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南北会談を受け拉致被害者・蓮池薫が国民に対話を呼びかけ!「拉致解決の大きなチャンス、日朝国交正常化を支持して」(リテラ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/819.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 5 月 01 日 12:45:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

南北会談を受け拉致被害者・蓮池薫が国民に対話を呼びかけ!「拉致解決の大きなチャンス、日朝国交正常化を支持して」
http://lite-ra.com/2018/05/post-3985.html
2018.05.01 拉致被害者・蓮池薫氏が国民に対話呼びかけ リテラ

     
     『池上彰緊急スペシャル」で池上インタビューに応える蓮池薫氏


 朝鮮半島の平和に向けて歴史的な一歩となった南北首脳会談。2〜3週間のうちには米朝会談も行われる予定だが、日本もこの対話の流れを全面的に支持し、積極的にコミットしていく必要があるだろう。なぜならこれは朝鮮半島の非核化や朝鮮戦争終結につながるだけでなく、日本人拉致問題の解決にも大きな突破口となる可能性があるからだ。北朝鮮との対話は、政治的な立場とは関係なく、プラグマティックな意味で最大のチャンスなのである。

 ところが、日本のメディアは相変わらず「北朝鮮は日本の金を狙っているだけ」「北朝鮮に騙されるな」と連呼するばかり。安倍政権も、表向きは歓迎コメントを出したが、現実には強硬対決路線をまったく変えようとしていない。

 そんななか、テレビで勇気のある発言をしたのが、拉致被害者である蓮池薫氏だった。

 4月29日に放送された『池上彰緊急スペシャル 激動の朝鮮半島!どうなる拉致問題!平成の宿題 徹底解説』(フジテレビ)のインタビューで、池上氏から「日本にいる私たちに何ができると思いますか」と聞かれた蓮池薫氏は、こう踏み込んだのだ。

「国民のみなさんにお願いしたいのはですね、『そもそも拉致というのは国家犯罪でそこに見返りとかそういうものはありえない』というのは当然、正論だと思いますが、しかし『拉致問題を解決すれば国交正常化』というこのパターンを受け入れて、支持していただきたい。
 強気に行って、追い込んで、降伏させるというには時間がかかるし、なかなか無理だろうと、いま当面は。だから、そういう日本政府が柔軟な政策に基づいて解決しようとしたときに、積極的に支持していただければ、政府は動きやすいでしょうし、そうすれば解決への道が大きく開けてくるのかなと。まさにそのタイミングはいま近づいてきているのかなと、こう思います」

 言葉こそ慎重に選んでいるが、これは、いままでの日本政府の圧力一辺倒に疑義を呈し、その転換を国民世論に訴えかけたものに他ならない。

 拉致被害者である蓮池薫氏自身が、ここまで踏み込んだ発言をするというのは異例のことだ。薫氏の兄である元「家族会」副代表・蓮池透氏は近年、安倍首相らによる拉致問題の政治利用と圧力一辺倒を真っ向から批判するようになったが、薫氏はこれまで公の場で、拉致問題に関する日本政府の方針について具体的な言及をすることはほとんどなかった。

 自身の立場や、北朝鮮に対する国民感情、そしてこれまでの安倍首相による圧力を考慮して沈黙せざるを得なかったのだ。

■批判を承知で「対話と妥協」を呼びかけた蓮池薫氏の思い

 本サイトでは何度も指摘してきたが、拉致問題の解決を考えれば、北朝鮮への強硬姿勢、圧力一辺倒でなく、対話やある程度の妥協が必要なのは自明のことだ。そして、そのチャンスは過去に何度もあった。

 ところが、北朝鮮問題を改憲や愛国心扇動に政治利用したい安倍晋三首相と「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(「救う会」)は、圧力を強めれば北朝鮮の体制はすぐに崩壊して被害者が帰ってくるとのデタラメを強弁し続け、対話の可能性を探る動きを徹底的に封殺してきた。

 その結果、日本中が「圧力こそが唯一の道である」との空気で染められ、逆に、対話や妥協を主張することがタブーになってしまったのだ。

 それは、拉致被害者当人やその家族にとっても同様で、疑問を率直に口にした薫氏の兄・透氏は「家族会」を追放された。また、横田めぐみさんの両親、横田滋・早紀江夫妻は、2002年の段階で北朝鮮に行く計画が進んでいたが、「救う会」の圧力で断念せざるを得なくなり、その後もずっと“家族会の顔”として「北への圧力を強めろ」と叫び続けることを強いられた。

 この圧力強硬路線については、最近になって、早紀江さん自身が「(日本政府を)信じてよかったのか」と後悔の念を口にしたことが伝えられたが、薫氏も同じような圧力を受けていたことは容易に推測できる。

 いや、帰国を果たした被害者である薫氏へのプレッシャーはもっと強かったはずだ。北朝鮮への経済支援に対して好意的な見方をすれば「お前らは助けられた身でそんなことを言うのか」「残された被害者のことを考えろ」などというバッシングを受けるのは目に見えていた。それどころか「北朝鮮のスパイ」とレッテルを貼られ、血祭りにあげられてしまう可能性もあった。

 そんな蓮池薫氏が今回、勇気をふりしぼって口を開いたのは、前述したように、南北首脳会談が開かれ、米朝首脳会談が行われるこのタイミングが拉致問題解決の最大にして最後のチャンスと考えたからだろう。

 ところが、マスコミはあいかわらず「北朝鮮に金を払うなんてとんでもない」「制裁を解除したら思う壺だ」などとがなりたて、安倍政権も一向に前向きな姿勢を見せない。このまま、政権と世論が一体となって「北朝鮮に妥協するな」という声に覆われてしまったら、自分が帰国した直後のように、千載一遇のチャンスを逃してしまうことになりかねない。そうした切迫感が、薫氏を突き動かしたのではないか。

■北朝鮮の「並進路線」の行き詰まりを冷静に分析して戦略を語る蓮池薫氏

 ただし、蓮池薫氏の発言の中身そのものはけっして、感情論ではない。むしろ、そのベースには、北朝鮮の情勢に対する冷静な分析と戦略がある。少し長くなるが、可能な限り忠実に紹介しよう。

「私は、北朝鮮という国が拉致を認めたという理由は、2002年、つまり日本との関係改善といわゆる国交正常化とその後にある植民地支配に対する賠償に対する日本の支払いですよね、1兆円とか2兆円とかいう莫大な経済的支援が得られるというのがあったから動いたと思うんですね。
 その状況が、2006年ですか、北朝鮮が核実験をやりミサイルを撃ち、ということのなかでかなりトーンダウンしてしまった。平壌宣言はもう話にも上がらなくなってしまった。こういう状況で北が動くモチベーションというか、動機というのはなくなって、ほぼ見えなくなってしまった。
 ところが現在、米朝間で制裁やら軍事的圧力の結果でもあるかとは思うんですが、北が非核化に動こうとする兆しが見えてきたんです。これはつまり、核ミサイルの問題が解決する可能性が見えてきている。ならば、そこに拉致問題さえ解決すれば、あの2002年の平壌宣言がもう一回復活する可能性が出てきているわけです。だから、非常に大きなチャンスが今到来しつつあるのかなと、大きな期待をしているわけです」
「(北朝鮮が経済発展を考えたとき)そこで大きな役割をできるのは日本というのは、しっかり頭に入っていると思うんです。ですから、その時に日本がうまく交渉をしてですね、2002年の状況をもう一回回復し、先に進みましょうと。北にとっては非常に興味があるといいますか、十分に動く動機となる状況がつくられるとは思います」

 蓮池薫氏は現在の北朝鮮の姿勢が核開発と経済成長の両方を進めようとした「並進路線」を終わらせ経済一本に転換しようとしているとみており、日本側が2002年の平壌宣言に立ち戻り、植民地支配を謝罪し経済協力を実施する姿勢を見せれば、拉致問題が大きく動くチャンスがあると冷静に分析しているのだ。

 メディアではさまざまな自称“北朝鮮専門家”が登場して、その思惑を解説しているが、この薫氏の発言はなかでも最も冷静で説得力のある分析と言えるだろう。

 しかし、問題はこの蓮池薫氏の言葉が、安倍政権やマスコミに届くのか、ということだ。何度でも繰り返すが、安倍首相やその周りの右派勢力は拉致問題解決をめざしているわけでなく、改憲や愛国心強制に拉致問題を政治利用しようとしているにすぎない。そんな安倍首相が自分の支持層である右派勢力の反発を招いてまで、北朝鮮への経済協力に踏み切るとはとても思えないのだ。もちろん、いまも拉致タブーに縛られ、「北朝鮮に騙されるな」と叫び続けているマスコミもしかりだ。

 本サイトは、この問題について、安倍政権の拉致問題政治利用やマスコミの圧力扇動を批判してきた薫氏の兄である蓮池透氏に単独インタビューを行った。
その内容を近く配信する予定なので、こちらもあわせて読んでいただきたい。

(編集部)


ニチファミ!・2018年04月29日 池上彰緊急スペシャル激動の朝鮮半島!どうなる拉致問題!?
平成の…2018年04月29日


※38:00〜拉致問題 家族たちの戦い
42:50〜蓮池透氏インタビュー























 

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コメント
 
1. 日高見連邦共和国[8215] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年5月01日 13:05:40 : oUqWj6HTTU : M1jxPKSkn@8[8]

心から、全身全霊で支持します!!

2. 2018年5月01日 13:17:20 : XXZ0y5yHSE : K9jfzGvaW2E[8]
蓮池兄弟の発言は大概に於いて冷静で論理的なので好感が持てる。

3. 2018年5月01日 13:22:59 : eNvrdyVzRQ : 6mawt8rdyng[1]
政治が拉致問題を利用しすぎたのです。

人命の救助という考えが何1つない我が政権。今度は、政権の命綱に拉致被害者を利用するという。

ここで、国民の理解は、安倍政権の延命のために、拉致被害者救済デモなり高めることが素直にできない状態にある、という点でしょう。

安倍政権打倒という時期に。悩ましい課題です。ただ、命救済は誰もが同じ。
蓮池氏も、それを強調するしかないのでは?
チャンスという言い方は、よくないのです。安倍政権のチャンスと置き換えてしまうのですから。



4. 2018年5月01日 13:23:08 : 53wVq7Y1lU : tGpGHuavSH8[29]
核をもってる限り、信じるのは愚かだと思いますね
麻薬、覚せい剤、生物化学兵器 テロ支援国家ですよ
核を放棄して、検証できたらその先はあると思いますがね

5. 2018年5月01日 13:31:45 : hesCGq807o : As0RjqNJN@0[196]
>メディアではさまざまな自称“北朝鮮専門家”が登場して、その思惑を解説しているが、この薫氏の発言はなかでも最も冷静で説得力のある分析と言えるだろう。

薫氏、拉致問題を日々、考え続けている立場の方で、傾聴すべき

>しかし、問題はこの蓮池薫氏の言葉が、安倍政権やマスコミに届くのか、ということだ。何度でも繰り返すが、安倍首相やその周りの右派勢力は拉致問題解決をめざしているわけでなく、改憲や愛国心強制に拉致問題を政治利用しようとしているにすぎない。

安倍政治を終わらせるのが近道、安倍は決して変わらない


6. 2018年5月01日 13:35:06 : iA405TrDtE : CCXwCh8YoDw[60]
>>4さん
その言葉は私たちの国のパートナーである米国へそっくりそのまま当てはまる言葉ですよ。
しかも米国は嘘八百を言って武力に物を言わせ堂々と他国の国家を侵害して、殺戮、略奪やりたい放題です。
北朝鮮以上に悪い国家だと思います。
今回、北朝鮮は真摯に拉致被害者を帰す事だと思います、それを反故にしたら自らの目的である平和を確保できなくなるから。
安倍の動きによってはそれすら水を差される可能性は有りますが。

7. 2018年5月01日 13:49:10 : mXb0DFElIQ : Yta7WiuuzQI[59]
安倍政権を倒すことが、拉致問題解決への近道。
これは間違いない。

8. 2018年5月01日 14:06:18 : 53wVq7Y1lU : tGpGHuavSH8[30]
>>6

>その言葉は私たちの国のパートナーである米国へそっくりそのまま当てはまる言葉ですよ。

その米国との同盟で、日本が自由と平和を謳歌してきましたね
それを否定するわけですね


9. 2018年5月01日 15:50:27 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-2641]
20180430 ニュースなラヂオ #05「金正恩氏の思惑」
.
tacc77
2018/04/30 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=R68OXvFTXsA

10. 2018年5月01日 16:01:21 : 1RFEkLSxKM : GDNH4KJh0Mc[2771]
はいはい 安倍さんの手柄 安倍さんの手柄
これで満足?
池上もテレビでくだらねぇ事言ってねぇで
雑誌でインタビュー受けてる時みたいに
ちゃんと安倍政権を批判しろよ

11. 2018年5月01日 16:45:07 : c46FYcOSSU : bBkY@e1taHo[1]
 8へ。

 ホントに、日本は自由と平和を謳歌していたのかな? 
 そう思い込まされていたから、歪んで落ちぶれたいまの日本がある。戦後のアメリカ大衆文化に感化された者として、アメリカは決して嫌いな国ではないが、日本はアメリカからの自立を全く果たしていないのは事実。

 アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪をひく。
 アメリカのエゴに影響される“日本病は”徐々に徐々に進行している。まず、国民の平均所得が一向に伸びない。むしろ、他の先進諸国が伸びる中、平均所得は10数年前と大して変わらない。高額所得者も増えているが、所得格差が歴然とし始めた。
 学術レベルも伸びず、むしろ低下。中国、シンガポール、香港の複数の大学よりも、日本でトップとされる東大の世界的な評価は低い。
 頭の悪い安倍のような人間が増えれば、その国の病は治まらない。

 かつて東西ドイツの統一を祝福できた日本がいま、朝鮮半島の統一に向けた動きを歓迎できないのは、日本が病に侵されて自信を失い、余裕を失い、国富も失い、三等国家に成り下がってしまったからのような気がする。

 


12. 2018年5月01日 17:18:41 : LiAK8mOVpk : JfLzxe_9T5I[304]
>>8さん
>>6ですが、私の思うところは>>11さんが語ってくれています。
>それを否定するわけですね
否定をするも何も、騙されている事に気付か無くては成らないと思います。
敗戦が確定しているにも関わらず、ダメ押しでもなくただ結果とデーターを取りたいそれだけの理由で原爆を2個も落とされ、一瞬の内に赤ん坊からお年寄りまでの無辜の国民を数十万人も殺した米国。
米国が戦争でやった非人道な事を隠し、其れから日本を植民地化して上手い汁を吸うた為の、施しであったのと思っています。
また米国内や世界の人々を騙すための施しで有ったとも思っています。
1932年の米大統領選挙でルーズベルトに敗れたフーバー大統領が後年、裏切られた自由と言う回顧録を出しています、相当のボリュームが有る本の様です、書評を見るだけでも表の言い草と裏の行動、アメリカ国民をも裏切っていると思います。
そんな事を見聞きすると、確かに敗戦の中からアメリカの温かい施しと受け取った思う人も多いと思います。
私は将来おいしく食べる為の飼料であったのだろうと思います、もちろん普通の米国人もそんな事は全く知る由恵も無かったのだろうと思います、そのあらゆる人々を騙す策はいまに続いています。

はっきり言ってしまえばアメリカは北朝鮮の何百倍も悪どい国家で有ると思います、今も昔も。
そういった事を認識して世界を見なければ幾らでも、何時までもアメリカに騙されてしまい、私達の住む地球から永遠に平和が遠ざけれてしまうと思います。


13. 2018年5月01日 18:33:27 : F2vMJrU0CA : MZHJpKr25g8[1]
自由と平和を謳歌と言うが、大戦後にアメリカ空爆食らって死んだ人はおびただしい数なのですよ 
ジャップは太平洋戦争で十分に殺してやったから、その後は殺さない替わりに、ゼニを毟ることにしたの

殺し尽し、焼き尽くし、奪い尽す三光政策が実行されてきたのだ


14. 2018年5月01日 20:01:01 : 3ihTEV5XPA : T8ZrhnsIjhg[4]
>>8

それは吉田茂やら幣原やらが先を見込んで日本がアメリカのために「兵力」を
送らなくて済むようアメリカを「だまして」「九条」を潜ませておいたからだよ。
だから朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争に参戦しないですんだ。


15. 2018年5月01日 20:02:36 : Hycz75L8C2 : W5ceXGwAB90[1]
イラク戦争は参戦したらしいけど

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