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クリストフ・ルメール _ 3回に1回はG1を勝つ男… 結果を出せない日本人騎手との決定的な差
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1038.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 12 月 29 日 23:25:18: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: アーモンドアイを破り有馬記念を制した豪州人騎手ダミアン・レーン 投稿者 中川隆 日時 2019 年 12 月 23 日 11:13:45)

クリストフ・ルメール _ 3回に1回はG1を勝つ男…… 結果を出せない日本人騎手との決定的な差


2020.12.29
C.ルメール「独裁」時代まだまだ続く!? 3回に1回はG1を勝つ男…… 結果を出せない日本人騎手との決定的な理由
https://biz-journal.jp/gj/2020/12/post_199742.html


 先週の有馬記念(G1)で今年のJRAによる開催はすべて終了。来期へ向け、関係者には束の間の休息が訪れる。

 全24回(障害レース除く)のG1が行われ、各レースにはそれぞれドラマがあった。松若風馬騎手は、モズスパーフレアで高松宮記念を制してG1初勝利。福永祐一騎手はコントレイルで、松山弘平騎手はデアリングタクトでそれぞれ三冠ジョッキーへと輝いた。

 その一方で、特に顕著だったのはC.ルメール騎手の大活躍だ。以下は、主な騎手の今年のG1成績だ(敬称略)。

騎手、着別度数、勝率、連対率、複勝率
ルメール、8-5-1-8/22、36.4%、59.1%、63.6%
福永祐一、3-3-3-13/22、13.6%、27.3%、40.9%
松山弘平、3-2-3-10/18、16.7%、27.8%、44.4%
北村友一、2-3-2-11/18、11.1%、27.8%、38.9%
川田将雅、2-1-1-16/20、10.0%、15.0%、20.0%
デムーロ、2-0-2-19/23、8.7%、8.7%、17.4%
池添謙一、1-1-2-11/15、6.7%、13.3%、26.7%
戸崎圭太、1-0-1-7/9、11.1%、11.1%、22.2%
松若風馬、1-0-0-6/7、14.3%、14.3%、14.3%
吉田隼人、1-0-0-1/2、50.0%、50.0%、50.0%
横山典弘、0-2-3-10/15、0.0%、13.3%、33.3%
武豊  、0-2-2-16/20、0.0%、10.0%、20.0%

 年間を通して3勝以上のG1勝ちを挙げた騎手はルメール騎手をはじめ、福永祐一騎手と松山弘平騎手の3人のみ。だが、福永騎手と松山騎手はいずれも三冠馬に騎乗しての結果だった。同世代の馬を相手に力が抜けた存在のパートナーで掴んだ結果と考えると、馬の力も大きいだろう。

 対するルメール騎手は2人の3勝の倍以上となる8勝を挙げた。その内訳もフェブラリーS、天皇賞春秋制覇、ヴィクトリアマイル、スプリンターズS、エリザベス女王杯、マイルCS、ジャパンC と多岐に渡る条件を勝利した。

 勿論、この勝利にはアーモンドアイやグランアレグリアなど、最強クラスのお手馬で手に入れたものも多い。

 しかし、それ以外でも芝ダート二刀流でG1勝ちを決めたモズアスコットのフェブラリーS勝利や、初騎乗の上に8枠18番の大外から好騎乗でラッキーライラックを連覇に導いたエリザベス女王杯(G1)も含まれている。

 2015年にJRA所属となった当初は、G1で詰めの甘さも目立ったルメール騎手。だが現在は完全に日本競馬に適応したといっても差支えがないだろう。

 では、どこが他の騎手との差に繋がっているのか。

「ルメール騎手に限ったことではなく、短期免許で来日する外国人騎手にもいえることですが、好位で折り合える技術の違いではないでしょうか。3着に敗れはしましたが、有馬記念でもペース判断はさすがでした。スローと見るやすかさず好位にとりついた判断の早さは目を引きました。

他の騎手はスタート前からほぼイメージを決めて乗っている傾向が強いですが、ルメール騎手は臨機応変にポジションを変えている印象が残ります。レースはリアルタイムで動きますから、この判断力がより有利なポジションでの競馬を可能にしているのでしょう」(競馬記者)

 日本の競馬で根強いのが、とにかく折り合い最優先という「鉄の掟」である。酷い場合はそれこそ、馬と喧嘩をしてでも無理に手綱を引っ張って後ろに下げようとする騎手も珍しくない。

 そして、折り合いを気にするあまり、各騎手が動かないことも多い。それが、スローペースの前残りが多発する原因ともなり、時には有力馬が後方でお互いを牽制している間に、人気薄の逃げ馬がまんまと残る波乱の原因ともなっている。

 ルメール騎手にしても毎回完璧な騎乗をできる訳ではない。

 しかし、G1の大舞台で冴える手綱捌きを見せられると、有力馬の依頼がルメール騎手に集中するのも当然の結果といえるのではないか。


▲△▽▼

クリストフ・パトリス・ルメール(Christophe Patrice Lemaire、1979年5月20日 - )は、フランス生まれの日本中央競馬会 (JRA)所属の騎手。京都府京都市在住[3]。

2018年に年間215勝を挙げ、不滅の記録と呼ばれた2005年の武豊の212勝を更新した[4]。

ミドルネームの「パトリス」はフランスの障害競馬界で名を馳せた父親の名前から採った。

香港における名前の中文表記は「李慕華」。

父パトリスの勧めにより、競馬学校ではなく一般の高等学校に進学し、学校が休みの週末に厩舎を出入りすることで騎乗技術を磨き、高等学校卒業後の1999年にフランスの騎手免許を取得し騎乗を開始。フランスで競馬学校を経由せず騎手になるのは障害騎手ではよく見られるが、平地騎手では稀な例である[5]。

2003年にフランスリーディング7位、同年のフランスG1パリ大賞を制するなど順調に実績を積み重ねている。

2002年よりJRAの短期免許制度を利用し中央競馬でも騎乗を開始している(詳細は後述)。

2006年のドバイシーマクラシックでは、ハーツクライに騎乗し優勝した。また、サンクルー大賞ではプライドに騎乗し、最強と目されていたハリケーンランを破った。

2008年、サンタラリ賞連覇を達成。

2009年、5月10日にプール・デッセ・デ・プーリッシュを騎乗契約を結んでいるジャン=クロード・ルジェ厩舎所属のイリューシヴウェイヴに騎乗して制し、翌週の5月17日に行われたサンタラリ賞(第4競走)をルジェ厩舎所属のスタセリタで、イスパーン賞(第5競走)をルジェ厩舎所属のネヴァーオンサンデーに騎乗して制し、同じ厩舎所属馬でG1競走3連勝を達成し、同時にサンタラリ賞3連覇も達成した。

2010年のシーズンから、それまで主戦を勤めていたクリストフ・スミヨンに代わり、アーガー・ハーン4世所有馬のフランスにおける主戦を任されることに決まった。それに先駆け、2009年のエリザベス女王杯でシャラナヤに騎乗した(結果は4着)。

フランス時代の来日歴
2002年より短期免許制度により中央競馬でも騎乗を開始。当初は中京や小倉といったローカルを中心に活躍。毎年好成績を残しており、GIでの騎乗も2004年のダンスインザムードで天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップともに2着、コスモバルクでジャパンカップ2着、2005年のダイワメジャーでマイルチャンピオンシップ2着、ハーツクライでジャパンカップ2着などの実績を残すも、中央の重賞勝利には恵まれていなかった。

しかし、2005年の有馬記念でハーツクライに騎乗すると、これまで追い込み一辺倒であった同馬で先行するレースを見せ、同年無敗でクラシック三冠を制したディープインパクトに初めて土をつける大仕事をやってのけた。初重賞勝利をGIで飾ったと同時に、2002年、2003年をシンボリクリスエス、2004年をゼンノロブロイで同競走を制したオリビエ・ペリエから続く外国人騎手による同競走の連勝記録を4に伸ばした。

2007年は1度目の短期免許期間中に統一JpnIの川崎記念をヴァーミリアンに騎乗して制し、2度目の短期免許期間中の12月15日には愛知杯をディアデラノビアに騎乗して制した。この勝利で外国人騎手史上4人目となる中央通算100勝を達成した。

2008年も2度短期免許を取得し、2度目の短期免許期間中の11月16日に行われたエリザベス女王杯ではリトルアマポーラに騎乗し優勝。さらに12月7日に行われたジャパンカップダートではヴァーミリアンを選択した主戦騎手の武豊に代わってカネヒキリに騎乗し優勝(後に武は負傷し、ヴァーミリアンも乗り代わり)。中央競馬GIの勝利数を3に伸ばした。2008年12月29日から2009年1月28日まで地方競馬の短期免許を取得した。所属厩舎は船橋の川島正行厩舎となる。これで、東京大賞典と川崎記念に騎乗可能となり実際、カネヒキリで東京大賞典と川崎記念共に勝利した。

2009年も1月と11月に短期免許を取得し、短期免許期間中に4度海外渡航(行き先はドバイ、香港)し、アースリヴィングに騎乗してUAE1000ギニーとUAEオークスで2着となっている。11月29日のジャパンカップでは毎日王冠、天皇賞(秋)と2戦連続で敗北を喫していたウオッカに騎乗し、オウケンブルースリの追い込みを退けて優勝。この勝利でウオッカはJRA最多タイのGI7勝目を挙げた。しかし、12月5日と6日の2競走で走路妨害による降着となり、12月12日から12月26日まで開催5日間の騎乗停止処分を受けた。このため香港国際競走には騎乗できなくなった。なお、12月8日の香港騎手招待競走は騎乗停止期間外のため、予定通り香港には渡航している。

2014年に先述のアーガー・ハーン4世との優先騎乗契約を打ち切られる。「フランスでの競馬に対するモチベーションを維持するのが難しくなり」日本への移籍を望み、JRA騎手免許試験の受験を決意した[6]。

日本に移籍後
2015年、JRAの騎手免許試験を初めて受験し合格[7]。同時に合格したミルコ・デムーロと共に、外国人として初めてJRAの通年免許を取得した[8]。なお、フランスギャロは他国との二重騎手免許を認めていないことから、フランス騎手免許を返上した。

2015年2月27日、調整ルームでTwitterを使用し、JRA通年免許取得後のデビュー戦となった3月1日の阪神競馬場で騎乗予定の6鞍は全て乗り替わり、3月1日から3月30日まで30日間の騎乗停止となった[9]。そのため、実質的なデビューとなったのは同年4月4日・5日の騎乗であった。その5日に移籍後初勝利が重賞(大阪杯)制覇であり[10]、デムーロも移籍初週に阪急杯を制覇しているため、両名とも移籍初週に重賞制覇デビューとなった[10]。現在Twitterは再開している。

2016年9月11日、JRA移籍後初めて、フランス競馬で騎乗。ニエル賞でマカヒキに騎乗し、結果は5頭立て1着。10月2日、凱旋門賞でもマカヒキに騎乗したが、14着だった。11月6日、東京競馬10Rでモズライジンに騎乗して1着となり、11月5日の東京競馬10Rから騎乗機会10連続連対を達成し、これまでに4人が記録していた9連続連対を更新する新記録をマークした。さらにこの日、最終12Rをペプチドウォヘッドで制して1日8勝をマーク。2002年12月7日に武豊が阪神でマークしたJRA最多タイ記録に並んだ[11]。

2017年、ヴィクトリアマイルから東京優駿(日本ダービー)にかけてO.ペリエ以来となるGI3週連続勝利を成し遂げた。(騎乗馬はヴィクトリアマイルがアドマイヤリード、優駿牝馬がソウルスターリング、東京優駿がレイデオロ)。ソウルスターリング、レイデオロの2頭はいずれも藤沢和雄厩舎の所属馬であり、藤沢にとってオークスは初制覇、日本ダービーは藤沢初の牡馬クラシック制覇であった。JRA年間勝利数は最終的に199勝をあげ、外国人騎手として初めてJRA全国リーディングジョッキーに輝いた[12]。

2018年、桜花賞をアーモンドアイに騎乗し優勝。この勝利により、武豊、蛯名正義に続きJRA主催の牝馬限定戦GI(阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞、優駿牝馬、秋華賞、ヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯の6レース)の完全制覇を達成した。また優駿牝馬も同じコンビで制し、同日迎えた39歳の誕生日に華を添えている。10月14日の秋華賞も同じコンビで制して同一年の牝馬三冠騎手となると、返す刀で菊花賞(フィエールマン)、天皇賞(秋)(レイデオロ)、JBCスプリント(グレイスフルリープ)を制し、史上初4週連続GI制覇を成し遂げた。11月25日のジャパンカップを再びアーモンドアイで制し、JRA騎手としては最多の年間GI8勝[13]を達成した[14]。これ以降のGI勝ちはなかったが、先述の通り年間215勝という驚異的な記録を打ち立てるなどの活躍等により同年の騎手部門を独占し、騎手大賞を獲得。さらにMVJも受賞し、『騎手4冠』を達成した[4]。

2020年11月14日東京6Rを勝利し、史上25人目のJRA通算1300勝を達成した。6215戦目での達成は武豊の7022戦目を上回る史上最少騎乗回数での記録であった[15]。11月29日、東京12Rジャパンカップをアーモンドアイで勝利し、騎手史上初のJRA平地G1・4連勝(天皇賞(秋)(アーモンドアイ)・エリザベス女王杯(ラッキーライラック)・マイルCS(グランアレグリア)・ジャパンカップ(アーモンドアイ))を達成した[16][17]。

2020年12月19日、中山8Rを勝利して2018年以来自身2回目となるJRA年間200勝を達成した[18]。2020年は最終的にJRA年間204勝を達成し、4年連続の全国リーディングジョッキーを獲得した[19]。

エピソード
JRAの騎手試験受験に当たり(2次試験で日本語の口頭試問が行われるため)日本語の勉強が必要になり、当時(2014年秋〜冬)は骨折で休養中だったこともあり、ちょうど放送されていた『マッサン』を見て日本語を勉強した[20]。騎手試験合格後も、Twitterの使用で騎乗停止になり時間が空いたことから日本語の勉強を進め、競馬新聞が読めるようになったほか「騎手の名前なら漢字も読めるようになった」という[21] 。
パリ・サンジェルマンFC、ガンバ大阪のサポーターである。


年度別成績表

フランス競馬(2009年終了時点)
年度 騎乗数 勝数 順位 勝率 獲得賞金 順位
1999年 137 9勝 111位 .066 15万5803 86位
2000年 656 52勝 16位 .079 92万6680 14位
2001年 403 26勝 36位 .065 60万4887 25位
2002年 630 52勝 13位 .083 143万2855 12位
2003年 750 75勝 6位 .100 253万6705 7位
2004年 799 71勝 9位 .089 286万7187 6位
2005年 634 81勝 7位 .128 366万8290 4位
2006年 653 68勝 8位 .104 363万8497 5位
2007年 638 101勝 5位 .158 414万1430 3位
2008年 662 94勝 6位 .142 369万9155 5位
2009年 614 89勝 7位 .143 527万8095 1位
通算 6576 718勝 - .109 2894万9584 -
※金額の単位はユーロ。

中央競馬(2019年終了時点)
年度 騎乗数 勝数  順位 勝率 連対率 獲得賞金

2002年 25 4勝 127位 .108 .216 6069万
2003年 126 11勝 77位 .087 .190 2億3322万
2004年 157 17勝 51位 .108 .236 4億5669万
2005年 209 20勝 46位 .096 .234 6億9880万
2006年 194 34勝 31位 .175 .258 5億7466万
2007年 170 14勝 61位 .082 .218 4億6680万
2008年 193 21勝 49位 .109 .212 5億8328万
2009年 149 12勝 64位 .081 .208 6億2983万
2010年 171 28勝 - .164 .269 5億49万
2011年 91 10勝 - .110 .220 3億232万
2012年 152 23勝 - .151 .283 5億4974万
2013年 171 29勝 - .170 .304 7億880万
2014年 144 22勝 - .153 .264 4億2533万
2015年 573 112勝 - .195 .353 22億3069万
2016年 786 186勝 - .237 .375 40億4074万
2017年 809 199勝 - .246 .417 41億4622万
2018年 772 215勝 - .278 .453 46億6023万
2019年 650 164勝 - .252 .442 35億4723万
2020年 781 204勝 - .261 .437 45億3913万
通算 6335 1325勝 - .209 .361 307億2051万
※金額の単位は円。

主な勝鞍

フランス

パリ大賞 - ヴェスポーヌ(2003年)
マルセルブサック賞 - デネボラ(2003年)、ディヴァインプロポーションズ(2004年)
モルニ賞 - ディヴァインプロポーションズ(2004年)
プール・デッセ・デ・プーリッシュ(フランス1000ギニー) - ディヴァインプロポーションズ(2005年)、イリューシヴウェイヴ(2009年)
ディアヌ賞(フランスオークス) - ディヴァインプロポーションズ(2005年)、スタセリタ(2009年)、サラフィナ(2010年)
アスタルテ賞 - ディヴァインプロポーションズ(2005年)
ムーラン・ド・ロンシャン賞 - スタークラフト(2005年)
サンクルー大賞 - プライド(2006年)、サラフィナ(2011年)
サンタラリ賞 - コケレイエ(2007年)、ベルエセレブル(2008年)、スタセリタ(2009年)
イスパーン賞 - ネヴァーオンサンデー(2009年)
ジョッケクルブ賞(フランスダービー) - ルアーヴル(2009年)
ヴェルメイユ賞 - スタセリタ(2009年)、シャレータ(2012年)
ニエル賞 - マカヒキ(2016年)*JRA移籍後初、フランスでの勝利。


イギリス

クイーンエリザベス2世ステークス - スタークラフト(2005年)
チャンピオンステークス - プライド(2006年)、リテラト(2007年)
1000ギニー - ナタゴラ(2008年)
2000ギニー - マクフィ(2010年)
ヨークシャーオークス - シャレータ(2012年)

日本
中央競馬

GI・JpnI競走

有馬記念 - ハーツクライ(2005年)[22]、サトノダイヤモンド(2016年)[23]
エリザベス女王杯 - リトルアマポーラ(2008年)[24]、ラッキーライラック(2020年)
ジャパンカップダート - カネヒキリ(2008年)[25]、ベルシャザール(2013年)[26]
ジャパンカップ - ウオッカ(2009年)[27]、アーモンドアイ(2018年・2020年)
阪神ジュベナイルフィリーズ - メジャーエンブレム(2015年)[28]、ソウルスターリング(2016年)
NHKマイルカップ - メジャーエンブレム(2016年)[29]
菊花賞 - サトノダイヤモンド(2016年)、フィエールマン(2018年)
ヴィクトリアマイル - アドマイヤリード(2017年[30])、アーモンドアイ(2020年)
優駿牝馬 - ソウルスターリング(2017年)、アーモンドアイ(2018年)
東京優駿 - レイデオロ(2017年)[31]
秋華賞 - ディアドラ(2017年)、アーモンドアイ(2018年)
桜花賞 - アーモンドアイ(2018年)、グランアレグリア(2019年)
安田記念 - モズアスコット(2018年)
天皇賞(秋) - レイデオロ(2018年)、アーモンドアイ(2019年・2020年)
JBCスプリント - グレイスフルリープ(2018年)
皐月賞 - サートゥルナーリア (2019年)
天皇賞(春) - フィエールマン(2019年・2020年)
スプリンターズステークス - タワーオブロンドン(2019年)、グランアレグリア(2020年)
フェブラリーステークス - モズアスコット(2020年)
マイルチャンピオンシップ - グランアレグリア(2020年)


重賞競走

クイーンカップ - コイウタ(2006年)[32]、メジャーエンブレム(2016年)[33]
中日新聞杯 - トーホウアラン(2006年) [34]
ダイヤモンドステークス - トウカイトリック(2007年)[35]、フェイムゲーム(2018年)
愛知杯 - ディアデラノビア(2007年)[36]
ラジオNIKKEI杯2歳ステークス - アダムスピーク(2011年)[37]、ワンアンドオンリー(2013年)[38]
シンザン記念 - ジェンティルドンナ(2012年)[39]、サンクテュエール(2020年)
金鯱賞 - オーシャンブルー(2012年)[40]、サートゥルナーリア(2020年)
京都金杯 - ダノンシャーク(2013年)[41]、エキストラエンド(2014年)[42]
東海ステークス - グレープブランデー(2013年)[43]
武蔵野ステークス - ベルシャザール(2013年)[44]
日経新春杯 - サトノノブレス(2014年)[45]
大阪杯 - ラキシス(2015年)[46]
ユニコーンステークス - ノンコノユメ(2015年)[47]
ラジオNIKKEI賞 - アンビシャス (2015年)[48]
ローズステークス - タッチングスピーチ (2015年)[49]
神戸新聞杯 - リアファル (2015年)[50]、サトノダイヤモンド(2016年)、レイデオロ(2017年)、サートゥルナーリア(2019年)
府中牝馬ステークス - ノボリディアーナ (2015年)[51]
ファンタジーステークス - キャンディバローズ (2015年)[52]
きさらぎ賞 - サトノダイヤモンド (2016年)[53]
弥生賞 - マカヒキ (2016年)[54]
フローラステークス - チェッキーノ (2016年)[55]
札幌記念 - ネオリアリズム(2016年)[56]
京王杯2歳ステークス - モンドキャンノ(2016年)、タワーオブロンドン(2017年)、タイセイビジョン(2019年)、モントライゼ(2020年)
目黒記念 - フェイムゲーム(2017年)[57]
キーンランドカップ - エポワス(2017年)
アーリントンカップ - タワーオブロンドン(2018年)
スプリングステークス - ステルヴィオ(2018年)
京王杯スプリングカップ - ムーンクエイク(2018年)
クイーンステークス - ディアドラ(2018年)
京成杯オータムハンデキャップ - ミッキーグローリー(2018年)
富士ステークス - ロジクライ(2018年)、ノームコア(2019年)
京成杯 - ラストドラフト (2019年)
オーシャンステークス - モズスーパーフレア(2019年)
エプソムカップ - レイエンダ(2019年)
関屋記念 - ミッキーグローリー(2019年)
セントウルステークス - タワーオブロンドン (2019年)
チャレンジカップ - ロードマイウェイ (2019年)
ターコイズステークス - コントラチェック(2019年)
阪神カップ - グランアレグリア(2019年)
根岸ステークス - モズアスコット(2020年)
共同通信杯 - ダーリントンホール(2020年)
エルムステークス - タイムフライヤー(2020年)
シリウスステークス - カフェファラオ(2020年)
毎日王冠 - サリオス(2020年)
アルゼンチン共和国杯 - オーソリティ(2020年)

地方競馬

GI・JpnI競走
川崎記念 - ヴァーミリアン(2007年)[58]、カネヒキリ(2009年)[59]、オールブラッシュ(2017年)[60]
東京大賞典 - カネヒキリ(2008年)[59]
ジャパンダートダービー - ノンコノユメ(2015年)[47]
かしわ記念 - ゴールドドリーム(2018年・2019年)
帝王賞 - ゴールドドリーム(2018年)

重賞競走
名古屋グランプリ - ヴァーミリアン(2006年)[58]
北海道2歳優駿 - エピカリス(2016年)[61]
兵庫ジュニアグランプリ - ハヤブサマカオー(2017年)、デルマルーヴル(2018年)[62]
兵庫チャンピオンシップ - クリソベリル(2019年)[63]、バーナードループ(2020年)
エンプレス杯 - アンデスクイーン(2020年)
ダイオライト記念 - アナザートゥルース(2020年)


アラブ首長国連邦
ドバイシーマクラシック - ハーツクライ(2006年)[64]
ドバイターフ - アーモンドアイ(2019年)


香港
香港カップ - プライド(2006年)

オーストラリア
メルボルンカップ - ドゥーナデン(2011年)

アメリカ合衆国
セクレタリアトステークス - ベリール(2012年)
ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフ - フロティラ(2012年)


著書
ミルコ・デムーロ×クリストフ・ルメール 勝利の条件(KADOKAWA 2016年 ISBN 978-4046013941)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB
 

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1. 中川隆[-8793] koaQ7Jey 2020年12月30日 00:30:41 : ALfcx8Vlfc : QWF2QW1ZSHBaRkE=[60] 報告
2020.12.24
C.ルメールが武豊、横山典弘らを全否定!? 「この馬のことをわかっていなかった」国民的英雄ディープインパクトを破った「伝説の有馬記念」を語る
https://biz-journal.jp/gj/2020/12/post_198700.html

「ケガも騎乗停止もなく、いい一年だった」

 今年を締めくくる有馬記念(G1)開催を残し、すでに4年連続のリーディングが決まっているC.ルメール騎手が『スポニチ』の取材にそう2020年を振り返った。

 残すは、すでに最多勝タイとなっている年間G1勝利記録8勝をどこまで伸ばせるか。週末のホープフルS(G1)、有馬記念を連勝すれば永久不滅級の10勝となる。

 そんな無双ぶりを遺憾なく発揮しているルメール騎手だが、実はかつて大舞台で「勝負弱い騎手」だったのをご存じだろうか。

 2002年にフランスのトップジョッキーとしてJRA初参戦を果たしたルメール騎手は、その前評判に違わず、瞬く間に日本のファンからも世界の名手として受け入れられた。しかし、その一方で肝心のG1レースでは連戦連敗……人気馬に騎乗する機会もあったが、9戦して5回も2着になるなど、大舞台で勝ち切れない印象があったのだ。

 そんなルメール騎手がイメージを一変させたのが、ルメール騎手にとってJRA・G1初制覇となった2005年の有馬記念だ。

「ハーツクライで勝った時は、ディープインパクトもいたし特別なレースになった」と今でも思い出に残るほどルメール騎手にとって“転機”となった一戦は、2017年にもJRAが企画したM.デムーロ騎手との「スペシャル対談企画」で振り返っている。

 当時、競馬界を代表するカリスマ武豊騎手とのコンビで、デビューからクラシック三冠を含む破竹の7連勝を上げ、その活躍が社会現象にもなったディープインパクト。レース当日の中山競馬場には、そんな「近代競馬の結晶」を一目見ようと16万2409人もの大観衆が詰めかけた。

 今回が古馬との初対決となるため単勝オッズこそ自己最高の1.3倍に留まったが、大多数の競馬ファンだけでなく、当時の有馬記念を特集するメディアさえも「ディープインパクトが勝つ」ことを信じて疑っていない空気が醸し出されていた。

 その一方でルメール騎手のハーツクライは、当時のルメール騎手と同じように「G1の壁」の前で、もがき続けていた。

 3歳春に京都新聞杯(G2)で重賞初勝利。続く日本ダービー(G1)では2着に好走し、秋の菊花賞(G1)では1番人気に支持されたハーツクライ。「いずれG1を勝てる」と期待された素質馬だった。

 だがその後、宝塚記念(G1)とジャパンC(G1)で2着するも、G1どころか勝利さえ上げることなく4歳秋を迎える。そんなあと一歩足りない悩める素質馬の”再建”を託されたのがルメール騎手だった。

 コンビ初戦となった秋の天皇賞、ジャパンCと共に2番人気に推されながら、勝ち切ることができなかったハーツクライとルメール騎手。特にジャパンCでは自身もレコードタイムで駆け抜けているにもかかわらず、英国のアルカセットにハナ差だけ及ばない悔しい敗戦となっていた。

 そんな中で迎えた年末の有馬記念。対談の中でルメール騎手が「有馬記念を観に来たお客さんは、みんな三冠馬ディープインパクトを応援していました」と語ったように、状況はまさにディープインパクト一色。ハーツクライは4番人気ながら単勝は17.1倍と、やはり”脇役”の域を出ない1頭だった。

 ただ、その一方でルメール騎手は意外な発言をしている。

 当時、まだ負けなしと無双状態だったディープインパクトに対して「もちろん勝てる自信はあった」と発言。逆に周囲がディープインパクト一色であったため、それで「少し不安だった」というのだ。

 その自信の根拠は、当時を知る競馬ファンなら誰もが記憶しているであろう斬新な戦略にあった。

 これまで後方から、上がり最速を記録すること7回。強烈な末脚を身上としていた”キレ者”ハーツクライが、まさかの先行策を取ったのだ。

 結果的に、これが無敗の英雄ディープインパクトに国内唯一の土をつけることになるのだが、この作戦は事前に考えられていたのかという質問に、ルメール騎手は「イエス」と答えている。

「天皇賞・秋、ジャパンCでの騎乗は間違っていた。馬のことをわかってあげられなかったんだと思います。そこで有馬記念で勝つには、好位につける競馬でいこうと考えたんです」

 そう自らの騎乗を否定してまで決意した積極策。それは同時に、安藤勝己元騎手や横山典弘騎手、そして武豊騎手など名立たる名手が築き上げたハーツクライのこれまでのキャリアをも否定する斬新な発想だった。

「スタートから出していったんですが、上手く応えてくれました。ハーツクライはストライドの大きいパワフルな馬ですが、加速するまでに時間が掛かる。その点を考慮して、好位につけ、4コーナーから仕掛けていこうと思っていました」

 如何に斬新であろうとも、競馬は結果がすべて。会心の先行策により、見事ディープインパクトの猛追を振り切ったハーツクライ。人馬共に初のG1制覇を飾り、己の正当性を証明したルメール騎手の騎乗は「天才的」と最大級の賛辞を浴びた。

「身体の内から爆発するような嬉しさでした。日本で初めてG1を勝った喜びもありました。戦略が上手くハマった気持ち良さ、色んな感情が湧いてきました」

 そして、この先行策こそがハーツクライにとって最も力を発揮できるスタイルであることを、ルメール騎手は翌年のキャリアで証明している。


 春に遠征したドバイシーマクラシック(G1)では、香港ヴァーズなどG1・3勝を上げるコリアーヒルなどの強豪に対し、最後の直線で一方的に突き放す4馬身半差の圧勝。さらに特筆すべきは、次走のキングジョージ6世&QES(G1)での激走だ。

 6頭立てとなった春の欧州最強馬決定戦で、ハーツクライは凱旋門賞馬ハリケーンランと、ドバイワールドカップ(G1)の勝ち馬エレクトロキューショニストという、当時の世界王者2頭と堂々の戦いを披露。

 激しい叩き合いの末に僅差の3着に敗れたが、その年3連勝を飾り、秋には日本を代表して凱旋門賞に出走することが決まっていたディープインパクトを差し置いて「ハーツクライこそが現役最強」と語る人も決して少なくはないほどの評価を受けていた。

 結局、ハーツクライはその後にノド鳴りの症状が発覚し、その年のジャパンCを最後に引退。引退レースではディープインパクトに借りを返された格好となったが、この2頭は現在でも日本を代表する種牡馬として、数多くの大レースで鍔迫り合いを演じている。

 最後にハーツクライに対して「日本で最初にできた恋人」と語ったルメール騎手。今年は騎手人生に残る恋人アーモンドアイで、再びコントレイル、デアリングタクトという無敗三冠馬を撃破。まさに歴史は繰り返された。

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