学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改ざんを巡る問題で、衆院予算委員会で２７日午後、前財務省理財局長で今月９日に国税庁長官を辞任した佐川宣寿氏に対する証人喚問が始まった。

　この日午前中に開催された参院予算委の喚問では、佐川氏は首相官邸の指示や安倍晋三首相の妻昭恵氏らの関与や政治家の不当な圧力を否定。同時に具体的な改ざんの経緯や理由、自身の関与については「刑事訴追を受ける恐れがある」として証言を拒否した。【統合デジタル取材センター】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000044-mai-pol

　学校法人「森友学園」との国有地取引に関する財務省の決裁文書改ざん問題をめぐり、衆院予算委員会は27日午後、当時理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問を実施した。

　佐川氏は午前の参院予算委での喚問に続き、自身の関与について証言を拒否。安倍晋三首相や妻昭恵氏らの指示はなかったと重ねて否定した。

　改ざんは決裁文書14件で行われ、学園が開学を目指した小学校の名誉校長に一時就いていた昭恵氏に関する記述などが削除されていた。財務省は、佐川氏の不当な働き掛けはなかったなどとした国会答弁に合わせるため、昨年2月下旬から4月に理財局内で行われたと説明している。

　喚問は河村建夫委員長の総括尋問に続き、自民党の石田真敏氏、公明党の竹内譲氏、立憲民主党の逢坂誠二氏らが質問する。　

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000055-jij-pol

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後、衆院予算委員会での証人喚問で、財務省の決裁文書改竄をめぐり、河村建夫委員長から関与の有無を問われ、「告発を受けている身であり、今回の書き換えが捜査の対象となっている可能性がある。刑事訴追の恐れがあるので、答弁を差し控えたい」と述べた。

　一方、「国民の皆さまに行政の信頼を揺るがす事態を招き、誠に申し訳なく思っている。当時の担当（理財）局長として、ひとえに責任は私にある」と陳謝した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000572-san-pol

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会での証人喚問で、森友学園への国有地売却に関する財務省の決裁文書に記載された「特例承認」の意味について、「国有地は売り払いが原則だが、貸し付けもある。３年を超える貸し付けの場合は本省の承認が必要だった」と説明した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000574-san-pol

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、財務省の決裁文書改竄の経緯や理由について「刑事訴追の恐れがある」として、午前中の参院予算委に続き証言を拒否した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000575-san-pol

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、学校法人「森友学園」への国有地売却に関し、平成２８年３月に新たな地中ごみが見つかり、２９年４月に予定していた小学校の開校が遅れるとして学園側の代理人から損害賠償請求を起こされる可能性について「ずいぶん意識していた」と語った。

　ごみの撤去を入札した場合は時間がかかって開校が遅れる可能性があり、対応を急いだとの認識を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000576-san-pol

　学校法人「森友学園」との国有地取引に関する財務省の決裁文書改ざんをめぐり、野党は27日の衆院予算委員会理事会で、安倍晋三首相夫人の昭恵氏に加え、夫人付職員だった谷査恵子氏、迫田英典元国税庁長官、武内良樹財務省国際局長の証人喚問を要求した。

　また、同日の佐川宣寿前国税庁長官の喚問を踏まえ、首相出席の集中審議開催も求めた。与党側は回答を留保した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000063-jij-pol

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、財務省の決裁文書にかかわっていた近畿財務局の職員が自殺し、遺書に「上からの指示で文書を書き直させられた」などと記していたとされることに関し、自殺を知ったのは９日の報道を通じてであり、自殺の経緯については知らないと語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000578-san-pol

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、改竄前の財務省の決裁文書を見たかどうかを問われ「刑事訴追の恐れがあるので答弁を控える」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000579-san-pol

　学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改ざん問題を巡る２７日の証人喚問で、当時財務省理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官は午後の衆院予算委でも、質問が改ざんの経緯や理由に及ぶと「捜査の対象となっているので答弁を控えさせていただきたい」と繰り返した。また、政治家や安倍昭恵首相夫人の影響についても午前中同様、「影響があったとは思っていない」と述べた。石田真敏氏（自民党）の質問。【統合デジタル取材センター】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000049-mai-pol

　政治家の関与や指示を「ありませんでした」ときっぱり否定したが、動機などは捜査中を理由に明確な答弁を拒んだ。学校法人「森友学園」（大阪市）への国有地売却に関する文書改竄（かいざん）問題で、２７日午前に始まった佐川宣寿（のぶひさ）前国税庁長官の証人喚問。改竄当時の財務省理財局長でキーマンとされるだけに厳しい質問も浴びせられ、答弁拒否に紛糾する場面もあった。

　午前９時半前、参院第１委員会室。国税庁長官辞任を表明した９日以降、初めて公の場に姿を現した佐川氏は、黒のスーツに紺のネクタイ姿で、終始硬い表情のまま証言席に腰掛けた。緊張からか肩を上下に揺らす光景も見られた。

　冒頭、参院予算委の金子原二郎委員長による総括質問で、書き換えを知っていたかどうかなどを問う最初の質問に対し、「刑事訴追を受ける恐れがあり、答弁を差し控えたい」と答えると、議場からどよめきと失笑が起きた。

　国会が混乱したことへの責任を問われると、はっきりした口調で「大きな混乱を招き、当時の担当局長として責任はひとえに私にある」とし、「申し訳ありませんでした」と述べて深々と約３秒間頭を下げた。

　佐川氏は、森友学園との国有地売却契約が結ばれる３日前の平成２８年６月１７日に理財局長に就任。２９年７月５日に国税庁長官となるまで国会での答弁に立ち、１４文書に及ぶ改竄の経緯について把握していたとされる。それだけに改竄に政治家の関与があったのかどうかに質問が集中した。

　総括質問で「このような判断を理財局だけでできるのか」と問われると、「理財局の個別案件であり、理財局の中で対応する。理財局の外、ましてや総理官邸に報告することはない」と証言した。

　続いて質問に立った自民の丸川珠代議員も、安倍晋三首相や昭恵夫人、菅義偉官房長官、麻生太郎財務相らに加え、首相や大臣の秘書官から「（改竄の）指示はありましたか」と一人ずつ確認。佐川氏は、いずれも語気を強めて早口で、身ぶりを交えつつ「（指示などは）ありませんでした」「ございませんでした」と繰り返して否定した。

　一方、当初の文書から、なぜ夫人名を削除したのかを問われると、後ろに座る補助人の弁護士に相談し、「捜査の対象になっており、答弁を差し控えたい」と慎重な姿勢を見せた。

　学園側との価格交渉をめぐる国会答弁について問われると、言葉に詰まる場面も見られたが、「『最後は不動産鑑定価格によって決まる』という答弁をしてきた。私自身の答弁は今でもそういう意味では正しかった」ときっぱり。

　また、安倍首相が昨年２月に「私や妻が（国有地売却に）関わっていれば首相も国会議員も辞める」とした答弁が改竄に影響を与えたかどうかを民進の小川敏夫議員がただすと、佐川氏は「私は総理のその答弁で認識を変えたという意識はない」と答えた。

　一方、共産の小池晃議員は昨年２〜３月の国会審議で、佐川氏が改竄前の文書に基づいて答弁していたのかどうかなどを質問。佐川氏が「訴追の恐れがあるので」として何度も答弁を避けると、小池氏が「何を聞いても答えない。これでは証人喚問の意味がない」との抗議を受けて議事が何度も中断した。この日午前の証言拒否は２９回に及んだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000580-san-pol

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、昨年５月に国会に提出された財務省の決裁文書が改竄（かいざん）されていたと知っていたかどうかについて「刑事訴追の恐れがあるので答弁を控える」と述べた。改竄の経緯についても重ねて答弁を拒否した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000581-san-pol

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、財務省理財局長として昨年の国会で森友学園への国有地売却に関し「交渉記録は廃棄した」などの答弁が誤っていたのではないかと指摘されたが、「刑事訴追の恐れがあるので答弁を控える」と語った。安倍晋三首相らの国会答弁が自身の答弁に与えた影響については否定した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000582-san-pol

こいつは上にはヘーコラし、下にはパワハラを常習とする小さい奴（そんな奴じゃ無いと出世出来ない日本の社会病巣だが）。同情とか憐憫はハナから無用だった。

同情したら、バカだと思い知るよ。

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、安倍晋三首相が森友学園への国有地売却に関し昨年２月に自身や昭恵夫人らが関与していたら「首相も国会議員も辞める」と答弁したことを受け、自身の国会答弁について官邸側や財務省理財局内で協議したことはないと明言した。決裁文書改竄の官邸側の指示についても重ねて否定した。今回の証人喚問にあたり、官邸側と事前に調整はしていないとも語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000583-san-pol

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、森友学園への国有地売却に関し交渉時に財務省理財局長だった前任の迫田英典氏から森友学園問題について「一切、引き継ぎを受けていない」と語った。学園への国有地売却は昨年２月の報道で初めて知ったとした上で「国会での議論がどんどん大きくなり、その中で必死に走っていたというのが実感だ」とも述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000586-san-pol

衆院予算委員会の証人喚問で立憲民主党の逢坂誠二氏の質問に答えるため挙手する佐川宣寿前国税庁長官＝２７日午後、国会・衆院第１委員室（酒巻俊介撮影）
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000585-san-pol.view-000

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、補佐人を務める弁護士も含め、今回の喚問にあたり「政府関係者や与党の関係者との接触はない」と語った。　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、補佐人を務める弁護士も含め、今回の喚問にあたり「政府関係者や与党の関係者との接触はない」と語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000585-san-pol

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、森友学園と安倍昭恵首相夫人との関わりについて初めて知ったのは昨年２月の報道だったと述べた。学園への国有地売却額が非開示だったことを報じた記事で、学園が設立を目指した小学校の名誉会長に昭恵氏が就任していたことが書いてあったのを読んだと語った。改竄前の決裁文書に記載された昭恵氏の名前を見たのかどうかとの質問に対しては「捜査の範囲に入っている」として証言を拒否した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000588-san-pol

学校法人「森友学園」の国有地売却をめぐる財務省による公文書改ざん問題で、佐川宣寿・前国税庁長官の衆議院での証人喚問が3月27日午後2時、始まった。

その中で、公明党の竹内譲議員が財務省近畿財務局の職員が自殺したことをどう感じているのか尋ねると、佐川氏は「心よりご冥福を祈りたい」と語った。【瀬谷健介 / BuzzFeed Japan】

自殺した財務省・近畿財務局の職員は50代の男性で、今回の国有地の担当部署に所属していた。財務省が公文書の書き換えを認める3月7日、神戸市の自宅で首をつって亡くなっているのが見つかった。

佐川氏は男性の自殺が発覚した3月9日に国税庁長官を辞任した。

NHKによると、男性は「勝手にやったのではなく財務省からの指示があった」「決済調書の内容が詳しすぎると言われ、上司に書き直させられた」「このままでは自分1人の責任にされてしまう」という趣旨のメモを残していた。

また、昨年夏には親族に電話で「常識が壊された」「異動できずつらい」と話していたという。

「本当に申し訳ない、の一言くらいないんですか」

竹内議員は「この行動につきまして、どのように感じていますか」と佐川氏に問うた。佐川氏は9日にニュースで知り、「大変残念でございまして、心よりご冥福を祈りたいという風に思っております」と話すと、「ただ」と付け加えた。

「ただ、亡くなられた方の遺書の話は、亡くなられた経緯等々は一切承知しておりませんので、その点につきまして、何か申し述べることはできない。何か申し上げられないということでございますので、ご理解賜りたいという風に思います」

その後、竹内議員は「本当に申し訳ない、の一言くらいないんですか」と問い詰めた。佐川氏は、事実関係を把握していないとして「仮に」担当職員で書き換えにつながったのであれば「それは本当に申し訳ないことだと思います」と頭を下げた。

佐川氏はこの日の午前、参院予算委で証人喚問に立ち、議員たちからの質問に対して「刑事訴追を受ける恐れがあり、答弁を差し控えたい」などと次々と回答を避けた。午後の証人喚問でも同様の答弁が続いている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00010004-bfj-pol

「疑惑解明につながっていない」

学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の文書改ざん問題について、国会では衆参両院で27日、佐川前国税庁長官の証人喚問が行われた。

午前中質問に立った共産党の小池書記局長は、過去の答弁が改ざん前の決裁文書に基づくものかを追及したのに対し、佐川氏が繰り返し証言を拒んだため審議は一時中断。

小池書記局長は「これでは証人喚問の意味が全くない」と怒りを露わにした。

また、立憲民主党の辻元国対委員長は「自ら『トカゲの尻尾』になろうとしているのかなと」と述べた。

野党側は、「茶番劇だ」などと反発していて、昭恵夫人らの国会招致につなげていきたい考え。

追及の矢面に立たされている佐川氏とはどのような人物なのか。

東京大学経済学部出身の佐川氏が旧大蔵省に入ったのは1982年。

内定者が一堂に会した場には、東京大学法学部卒業の片山さつき議員の姿もあった。

当時、大蔵官僚のイメージを聞かれた佐川氏は、「言葉からは華麗で万能というイメージがある」と答えていた。

入省後、順調に出世の階段を上り、2001年には『塩爺』こと塩川財務大臣の秘書官に就任。

閣議後の大臣会見の席でコーヒーを移動させたりと気の利く秘書の一面を見せていた。

パワハラ上司リストに名前

しかし、部下に対しては違ったようだ。

財務省の若手官僚が作成したパワハラ上司のリスト。その名も「財務省・恐竜番付」。

2005年に作成された番付には、前頭4枚目に佐川氏の名前。前頭1枚目には片山さつき議員の名前が載っている。

この7年後に作られた2012年版「新恐竜番付」では、佐川氏のランクは二つ下がった前頭6枚目にあった。

与党内からも「昭恵夫人は記者会見で事実関係を明らかにすべきだ」

証人喚問で佐川氏は、改ざんについて、自身の関与や改ざんの経緯について刑事訴追のおそれを理由に一貫して答弁を拒否し、また、改ざんや森友学園への国有地の売却に関し、安倍首相や昭恵夫人らの関与を否定した。

与党内からは「既定路線通り、淡々と進んでいる。さすがの答弁だ」との声や「悪くない流れだ」との声が上がっている。

ただ、昭恵夫人の国会招致については、与党内からも、「昭恵夫人は、記者会見で事実関係を明らかにすべきだ」との声や真相究明のため国会に特別委員会を設置すべきだとの声も上がっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00010006-houdouk-pol

　◇佐川氏「総理とか総理夫人の話はなかった」繰り返す

　学校法人「森友学園」問題を巡る証人喚問で当時財務省理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委で、安倍晋三首相の妻昭恵氏に対する忖度（そんたく）について「まさに個々の内面の話。ここで特定のことを言うことはできません」とかわした。今井雅人氏（希望）の質問に答えた。今井氏は「なぜ影響がなかったと断言できるのか」と追及したが、佐川氏は「昨年の一連の答弁でいろいろ局内から報告を受ける中で、総理とか総理夫人の話はなかったということを申し上げているわけであります」とする回答を繰り返した。【統合デジタル取材センター】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000053-mai-pol

　佐川宣寿前国税庁長官は２７日午後の衆院予算委員会の証人喚問で、森友学園前理事長の籠池泰典被告が野党議員との接見で、昨年２月の国有地売却問題発覚後に「財務省職員から身を隠すように指示があった」と述べていたことについて「全くそういうことはしていない」と全面的に否定した。籠池被告と２３日に接見した希望の党の今井雅人衆院議員の質問に答えた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000589-san-pol

　菅義偉官房長官は27日午後の記者会見で、佐川宣寿前国税庁長官が証人喚問で財務省決裁文書改ざんへの首相官邸や政治家の関与を否定したことについて「（関与が）なかったからではないか」と語った。　

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000071-jij-pol

学校法人「森友学園」の国有地売却をめぐる財務省による公文書改ざん問題。3月27日午前9時半ごろから始まった、佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問が午後4時すぎに終わった。

午後の衆議院予算委員会で、最後に日本維新の会の丸山穂高議員が追及。佐川氏は「国民の皆さんにお話ししたいこと、お話しいただけますか」と質問をされると「申し上げます」と切り出した。【瀬谷健介 / BuzzFeed Japan】

丸山議員は公文書の改ざんについて主に質問したが、佐川氏はことごとく否定した。持ち時間はわずか5分間。話題を切り替え、締めに入った。

この日の証人喚問で「国民が知りたい真相について、解明できたと考えているか」と尋ねると、佐川氏は挙手し、こう述べた。

「実際にどういう経緯で、誰がやったかについてはお答えできておりません。先ほどから委員の方々からお叱りを受けておりますので、そこについてはご満足できていないだろうと思います」

今回の証人喚問では、公文書の書き換えを、誰が、いつ、なんのために指示したのかが、一つの焦点になっていた。

しかし、佐川氏は終始「私は捜査の対象であり、刑事訴追を受ける恐れがあるので、答弁を差し控えさせていただきます」などと回答を避けた。そのため、佐川氏は「そこについてはご満足できていないだろう」と回答した。

その答弁を聞いた丸山議員は、「（真相を）解明できてない、と思われているということですね」と確認。それに対し、佐川氏は「最後は司法の判断だと思う」と述べた。

何度も口にした言葉

質疑の最後、丸山議員は「率直に国民の皆さんにお話ししたいこと、お話しいただけますか」と問いかけると、佐川氏は次のように語った。

「申し上げます。こうした事態になりまして、行政の信頼を揺るがすようなことになりまして、本当に国民の皆様に大変申し訳ないと思っております。お詫び申し上げます」

この日、何度も口にした言葉だった。そして、佐川氏は深々と頭を下げて証人喚問を終えた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00010005-bfj-pol

「特殊案件」「特例的案件」「本件の特殊性」は総理案件だと言うことである。総理案件と言う言葉が質問された時の佐川の慌て方は異様だった取り繕った言葉で我関せずの様に話をすり替えた仕草は決定的な佐川の弱みだったのである。