★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK239 > 153.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
野党は憲法9条論争に巻き込まれてはいけない  天木直人 
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/153.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 1 月 28 日 11:15:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

   



野党は憲法9条論争に巻き込まれてはいけない
http://kenpo9.com/archives/3191
2018-01-28 天木直人のブログ


 いよいよあす29日から予算委員会が開かれる。

 国会が始まったといっても、これまでは時間つぶしのようなものだった。

 施政方針演説など作文を読み上げるだけであり、本会議の代表質問のやりとりは、歌舞伎のパフォーマンスのようなものだ。

 与野党の真剣勝負は予算委員会から始まるのである。

 ならば野党はそこで安倍首相を追いつめなければいけない。

 どうすればいいか。

 ズバリ、不毛な憲法9条論争に巻き込まれることなく、安倍夫妻の疑惑を徹底追及するのだ。

 なぜ憲法9条論争に巻き込まれてはいけないのか。

 それは憲法9条論争は安倍夫妻の疑惑追及隠しであるからだ。

 何よりも、安倍自公政権案が出て来ないうちにあれこれ議論する事は無意味であるからだ。

 あの安保法案の論争の時にも私は繰り返し書いた。

 安倍自公政権の成案が出ないうちに野党のほうから議論を仕掛けては馬鹿を見ると。

 「成案をはやく出せ」と迫るだけでいいのだと。

 まさしく憲法9条論争もそうだ。

 きのう27日の東京新聞が書いた。

 どうやら安倍自民党政府は、公明党に配慮し、9条2項を残したうえで、つまり現行憲法の戦力不保持という大原則を維持しながら、自衛隊を明記するだけの改正案にまとまりそうだと。

 こんな腰砕けで、自己矛盾の政府案など、笑いものである。

 あの安保法案の時もそうだったが、安倍首相には本気で憲法9条を改憲する覚悟はない。

 あの時は解釈改憲でごまかし、今度は文言でごまかす。

 安倍首相の頭にあるのは、憲法9条を自分の手で変えたという実績づくりだけなのだ。

 こんな案を自民党が丸呑みし、公明党が9条改憲に応じるなら、歴史に残る恥だ。

 やれるものならやってみろと突き放すだけでいいのだ。

 そして、万が一、そんな成案が出てくれば、その時こそ、国民にわかる形で、徹底的に矛盾を追及すればいいのだ。

 繰り返して言う。

 いまこちらから、安倍首相の考えを質したり、野党の方から案を出したりするのは愚の骨頂だ。

 そんなことをするよりも、あらたな疑惑が続出し、もはや逃れられない安倍夫妻の森友学園疑惑を徹底追及すべきだ。

 疑惑隠しとしての憲法9条改憲を逆手に取るのだ。

 野党は国会質問を分担し、逃げ切れない形で追及し、安倍昭恵夫人の国会招致を迫るのだ。

 安倍首相がそれに応じないなら国会審議をボイコットし、予算成立をストップさせるのだ。

 いつまで疑惑追及をしているんだ、もっと重要な問題があるだろう。

 そう批判する者は、安倍首相夫妻の身内か、政治に蒙昧で、権力の犠牲になっても気づかない、おめでたい国民だけである。

 真面目に働いて正直に納税してる圧倒的多数の国民は、安倍夫妻の権力の私物化に怒っている。

 野党は批判を恐れる必要はまったくない。

 繰り返して言う。

 明日から始まる予算委員会では、野党は森友疑惑や加計・スパコン疑惑について国会質問で野党共闘を行い、安倍首相を徹底追及するのだ。

 そうすれば、やがて安倍首相は昭恵夫人の助言に従って辞めると言い出すに違いない。

 日本の政治はそこから再出発すればいいのである(了)



9条2項残し自衛隊明記 自民方針 改憲案公明に配慮
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201801/CK2018012702000130.html
2018年1月27日 東京新聞

 自民党は、今国会で衆参両院の憲法審査会に示す党の改憲案について、戦力不保持を定めた九条二項を維持した上で、自衛隊の存在を明記する方針を固めた。三月二十五日の党大会までに詳細を詰める。安倍晋三首相(党総裁)が二〇二〇年の新憲法施行を掲げていることを踏まえ、理解を得やすい案を優先した。複数の関係者が明らかにした。

 党憲法改正推進本部は昨年十二月の論点整理で、九条一項と二項を維持して自衛隊の存在を書く案と、二項は削除する案の両論を併記。首相は昨年五月に二項維持案を提唱したが、石破茂元幹事長らは、一二年の党改憲草案に沿って二項削除を主張している。

 推進本部は、自民党だけでは国会発議の要件である衆参両院三分の二以上の議席に届かず、特に公明党の賛成が不可欠な点を重視。公明党は以前、二項を維持した上で自衛隊の存在を書くと主張したことがあり、二項維持案なら「合意が実現する可能性が高い」(自民党幹部)と判断した。

 戦力不保持を削除すれば、発議後の国民投票で否決される可能性が高くなると考慮した。高村正彦副総裁は最近の講演で「(削除すると)国民投票で困難」と訴えていた。党内には自衛隊ではなく自衛権を明記すべきだとの意見もある。

 推進本部は二十六日の執行役員会で、党大会までの党の改憲案とりまとめを目指すことを確認。九条については二月上旬にも全体会合を開き、本格的な意見集約に入る。細田博之本部長は「多くの政党にとって合意しやすい案をつくることも大切だ」と語った。

 一方、自民党が検討している改憲四項目のうち、緊急事態条項については、大災害時などに衆院議員の任期延長を認める特例に絞る方針。内閣の権限強化や私権制限の根拠を規定する案もあったが、公明党が「受け入れることは難しい」との意向を非公式に伝えた。

       






















 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2018年1月28日 11:50:43 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[6793]
小林節氏
「安倍首相の主張は筋がズレている。国際法上の侵略戦争を行わず、専守防衛に徹する限りは自衛隊は合憲の範囲に収まる」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/221691/1

自民はズレズレです。


2. 2018年1月28日 12:23:56 : EIHH4CSarE : ZNs6WKx@BdQ[1187]
この憲法9条の3項として、「集団的自衛権については、これを放棄する」という条文を追加してしまうことにすれば、国際法上においては、個別的自衛権そのものについては、何処の国であっても等しく認められているものの、集団的自衛権そのものについては、例外中の例外規則に他ならないだけのことであり、日本国としては、これを自ら放棄したところで、自衛隊の存在そのものは、個別的自衛権の範囲により、合法的に認められ、なおかつ憲法違反にもならないこともまた、誰が見ても明らかなことだし、アメリカの言いなりになって集団的自衛権に、自衛隊が参画することになれば、この時点で、国連安全保障理事会からは、旧敵国条項に基づく制裁決議の発動要件を、自ら招き入れる結果を齎すことになること自体が、この改憲クーデター勢力そのものに対する本質的な見立てであると同時に、このような改憲クーデター勢力こそが、「公共の迷惑」そのものであることこそが、国際社会全体の共通認識としても受容と共感的理解に値するものであることは、バレバレのことであることを、目的と根拠とすれば、この改憲クーデター勢力にまんまと騙されてしがみついているだけの好戦的平和ボケに陥った一部のネトウヨ連中だけが、意欲も熱意も全てを喪失し、どんどん涙を流しながら、泣き寝入りすることで、そのまま歴史の闇の中に、ひっそりと消えていくのを、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守りながら、見届けていくことで、歴史の闇の中に、そのまま、そっと静かに葬り捨ててしまうことで、消極的平和ボケそのものについては、何の責任もございませんので、そのまま、どんどん孤立化することになっても、ひっそりと生きていくことにも深い意味がございますので、どうぞご安心下さい、ということを、国際社会全体に、どんどんアピールして行くことにすれば、ロシアのプーチン大統領ではありませんが、アメリカの言いなりと言っておきながら、対米従属詐欺を繰り返してきた外務省をはじめとする間抜け官僚だけが、アメリカの言いなりになって、どんどん譲歩することで、国際社会の表舞台では、どんどん涙を流しながらも深く感謝して応えて頂くことを誇りとして頂ければ、これもまた「お国のため、っ天皇陛下のため」だと思えば、幾らでも出来て当然のことだし、日本国民全体としては、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守っていくことで、「公共の利益」として共に分かち合いながら、幸せに暮らすことが出来る社会に、どんどん変えていくことで、国際社会全体にも、良いロールモデルとして、どんどん見せつけて参りますので、心置きなく、安心して、、もっともっと、どんどん涙を流しながら、国際社会の表舞台で、どんどん輝いて下さい」ということで、どんどんアピールしていくことで、アメリカに梯子を外される、中国や韓国、北朝鮮には、どんどん馬鹿にされることになろうとも、どんどん孤立化する道を正々堂々と突き進んでいくことで、そっと静かにいないふりをしながらも、自立自律していく道を突き進んでいくことにすれば、大いに結構なことなのかもしれませんね。

3. 2018年1月28日 14:21:01 : Y68Pgtf28U : bWTjBKvp2KI[14]
隠れ自民の野党勢力が、憲法論争に国会を持って行って
森、かけ、スパ、山口レイプ,隠しを図ることでしょう

共産党に期待してます!


4. 戦争とはこういう物[2572] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2018年1月28日 21:10:17 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[1216]
国民に受けやすい「雪まつりを支える自衛隊」は、
国民の望まない「戦争に関わる国防軍」とは別なのか。
「改憲」のために遣るのが議論でなく「印象操作」とは。
最早「手段」の為には「目的」を選ばない安倍っ茶魔君。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK239掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK239掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK239掲示板  
次へ