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中国本土-香港高速鉄道を非難する欧米(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/584.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 11 月 21 日 13:35:25: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

中国本土-香港高速鉄道を非難する欧米
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/--611a.html
2018年11月20日 マスコミに載らない海外記事


2018年9月27日
ジョセフ・トーマス
New Eastern Outlook

 中国は最近さらにもう一つの高速鉄道路線を開通した。これは北京への旅を24時間から、わずか9時間まで短縮して、香港を中国大陸と結びている。

 ところが、既に世界最大の高速鉄道ネットワークを拡張する上で中国が成し遂げた進歩は、欧米報道機関に非難されたのだ。「香港の中国鉄道リンク開通にともなう恐怖と鳴り物入りの宣伝」という記事で、AFPはこう主張し、実績を論争へと変えようとしている。

 日曜日、益々強引になる北京に、都市の一部を譲るものだと反対する人々が主張する数十億ドルのプロジェクト、香港・中国本土間の新高速鉄道リンクが開通した。

 本土法の適用を受ける新しい「特別港湾地区」の一部のハーバーフロント西九龍終点で、準自治の香港に、初めて中国治安部隊が配置された。

 AFPはさらに不平を言っている。

 香港のミニ憲法、基本法のもとでは、国防を含め、中国の法律は限定された地域を除き、この都市には適用されない。

 香港は、1997年に英国から中国への返還前になされた合意により、言論の自由の保護を含め、大陸にはない権利を享受している。ところが、それらの自由がそこなわれつつあるという不安が増大している。

 AFP記事は、香港と、約140年間のイギリスの植民地支配後、地域支配を再開した北京との間に楔を打ち込むことを狙った、より広範なアメリカ-ヨーロッパ言説の一部だ。

 「基本法」はイギリス支配のなごりで、英米の影響力を中国領土内で維持するための鍵であり続けている。2014年、短期間、抗議行動を行ない、ワシントンと旧香港植民地支配国に完全に依存して、アメリカとヨーロッパから資金供給を得て、今ロンドンで北京からの独立を求め、皮肉にも「独立運動」と呼ばれているものを率いる野党に対する擁護も、これに含まれる。

 AFPは、以前AFPで働いていた(AFP記事では明らかにされていない潜在的利害衝突がある)香港政治家クローディア・モーを引用した。

 記事はこう主張している。

 香港の中心で土地支配を手放すのは、2014年の大規模民主化運動の抗議行動と独立運動の出現後、北京が都市支配強化を努める危険な前例になると反対勢力は警告している。

 「北京側は、ほとんど帝国主義者のような態度だ」、と民主主義を主張する議員、クローディア・モーはAFPに語った。

 中国法の適用を受ける地域で、香港市民はどのように振る舞うよう要求されるのか、本土で禁止されているFacebookやツイッターを使ったという理由で罰せられるのか あるいは政治的スローガンを書いた服を着たという理由で標的にされるのかということについての疑問もあります。

 彼女が香港を中国本土の影響から保護する運動を追求し「基本法」を支持し、「本土化」と呼ばれるものに反対していること考えると、モーの言葉の選択は実に皮肉だ。北京の政策はフィクションだと主張しながら、実際は、本質的に香港の大英帝国の遺産を維持する、あらゆる帝国主義を志向する運動だ。

 英国の帝国主義によって奪われた自国領土に、中国が自身の権利を再び主張するのは「帝国主義的態度」のまさに正反対だ。

 高速鉄道路線は、中国自身の発展のみならず、国境をも越え、特にアジア中に影響力を与え、欧米の影響力に異議を申し立て、更には取って代わろうとする、現代中国の多くの局面の一つと能力を表しているのだ。

 東南アジア全体で中国製高速鉄道プロジェクトを非難する類似の記事が、アメリカ-ヨーロッパ、そして英国連邦のメディアに現れ始めた。

 中国の経済発展は、香港にとって、普通の人々が見て触れることができる明白な進歩を示している。いずれにも本当の関心を持っていない西欧諸国に資金供給され、支援される政治団体が主張する「民主主義」と「自由」のあいまいな概念と比較した場合、「基本法」の、完全で不可逆的な置き換えはほとんど不可避だ。
 アジア、特に中国に対し、英米の影響力が衰えつつあることが、南シナ海でのアメリカによる挑発や、新航空母艦エリザベス女王号がアジアが最初の地域と誓っての恫喝開始や、アメリカ・中国間の貿易戦争拡大開始に拍車をかけている。香港の親欧米政党に対するアメリカとイギリスの支援は、自由と民主主義推進のためのイデオロギー協力ではなく、そうした価値観の背後に隠れて、再び、自身をアジアで主張しようとする古い帝国勢力の企みという文脈で見られるべきだ。

 ジョセフ・トーマスは、タイを本拠とする地政学ジャーナル、New Atlas編集長で、オンラインマガジンNew Eastern Networkへの寄稿者。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2018/09/27/west-decries-mainland-hong-kong-high-speed-rail/

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コメント
1. 2018年11月21日 17:41:24 : SimMBMBEJC : 7ZsZRwKenB8[1] 報告
もともと、アヘンを自由に売らせろと言って英国が清国にしかけて、分捕った(租借)した植民地が返還されたんだから、もとの持ち主の意向で統治すべきものではないのかな。
欧米があれこれ言うのは植民地主義の反省なく、内政干渉してることでは。
2. 2018年11月21日 19:01:20 : mgE5D2EW6A : aCoogV03ID8[3] 報告
崩れゆく 独り善がりな 思い込み

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