整備を終え点検飛行中の高性能機に、いったい何があったのか。佐賀県神埼（かんざき）市での陸上自衛隊ヘリ墜落事故は自衛隊や政府関係者にとどまらず、国民に衝撃を与えた。沖縄で相次ぐ米軍ヘリの不時着や部品落下に抗議してきた政府は、足もとの自衛隊への信頼が揺らぐ事態に直面。自衛隊で予定する垂直離着陸輸送機オスプレイ配備の先行きに懸念が広がっている。

　「墜落しそうな場合は、田畑など被害が出にくい場所に下りるのが基本。民家に落ちたのなら、相当のことがあったのではないか」。ヘリコプターの操縦経験がある自衛隊幹部の一人はＡＨ６４Ｄ戦闘ヘリの墜落後、そう言って絶句した。

　墜落する瞬間を目撃した住民らによると、上空でメインローター（主回転翼）が機体から外れた状態で機首から落ちていったという。

　今回の事故は、５０時間飛行するたびに行われる定期整備を終えたあとの、点検飛行中に起きた。この幹部によると、整備後の飛行は通常、エンジンの出力を上げ、飛行場の上でホバリングしながらエンジンなどの状態を確認する。異常がなければ、周辺の飛行を始めるのが一般的という。墜落は離陸のわずか７分後だった。この幹部は「普通なら整備後の不具合に備えて、不時着できる場所を選んで飛行するはず。よほど制御できない状況だったのではないか」と推測する。別の防衛省幹部も「整備に問題があった可能性もある」と漏らす。

　ＡＨ６４Ｄの通称は「アパッチ・ロングボウ」。老朽化するＡＨ１対戦車ヘリの後継機として防衛庁（当時）が２００１年に導入を決定した。墜落したヘリは０６年３月に陸自目達原（めたばる）駐屯地（佐賀県吉野ケ里町）に配備された。高額化などが理由で６２機の調達計画は途中で打ち切られ、現在は１３機の保有にとどまる。性能は高く、地上の１００を超える目標の探知が可能だ。

　陸自のヘリパイロットだった笹川平和財団参与の山口昇・元陸将は「陸自の中では最先端の機体。墜落はショックとしか言いようがない」と語る。山口氏は「システムは複雑だが、コンピューター制御なのでパイロットの負担は少なく、操縦も比較的簡単だ。イラク戦争で米軍の同型機の大半が帰還するなど、機体も丈夫。めったに落ちないのだが」と驚きを隠さない。

　航空評論家の青木謙知氏も、機首から落ちたという目撃情報があることから「住宅街で通常そういった操縦はせず、操縦不能になった可能性がある。パイロットではなく、機体に問題があったのではないか」との見方を示す。さらに「保有する機数が１３と少ないため、整備士の数は限られ、整備士に負担がかかっていた可能性がある。自衛隊関係者から『整備の質が落ちている』という不安の声を聞いていた」と明かす。

　自衛隊機を巡っては、昨年５月に陸自のＬＲ２連絡偵察機が北海道北斗市の山中に墜落。同８月と１０月には海上自衛隊と航空自衛隊のヘリコプターが、それぞれ青森県沖と浜松市沖に墜落し、乗員はいずれも死亡か行方不明となるなどトラブルが絶えない。

　一方、米軍機を巡っても沖縄県東村で昨年１０月、大型輸送ヘリが不時着、炎上する事故が起きるなどトラブルが相次ぐ。別の自衛隊幹部は「北朝鮮情勢などの緊迫化に伴い、訓練などが激化していることが背景にあるのでは」と推測。日本政府は米側に再三にわたって再発防止を求めてきたが、防衛省幹部は「米軍に整備をきちんとしろと言っている最中なのに」と対米交渉への影響を懸念する。【前谷宏、酒井祥宏、奥山はるな】

オスプレイの配備に影響も

　陸自のヘリが佐賀県の民家に墜落した事故の衝撃は政府内にも広がった。自衛隊への信頼が揺らぐことや、オスプレイの佐賀空港（佐賀市）への配備計画に影響が出ることを懸念する声が上がった。

　小野寺五典防衛相は５日夜、佐賀県の山口祥義知事と事故現場となった同県神埼市の松本茂幸市長に電話で謝罪し、原因究明と再発防止を徹底すると伝えた。防衛省は大野敬太郎政務官を現地に派遣した。同省幹部は「民間人にけが人が出ており、自衛隊員だけの事故とは全く違う。自衛隊への信用問題だ」と語った。

　墜落したＡＨ６４Ｄ戦闘ヘリは、陸自目達原駐屯地（佐賀県吉野ケ里町）の所属。この駐屯地の周辺は市街化が進んでおり、ＡＨ６４Ｄを含むヘリ計約５０機が、新たに配備されるオスプレイとともに、佐賀空港に移駐する計画になっている。

　今回の事故が計画にどのような影響を及ぼすか、現時点では見通せないが、「地元調整が難航しているオスプレイの配備については影響は避けられない」（防衛省幹部）との声が出ている。配備計画を担当する佐賀県の古賀英敏・政策部調整監は「県民の不安は高まっている。国は原因究明と安全対策をしっかりやっていただきたい」と政府に対応を求めた。

　南西諸島の防衛を重視する陸自は、今年３月に相浦駐屯地（長崎県佐世保市）に離島防衛部隊「水陸機動団」を新設。部隊の移動手段として、約６０キロの距離にある佐賀空港にオスプレイを配備し、機動的な運用を確保する計画だ。だが、地権者である漁業者が難色を示し、目指している２０１９年度からの運用開始には黄信号がともっていた。今回の事故を受け、配備はさらに難しくなった。

　陸自はオスプレイ１７機を導入予定で、今年１１月ごろには最初の１機が米側から納入される。防衛省は当面、高遊原（たかゆうばる）分屯地（熊本県）やオスプレイの整備拠点がある木更津駐屯地（千葉県）に暫定配備することを検討。だが、佐賀への配備が遅れれば、水陸機動団の任務に支障が出かねない。

　佐賀空港近くに住み、計画への反対運動を続けているノリ養殖業、古賀初次さん（６８）は「ヘリが住宅に墜落するようなら、国内外で墜落事故が頻発して安全性に確証が持てないオスプレイならなおさら不安だ」と訴えた。そのうえで「今回の事故で、危険性がより身近に感じられるようになり、反対運動はこれから盛り上がると思う」と語った。【秋山信一、比嘉洋】

https://mainichi.jp/articles/20180206/ddm/003/040/184000c

これって軽微な整備の範疇でしょ、せいぜいオイルを交換したり、通常よりも念入りに目視するくらいの点検だろうと思う。

まさか５０時間毎にローターを取り外しての整備だとか、エンジンを分解しての整備なんてやらないよね。

それにも拘らず、ローターが飛ぶというのは致命的な欠陥が有ると言う事。
それが確認されて適正な対応が取られるまでは飛ばすべきではない。

４０００時間の耐久性がある、複合金属製の回転翼は、わずか３００時間で、先端から３０センチの所に、亀裂が見つかった。

＞　ARMY GROUNDS NEW COPTERS AFTER DEFECT IS FOUND　　Published: January 31, 1986

http://www.nytimes.com/1986/01/31/us/army-grounds-new-copters-after-defect-is-found.html

正確な原因は不明だけれど、エンジン・オイル液圧調整器（reservoir servicing unit）の不具合によって、生死に関わる重大事故が起きる可能性。

＞　EXCLUSIVE: Army Apache chopper has critical flaw, hydraulic fluid contamination

・・・・A military investigation into an Apache attack-helicopter mishap has found potential hydraulic fluid contamination that could cause “a catastrophic failure and loss of life,” government contracting records show.・・・・

・・・・Further investigation of the Tronair [reservoir servicing unit] being used in the field revealed corrosion and design issues that could result in contaminating the hydraulic fluid when servicing the Army’s helicopter fleet,” an Army contracting official wrote.

https://www.washingtontimes.com/news/2014/nov/4/army-apache-helicopter-design-flaw-could-cause-cat/

それは無いと思います、パイロットが不調に成ったらローターが飛ぶんですか？

回転翼が外れたと思われる瞬間の、コマが飛んでいて、不自然だ。

５日、佐賀県神埼市で陸上自衛隊のヘリコプターが住宅に墜落して炎上し、隊員１人が死亡するなどした事故で、直前に行われた整備で４枚のプロペラを機体につなぎ止める部品を交換していたことがわかりました。プロペラが外れているのを見たという目撃情報もあることなどから、防衛省は当時の整備状況についても詳しく調べることにしています。

５日夕方、陸上自衛隊のＡＨ６４戦闘ヘリコプター１機が神埼市の住宅に墜落して炎上し、乗っていた隊員２人のうち、副操縦士の高山啓希１等陸曹（２６）が死亡しました。

また、機長の齊藤謙一２等陸佐（４３）の行方がわかっていませんが、午前８時すぎに事故機の残がいの下で遺体の一部が見つかり、防衛省などが確認を急いでいます。

事故機は当時、定期整備後の試験飛行を行っていましたが、防衛省のその後の調べで、この整備の際に「メインローターヘッド」という４枚のプロペラを機体につなぎ止める部品を交換していたことがわかりました。この部品は、飛行時間が１７５０時間になるころ交換することになっていて、事故機については平成１８年３月末に部隊に配備されて以降、今回が初めての交換だということです。

プロペラが外れているのを見たという目撃情報もあることなどから、防衛省は、当時の整備状況についても詳しく調べることにしています。

また、事故機は３つの装置に微量の放射性物質が使われているため、防衛省は墜落現場と部品が落下した地点で放射線量の測定を行い、これまでのところ、通常に比べて高い数値は出ていないということです。

飛行中 急に落下か

５日、佐賀県神埼市の住宅に墜落した陸上自衛隊のヘリコプターは、飛行中に突然、動きが鈍くなり、その後、ほぼまっすぐに地上に落下していたことが、墜落の瞬間を記録した映像からわかりました。

５日夕方、陸上自衛隊のＡＨ６４戦闘ヘリコプターが佐賀県神埼市の住宅に墜落した事故で、現場近くを走っていた車のドライブレコーダーが、墜落の瞬間を偶然、記録していました。映像では、ヘリコプターが飛行中に突然、動きが鈍くなり、その後、機首を下に向けるようにして、１０秒ほどの短い間に、ほぼまっすぐに墜落しているのがわかります。

現場周辺では複数の住民が、ヘリコプターのメインローターと呼ばれる大きな回転翼と見られる板状の部品が上空で落下したあと墜落したと話しています。

メインローターを失うと、ヘリコプターは、飛行を続けることができなくなることから、警察や自衛隊は、機体の壊れ方や散乱した部品の状況を確認するなどして、事故の原因を詳しく調べることにしています。

佐賀県知事が現場視察

佐賀県の山口知事は６日午前、ヘリコプターが墜落した現場を視察しました。

山口知事は、６日午前１０時すぎ、神埼市のヘリコプターが墜落した現場を訪れ、規制線の中に入って建物の被害状況などを視察しました。このあと山口知事は記者団に対し、「市街地なので県民が巻き添えとならないように、事故を二度と起こさないことが重要だ」と述べました。

また、陸上自衛隊が導入する新型輸送機「オスプレイ」の佐賀空港への配備計画については、「それはそれで改めて考えていきたい」と述べました。

このあと山口知事は現場近くで、けがをした小学５年生の女の子の両親と面会し、女の子の様子などを聞きました。面会後、知事は「ご両親から『娘はショックを受け、これを一生背負っていかなければいけない』という話をされた。ご両親もかなりショックを受けられているので全力で支えていくと伝えた。県としてずっと寄り添っていかなければいけない」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180206/k10011317081000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_001

自動車産業、航空機産業と基幹産業の劣化が疑われる。

「マニュアル頼り」で労働環境の劣化がもたらした事故と推定される。

トランプには想像出来ない事態。

日本も「アメリカ一辺倒」だから「アメリカの後を追う」だろう。

動画ではプロペラが完全停止したあとの落ち方をしているように見える。
落ちた先で犠牲となった子どもに対して、最高責任者として安倍はどう保障するつもりなのか。

動画ではプロペラが完全停止したあとの落ち方をしているように見える。このタイプの機は遠隔操作は可能なのか？

ん？無意味？と言うか、そうした言い訳で責任逃れは出来ないよ？という話。
整備の手抜きの所為だとするのも同じ。そんなことは赦されない。それが現在の組織社会の徹底したコンプライアンス指導綱領であるはずだね？

日本に於ける一連の軍用機の落下事故のニュースで、その異様な事故率の高さに国民は不審感を募らせている状況にあるのでは？その中にあってまたこれだから。この責任は誰にある？自称、最高指揮官の責任の取り方を注視すべきで、これ対して簡単な言い逃れはできないよね？

落ちた場所が良かったという話でもないし、被害にあった子どもが怪我で済んだから大した事件には至らなかったという話でも全く無い。被害者とされる女子は事故当時、自宅で当たり前に自室にいたらしい。死んでいてもおかしくなかった。助かったという安堵は今の所強いかもしれないが、徐々に両親の怒りは高まっていくはずだ。何も旅行先で事故に巻き込まれたという話でもない。一方的に命が脅かされたということだ。

同質の事故は駐留米軍が難度も経験してる。その都度何をやって来たかを考えれば良い。
責任の所在がどこにあるか。どのように責任を果たすか。今回の問題の本質はそれと変わらない。
駐留米軍はこれら不祥事の原因をどう結論づけたっけね？忙しすぎた隊員たちの士気の乱れの現れ？
慰労が必要？再発防止のために何をしたか？

もし同様の結論づけでこの事件が片されるなら、さらに軍事予算の充足に上乗せが期待されるという話にもつれ込むんじゃない？

草津白根山の噴火場所で安倍のわが軍が訓練中

今回の墜落ヘリが飛び立ったのも安倍のわが軍の駐屯地吉野ヶ里

安倍のわが軍がシオニスト米軍の指揮命令下、何らかの任務を遂行する過程で

負傷者や死亡者が発生する不測の事態が起きている

安倍のわが軍の作戦遂行はすべて敵方に筒抜けなのだろう

安倍自公維新が国会で強行に採決した「戦争法案」というのは
米軍の傘下に日本の自衛隊を組み込み
米国政府（影の政府も当然含む）や米軍や戦争やネオコンそして
シオニストＮＷＯグローバリストらの支配体制を維持存続繁栄させる為
資金提供そして自衛隊員らの命を差し出させるというマフィアの「血の掟」
に等しい取り決めなわけです。
日本を守ったり日本人を守ったりする目的から
上記米国とその背後に控える支配権力層の「私兵軍」へと変わってしまったのです。
米国の予算審議が棚上げにされ取りあえずは２月８日まで暫定措置がとられており
要はとにかく米国政府（影の政府から独立分離している可能性も当然あり）の延命
のために安倍のわが軍が日本国内での作戦遂行に動員されているという視点から
この一連の事件を捉える必要があるのです。
米国影の政府の操り大統領の役回りのマイク・ペンス副大統領が来日、
天皇陛下に会う予定であることから米国政府の延命資金の無心目的も推測できます。
一部では安倍に解散か辞職の進退を迫ったと言われているマイク・ペンスが
安倍に会いどのような発言をするのか。
現在の流れでは戦争屋ネオコンやシオニストＮＷＯグローバリストらの描く
日本軍国化アジェンダが変わらず遂行されてますので、
日本国民にとって明るい展開は望み薄なのかもしれません。
上記支配権力者筋にとっての自衛隊員は既に好きなように使える「駒」と
成り果てていますからどんな事故や不祥事で命を落とそうが
それこ米国政府を延命するためであれば当然のことと受け止めている筈です。
安倍自公維新の犯した罪は日本国の歴史にと日本国民の記憶に深く刻まれることと
なりましたが本当に犯した罪の重さは計り知れません。

米国の影の政府の回転資金を払いなさいと、天皇陛下にみかじめ料を

払えと、いわば暴力団の脅しなわけですな。

自衛隊のヘリ墜落事故ですが、パイロットがどうも熊本人工地震と関係ありそうなことから、「口封じ」の線も濃厚なわけですが、たいへんその参考になる記事を旧RKブログよりご紹介。
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ネイビーシールズ：口封じしたければ、ヘリに集団で乗せろ。
旧RKブログ 2011/08/07 14:54

http://oldrkblog.s17.xrea.com/201108/article_24.html

口封じしたければ、ヘリに集団で乗せろ。

ビンラディンの暗殺など、最初から実体のないCIA謀略であり、暗殺作戦成功など虚報である。そもそもビンラディンはユダヤ米国の仲間内であり、「米国の敵を演じる役割のCIA要員」である。

よって、ラデイン暗殺にかかわったとされるネイビーシールズは、当然、「嘘作戦」の内情を知っている。（RK命名：エアー・アサシネイション）口を割られては困るからヘリに集団で乗せて撃墜したと世界中の賢者が思っているはずだ。

ラディン暗殺成功の猿芝居は、世界中のイスラムを怒らせて中東戦争を惹起し、米国財政破綻をごまかすのが目的だったが、これも時間切れのようである。米兵の犠牲者に黙とう。真実を知らないでいると、自国に殺されることすらある。300人の癌死WTC作業者のように。

●死亡者の中にネイビーシールズ　アフガンヘリ撃墜で　産経新聞 8月7日(日)11時4分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110807-00000507-san-int

【ワシントン＝佐々木類】アフガニスタン中部ワルダク州で５日夜、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）軍ヘリコプターが墜落、計３７人が死亡した中に、国際テロ組織アルカーイダの元指導者、ウサマ・ビンラーディンの隠れ家を急襲、成功させた米海軍特殊部隊（ネイビーシールズ）隊員が含まれていたことが明らかになった。ＡＰ通信など米メディアが６日伝えた。

６日付のＡＰ通信などによると、ＮＡＴＯ軍のヘリコプターは撃墜され、死亡した米軍部隊３０人のうち、ネイビーシールズは２０人含まれていた。２０人のうち、急襲に参加したメンバーの数は不明。

オバマ大統領は５日午後８時、別荘のあるメリーランド州のキャンプデービッドで、国家安全保障担当のドニロン大統領補佐官から報告を受けた。ＡＰ通信は、当初、死亡した米軍兵士は３１人と伝えられたが、３０人の誤りとしている。

佐賀県民にバチが当たった^^

問題は、どうしてメインローターが外れるというマンガのような現象が起きたのかだ。