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安倍政権には拉致問題を解決できない 5
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/612.html
投稿者 オコジョ 日時 2018 年 7 月 12 日 15:29:19: dbQsqnPCqCsMQ g0mDUoNXg4c
 

拉致問題 憎しみを超えて――ニーバーの祈りを礎として

Z ほぼ永遠に「生き続ける」ことになっている拉致被害者
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-23.html

@横田めぐみさんの「遺骨」DNA鑑定
 2004年11月、北朝鮮は横田めぐみさんのものとされる「遺骨」を提出してきました。
その遺骨は1200℃という高温で焼かれたものでした。それ故、警視庁の科学警察研究所では、DNAそのものの抽出ができませんでした。
しかし、帝京大学の吉井富夫講師は、めぐみさんのへその緒から抽出したミトコンドリアDNAと比較し、
北朝鮮から提出さらた遺骨は、めぐみさんのものではないと発表したのです。
その際、吉井氏はサンプルは全て使いきったので、再鑑定はできない、とも話しをしています。又、遺骨は素手で触れたならその人のDNAが付着する(汚染)される可能性もあり、そのような場合、完全に汚染を除去することはできないとも話しています。
この結果に対し、北朝鮮は「1200℃の高温で焼かれた骨からDNAは検出できない。日本の発表は捏造である。」と声明を出しています。(2005.1.26)
又、科学雑誌Nature2005.2.3の記事では、この吉井氏の鑑定に疑義を呈しています。更に、吉井氏は、警察経験が無いにも関わらず、2005年3月警視庁科捜研の法医課長として採用されています。警察が、外部の人間を管理職採用することは異例なことです。以後、公務員となり公式なコメントを勝手に発表ができない状態になっています。
 日本政府の公式見解は、「横田めぐみさんの遺骨とされるものは偽物。よって、めぐみさんは生存している」です。

A北朝鮮から「出されるもの」は全て捏造 ― 故に、被害者は「生存」している
 北朝鮮から提出された「遺骨」はめぐみさんのものだけではありません。2002年には
松木薫さんの「遺骨」も提出されています。これも鑑定の結果、別人のものであるとされています。
北朝鮮から出された「死亡診断書」も5人の帰国者の証言、脱北者の証言等から、「死亡」とされた年月日以降、生存していることが判明したケースがあると言われています。北朝鮮から提出された偽の「死亡診断書」「遺骨」から、北朝鮮から提出される情報は嘘ばかりで信用できない、ということが日本政府、救う会、家族会の共通認識となっています。
 そして、彼らは今後被害者の「遺骨」とされるものが提出されたとしても、それは「被害者の腕を折って本物の遺骨」を造ったものかもしれないと事前に予防線を張る発言を繰り返しています。
 つまり、本当に被害者が死亡していたとして、本当の「死亡診断書・遺骨」が提出されることがあったとしても、それ以前に偽物を出しているので、今回も偽物であると断言することができるのです。あるいは、「生存している被害者の体の一部を切り取って骨にしたものを出して来たので、被害者は生存している」と言えるのです。
拉致被害者は、「死亡診断書・遺骨」が提出されようと、偽物が提出されたに過ぎないので、「生存」していることになるのです。又、数年前の目撃情報を理由に「生きている」ということができるのです。数年前に生存していたことが確実であったとしても「今、現在」も生存しているという確証はありません。
 拉致被害者は、「死亡」することは無く、「生存」し続ける存在なのです。しかし、実際に被害者の生死を確実に知っているのは、北朝鮮だけなのです。日本政府、救う会、家族会はあくまで、「生存していることにする」と仮定すること以外できません。
それは正確には、「生存しているかもしれないし、死亡しているかもしれない」という50%ずつの可能性でしかないはずです。
「生存していて欲しい」という家族の希望は理解できます。
しかし、日本政府や救う会は「生存している場合は救出する」が「死亡していた場合には、どうするのか」を考えねばなりません。
金銭による賠償、北朝鮮に残されている被害者の北朝鮮での家族(たとえばウンギョンさん一家のような)との面会などを進めていかなければならないのではないでしょうか。
さて2004年12月、当時幹事長代理だった安倍晋三氏は以下の発言をしています。
「これからは証拠を出せと言うと危険だ。生存者を返せと言うべきだ。彼らは生きている人の腕を折って本物の遺骨をつくることすらやりかねない」
頭から「生きている」と決めつけ、証拠の有無など問題にしていません。
どういう根拠があって「やりかねない」と言っているのか不明ですが(そんな実例があるのでしょうか?)、そこまで残虐な国だと認識しているのに、それから13年以上たっても、その残虐な国で拉致被害者が全員生き続けていると言い続けるのには、相当な無理があると言わざるを得ません。

B拉致被害者は生存していなければならない
被害者をほぼ永遠に生存していることにすることは、拉致問題の解決がほぼ永遠にできないということです。
本当に死亡している被害者がいたなら、返すことはできないからです。
「即時全員一括帰国」という譲れない条件を欠くことは許されないからです。(「全員」の範囲が不明確な以上、そもそも全員生存という言葉自体が現実性を欠いています)
家族が生存に希望を持つことは当然のことです。
政府、救う会が生存に拘り、家族に「即時全員一括帰国以外は認めない」と言わせることのメリットは何でしょうか。
拉致問題を終わらせないこと、これ以外に考えられません。
政治利用するためには、解決しては困るのです。
北朝鮮という敵国、悪の国が隣国に存在しなければ、防衛費増強、憲法改正等に大義名分を与える根拠が薄弱になります。
解決し、国交正常化すれば、莫大な賠償金を北朝鮮に支払わなければならなくなるでしょう。国民の反発も予想されます。2002年の小泉訪朝時とは比較にならないほど、北朝鮮憎悪、在日韓国・朝鮮人へのヘイト感情は高まっている現状、国交正常化交渉と聞いただけで、世論が反発することは想像できることです。
 つまり、拉致被害者には、生存していてもらわなければ困るのです。そして、家族に「即時全員一括帰国」以外は認めない、と言い続けてもらわなければ困るのです。
誰が?
拉致問題を利用している日本政府、安倍総理、救出運動を続けたい救う会がです。
分かりやすい例をあげましょう。
2018年3月29日の「チャンス到来、金正恩に拉致被害者帰国を迫れ!」緊急集会の決議文(A4の紙片面1枚の文章)の中で「全被害者の一括帰国」という言葉が6回出てきます。
そしてそのほぼ一カ月後の4月22日の国民集会の決議文では、それが「全拉致被害者の即時一括帰国」に変わっています。
なぜ「即時」を入れる必要があったのでしょう。
南北・米朝首脳会談が近づき、何らかのかたちで拉致問題が「解決」される可能性が高くなってきたので、慌てて「解決」のためのハードルをあげたのではないですか?


[ 拉致被害者家族はマインド・コントロールにかかっているのか?
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-22.html

 マインド・コントロールという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
オウム真理教、統一協会(現・世界平和統一家庭連合)が社会問題化した時、
耳にされたことがあると思います。
洗脳とは違い、在宅で、社会と接触のある状態でも
マインド・コントロールにかかることはありますし、かけることは可能です。
「情報遮断をした状態で、教義を刷り込む」ことをしなくても、
テレビ、インターネット環境のある状態でも人をマインド・コントロールにかけ、
人を意のままに操ることはできるのです。

「あたかも自分の意志で選択をしたように思わせながら、1つの結論へ導くことができる」
「あたかも自分の意志で選択をしたように思うが、実は選択させられている」
以下に「自分の意志で選択をしたように思うが実は選択させられている」例を記載します。

例(http://klab-01.com/mindcontrol より取得)
1.次の8つの言葉の中から1つだけ選んでください。
(スキー、鼻水、コップ、温泉、ゴミ箱、コーヒー、冬、お土産)
2.今選んだ単語と関係があるものを、次の単語から選んでください。
(電卓、雪、針、ティッシュ、米、まんじゅう、牛乳、電話)
3.今選んだ単語の特徴を、次の中から選んでください。
(大きい、遅い、白い、鋭い、暗い、甘い、赤い、狭い)
4.今選んだ特徴に当てはまるものを次の中から選んでください。
(ナイフ、ピラミッド、砂糖、亀、犬小屋、宇宙、皿、深海)
はい。全部選択終わりましたか?
あなたが最後に選んだのは、、、
『砂糖』
*どの質問項目にも選択肢は1つだけではなく、8個あります。
どれを選ぶかは自由です。
しかし、1で選んだ選択肢は、次の選択肢2の中の5つの項目に関連づけされています。
そして、3番の選択肢は、2つの項目にしか関連付けられるものはありません。
そして、4番目の選択肢の中では、1つ(砂糖)にしか関連付けられるものはないのです。
「自分で自由に選んだ」つもりになっていても、じつは最初から、
「1つの答え」に誘導されるように設定されているのです。
マインド・コントロールの極初歩的な事例です。

 拉致被害者家族会の家族の人達、
私達にはマインド・コントロールにかかっているように見えるのです。
 「安倍さんしか救出できない」
⇒何故、安倍さん以外の政治家では救出不可能なのですか?
 誰でも、北朝鮮と交渉をすることができるなら、可能なのではないでしょうか?

「拉致被害者は生きていて、日本に帰りたがっている」
⇒何故、そう言えるのでしょうか?
被害者の生死を確実に知っているのは北朝鮮だけです。
被害者の気持ちも被害者本人にしかわかりません。

「被害者を救出できるのは安倍総理しかいない」と
「教祖様しか世界を救える人はいない」はどこが違うのでしょうか?
被害者を救える政治家は、北朝鮮と正しく交渉できる政治家であり、
外務省に的確な指示を出せる人であるはずです。
そのような政治家が安倍総理しかいないとは、
なんと貧弱な国家なのでしょうか。
文在寅大統領はいかがでしょうか?
北朝鮮と正しく交渉をし、会談をし、朝鮮戦争終結へ導くことができそうです。
 「被害者を救出できるのは安倍総理しかいない」
そうでしょうか?他にも誰かいるはずで、あらゆる方法があるはずです。
その数あるはずの「人物・方法」が、全くないように思わせ、
その人・その教義しか認めないというなら、
しかもそれに反対意見を言い出す人に対し、
「あなたは安倍総理の足を引っ張るのか?」
「分断工作をして北朝鮮を利するのか?」等と言い
排除しようとする、意見を聞こうともしないとしたら、おかしくはないでしょうか?
被害者を何としても救い出したいのなら、
あらゆる人が行動をし、あらゆる方法を試した方が良いはずです。
たった1人の人、たった1つの方法しかいないというのでは
チャンスを自ら逃すようなものです。

安倍総理は無期限に日本の総理大臣ではいられません。
よくても後3年です。それも確定ではありません。
第2次安倍政権成立から既に5年が過ぎました。
安倍総理しかいないと「思いこむ」から、
野党の政治家が北朝鮮に働き掛けても「売名行為だ」と
排除し、応援しない、感謝もしない。
本当に「被害者を救出」したいのでしょうか?

家族は、救う会から情報を得、
救う会の毎月の集会・署名活動に参加します。
救う会に関わる所謂支援者はほぼ、ウヨクの安倍応援団です。
彼らから、毎月「安倍さんしかいない・憲法改正をして自衛隊を使って取り戻せるかも」
と言われ続けると、そう信じてしまっても仕方ないのかもしれません。
しかし、本当に家族を救出したいなら、誰でも良いのです。
あらゆるチャンネルを活用しなければなりません。
「安倍さんしかいない」と思考停止している場合ではないのです。

「拉致被害者は生きていて、日本に帰りたがっている」
本当にそうなのでしょうか?
前述したように、北朝鮮には被害者の家族がいます。
配偶者、お子さん、お孫さんまでおられるかもしれません。
様々な理由で、北朝鮮に残らざるを得ない
という状況におられる方もいるかもしれません。
日朝往来ができれば、それでよい、と考える方もおられるかもしれません。
既に亡くなっておられる方もいるかもしれません。
様々であり、
「生きている、日本へ帰りたがっている」方しかいないはずはないでしょう。

「被害者は生きている」と根拠もなく言い続け、
家族に根拠のない期待を抱かせ、信じ込ませているのは、救う会であり、政府です。
様々な個人の事情を全く考慮、想像もせず、言い切っているのです。
そして、「生きている」から「遺骨」がでようが、死亡診断書がでようが
「全て嘘・北朝鮮は信じられない国だから」で片づけてしまうのです。

更に、「被害者は帰国の期待を高まらせている。今回ダメなら、もう精神的に限界だ。」と
生存している被害者の精神・生命の危機が今すぐにでも迫っているように、
家族に恐怖を与えているのです。
被害者家族は期待と恐怖、希望を与えて開放し、再度恐怖を与えて縛る、
この繰り返しで、
「現実」を冷静に判断することができない状態に置かれているのではないでしょうか。

例えば、残念ながら死亡されている被害者もいらっしゃるかもしれません。
その場合、もう何もできることはないのでしょうか?
被害者が北で生活を共にした「家族」が居るかもしれません。
被害者のお子さん、配偶者、お孫さんなど、そのような方との交流、
その方々から北朝鮮での在りし日の姿を話してもらう。
空白の時間は埋められるのではないでしょうか。
そのような可能性も考慮しても良いのではないかと思います。

又、被害者が北朝鮮で生存しているなら、
帰国を実現させることはできなくとも、
往来、面会は可能なこともあるかもしれません。
一切の譲歩、妥協を許さず、
「即時全員一括帰国」という
最高難度のハードルを正面突破することしか言わない。
言わせられているとしか思えません。
「生存しているからすぐに返せ」ということでは、
本当に死亡されていた時、どのような希望を見いだせるのでしょうか。

*マインド・コントロールにかけられた人(被害者)は、
 その「組織の教え」を広める時、単なる被害者ではなくなります。
 積極的に「組織の教えを」広め「組織」の考えに他の人を染めるなら、
 その時は、「被害者」は加害者になっているのです。

 

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コメント
 
1. 2018年7月12日 15:34:09 : ABzezkVDCk : Nd3XGeBWb5c[75]
拉致問題を解決しない解決させないのが安倍自民党の政策。ずーっと政治利用するのが最善。

2. 2018年7月12日 21:18:37 : pxgwgovz2Q : W8I8Zx2GSxE[619]
安倍のため 芝居するのに 意義があり

3. 人間になりたい[724] kGyK1ILJgsiC6IK9gqI 2018年7月13日 04:17:25 : Igew9LiSCV : jX5tMsGMxX4[548]

>*マインド・コントロールにかけられた人(被害者)は、その「組織の教え」を広める時、
 単なる被害者ではなくなります。
 積極的に「組織の教えを」広め「組織」の考えに他の人を染めるなら、
 その時は、「被害者」は加害者になっているのです。

私もこの記事中にあるマインド・コントロールの例題に簡単にひっかりました。
マインド・コントロールとはなにか特殊なイメージがありますが、
全ての人がなんらかのマインド・コントロール下で日々の生活を送っています。
それがその人や社会にとってよいことならば何の問題もありません。
そもそも人間性そのものがマインド・コントロールの賜物でしょう。
よいマインド・コントロールとは人間性に基づくマインド・コントロールのことです。
そこに人間性の欠落したゴロツキが関わると悪いマインド・コントロールになります。

麻原彰晃と安倍晋三は、同じ精神構造のゴロツキです。
安倍内閣、自民党はオウム真理教と同じ体質の集団です。
自己愛を社会的行動規範とする子どもの心から、
隣人愛を社会的行動規範とする人間に成長できなかった人が、
極端にゴロツキ化したのが、麻原彰晃や安倍晋三とその同類ということです。
見かけは、宗教者や政治家や右翼や教育者のフリをしていますが、全て似非です。
本性は子ども病アベコベ症候群の重症患者にすぎません。
この病気の人は嘘を吐くのに、痛痒を感じることがありません。
自信を持って嘘を吐くことができるので、騙される人も多々います。
家族会はオウム信者や日大アメフト選手と同じ境遇にあるのではないでしょうか。
悪いマインド・コントロールを解くことは必要なことですが、
ゴロツキが関与しているのでかなり注意が必要です。
「被害者」でもあるが「加害者」でもあると責め立てるよりも、
関西学院関係者が日大アメフト選手に対してとった温情溢れる態度と、
日大上層部とアメフト監督に対してとった、
ゴロツキは許さないという厳しい態度が参考になるのではないでしょうか。
 
 


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