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米国のイラン原油禁輸命令に屈して訪問を止めた安倍外交  天木直人 
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/255.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 7 月 03 日 10:30:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

米国のイラン原油禁輸命令に屈して訪問を止めた安倍
http://kenpo9.com/archives/3959
2018-07-03 天木直人のブログ


 きょう7月3日の各紙が報じた。

 安倍首相は2日の政府与党連絡会議で、7月11日ー18日の日程でベルギー、フランス、サウジアラビア、エジプトを歴訪する事を明らかにしたと。

 いつもの私なら、無駄なパフォーマンス外遊に明け暮れる安倍首相を批判するところだ。

 そして、こんな森友・加計疑惑隠しの外遊を野党は許していけないと書くところだ。

 しかし、今度だけは、違う。

 その訪問国から、イランが外れている事に私は注目した。

 まさしく今度の外遊は、トランプのイラン原油禁輸命令に屈して急きょイラン訪問を取りやめざるを得なかった屈辱的な外遊なのだ。

 すなわち、安倍首相が7月に欧州・中東を外遊することは前から報道されていた。

 そして、その中にはイランが入っていた。

 なぜならば安倍首相はイラン訪問にこだわっていたからだ。

 日本の現職首相がイランを訪問するのは1978年の福田赳夫以来、40年ぶりだ。

 おまけに日本は伝統的にイランとの関係を重視して来た。

 イラクとイランが戦争をした時も、安倍首相の父である安倍晋太郎は外相として両国との良好な関係を使って仲介外交をしたくらいだ。

 ところがついにトランプの米国は日本に対してイラン原油の禁輸を要求して来た。

 これを知った時、私は安倍首相のイラン訪問は難しくなったと思った。

 しかし、どの報道もその事を書かなかった。

 そして、きのう発売の週刊ダイヤモンド(7月7日号)で、元共同通信記者の後藤謙次氏が、ついに書いた(連載「永田町ライブ!」)

 米国を刺激するのを避けるとの理由で安倍のイラン訪問は見送りになることが確定的になったと。

 この予言どおり、きのう発表された安倍首相の外遊の中には、見事にイランの名前は落ちている。

 首相の外遊となれば、かなり前から訪問国政府と準備を進めて来たはずだ。

 安倍政権はイラン政府とは安倍訪問実現で合意していたはずだ。

 それを、米国のイラン原油禁輸要求に屈して、あっさり中止したのだ。

 イラン政府は、この手のひらを返したような外交非礼を決して忘れないだろう。

 何よりも、イラン制裁に加わろうとする日本を忘れないだろう。

 対米従属外交のために、またひとつ、日本は伝統的な友好国を失う事になる。

 大きな外交的失態だ。

 ところが、きょうの各紙はその事に触れる記事は皆無だ。

 まるで何事もなかったかのように、単なる外遊日程の発表記事にしてしまっている。

 安倍首相に都合の悪い外交は決して報道しないのだ。

 メディアこそ、「外交の安倍」という虚像をづくりあげてきた張本人だ。

 きょう7月3日の安倍外遊を報じる新聞報道は、その動かぬ証拠である(了)



首相、欧州・中東の4か国訪問…11〜18日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180702-00050113-yom-pol
7/2(月) 18:40配信 読売新聞

 安倍首相は2日の政府・与党連絡会議で、ベルギー、フランス、サウジアラビア、エジプトの計4か国を11〜18日の日程で訪問すると表明した。

 首相はベルギーの首都ブリュッセルで、日本と欧州連合(EU)による経済連携協定(EPA)の署名式に臨むほか、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への参加も検討している。フランス・パリでは、日本博「ジャポニスム2018」開会式に出席する。なお、サウジアラビアとエジプトには企業関係者が同行する。












 

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コメント
 
1. 2018年7月03日 10:45:23 : RapWidBnMg : SKLHmRHVZIw[3]
NHK動画ニュース

トランプ政権 イラン産原油の輸入完全停止を各国に要求
2018年6月27日 5時54分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180627/k10011497101000.html

アメリカのトランプ政権は、イランに対する経済制裁を再開することを受けて、日本を含む各国にイラン産原油の輸入をことし11月までに完全に停止するよう求めていることを明らかにしました。

アメリカのトランプ政権は先月、イラン核合意から離脱したうえで、ことし8月以降、経済制裁を順次再開すると表明し、国際社会に対してもイランへの圧力強化に加わるよう求めています。

こうした中、アメリカ国務省の高官は26日、記者団に対して、アメリカ政府がことし11月4日までにイラン産原油の輸入を完全に停止するよう各国に求めていると明らかにしました。

この中には日本も含まれ、国務省の高官は「われわれは政策転換を求めており、日本にとってもチャレンジだ」と述べて、日本の立場に一定の理解を示しつつも「日本側はわれわれとの関係上、応じると思う」と述べて、アメリカの求めに応じるよう迫りました。

アメリカ政府は、イランから原油を輸入しているEU=ヨーロッパ連合や中国、それにインドやトルコにも輸入の完全停止を求めるとしています。

日本はイランから全体の5%余りの原油を輸入していて、引き続きアメリカとの間で交渉を続けて、制裁措置の適用を受けない「例外規定」を求めていくものとみられますが、アメリカ側は例外を認めない考えで、協議は難航することも予想されます。

日本への影響

イランは、原油の埋蔵量で世界4位の有数の資源国で、日本は去年、原油全体の5%余りをイランから輸入しています。

これは、サウジアラビアやUAE=アラブ首長国連邦などに続いて6番目に多く、貴重なエネルギー源の調達先となってきました。

このため、仮にアメリカの制裁が適用されれば、日本は原油の調達先で大幅な変更を迫られることになります。

日米両政府は、今月中旬にイランへの制裁に関する協議を行い、外交筋によりますと、アメリカ側が原油の輸入を完全に停止するよう求めたのに対し、日本側は、イラン核合意を支持する方針を伝えたうえで、原油の輸入については維持したい考えを示し、議論は平行線をたどったということです。

イランは核開発疑惑によって2012年にもアメリカから原油を輸出できなくする制裁を科されましたが、この時、日本は、イランからの輸入を段階的に減らすことで例外規定の適用を受けていて、今回もこうした措置の対象になるかが焦点となります。


2. 2018年7月03日 11:18:02 : RapWidBnMg : SKLHmRHVZIw[4]
「50社超がイラン撤退」米政権 圧力参加を各国に呼びかけ
2018年7月3日 8時36分 NHK

アメリカのトランプ政権は、イランに対する経済制裁を再開することに伴って50を超える国際的な企業がイラン市場から撤退する意思を表明するなど、イランとの取り引きにはリスクがあると警告し、圧力強化の取り組みに加わるよう各国に呼びかけました。

トランプ政権はことし5月、イラン核合意から離脱したうえで、来月以降、経済制裁を順次再開すると表明しました。

アメリカ国務省のフック政策企画局長は2日、イラン政策について記者会見し「エネルギーや金融の分野を中心に50を超える国際的な企業がイラン市場から撤退する意思を表明している」と述べて、イランとの取り引きにはリスクがあると警告しました。

そのうえで「イラン政府が地域を不安定化させる政策を変えないかぎり、厳しい経済制裁を科す」と述べて、イランに対して圧力を強める姿勢を強調するとともに、圧力強化の取り組みに加わるよう各国に呼びかけました。

ただ、アメリカが制裁の一環としてことし11月までにイラン産原油の輸入を完全に停止するよう各国に求めているのに対し、中国やトルコは応じない姿勢を示し、アメリカの思惑どおりにイランに対する国際的な包囲網が構築できるかどうかは不透明です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180703/k10011506071000.html

日本のイランでの石油採掘や外交は何度もアメリカの横やりで壊されてきた。

今回、隷米の安倍はあっさり逃げた。


3. 2018年7月03日 15:05:34 : Q1AShcAlNU : YisAsbtyiYk[726]
先週の金曜日にトラ大はサウジ王と電話会談。200万バーレルまでの原油増産の約束を取り付けた。これで米国内の石油の値上がりの不安が緩和された。

一方、安倍首相はサウジ訪問で、トラ大に右倣えで石油の輸入増加を依頼すると思うが、果たして無条件で交渉がまとまるかどうか.

安部政権は何故、世界最大の石油輸出国ロシア(サウジアラビアの3倍)を素通りするのだろう。石油を売りたくて仕方がないロシアは距離も近いから輸送価格も安くつくのに..


4. 2018年7月03日 19:31:29 : DxB5u7LBsg : Dcah2GIvmNQ[3]
トランプは面白くて仕方が無いだろうな。
何を言っても
「オーケー、100パーセント支持する。」
だからな。

I’m not ABE!
   


5. 2018年7月03日 19:41:21 : DxB5u7LBsg : Dcah2GIvmNQ[4]
日本の原油輸入を制限して、日本を立ち行かなくする・・・
第二次世界大戦の再来か?
日本がどこまで耐えるのか?
下等な生物をいたぶるように、トランプは日本の反応を楽しんでいる。
あへは、日本国民を全員地獄に叩き込んででも、自分が助かろうとするだろう。
そして、シッポさえ振っていれば自分の命は助かる、と思ってるやつも。
そして・・・
いずれアヘは退陣する。
残された日本は、ボロカスに破壊されている。
1%の支配者が99%を支配する日本だ。
      

6. 2018年7月03日 19:50:58 : MIMc4j2Yns : dtsg2vKxmwA[1]
トランプの経済制裁って米国内の権力争いという枠組みの中の出来事。
イランに多少は、強行的な態度を取らないと、国内の好戦派にやられる。
北朝鮮に対しても一時強行的な態度を見せたけれど、その後は周知の通り。
イランなんてずっと米国から経済制裁されてきたけれど、国家として存続している。何を今更。

それに比べて日本の現在のポンコツ総理。

>>
日本の現職首相がイランを訪問するのは1978年の福田赳夫以来、40年ぶりだ。

大手メディアに大きく取り上げられるのと、単なる暇つぶしプラスモリカケ問題での野党の追及から逃れるための訪問。

こういういつものシナリオがあったのだろう。
何が何でも靴舐めしなければならない米国様の動きに注意を払わなければならない。結果訪問中止。惨め。

百歩譲って、米国との関係や従属もありとする。それでも、多少勉強していれば、米国内が一枚岩ではないという認識があり、米国内のどの勢力とパイプを持てば良いのか?と外務省などからあげられる情報などを考慮しながら、最終的に決定するというのがまともな態度。
それでもパイプと言っても、日本が独立した国家でなければ違う勢力に搾取されるだけ。

過去に米国内で大統領選の最中、電撃的にクリントン女史訪したと言う事実がある。トランプ無視で。
そしてトランプが大統領になった途端、靴舐め外交。惨め。自らの頭の悪さを反省することなく、米国と日本との関係は不動であると事あるごとに発言。
トランプは、安倍を軽蔑しているだろう。馬鹿からは交渉において最大限引き出してやろうと。(それは=国民の生活が苦しくなることと同位。)ロシアのプーチンも同じだろう。

安倍慎三と言う疫病神のような人物は、何のために政治家やってるのか?
安倍と同じ祖父が偉大だった民主党時代に総理に選ばれた鳩山さんなどは、とっくに議員を辞めている。
友愛とか生ぬるい理想を外交理念に掲げていたのは多少違和感があったけれど、中国に対して 米国や日本の好戦派に対してアンチテーゼを投げかけた。
彼が政治家として資質があったかどうかは疑問だけれど、少なくとも安倍のように自己保身のためなら手段は選ばないと姿勢は見せなかった。元々理科系の学者志望の人。


今の自民党議員なども安倍ほどでないにせよ似たような人物が集まっている。
政治家としての資質は論外で、人間として見た場合とても軽蔑している。
安倍の取り巻きの、論客などに対しても同じ感情。
理屈でなく感情。理屈と感情の関係はよく分からないけど。

一般国民から見て害虫でしかない安倍という男。一党独裁なら仕方がない。
日本は、言論の自由がある。政治のレベル=メディアやそれに看過される国民
改めて思うのは、言論の自由があるという状態が、まともな三権分立の機能を損なわれいないかどうかおかしな権力の動きをチェックしているかどうか疑問。



7. 2018年7月03日 20:19:45 : pxgwgovz2Q : W8I8Zx2GSxE[443]
バラマキと 兵器セールス なぜか伏せ

8. 2018年7月04日 01:41:50 : 3eM86AcY3o : dkPIdL2D8os[1]
おちてきえろ

9. 2018年7月04日 01:42:57 : 3eM86AcY3o : dkPIdL2D8os[2]
オチテキエロ

10. 2018年7月04日 10:02:39 : Q1AShcAlNU : YisAsbtyiYk[727]

これは間違った見解。

正しくは:
<イランからの原油輸入の停止要請>であり、イラン以外の国からの原油輸入は自由にできます。

トラ大は、イラン核廃止協定は抜け穴だらけであり、イラン軍事基地にIAEA査察団を入れないなどイランを信用できない、協定の見直しが必要だと主張しているのです。


11. 2018年7月04日 11:15:23 : aubYiTxrwU : UIUR8XS3Wtw[1]
これはいい知らせ。

朝鮮戦争が終了しそうなので、
東アジアで負けた戦争屋どもは、報復のつもりなのか、
中東での対立を煽りにかかってる。
イスラエルとイランの戦争を起こそうとたくらんでる。

そんな中で、戦争屋の犬の下痢がイランまで出かけて
やることは一つ。イスラエルとの戦争を煽ることだ。

ほんとに何べん殺しても殺し足りないくらいのクズだ、下痢は。

まあザマミロとしか思わないね、イラン訪問中止は。
最近こんなのばっかだろ下痢は。外交方面で負けつづけよ。

この間抜けには、イランとイラクの違いも分かんないだろーがな。ペッ。


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