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初めて目にした「米朝合意の実現に日本は動け」という社説  天木直人 
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/797.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 7 月 17 日 09:05:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

初めて目にした「米朝合意の実現に日本は動け」という社説  
http://kenpo9.com/archives/4002
2018-07-17 天木直人のブログ


 6月12日のシンガポールでの米朝合意からわずか1カ月。

 あの時の大騒ぎがまるで嘘のようだ。

 その最大の理由は、7月6、7日に行われたポンぺオ米国務長官と金英哲北朝鮮労働党副委員長との会談が不調に終わったからだ。

 そしてこの不調に対して、日本のメディアは北朝鮮の対応に疑義を呈するものばかりだ。

 それ見た事か、やはり北朝鮮は油断できない国だ。

 トランプ大統領のトップダウンによる外交は、やはり危うい。

 日本は北朝鮮が完全非核化するまで制裁を緩めてはいけない。

 などといった、米朝合意に水をかけるようなものばかりだ。

 一億総安倍首相化である。

 そんな中で、きょう7月17日の共同通信がまともな論説を書いた。

 すなわち、軍事的な後戻りだけは何としても避けたいとした上で、「非核化」の見返りに「安全の保証」と経済援助を供与する方式は核兵器放棄の王道であると書いた。

 そして、「日本は米朝両国が動きを活発化するようもっと後押しすべきだ」と書いたのだ。

 私がはじめて目にする正論だ。

 建設的な論説である。

 そして、その進言は、まさしく安倍首相の為でもあるのだ。

 米朝合意の成功を一番望んでいるのはトランプ大統領だ。

 国内の弱腰批判をはねつけ、中間選挙に勝てる。

 ノーベル平和賞を手にすることができる。

 もし安倍首相が北朝鮮に対する圧力一辺倒の政策をあらため、米朝合意に向けてトランプ大統領の努力を後押しするような政策を取れば、トランプ大統領は涙を流して感激するだろう。

 ドナルド・シンゾーの強固な仲が文字通り世界一になる。

 それこそが、安倍首相がもっとも望んでいる事ではないのか。

 それに、安倍首相が欲している年内の韓国、中国との関係改善にも役立つ。

 なによりも、安倍首相の悲願である拉致問題の解決のために、何としても米朝合意は成功させなくてはいけないのだ。

 それでは、安倍首相は米朝合意の成功のためにどうすればいいのか。

 共同通信の論説は、具体的な事は何も書いていない。

 「ともすれば陥りがちな冷戦型の思考から脱皮し、北朝鮮の核問題の解決を実現し、不安定な北東アジアの安全保障環境を抜本的に転換させる、そんな構想を持って臨みたい」としか書いていない。

 そんな訳の分からない事を書いている様では共同通信も駄目だ。

 ズバリ、安倍首相は一日も早く訪朝して金正恩委員長と首脳会談を行い、日朝国交正常化と拉致問題を一気に解決する。

 これしかない。

 手ぶらで帰るような首脳会談では政治責任を取らされる、などという事を言っているからダメなのだ。

 トランプ大統領がやったようにトップダウンで決めて来るのだ。

 そのためには、「拉致被害者全員を生きて帰国させる」というこれまでの言葉を撤回することだ。

 日本会議に向けたパフォーマンスではなく、正し歴史認識を持って外交の「王道」を行く勇気を持つことだ。

 もしそんな対北朝鮮外交が安倍首相に出来るなら、安倍首相もたいしたものだ。

 小泉・田中のいかさま訪朝をはるかにしのぐ本物の訪朝になる。

 支持率回復間違いない。

 なぜ誰もその事を安倍首相に進言するものが側近の中から出て来ないのか。

 安倍忖度政治の限界である(了)



米朝合意から1カ月/双方が切迫感持ち交渉を
http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1531273567415/index.html
2018年7月11日 山陰中央新報

 シンガポールでの米朝首脳会談から1カ月を迎える。ポンペオ米国務長官が6、7日の2日間訪朝し、金英哲(キムヨンチョル)・朝鮮労働党副委員長と6月12日のシンガポール共同声明の履行に関する作業部会設置で合意したものの、楽観を許さない。

 米朝双方に不信感が根強く、「非核化」と「安全の保証」という二大課題を実現するための総力を注入していない印象を受ける。このままではこれまで繰り返されてきた米朝合意失速の悪夢の再来も否定できない。

 合意の履行が難しいと判断すれば、トランプ氏は軍事的緊張を再び高める方向にかじを切るだろう。そうなれば、対話のテーブルに戻るのは極めて難しい。そうした切迫感を持って、米朝は今の交渉に臨んでほしい。日本、韓国、中国も米朝交渉を支えるあらゆる努力を傾けるべきだ。

 米朝首脳会談までの動きは急だった。南北、中朝などの首脳会談が続き、北朝鮮は核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実験中止、拘束していた米国人3人の解放、核実験場の坑道爆破に踏み切った。米国は首脳会談で「安全の保証」の供与を約束し、第一歩としての米韓合同軍事演習の中止を決めた。

 しかし、その後、動きは止まった。米国が「完全な非核化」実現まで経済制裁を維持すると強調し、北朝鮮は果実を手にできないことで反発を強めている。非核化の工程表などは依然公表されず、シンガポールでトランプ氏が語った「非核化は非常に迅速に動く」とは異なる状況だ。

 北朝鮮が求める朝鮮戦争の終結宣言にしても、在韓米軍の存在問題に直結するとして、韓国、日本との同盟を重視する米国は動きが遅い。こうした状況を受けて7日には北朝鮮外務省が、米国は非核化だけを要求し「実に遺憾極まりない」と批判する声明を発表した。

 米国が求める「非核化」と北朝鮮が要求する「安全の保証」「制裁解除」をどう関連付けるかは常に難題であり、過去の合意が崩壊したのも関連付けの弱さに起因する。

 今回はトランプ氏と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長のトップ同士が合意文書に署名したことから、これまでとは違う。それでも、北朝鮮が体制の安全を保証していると判断する核兵器を簡単に手放すとは想定すべきでない。しかも、トップ同士の合意だけに、崩壊すれば次の交渉の機運は当面やってこない。

 11月の中間選挙をにらんで国内世論向けに対北朝鮮外交をアピールしたいトランプ氏の思惑を考えれば、中間選挙後には再び軍事的な緊張に後戻りするというシナリオも想定可能だ。

 軍事的な対立への後戻りは何としても避けたい。「非核化」の見返りに「安全の保証」と経済援助を供与する方式は核兵器放棄の王道で、米朝交渉の方向性は間違っていない。

 日本は米朝両国が動きを活発化するようもっと後押しすべきだ。冷戦型の思考から脱皮し、北朝鮮の核問題の解決を実現し、不安定な北東アジアの安全保障環境を抜本的に転換させる−。そんな構想を持って臨みたい。核、ミサイルだけでなく、拉致問題を解決するためにもそうした新たな構想が必要だろう。





 

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コメント
 
1. 2018年7月17日 09:37:33 : jHxe19cydw : usoUfS1tT2k[164]
ひねくれた見方かもしれないが
置いてきぼりを喰らわないように
日朝会談をどうしてもやりたい
そのためには改心します
ってことなんじゃないの。

そのためのアドバルーンのような気がする。

>> 共同通信の論説は、具体的な事は何も書いていない。
....
>> そんな訳の分からない事を書いている様では共同通信も駄目だ

アドバルーンなら訳のわかることは書けんわな。

圧力、脅威から不安定な北東アジアの安全保障環境を
抜本的に転換させる、その為に日本の役割は?
なんてのがこれからテレビでは
合唱されてくるんじゃなかろうか。


2. 2018年7月17日 09:40:44 : GnGutHTYrk : 722glC76n3E[6]
>正し歴史認識を持って外交の「王道」

−無い物ねだりです。ァヘには。


3. 2018年7月17日 10:02:15 : 0ppPFEZ1s2 : 9F3h4GtmPqs[2]
共同通信はアメぽち新聞、評価に価しない。

4. 雅則[695] ieuRpQ 2018年7月17日 10:03:23 : tAFM4KflME : BFMttPY6aVo[41]
一番早いのは金正恩委員長を日本に招待し、日朝会談をすべきだ。ロシア、朝鮮半島、日本は平和に暮らすべき最重要な隣国である。中国と日本と同じ様に戦争放棄の平和憲法を活かした隣国同士に成る必要が在ります。経済制裁など馬鹿げた事をしないで、お互いに助け合って行く様に努力するのが、最高の防衛です。非核化等簡単に出来ない事は分かり切った事です。日本もアメリカ合衆国の為の戦争参加や、憲法改正など諦めて、自衛隊と共に戦争放棄の平和憲法を守り,自然災害や人災う防ぐ過去の実績を活かしていくべきです。日朝関係が正常化摺れば東アジアの経済発展明らかです。貧富の格差を解消する努力をすれば豊かな生活に成ります。命を大切にお互いに頑張りましょう。平和が一番、戦争の無い生活が一番よい。何事も話し合いで解決する様に、そういう時期が来ました。

5. 2018年7月17日 10:14:08 : pJ5jF0oi2A : M_Bvt0pfpZQ[8]

日本は完全に蚊帳の外なんですよ。ポンペオがが時どき報告にくるが大事なことは

教えてくれない。「米朝合意の実現に日本は動け」なんて発想どこから出てくるの

かしら。そもそも北の核なんぞ脅威でもなんでもない、誰でもわかるハナクソだ。

トラの本丸はイラン核廃棄、米露核削減とのワンセットにある。


6. 2018年7月17日 10:53:19 : Elio0nEowE : h2RZrOIR1F8[-253]
> ズバリ、安倍首相は一日も早く訪朝して金正恩委員長と首脳会談を行い、日朝国交正常化と拉致問題を一気に解決する。
これしかない。

ポンぺオ米国務長官の訪朝でも進展しなかった核・ミサイルなど大量破壊兵器計画に関する申告や検証の要求が、安倍首相訪朝で受け入れられるはずが無い[1]。

> そのためには、「拉致被害者全員を生きて帰国させる」というこれまでの言葉を撤回することだ。

天木直人には「拉致被害者全員を生きて帰国させる」はどうでも良い問題だろうが、日本国民には「拉致被害者全員を生きて帰国させる」は必須の条件である。

[1] 米朝首脳会談 1カ月 非核化、入り口も遠く 毎日新聞2018年7月13日
https://mainichi.jp/articles/20180713/ddm/007/030/118000c
ポンペオ米国務長官が訪朝した6〜7日の米朝協議の直後、北朝鮮外務省は報道官談話で核・ミサイルなど大量破壊兵器計画に関する申告や検証の要求に対し、強く反発した。

 非核化に向けた作業を始めるには申告が不可欠だが、北朝鮮は1985年に核拡散防止条約(NPT)に加入した際も、条約で義務付けられている半年以内の申告書提出を6年以上も遅らせ、その内容も極めて不完全だった経緯がある。

 申告が当面の最重要課題となるのは、北朝鮮の核施設の多くが国際原子力機関(IAEA)などの査察を受けておらず、「秘密のベール」に包まれているためだ。北朝鮮は北西部寧辺(ニョンビョン)にある核施設から、2009年春にIAEA査察官を追放して以後、ウラン濃縮施設や軽水炉などの新たな施設の整備を進めた。

 さらに米国などの専門家は、寧辺以外の場所に「秘密濃縮施設」が存在すると指摘。米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)のオルブライト所長は、脱北者や米政府当局の情報などをもとに「カンソン」と呼ばれる場所に、寧辺の施設の2倍の能力を持つ濃縮施設が存在すると分析、核兵器用の高濃縮ウランを製造していると見ている。

 また、寧辺の原子炉に使う核燃料製造施設も、09年以後は不明の状態にある。寧辺にはかつて、5メガワット黒鉛減速炉用の核燃料を製造する施設があったが、10年秋、その建物が濃縮施設に置き換えられたことが確認された。原子炉には新たな核燃料が供給されており、ウラン鉱山や精錬所がある南部の平山(ピョンサン)など複数の施設での製造が有力視されている。

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

7. 2018年7月17日 20:57:34 : ubsqxr99nk : L8tnnf@OvnU[580]
ポンペオは、戦争家、、時期に取り換えられるでしょう。

トランプの見事な人事が、近いうちに見れると思う。

ポンペオは、日本に金出せ!と言いたいだけよ。

相手にしてはいけんぞ,河野馬鹿害務大臣よ。しっかり良く考えよ!

余談だが、河野太郎は、人相が悪くなったな〜。

日本は世界から”蚊帳の外”に侵されている。

なんでかわかるなら、方針を変えないとな?〜わかるか河野太郎?


戦争国家では、世界からつんぼ桟敷に置かれるのだよ。

戦争家の安倍に、懇切丁寧に伝えておきなさい。

これが河野太郎の役割だ。


8. 2018年7月20日 10:26:28 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-5963]
[2018-07-19]

日本は過去清算の勇気から持つべきである

先日、日本外相の河野が国際原子力機関(IAEA)事務局長との会談で、日本政府が北朝鮮の核施設を査察するのに必要な初期費用を負担する用意があるだの、IAEAの活動を支援するだの、何のと言いふらした。

去る6月にも、首相安倍が北の非核化費用の負担用意について出まかせに言ったことがある。

島国の政客らしい狭量で幼稚な繰り言だと言わざるを得ない。
利をむさぼる打算を先立たせて幾ばくかの金銭で朝鮮半島問題に介入してみようとする彼らは確かに、政治家と言うよりも奸商と言う方が似つかわしい。

再三強調したように、日本は朝鮮半島問題に干渉する名分も資格もない。

現在も執ような対朝鮮敵視策動で大勢に逆らった結果、世界的指弾を受けている。
そのような日本がせん越に「支援」だの、「費用負担」だのと言うのは、朝鮮半島の平和と安定を願わない内心を覆い隠そうとする笑止千万な術策にすぎない。

お金なら万事オーケーと考える日本の低劣な考え方は、過去も現在も変わりがない。

財布をちらつかせて「国際的貢献」と「世界平和に対する寄与」をけん伝し、その裏で「自衛隊」の海外進出を進め、はては国連安保理常任理事国入りまで狙っている。

他の国・民族の血で塗られた侵略と略奪の歴史、犯罪の歴史を否定し、幾ばくかのお金を与えることで「過去を清算」したと口をぬぐう国がまさに日本である。

日本が、朴パク正チョン煕ヒ逆徒と朴パッ槿グン恵ヘ一味を金銭で買収してつくり上げた1965年の南朝鮮・日本「協定」と2015年の日本軍性奴隷問題の「合意」はその代表的実例である。
このような政治奸商行為が以前には通じたかも知れないが、平和と和解、国際的信頼が優先視されるこんにちにはこれ以上通じない。

日本は、敗北73年になる現在まで過去の罪過について謝罪と賠償はおろか、反省さえしていない破廉恥な国である。

日本の「費用負担用意」うんぬんは、朝鮮人民の憤怒を触発させるだけである。

日本は、無駄な「用意」うんぬんではなく、過去を清算する勇気から持つ方がよいであろう。

20世紀、朝鮮に対する植民地支配とわが人民に働いた反人倫的罪悪に対して誠実に謝罪し、正しく清算すること、これが日本のやるべきことである。

http://www.naenara.com.kp/ja/news/?0+101789

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

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