリス、フランスは、ロシアの同盟
国シリアをミサイル攻撃。

アメリカは、さらにロシア制裁を強化する方針です。


<米、露企業に制裁方針…シリアの化学兵器関連

読売新聞 4/16(月) 1:33配信

【ワシントン=大木聖馬】ヘイリー米国連大使は15日、米C
BSテレビのインタビューに対し、シリアのアサド政権の化学
兵器開発・使用をロシアが支援していたとして、米政府が16
日にも独自の制裁を発動する方針を明らかにした。

ロシアが反発し、米露関係がさらに冷え込むのは必至だ。>


▼アメリカの巧妙な戦略


プーチンに対するアメリカの戦略は、非常に巧妙です。


〇情報戦 =  プーチン悪魔化せよ!

例をあげれば、

・プーチンは、国家ぐるみのドーピングを指示した?

・プーチンは、化学兵器を使って、裏切り者を消した?

・プーチンは、アサドに化学兵器を使わせた?


〇外交戦 = プーチンを孤立させろ!

・スクリパリ暗殺未遂を受け、25か国がロシア外交官を追放

・今回は、アメリカ単独ではなく、英仏がシリア攻撃に参加


〇経済戦 = 制裁をますます強化し、ロシア経済を破壊しろ!

・クリミア併合

・ロシアによるアメリカ大統領選介入疑惑

・スクリパリ暗殺未遂

・アサド支援

などなど、とにかく口実を見つけ、どんどん制裁を強化してい
く。

プーチンが、アグレッシブになれば、またそれが「制裁強化」
の口実になる。

アメリカは、「軍事力」を使わずに、プーチンを追いつめて
いる。


皆さん、「なんでアメリカは、アサド排除を目指さす、一日
で攻撃を止めたのだろう?」

と考えませんでしたか?

別にアサドが政権にいてもいいのです。

彼が次回、シリアにわずかに残った反アサド派を攻撃する。

すると、米英仏は、「アサドは、また化学兵器を使った!」と
いって、ミサイル攻撃するでしょう。

そして、またロシアが反発する。

欧米は、「ロシアは、アサドが化学兵器を使うのを容認してい
る!」と宣言し、ますます制裁を強化するでしょう。


今のアメリカの対ロ戦略は、80年前の対日戦略と変わりませ
ん。
http://archives.mag2.com/0000012950/


[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

▲上へ      ★阿修羅♪ > 国際22掲示板 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 国際22掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
国際22掲示板  
次へ