★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK247 > 181.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
いつまでも続くわけがない 安倍“目くらまし”政治の限界(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/181.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 6 月 30 日 19:30:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


いつまでも続くわけがない 安倍“目くらまし”政治の限界
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/232413
2018年6月30日 日刊ゲンダイ 文字お越し

 
 決勝T進出にニンマリ(C)日刊ゲンダイ

「政治は結果だ」「選挙に勝てば何でも許される」という安倍1強政治に支配された今の日本を物語る試合展開だった。

 サッカーW杯の1次リーグ最終試合のポーランド戦。西野ジャパンは1点リードを許しながら、最後は10分近いボール回しの時間稼ぎで、辛くも決勝トーナメント進出を決めた。

 明らかな敗退行為に欧米メディアは「日本はサッカーとW杯への敬意を失った」(米ESPN)、「試合は理解しがたい茶番でW杯を汚すもの」(英BBC)などと酷評の嵐だが、日本のメディアは「奇跡の決勝T進出」と大ハシャギ。「世界が酷評も逃げ恥上等!!」と西野采配を称賛する夕刊紙もあるほどだ。

 今から26年前の1992年夏の甲子園2回戦で、明徳義塾は対戦相手の星稜の主砲・松井秀喜を5打席連続敬遠。松井がバットを一度も振ることなく敗れると、明徳ナインにはスタンドから「勝てばいいのか」と罵声が飛んだものだ。

 むろん、アマの学生野球とプロが世界最高峰を競い合うW杯の違いはあるが、「正々堂々」をよしとした日本はどこへ消えたのか。ひと昔前なら、世界中に恥をさらしてまで決勝T進出に固執した西野ジャパンには批判こそすれ、称賛ははばかられたはずだ。

 試合後に長谷部誠主将は「見ている方にはもどかしいけど、これが勝負の世界」と釈明したが、アベ政治の5年間で日本人の美徳は薄れてしまったのか。

 圧倒的な議席数を背景に「勝てば官軍」「数こそ正義」で何をやっても許されると思い上がった政治の弊害によって、「勝つためなら何でもアリ」の風潮がはびこっているのではないか。W杯決勝T進出に酔いしれる日本の現状を見て、そんな不安に駆られる人も多いことだろう。

■幕引きの悪だくみに総スポーツ紙化で加担

 どんなに後味が悪くとも、日本代表の2大会ぶりの決勝T進出で、W杯の狂騒は当分続く。メディアも朝から晩まで“侍ブルー”一色に染まり、安倍政権もほくそ笑んでいるはずだ。

 何しろ安倍政権は熱狂に紛れて、デタラメの限りだ。19日午前には日本代表の初戦を夜に控え、安倍首相の“腹心の友”の加計孝太郎理事長が初めて記者会見。加計問題の幕引きを狙ったアリバイづくりの薄汚さは、コロンビア戦のまさかの勝利でカキ消された。

 1次リーグ最終戦のポーランドとの試合当日(28日)には、過労死法こと「働き方改革法案」を参院厚生労働委で採決。サラリーマンの息の根を止める悪法は29日、参院本会議で可決・成立したが、“奇跡”の決勝T進出ですっかり埋没してしまった。

 W杯に浮かれているうちに、安倍政権はやりたい放題。ローマ時代の「パンとサーカス」のごとく、モリカケ問題もデタラメ法案もサッサと片づけ、逃げ切るハラだ。

「W杯のドサクサに紛れて、あらゆる問題の幕引きを図る安倍政権は卑劣極まりないですが、こんな見え透いた手口は承知の上で、批判すらしないメディアもどうかしています。W杯報道は系列のスポーツ紙に任せればいいのに、今や“総スポーツ紙化”。世の中全員がW杯に夢中なはずもないのに、熱狂をあおって政権の『パンとサーカス』の目くらましに進んで協力する。だから、政権側も『メディアはそんなモノ』と完全に見下し、好き勝手を加速させる悪循環です」(ジャーナリスト・斎藤貴男氏)

 この5年間で、メディアは安倍政権の「反知性主義」に感染してしまったようだ。

 
 ベルギーとの実力差は歴然(昨年11月の親善試合)/(C)Norio ROKUKAWA/office La Strada

真実ゆがめ幻想振りまく鉄壁のチームワーク

 安倍政権は、自分が欲するようにしか世界を理解できない「反知性主義」だと、日本の知識層は警鐘を鳴らしてきたが、この批判は今のメディアにも当てはまる。

 日本代表が決勝T初戦でぶつかるベルギーは、FIFAランク3位の強豪だ。サッカー大国が居並ぶ欧州予選を無敗で勝ち抜いた今大会の優勝候補の一角。同61位の日本との実力差は歴然である。どう逆立ちしたってかなわない相手なのに、メディアは必勝ムードをあおり続ける。「韓国だってFIFAランク1位のドイツに勝った」とヘリクツをこね、勝利を信じない日本人は「非国民」であるかのような精神論を振りかざす。

 まさに反知性主義そのものの論調で、パンとサーカスの曲芸政治に手を貸している。なるほど、メディアの体たらくのおかげで、常に目くらまし政権が、ここまで生き延びてこられたわけだ。

 この5年間、安倍は国政面ではアベノミクスの成果を強調。外交面では中国の海洋進出と北朝鮮の核・ミサイル開発という脅威を喧伝し、政権浮揚に結びつけてきた。

 ところが、異次元緩和に踏み切って以降、2%の物価上昇目標の達成時期は6度も先送り。とうとう、今年4月には達成見通し時期の例示を取りやめた。朝鮮半島の非核化を巡っても圧力一辺倒路線がアダとなり、日本だけが蚊帳の外だ。

 要はアベノミクスも北の脅威も幻想に過ぎなかったのだが、それでも安倍は懲りていない。今度はデキもしない日朝首脳会談に意欲マンマンのポーズを演出し、メディアも「北も日本の経済援助を欲しがっている」などと、さも拉致交渉が実現するかのようにアシストする。実に鉄壁のチームワークなのである。

■もはや「パン」すら与えない冷血政治

 安倍は拉致解決を政権の最重要課題に掲げながら、この5年間の成果はゼロ。同じく最重要課題のデフレ脱却も全く進展なし。この政権はいつも口先だけの大嘘つきで無為無策。冷静に見れば、今や内憂外患を抱え、八方塞がりに陥っている。政治評論家の森田実氏はこう言った。

「論語には『巧言令色、鮮し仁』との格言があります。言葉巧みに人から好かれようとする者には誠実な人間が少なく、人として最も大事な『仁』の心が欠けているという意味ですが、まさに安倍首相を言い当てています。『女性が輝く社会』や『1億総活躍』などと、真実を貴ぶ人間は恥と感じる歯の浮くようなスローガンを平然と並べ立て、嘘に嘘を重ねても平気の平左。嘘つき政治が続いたせいで、官僚機構も嘘つき集団と成り下がり、腐臭が漂っています。政権の嘘に国民も感づいていますが、メディアが政権維持に協力しているから、真実がゆがめられてしまう。実にもどかしさが募ります」

 結局、安倍政権が残した“実績”といえるのは、集団的自衛権容認の安保法制をはじめ、特定秘密保護法や共謀罪法など違憲が疑われる“戦争準備法”の数々。さらに今回の過労死法や給与控除の削減など国民イジメのみ。前出の斎藤貴男氏が、「『パンとサーカス』のうち、もはや『パン』すら国民に与えようとしない血も涙もない政権です」と言う通りの驚くべき実態なのだ。

 W杯で日本代表は、相手が10人のハンディ付きで何とかしのいだコロンビア戦以外、1勝もしていない。実力にそぐわない“快進撃”の空騒ぎも、恐らく次の試合で終わるだろう。

 次戦のキックオフは日本時間7月3日の午前3時から。日本中が夢から覚めた頃には、延長国会の会期はまだ20日近く残っている。ちょうど、有権者の約7割が成立を望まないカジノ法案を参院で審議している最中だ。国民が政権の腐敗に気づくには、もってこいのタイミングである。

「嘘つき政権が長続きすれば、この国の健全なモラルも崩れる。その兆候はW杯日本代表の戦い方にも表れています。国民も目を覚まし、目くらまし政治は一刻も早く、終わりにさせなければいけません」(森田実氏=前出)

 パンとサーカスの曲芸政治を、いつまでも続けさせるわけにはいかないのだ。



















 


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2018年6月30日 20:15:13 : 1RFEkLSxKM : GDNH4KJh0Mc[3333]
ところがどっこい
安倍政権は永遠に不滅です
終わるなら2012年で終わっていたはず

2. 2018年6月30日 20:59:41 : ihutp7zGUQ : ssr7j7LEG9k[35]
西野監督と安倍首相を一緒にしないでください。西野氏は批判は甘んじて受けていますし謝罪もしています。一方、安倍首相は「謝ったら死ぬ病」なのかと思うほど全く謝罪しません。

3. 佐助[5752] jbKPlQ 2018年6月30日 21:09:52 : RbPZf2tsH6 : K9EhTpDjOxI[171]
安倍総理夫妻は,
猿芝居が二枚舌になり,マジックやトリックを覚え,「国民を安心させる」「真意を隠して反発させないため」に、確信犯的大ウソをつく。

「朝四暮三」のサギ商法のエサには,口利きするが,責任は忖度丸投げ,自分は先頭に立ってやることはない。裏でこそこそやる,腐った男である。その「朝四暮三」のサギ商法のエサは,天下りと出世とワイロとカネがつきもの。

だがドロボー詐欺国家の首領は,確信的な嘘だけではない。衆遇政治隠しにハイエナとゾンビに与えるエサを与えすぎて嘘つきがバレた。

バブルの破裂崩壊したのに,バブルの箱は閉じられたが,パンドラのトビラは開いたまま。そして基軸通貨の交代期にあること,そして平和的革新的な世の中が認識できず,いつまでも,日米軍事同盟固執の美味しい毒まんじゅうにしがみつくアホウドリである。

隠されて見えない資本主義の活力は、封建時代の活力・エサは「城持ち・出世・部下の数」と同じであることが分かる。

資本主義経済の最大の活力・原動力は、空間レベルごとのクラスごとのエゴ的な思考と行動なのだ。この「朝四暮三」をばら撒くが,犯罪に問われない不思議な空間でもある。

安倍政治は、その時その時の嘘と対症療法で、根本治療のタイミングを遅らせ、朝令暮改を繰り返すだけである。

例えば,一商品から世界経済まで、精密正確にデータ予測すればよい。だが、致命的な欠点がある。それは、常識・経験則・既成概念を否定するため、黙殺・拒絶が避けられないことだ。そのために安倍政権は,データ偽装や文書改竄が行われても,確信的な嘘を振り回し,したい放題,やりたい放題,倫理観の欠片もない,責任の取り方も知らない。真実を放り投げ,責任はとらない,ただ逃げ回るだけ。

しかも三種の記憶回路の一つ概念記憶回路は、2ヶ月半〜3ヶ月ごとに、その概念を反転消失させるからだ。つまり国民は3ヶ月もすれば忘れ支持率もマスコミが上げてくれる。

国破れても山河と国民は消滅しない。だが、人間集団ごとの自己防衛的な思考と行動は、経済信用のシステムを崩壊させて縮小させ、激痛を発生させる。そして、運命を大きく転換させる。

国家の総理や財務大臣は「貧乏人や中小企業は首をつって死ね(そうすれば淘汰され景気は早く回復する)」と、常々思っているために、ついついホンネの失言をしてしまう。


これは新基軸通貨体制に移行するまで、収束復元できないのだ。


世界信用収縮恐慌を収拾するため、国益エゴを捨て、とりあえずドル・円・ユーロの三極基軸通貨体制を採用し、固定為替システムに戻し、通貨を安定させるべきだ。次に、キンに頼らずに世界の信用を維持するシステムを構築し、バブルの行動と正常な行動を峻別すべきである。

だが、株と土地のバブルは永遠に継続するという神話は崩壊した。しかし「株と土地のバブルさえ復活すれば、すべてが好転する」という思考から脱出することができなかった。そのため、次々に発生する目先の処理に追われ、根本的解決が先送りされた。えらいリーダに出会ったものだ。


4. 2018年6月30日 21:30:22 : pxgwgovz2Q : W8I8Zx2GSxE[379]
いつまでも 続けさせてる 奥の院

5. 2018年6月30日 21:33:54 : jnzCnZMW5g : O96oP_5q57Y[1]
むしろ、プロだからこそ、やってはいけない行為じゃなかったのか?

アマチュアならば「どうしても勝ちたい人」がルール違反ではなくても「みっともない行為」をして勝つのも仕方ない気はする。

しかし、プレーを見せて観客を魅了すべきプロの集団がそれをやるってのはどうなの?

日本のプロリーグにとっては外国での評価なんかどうでもいいのかも知れないが、これから外国チームで活躍したい選手には余計なマイナスイメージの付着にしかならないだろうな。


6. 2018年6月30日 21:44:28 : ABPExKQ6Vk : WkKEBT_l450[646]
安倍と自民の二世三世の奢りと 宗教か政治団体かわからない公明 で

日本 日本政府 日本政権 日本国民は 正義を失い

  運もコンも尽き果ててしまったようだね

これで世界中から鼻つまみの国家 国民としての評価は定着することだろう

今までネトウヨだと思うが韓◎を評して今日本人が行なっているようなことを酷評していたが

一時期 本田総一朗氏が
東南アジアのどこかの国と韓国に技術を指導したことがあったが
東南アジアの国はおかげでこのような素晴らしい製品ができたと報告に来たそうだが
韓国は黙ってその技術で製品を安く作って日本に殴りこみを掛けてきたことがあったそうだ
その時本田総一朗氏は烈火の如く韓国と韓国民を怒っていたと言う事を何かで読んだことがあった。

  今は 日本人がその姿をさらけ出している

世界中から劣化の如く非難を浴びていても 腐った犬あっちいけー(NHK)はじめとしてマスコミは国民を洗脳して狭い社会を形成している

いつかきた道をひたひたと歩んでいるのだろうか


7. 2018年6月30日 22:38:14 : yRf3cFRv0Y : 26oiHu0xKl0[272]

他所では見られないサーカスが実は国内でこの2年くらい続いている。

それは国会という場所で、衆議院と参議院の2か所+各種委員会という
結構充実した舞台設定の中で。

スポットライトやバックミュージックや司会者の派手な選手紹介が無い
ので地味にも見えるが、相当のアクロバット答弁が繰り広げられている。

最早、政府を守るはずの官僚の救援部隊も、野党のバズーカ質問によっ
てきりきり舞いして見る影もない。(司法追及や退職金減額をかわすの
に必死) 報道では死人も出ているとか。

ご本尊の首相夫婦も、膿の親とまで言われながら、蟻地獄模様のすってん
ころりんの大転落を、まるで新種の回転技であるかのうように糊塗する
だけしか残ってない。
いったいどうなる事やらと与党もハラハラ・ドキドキ。「もーだめかも」

もう何も繰り出せなくなったどん詰まりサーカスを、見られたくなくない
興行主である国会は、NHKや民間放送に頼み込んで、なるべく他のサー
カスを見てもらえるよう必死に頼み込んでいる事だろう。

「蛍よ蛍、あっちのみーずはあーまいぞ」「こっちは照らさないどくれ」
「せっかくどさくさで高プロは通したし、後はカジノだけやって、幕引き
 予定だ」

「出来たら真っ暗闇で行いたい政治サーカス。過労死遺族もギャンブル
 依存症も映すなよ。」「映していいのはサッカー中毒と野球の連中だけ」
「あっちはどんどん盛り上げてくれよ。わかってるよな」


8. 2018年6月30日 22:52:24 : vtProk3stQ : 3IGKlhiVQa0[2]
いつまで続くかは、
逆らう人を実際に銃を撃って殺す警察官や自衛隊員が、あんな奴らの命令にいつまで従うかだけで決まる。

裁判官が暴挙の判決を出すのも、
マスコミ関係者が暴挙を正当化する出鱈目報道するのも、
恐怖感が理由でいいなりになっているからだが、
その恐怖感の震源は、元をただせば、銃で撃ち殺す力がなのである。

いいなりになる理由は、もちろん、
撃ち殺されることだけではなく、
裁判官がいいなりになる理由は、マスコミ関係者が自分をテロリストにでっちあげて、他の裁判官が自分を有罪にしてしまう恐怖もあるし、
マスコミ関係者が言いなりなる理由は、他のマスコミ関係者が自分をテロリストにでっち上げ、裁判官が自分を有罪にしてしまう恐怖もあるからだが、
なぜ、他の裁判官やマスコミ関係者がそんなことして来ると思うかというと、
彼らが銃で撃ち殺される恐怖に負けて自分に襲い掛かって来るのではないか?
という恐怖感があるからです。

震源となる絶対的は力が無いと、他の人がいいなりになるのではと信用しない
なんてことにはならない。


9. 2018年7月01日 05:00:41 : B7SlvmvPSk : 3unSPUxruAE[1]
日本をダメにする一番の責任は、何といってもNHK始めメディアだと思います。
プロパガンダでなく本当のことを伝えれば、司法も国会も世論を気にせざるを得ない。
関西人ですが、たかじん系の某なんでも委員会の読売テレビ辛坊番組は当然として、
良識派と思われてる毎日放送(MBS)でも、ラジオだと酷い番組が多いのです。
例えば、『子守康範 朝からてんコモリ!』という放送。
「(野党を)負け犬の遠吠えにしか聞こえない」
「アサヒガ〜!まいにちガ〜!」と毎朝のたもうてばかりです。
6月25日(月) 5:28あたりや、6:30あたりから、安倍内閣世論調査のことを話すのですが、まるで保守速報、ネトウヨそのものの意見。
こんな輩をどうして関西トップの聴取率の毎日放送は、10年以上も野放しでメインパーソナリティーとして使い続けるのか不思議です。
radikoのタイムフリーで聴ける人は聞いてみてほしいです。

10. 2018年7月01日 06:20:21 : SufKwgwCNQ : _HLfIMugZXo[1]
5さんを 支持

11. 2018年7月01日 10:21:52 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-1623]
2018年7月1日(日)

ロシア発鼓動

「日本の時間稼ぎ」再考

「行動規範」の原点に照らして

「勝つためにプレーしないのなら、相手をだまし、見ている人を欺き、自分自身にうそをついている」

 ワールドカップ(W杯)ロシア大会グループリーグ第3戦のポーランド戦(28日)で、日本が見せた終盤の時間稼ぎに波紋が広がっています。この問題を改めて考えてみました。

「素直に喜べぬ」

 「こういう場所(16強)に来たにもかかわらず、素直に喜べない状況をつくってしまったのは申し訳なかった」

 試合から一夜明けた29日、西野朗監督は選手、スタッフ全員のミーティングの席で、ポーランド戦の時間稼ぎの決断をこうわびたといいます。

 問題の場面は、0―1で迎えた後半の残り約10分間のこと。ベンチの指示の下、日本のDF同士で「時間稼ぎ」のボール回しを始め、会場は大きなブーイングに包まれました。

 日本がこうした行為に出たのは後半29分、他会場でコロンビアがセネガルをリードし、このまま推移すれば、日本がわずかな差(警告の枚数などのフェアプレーポイント)で決勝トーナメントに進出できる状況となったからです。

 しかし、ここにはいくつかの見過ごせない問題が浮かび上がってきます。

 一つは、他の試合結果が動く可能性がある中、日本はこのままゲームを終わらせようとしたことです。これは結果がどう転ぶかわからない危険なかけです。セネガルが同点に追い付いていたら、日本は予選敗退となっていました。とても最善の策とも次善の策にもなりえないものです。日本があの時点でやるべきことは、もう一つの試合結果にかかわらず、自分たちの手でポーランドに追い付き、勝利を目指し、活路を開くことだったはずです。

 西野監督は試合後、苦しい胸の内を吐露しています。

 「間違いなく他力の選択をしたこと。負けている状況をキープしている自分、チームに納得がいかない」。監督自身もこの選択を「不本意」としていた部分があったというわけです。

スポーツの本質

 もう一つのより本質的な問題は、これほどの極端な時間稼ぎをし、敗戦を受け入れるという姿勢が、スポーツのあり方にとって大きな問題を含んでいるということです。

 国際サッカー連盟(FIFA)には、すべてのサッカー関係者に関わる「フットボール行動規範」があります。その最初にあるのが「勝つためにプレーする」です。

 「勝利はあらゆる試合のプレーする目的です。負けを目指してはいけません。もしも勝つためにプレーしないのならば、あなたは相手をだまし、見ている人を欺き、そして自分自身にうそをついています。…全力を出さないことは、相手への侮辱です。試合終了の笛がなるまで、勝つためにプレーしなさい」

 日本は残り10分あまり勝利を目指さず、16強入りを目指していました。しかし、それは「行動規範」の精神を踏みにじることになります。

 スポーツはどんなときも全力をつくし、勝利を目指すことにその大きな意味、価値があります。それを全うしないことには、スポーツ足りえないといってもいいのです。

 「相手をだまし、見ている人を欺き、自分自身にうそをつく」。今回の16強入りに「もやもや感」が残るのは、日本のたたかいに、これに似た思いが湧いてくるからです。それは当事者である監督自身も感じていることです。

 いま一度、この規範の原点に立ち返ったたたかいを強く望みます。(和泉民郎)

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-07-01/2018070111_01_1.html

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

12. 2018年7月01日 10:44:47 : 8QjHoaMstg : m_tHwVZ5zzU[6]
記者「監督、次に進む見通しはありますか?」
西野監督「まず先取点をとること。あとはボールを回して相手に渡さない」
記者「なるほど、観客は金を払って観に来ているわけですが、納得しますか?」
西野監督「次に進むためには批判はあえて受ける覚悟です。ルールの範囲でやることですから」
記者「暴動になるかもしれませんね?」
西野監督「日本人は何をされても、国が壊されても暴動は起こしませんよ」
記者「無事この地から帰れたらよいですね」
西野監督「………」

13. 2018年7月01日 11:21:11 : cnnmIxJ41g : NJ9INAFxmPw[57]
いつまでもこのままの状態であるはずがない。

世の中の動き、物事はそこにいつまでも止まってはいない。

「無常」・・・これが世の常だ!

安倍晋三も何れは、泣きをみる時が来るはずだ。

その時、何を思うかで「安倍晋三」の価値が決まるだろうな。


14. 罵愚[6253] lGyL8A 2018年7月01日 11:53:02 : hSHzTJuc3o : CIATOpkDXl4[246]
>>13
>その時、何を思うかで「安倍晋三」の価値が決まるだろうな。

 憲法改正に道筋をつけて、拉致被害者を帰国させて、正統な保守政治の後継者にバトンタッチして 「安倍晋三」の価値が決まる。


15. 2018年7月01日 15:55:56 : ksJgma2g8o : 02eZR6uCuyY[85]
どうも気になる阿部の行方、世相の現状、マスコミの先行き 日本国が姿を変え

共和制に移行するのではないか。安倍の深層心理の中には 自分が大統領と呼ばれる

日を待ち望んでいるのではないだろうか。実態はもうすでにそうなっているもの。

教科書にも安倍晋三の名まえが出る教科書が出回るのではないか。以前は

「そんな事あるわけない。」と一笑に付したことが、阿部の支持率を見るにつけ

君主制が消えていくように思えてならない。「どうでもいいわ。」ということが

恐ろしいことなんだ。


16. 2018年7月01日 16:00:49 : t3OMygbM9w : io0fsMaE@0Q[383]
なんだなんだ、メディアも相撲を語る時とまるでトーンが違う。

北朝鮮問題でも、トランプが米朝会談に応じるや、すかさず安倍がそれに合わせ方針転換、さらに御用のコメンテーターが靡く。

まあどこも呆れるほどのご都合ブリ。


17. 2018年7月01日 21:43:51 : WQmgYeu5Lo : 8St68iSLxj8[1]
西野が何をやろうが大手マスコミに叩かれることは絶対にない
何故なら彼はマスコミ側の人間で、指導層によって選ばれた者だからである

カネを払っている観客の前で、勝つためだけのインチキを見せられたのではたまらない
こういう不正義は必ず日本チームに返ってくる
結局、日本チームは決勝リーグでは惨敗することになる
しかし、いくら酷い負け方をしたとしても、西野は叩かれることはなく、理由を付け称えられるだろう

勝とうが負けようが、すべての筋書きはもうすでに出来上がっているのだ
騙されるなよ日本人


18. 2018年7月01日 22:34:07 : 3ngyLJClSw : KJvhO6UQVpY[1]
もはや「パン」すら与えない冷血政治どころか、安倍政権は国民に断りなく、我々の年金資金(共済年金は温存)約60兆円を株などの投機に回している。

この先どのような結果が待っているかを考えず、株の大半を握っている年寄りは株が上がればよしとし、これが政権の支持率を支えていると思われる。
株が値上がりして利益が出たといっても、その株価で売れればという簿価上の利益であり、確定利益ではない。確定利益を出そうと売りに出したら株価が下がり、予定した確定利益は望むべくもない。

このような財政上のサーカスと飴の意味でのサーカス及び朝三暮四のキャッチフレーズで国民を躍らせ、この国の体質改善をすること無しに、カンフル注射を打ち続けている実態を見えなくしている。 メディアも戦前と変わらず、これに加担しており、始末が悪い。


19. 2018年7月02日 06:56:31 : 7ei48VI8bM : jXnf7eJ5A5I[1]
どのように自分を納得させようとしても、腐ったあの試合を素晴らしい試合にできる訳が無い。
この先、勝とうが負けようが、心にずーっと引っかかったまま嫌な記憶を引きずるだろう。
そうやって得た決勝リーグ進出など、幻に過ぎない。
嫌なものを見せられた。

なにがドーハの悲劇だ。
腐った試合のほうが悲劇だろ。
頭を冷やせ。
繰り返す。
あの試合は、関係する人間全員に、消せない心の傷を与えたんだ。
そのこと自体に、異論のある者は居ないだろう。
   


20. ゴッサム[11] g1ODYoNUg4A 2018年7月02日 09:00:02 : mgFOkVz2mI : pvW4A3Q_jG0[2]
1.氏、正しくです。

失礼ながら、日刊ゲンダイさんも、意見を言うのは言論の自由????ですけど、
希望的観測や希望を持たせるのは‟罪”かも知れませんよ?

アへ政権+アへ指令室
+就職率が低い、ホームレスが増え続けるアメリカ=W.D.C.が
アへを絶対!に手放す訳がないからだ。
+日本野党も党存続の為、ほんのいち野党を除いて、政権を奪取する根性などない+市民を誘導して、政権交代のパフォーマンスをしているだけ!
気の毒なのはイノセントな一般市民じゃないのか?


▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK247掲示板 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK247掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK247掲示板  
次へ