世界中、人の命を奪うことが罪とされているのだから、核だけでなく、人の命を奪うことを目的として作られたもの全てが悪だ。
兵器から毒物やウイルスまで例外なく。
こんな当然のこと、子供でも理解出来るレベルのことを屁理屈並べて正当化し続けてきたことが世界中の間違いだ。

と言ったところで、死刑（公的殺人）がなくならないのと同じ

いくら悪だと言ったところで意味はない

軍事大国と、その従属国家や、大国に対抗したい独裁国家にとっては、

必要悪という認識は変わらない

これらの現実を知りながらも、必要悪だなどと言えるのか？
死刑へと問題をすり替えたいようだが、死刑も同じだ。
誰にも命を奪う権利などない。誰もが幸せのために生き、そして国家とはそれを手助けすることが本当の存在理由であり、存在価値だ。権力も同様、どこの国の命であろうと命を奪う権利はないし、命を奪わせ国民の手を血に染める国家など不要である。

テロの恐怖を煽り、テロ対策と国民を騙し、憲法違反の共謀罪を成立させたね。
国家機密を守るためと、これまた憲法違反の秘密保護法を成立させ、森友、加計文書、他にもイギリスへの原発輸出など、国民に知られたくないことを真っ黒海苔弁。
被災地放置し宴会しIR可決しても、被災地への必要な法案は通さない。
自衛隊の日誌を隠蔽し、自衛隊の命を危険に曝す。
TPP、PFI、EPAなどの国民生活に関わる重大な法案は、メディア規制して（またはスポンサーへの自発的忖度からか）国民に知らせないまま可決。
守銭奴、売国奴が巣食う安倍政権。国内外の軍需産業や投資家とべったり癒着し、国民の命をも金に変えている。
これが現実、これが日本国家だ！

国民よ、人類よ、これ以上こんな腐敗した国家もどき、政府もどきの下で媚びへつらう必要はない。
核だけでなく命を奪う目的で作られた全てのものを、そして軍需産業そのものを否定し、誰もが幸福に生きるための国家を目指すことこそ、これからの未来に必要なことだからだ。

　核兵器は悪だから、廃絶したとする。すると、世界に核兵器を持っている国は一つもなくなる。アメリカも、ロシアも、中国も、イギリスも、…。

　核なき世界が生まれた時、その核廃絶の約束を破って核で世界を脅迫する国が出たら、世界は核で対抗することが出来ない。なぜなら、核の使用を抑止するための核は、既に廃絶されているからだ。

　最初から核廃絶の約束を破る目的で核廃絶の約束をする国もあるだろう。それは一国だけではないだろう。

　核を廃絶したために核戦争が起きるかも知れない。なぜなら、核なき世界において、一国だけが核を作れば、核の報復を恐れず、核を使うことが出来るからだ。また、実際に核を使わなくても、「核を使うぞ」と脅迫するだけで世界を屈服させることが出来る。なぜなら、実際に核が使われた場合に報復すべき核は、既に廃絶されているからだ。

　核を廃絶することが大切なのか、核戦争を廃絶することが大切なのか。

　核を廃絶しても、その結果として核戦争が起きれば、核戦争の悲惨は避けることが出来ない。　

　核廃絶をしなくても、核戦争を廃絶できれば、核戦争の悲惨は避けることができる。
　

　多摩散人です。

　核なき世界を作れば核戦争はなくなると思っているらしい吉永小百合は馬鹿だ、と私が思う理由です。