これは深い病だ…文書やデータの改竄に社会が驚かない異常　金子勝の「天下の逆襲」（日刊ゲンダイ）赤かぶ

これは深い病だ…文書やデータの改竄に社会が驚かない異常　金子勝の「天下の逆襲」（日刊ゲンダイ）
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/441.html
投稿者赤かぶ日時 2018 年 5 月 30 日 08:30:05: igsppGRN/E9PQ　kNSCqYLU

これは深い病だ…文書やデータの改竄に社会が驚かない異常　金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/230050
2018年5月30日　日刊ゲンダイ

　
　予算を管理する財務省までが…（Ｃ）日刊ゲンダイ

　いまの日本社会は、文書やデータの改竄が当たり前の社会になっている。

　ここ最近だけでも、東洋ゴム、旭化成建材、東芝、神戸製鋼、日産、スバル、三菱マテリアル、東レ……と日本を代表する名だたる大企業が改竄に手を染めている。研究者の世界でも理化学研究所で研究データを改竄。金融機関ではスルガ銀行で貸し付けデータの改竄が行われた。社会に表層的な「成果主義」が蔓延したことと無縁ではないだろう。

　数字を操作して当面乗り切ればいい、どうせバレやしないという態度は、銀行の不良債権問題が深刻化していた２５年前にさかのぼる。そうした粉飾が当たり前の社会が行き着いた先が、「官庁の中の官庁」である財務省の公文書改竄なのではないか。国民の血税を預かり、予算を管理する財務省までが数字や事実をごまかすようになったのだ。

　これは深い病だ。何より深刻なのは、企業がデータを改竄しても社会が驚かなくなり、役所が公文書を改竄しても国民がさして怒っていないことだ。公文書は民主主義の土台になるものだ。その公文書を役人が勝手に書き換えたのに、責任を問う声がさほど大きくなっていない。いつの間にか、国民も慣れてしまったのだろうか。

　恐ろしいことに、日大アメフト部の事件を見ていると、スポーツの社会まで事実をねじ曲げるという風潮が伝染しているように見える。どこまでアメフト部の監督とコーチが事実を語っているのか、多くの国民は疑問に感じている。

　モリカケ事件にしろ、企業のデータ改竄にしろ、このままファクトを無視する風潮が当たり前になると、この国は本当に壊れてしまうだろう。

　ただ、一筋の希望が見えるのは、組織の論理に染まらず、圧力にも屈せず、「事実はこうだ」と声を上げる個人が少しずつ出ていることだ。文科省の前事務次官の前川喜平氏、愛媛県の職員と県知事、日大アメフト部の宮川選手、さらにセクハラ被害者として実名で声を上げた狛江市役所の４人の女性職員などである。

　事実の隠蔽やねじ曲げに対して、意を決して「ノー」の意思表示をした勇気ある者たちが出てきている。モリカケ事件も簡単に終わらないだろう。

金子勝　慶応義塾大学経済学部教授
１９５２年６月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院　博士課程単位取得修了。法政大学経済学部教授を経て。２０００年１０月より現職。ＴＢＳ「サンデーモーニング」、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。『資本主義の克服　「共有論」で社会を変える』集英社新書（２０１５年３月）など著書多数。新聞、雑誌にも多数寄稿している。

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— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年5月29日

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私たちも官庁の文書は間違いのないものと信じて来た、だって我々の提出文書は一字一句違っていても融通が利かない。なのに歴史的な改竄隠蔽、アベの成果？
— いたにのりお (@je3gnu) 2018年5月29日

これは誰より国民が本気で怒るべき事案の一つ。
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— 鮭ママ隊 (@love3215448) 2018年5月29日

モラルハザードの日本
だが一筋の希望が見える。
組織の論理に染まらず声を上げる個人の存在。前川喜平、愛媛県職員と知事、日大アメフト部の宮川選手、セクハラ被害者の狛江市役所女性職員

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— こぺる (@TU_HIT_UCSD) 2018年5月29日

完全に感覚が麻痺しちゃってるんだな。😥
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— かるまじろ (@karmajiro) 2018年5月29日

1. 2018年5月30日 09:03:14 : CNW2CnBgFk : JoezWiy0Ddk[3]

▲△▽▼

＜根本原因はここにある。＞

NHKの国会中継に一言。
審議中、もめさんかえした時こそ、その臨場感をリアルに中継したらどうなのよ。
そここそリアルに報道するのが、民主主義だ！！！
なのにＮＨＫは、かならず音声をカットして、「只今○○党の○○氏の質疑中ですが、理事が委員長席に集まっています」なんてえ白けたことを何度も繰り返しアナウンスしやがる。
これって、国民の代表の怒りが一般国民に伝播しないように意図的にやっているのが見え見えだぜ！
政治に対して国民を無気力・無関心にさせる目論見が透けて見えるぜ！
だから、腐敗しきった政権が誕生しているんだぜ！
これが、自称公共放送がやることか！？

病を再生産しているのは、自称公共放送だ！！！

2. 2018年5月30日 13:15:10 : EvVWgxb7UM : qX8isZEqDaY[2]

▲△▽▼

一般庶民への、アピールの仕方を検討しなおしたほうがいいかもしれない。

野党や論壇者らは、公文書改ざんが意味する、もっと庶民レベルに影響する問題をアピールしたほうがいい。

例えば、

防衛省の公文書改ざんは、こんな酷い現実がある。
自衛隊日報改ざん問題は、憲法改正の国民投票の際に参考にされなければいけない。しかし、参考にできないということを自覚しなければならない。

改ざんを無視していると、権力迎合メディアに洗脳され、可愛いわが子を戦死させるはめになるが自衛隊の戦死は報道規制される。改ざんが現実そのものである。それでいいのか！

厚労省の公文書改ざんは、こんな酷い現実がある。
労働省の改ざんでは、高プロだけではないという現実を認識すべきである。
過労死の労働災害認定基準が、そうとう、後退するからである。

厚生省の改ざんでは、医薬品の副作用で死者が出ても、副作用と認定しない現実がある。
今でこそ酷いが、メーカと治験医師がアウンの呼吸で臨床データを改ざんしても、厚生省はお墨付きを出すことを今より一層強化する。厚生省は外資製薬企業のぽちである。この点は超恐怖である。

もう少し、マシな庶民感覚を呼び戻す呼びかけ文がないかな。

3. 2018年5月30日 16:56:48 : 3WeQLyRQrU : QMRayp5x@3k[71]

▲△▽▼

マスゴミは、アホベを批判している記事を書いているように見えますが、実際には批判はしていない（ことが多い。）
書いているのは、アホベがああ言っている、こう言っているの類。
本来、論点を整理して、何が問題か指摘すべきところだが、何もしていない。やっていることは、アホベがああ言ったと書いて、世論（？）の反応を見るだけ。

小澤氏を批判していたころは、検察からの根拠のないリークを基に、いくらでも記事にしていた。
よく見ると、真実であれ嘘であれ、誰かが言ったことしか書いていことが多いのだが、言った人が（マスゴミが考える）権力者であることが多い。
民主党が政権奪取時にやらなかった最大の失敗は、マスゴミのコントロール。