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日朝正常化の好機<本澤二郎の「日本の風景」(3004)<自公の犯罪政権打倒が急務の日本国民>
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/293.html
投稿者 笑坊 日時 2018 年 6 月 14 日 12:36:23: EaaOcpw/cGfrA j86WVg
 

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52215317.html
2018年06月14日 「ジャーナリスト同盟」通信

<「歴史」と「核の傘」の日本>
 宇都宮徳馬さんの弟子のような河野洋平元自民党総裁が、昨日の講演でまともな発言をしている。金正恩とトランプの劇的な出会いと非核化と和平の合意を受けて、日本のなすべきことは、急いで日朝国交の正常化であると訴えた。正論である。ワシントンの劇的な政策転換を、戦後外交の大きな課題を処理する好機にすべきである。日本は「核の傘」をさしていることを忘れてはならない。特に学者や言論人であれば、この「核の傘」を放棄する好機でもあると訴える時でもあろう。愚かな為政者では、この好機を生かせるかどうかが、とても危うい現在である。


<安倍・自公に覚悟はあるのか>
 トランプは、シンガポールからの帰途、東京に立ち寄って、安倍に報告するという約束を反故にして、わずかな電話会談で済ましてしまった。
 バスに乗り遅れた心臓をトランプは、もはや相手にしていない。東アジアは劇的で、いい時代に突入していることに気付こうとしない心臓のことを、いちいちかまっていないのだろう。急ぎワシントンに戻って、成果を米議会と国民に報告したいという思いに駆られて、東京経由をすっかり忘れて、素通りしたものであろう。
 直前のG7サミットでの心臓ポチの態度のことも、念頭から離れなかったのだろう。自業自得の心臓である。

 いずれにしろシンガポールでの米朝首脳会談は、史上初めてのもので、双方が喜んで合意文書にサインした。それは日朝関係をも、劇的な変化を約束している。そのことに心臓は、いまだ気付いていない。ZOMBIE内閣ゆえか?
 覚悟して日朝国交正常化を断行することが、日本の使命である。拉致はその先である。

<愚かすぎるマスコミ>
 この2日ほどNHKラジオで米朝首脳会談報道とそれの解説を少し聞いてしまって、大いに失望してしまった。
 世の中のことなど全く理解していない?NHKの女性記者か解説委員が、専門家に対して「核の脅威にさらされてきた日本」という枕詞を使って、あれこれ質問する場面が何度もあった。解説するどこかの大学教授も同じレベルで「非核化の具体性がない」としたり顔で決めつけて、歴史的成果を懐疑・否定するのである。
 官房長官の菅は「北のミサイルが飛んでくる心配はなくなった」というレベルの感想を記者会見で述べていた。政府も記者も、このすばらしい歴史的変化を認識できないのだ。彼らは、北の核やミサイルが日本に向けられているという神話を創造して、北の拉致と脅威論を、大々的に公共の電波や新聞を悪用して宣伝してきた、そこからの主張である。
 こうした手合いが、韓国にもアメリカにも存在するという宣伝も加えて、自らの偏狭な主張を正当化しようとしていた。このことに驚愕するばかりだ。日本の変質は、森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の内閣の下で、途方もなく右翼化していた日本を裏付けた。外交人には見えない日本である。

 従ってNHKを信頼して聞いている国民は、この世紀の歴史会談の成果に疑問を抱く。日本の過去を忘れての議論・解説だからである。河野洋平氏がいうように「日本の核の傘」について、これまたすっかり忘れて、あたかも池にはまった子犬を叩くような、傲慢すぎる態度と言い分だというのに。
 これこそが安倍晋三外交を象徴している。右翼サイドからの主張は、まともな言論人といえない。間違いなくNHKには、言論人がいなくなった証拠である。NHKは、独裁国のような、安倍内閣の広報機関に堕してしまっていたのである。断じて公共放送ではない。

<「正常化は1日で出来る」>
 振り返ると、日本の戦後外交課題は、まずソ連との正常化、ついで中国と、残るは北朝鮮ただ一国となっているが、これが戦後70年を経過しても決着をつけられない。原因は、ワシントンにある。そのワシントンが2018年6月12日に歴史的な外交政策転換を断行した。
 日朝間に、もはやブレーキはない。アクセルだけであるが、この当たり前の判断が、いまの日本政府にはまるでない。NHK報道と解説が、そうした無様な内情を露呈している。これが悲しい日本の現在である。

 もう20年、30年前のことだが、日朝国交正常化に骨折っていた中山正暉代議士(当時)は「決断すれば1日で正常化できる」と語っていた。彼は、やくざ代議士のハマコーや石原慎太郎とも仲が良かった。余談だが、ある時「ハマコーと風呂に入ったことがあるか。入れ墨を見たか」と問いかけると、彼は「そういえば一緒に風呂に入ろうとしない。いつも逃げる」と打ち明けた。やくざの入れ墨は、女性を威圧するためだという事実を確認できたものだ。彼らは、Tシャツや半袖シャツを着ない。

<経済支援する中で「拉致」の真相判明>
 「われわれ日本も米国の核の傘をさすことをやめる。だから皆さんも非核化を断行してもらいたい。日本としてできる経済支援を約束する」というのが、まともな外交である。

 日本人は忘れてなならない。36年間の半島植民地支配のことを。これの被害は、記録できないほどの悲惨な戦争侵略犯罪である。北朝鮮に対しては、その莫大な負債を抱えている日本なのだ。

<自公の犯罪政権打倒が急務の日本国民>
 米朝の和解実現で、日本はようやく自立外交を展開する好機を手にした。友好関係樹立ともなれば、それこそ「拉致」の真相も見えてくるだろう。まずは国交正常化と経済支援に特化する日本政府の樹立が、日本国民の急務であろう。

 時代は激変した。東アジアが、のびのびと自立する時代の到来である。平和と安定が、人々の暮らしを暖かく包むことになろう。敵対政策を放棄すれば、世界は自ずと明るく、希望に満ちたものになる。大陸・半島・列島を自由に往来するようにすることが、政治家の使命というものだろう。

<自民党は神道政治連盟から離脱せよ!>
 清和会政権の継続が日本政治と日本社会を、異様・異質なものにしている。米朝首脳会談の6月12日の安倍日程もその一つである。本来であれば、トランプが東京に着くころに、安倍はラオス首相との会談を押し込んだ。だから夜の時間帯だ。外交辞令に反するもので、おかしい。
 首脳会談は30分に満たなかった。通訳を入れると、ほとんど会話もできなかった。時間を削った理由は、安倍の支持基盤の日本会議、その構成員である神道政治連盟というカルトの会合をセット、そこへと心臓は出席して挨拶までしていたのだ。
 森喜朗は「日本は天皇中心の神の国」という狂気・カルト発言をしたものだが、心臓はどんな発言だったのか。新聞は伝えていない。「神道政治連盟国会議員懇談会」がこの日の正式な名称であるが、その結果、首脳会談が30分を切ったのだ。こんな失礼な首脳外交はない。
 ラオス国民が知ったら怒り狂うであろう。

<自民党は神がかり信仰から離脱して、真の国民政党になれ!>
 政治論からすると、神道政治連盟について、活動資金と活動内容と政教分離に、重大な懸念がある。靖国参拝派の牙城として、最近は内外の注目を集めている。神社本庁と日本会議とこの神道政治連盟は一体となって、安倍・自公内閣の内外政をコントロールしているのだが、その実態は、筆者を含めて、ほとんど知られていない。半島問題にまともに対応できない原因なのであろう。

 自由民主をうたい上げる政党の、不気味な神がかりの核心でもある。誰もその正体が分からない日本政治の元凶・心臓部分といっていい。不勉強を恥じるばかりだ。

2018年6月14日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



 

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コメント
 
1. 2018年6月14日 16:29:41 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-1997]
2018年6月14日(木)

主張

初の米朝首脳会談

敵対から非核と平和へ転換を

 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)国務委員長が会談し、新しい両国関係、朝鮮半島の永続的で安定した平和体制をめざすことで合意し、完全な非核化に向けた北朝鮮の強い誓約を再確認しました。米朝間には関係改善、北朝鮮の非核化をめざす合意が過去にもありましたが、いわゆる国のトップ同士の共同声明は初めてです。長年敵対し、昨年は核兵器を含む戦争も危惧された両国が、初の首脳会談を持ち、「朝鮮半島並びに世界の平和と繁栄に貢献」する関係をめざすと宣言したことは画期的です。非核化と平和体制構築に向けた歴史的なプロセスの開始です。

一体的・段階的に

 共同声明でトランプ米大統領は、北朝鮮への「安全の保証の提供」を約束し、12日の記者会見では、米韓の軍事演習も米朝交渉の間は中止する意向も示しました。「敵視政策と安全保障上の脅威がなければ核保有の必要はない」としてきた北朝鮮に応じた表明です。米朝首脳は、1953年から休戦状態のままの朝鮮戦争を終わらせ、平和協定への転換をめざすとした4月の南北首脳会談「板門店宣言」の支持も表明しました。

 こうしたプロセスは、一定の年月がかかるでしょう。しかし成功すれば、この地域の平和と安全をめぐる情勢を一変させ、世界史的な大転換を起こすことは確実です。米朝と韓国、中国、ロシア、日本は、6カ国協議の共同声明(2005年)で、「北東アジア地域の永続的な平和と安定のための共同の努力」を約束し、安全保障面の協力とその枠組み作りをめざすと合意しています。

 相互不信と対立にあった米朝が非核化と平和体制の構築に取り組むには、信頼を醸成しながら段階的に進むことが不可欠です。両国が合意を速やかに具体化し、誠実、完全に履行するよう求めます。

 米朝会談に至る平和外交をリードしてきた韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は12日の談話で、「戦争と対立の暗い時間を追いやり、平和と協力の新しい歴史を記す」「今回の(米朝)合意が完全に履行されるよう、米国と北朝鮮、国際社会と惜しみなく協力する」と表明しました。関係国、国際社会の側も、大きな展望に立った積極的な取り組みが期待されています。

 日本政府は、日朝平壌宣言にもとづき、核・ミサイル、拉致、過去の清算など北朝鮮との間の諸懸案を包括的に解決し、国交正常化のための努力をはかり、始まった平和のプロセスを促進する役割を果たすべきです。拉致問題の解決も、この外交に位置づけてこそ前進するでしょう。

国民の世論と運動で

 平和を求め、核兵器のない世界を求める国民の世論と運動は、いよいよ重要です。

 南北、米朝と歴史的な首脳会談が続く中、戦争法や9条改憲の企て、核兵器禁止条約への不参加の口実とされてきた「北朝鮮脅威」論も、沖縄をはじめとした在日米軍基地の問題も、改めて問われています。北東アジアで起きつつある劇的な非核・平和の動きを確かなものにし、世界に広げる大きな取り組みを展開する時です。

 日本共産党は、北朝鮮問題の「対話による平和的解決」を一貫して主張し、「北東アジア平和協力構想」を提唱してきた党として、引き続き奮闘します。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-14/2018061401_05_1.html

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