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ベネズエラにロシアの軍事基地建設が決定。不意を打たれた米国(ハーバー・ビジネス・オンライン)
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/859.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 12 月 24 日 23:02:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

ベネズエラにロシアの軍事基地建設が決定。不意を打たれた米国
https://hbol.jp/181875
2018.12.23 白石和幸  ハーバー・ビジネス・オンライン 
 

2004年のプーチンとウーゴ・チャベス前大統領。 photo via Kremlin.ru (CC BY 4.0)


 ロシアの「タス通信」がベネズエラに軍事基地を設けることを決めたことを明らかにしたことを受けて、それを他紙に先駆けて『Diario de Cuba』(電子紙)が12月17日付けで報じた。  同紙報道によると、基地はベネズエラの首都カラカスから北東におよそ200キロの距離にあるカリブ海のラ・オルチラ島に建設されることになったという。

 その規模はまだ明らかにされていないが、軍艦が停泊できて、戦闘機も離着陸できる基地にしていくように思われる。  この軍事基地の建設を予告するかのように、12月10日にロシアの戦略爆撃機ツボレフTu-160が2機、大型輸送機アントノフAn-124 が1機とイリューシンIL-62がパイロットや技術者ら100人を乗せてカラカスのシモン・ボリバル・デ・マイケティア空港に到着するという出来事があった。

 ベネズエラ軍と共同で軍事演習するのが目的であった。(参照:「Diario de Cuba」)

 彼らの滞在は5日間であったが、米国が侵攻して来るのではないかという脅威がマドゥロ政権に次第に重圧として伸し掛かかっていた折のロシアからの救援の手が差し伸べられた感じである。

 このロシア軍のカラカスへの到着の1週間前には、マドゥロ大統領がロシアを訪問してプーチン大統領と会談。60億ドル(6600億円)の投資と武器の修復維持が確認されたという。(参照:「Diario de Cuba」)

2014年から基地建設を目論んでいたロシア

 そもそもロシアが外国に軍事基地を設けることに関心があることを具体的に表明したのは2014年であった。同年2月にショイグ国防相が<ベトナム、キューバ、ベネズエラ、ニカラグア、セーシェル、シンガポール>にロシア軍事基地を設けたいと表明したのであった。(参照:「Diario de Cuba」)

 その一方で、ベネズエラがロシアと関係強化を図ったのは社会主義国家の建設を目指していたウーゴ・チャベス前大統領が、米国からの脅威の前に2001年3月にロシアを最初に訪問したのが始まりであった。それ以後、ロシアの支援と豊富な石油を餌にチャベスは中南米において反米の旗手として米州ボリバル同盟(ALBA)を創設して反米に共鳴する国を募って行くのであった。ALBAはエクアドル、ニカラグア、キューバ、ボリビアなど8か国で構成されるようになった。

 それに応えて、プーチン首相(当時)がベネズエラを訪問したのは2010年のこと。その際に、ベネズエラとロシアの間で強い戦略的同盟がプーチンによって伝えられた時に、チャベスは「ヤンキーの覇権はこれで終わった」と表明したほどであった。(参照:「Indymedia Argentina

 マドゥロ大統領はチャベスのこの反米主義を継承して今日に至っている。

不意を打たれた米国

 米国にとって今回のロシアの軍事基地設置の発表は不意を打たれた感じであろう。

 アルゼンチン出身で米国で活躍しているジャーナリストのアンドレス・オペンハイマーがコロンビア紙『El Colombiano』(2018年5月23日付け)に興味あるコメントを掲載している。それによると、トランプ大統領はマドゥロ政権を打倒すべく軍事クーデターを望んでいるが、専門家の間では一旦クーデターが起きても、それはよりロシアに靡くか、中国に靡くことになって、米国が望んでいるような体制にはならないと予測しているというのである。

 その理由は、この20年余り米国はベネズエラの軍部との接触は僅かしかなく、彼らの軍事訓練もロシアか中国での経験しかないとしている。しかも、兵器もロシア製か中国製で占められていると指摘している。

 ロシアそして中国も米国がベネズエラの現体制を打倒するために何かをして来るのが次第に迫っていると感じており、仮に米国寄りの政権が誕生するようになると、ロシアも中国も利権を失うことになるということを警戒している。寧ろ、<ロシアまたは中国はクーデターを起こして、マドゥロ現体制を打倒すれば両国に石油開発の利権がより舞い込んで来る>と考えていることを数人の専門家が指摘しているのをオペンハイマーは言及している。

 その意味でもロシアが今回軍事基地の建設を発表したのは、米国の侵攻を抑える意味と将来的には必要とあらばマドゥロ政権を打倒して新たにロシア寄りの政権を誕生させることを狙ってのことであるということなのである。

 ロシアの将来的な考えはさておき、マドゥロ大統領にとってロシア軍の今回の登場は、コロンビア、ブラジル、米国が彼を暗殺しようという陰謀を牽制するものとマドゥロは受け止めているのか、彼は<「この6年間の政権でこれが50回目の陰謀だ」>と訴えた。

 ロシア軍の到着に対して国境を接するコロンビアのイヴァン・ドゥケ大統領はロシアの戦闘機の飛来に懸念を表明し、<「ベネズエラのこのような挑発行為は許されない」>と表明し、<「コロンビアに対する敵対的行為だけに収まるのではなく、地域全域に対するものだ。この種の演習は賢明ではない」>と述べた。(参照:『Diario de Cuba』)

 カラカスからワシントンまでの直線距離にして僅か3700キロである。ベネズエラにロシアの軍事基地が存在するようになると米国にとって脅威となるのは確かである。

<文/白石和幸 photo via Kremlin.ru (CC BY 4.0) > しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営から現在は貿易コンサルタントに転身



















 

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コメント
1. TondaMonta[639] gnOCj4KOgoSCgYJsgo@CjoKUgoE 2018年12月25日 16:33:03 : qWmqdquN3Y : dmFEsCvCOIs[2] 報告
米国トランプのINF条約からの撤退が論じられていない。3700kmは中距離ミサイルの射程内。もっちっと勉強聖夜。

トランプ政権が予期していなかったかどうかは,大変怪しい。トランプ−プ−チン会談で合意済み???
そもそもは馬鹿ブッシュが制限条約から脱退しからプ−チンは準備をしてきたのだ。
もう少し勉強聖夜。今夜はクリスマス。クルスます。狂ってます。
馬鹿ブッシュがネオコンに突っつかれて「2002 年にABM(弾道弾迎撃ミサイル)制限条約から脱退」を脱退。白石様,御覧じあれ。

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