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総裁三選確実でも、安倍政権が「消費税増税」で吹き飛ぶ可能性 麻生も財務官僚に乗せられている(週刊現代)
http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/257.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 9 月 04 日 14:35:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


総裁三選確実でも、安倍政権が「消費税増税」で吹き飛ぶ可能性 麻生も財務官僚に乗せられている
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57204
2018.09.04 週刊現代  :現代ビジネス


このさじ加減を間違えてしまえば、せっかくの三選も、まったく意味のないものになる。本人も自覚してはいるが、財務省の狡猾な包囲網はジリジリと周囲を追い込んでいる。安倍は窮地を脱せるのか。

増税は退陣につながるぞ

石破茂の孤高の闘いも虚しく、9月20日の総裁選では安倍晋三が三選されることが、確実視されている。だが、体調不安をおして総理の座を延長したところで、その道のりは限りなく険しい。

2度にわたって延期をはかった消費税増税が、来年10月に待ち受けているからだ。

8%から10%への引き上げ――。もし増税すれば、家計所得も実質賃金もほとんど上がっていない現在、経済が大失速するリスクを孕んでいる。だが安倍は、増税をするかしないか、どんなに遅くても来年春には決定せねばならない。

「だから、竹下派は勝つ見込みの薄い石破茂の支持を表明したんだよ。来年春には統一地方選が、そして7月には参院選が控えている。

消費税増税の決定後であれば、自民党の苦戦は明白だ。安倍の政治家としての体力が、その時点でどの程度残っているか、こちらは見極めたいという思いがある」(参議院竹下派幹部)

自民党参議院・竹下派の陰のドン$ツ木幹雄は、消費税増税と参院選との関係の恐ろしさを身に染みて知っている。

'89年4月の消費税導入時は、6月の竹下登総理(当時)退陣の後、7月の参院選で自民党は大敗。'97年4月の消費税5%への引き上げ時も、翌年7月の参院選で自民党は大敗し、橋本龍太郎総理(当時)は退陣――。

参院選大敗と総理退陣がセットで起きたのだ。この再来は見たくない。

「ただでさえ、モリ・カケ疑惑により、安倍一強には綻びが出ている。ここで消費税増税で、安倍と心中など、たまったものではない」(別の参議院議員)というわけだ。

さらに、消費税を段階的に引き上げることが決まった'12年の「三党合意」の後の悪夢は、当時の民主党議員にとっては生涯忘れられまい。

同年8月の法案成立後、12月に行われた総選挙で、野田佳彦総理(当時)は退陣し、自民党・安倍晋三に政権を渡した。

消費税増税と総理の座は引き替えになる――その歴史を熟知しているからこそ、安倍晋三はこれまで、「消費税増税延期」を、逆に選挙に利用して勝利を収めてきた。http://img.asyura2.com/x0/iup8.cgi

'14年4月の8%への引き上げ後、11月に10%への引き上げ延期を表明し、解散総選挙で大勝。'16年6月には再度の引き上げ延期を表明し、参院選で大勝。いずれも、消費税をテコにした鮮やかな勝利だった。

とにかく消費税増税をしたくない安倍は、なりふり構わず増税延期の作戦をとってきたのだ。

新聞も創価学会もダンマリ

だが、もう同じことはさせないと考えているのが、財務省である。

「総理が再登板してから、5年7ヵ月の努力の甲斐が出てきた。いろいろあったが、完全に総理の外堀は埋めた。今や政府・自民党の幹部で、消費税引き上げに反対なのは、安倍総理と菅(義偉)官房長官ぐらいだ」

こう語るのは財務省の局長級幹部のひとりだ。

前述した'14年11月の引き上げ延期は、当時の財務省と官邸の「死闘」ともいえるものだった。

「このままでは財務省の思惑どおりに、消費税が10%に引き上げられてしまう。先手を打って、消費税増税先送りを争点にし、衆院選を戦う」

安倍は当時、周囲にこう語った。一方、財務省の香川俊介次官(当時)は、幅広い人脈と政治力で、消費税増税の環境作りを進めていた。安倍は香川の力を恐れて、国会を解散したのだ。

だが、4年たった今、安倍は同じ環境にはない。

その理由のひとつは、新聞とテレビだ。

「新聞を軽減税率の適用対象にしてもらうことで、新聞社は財務省の軍門に降り、今やどの新聞も消費税増税賛成の論陣を張っている。系列のテレビ局も新聞に逆らえないから、結果的に増税反対の声がメディアに出にくくなっているのです」(政治部デスク)



また、与党の一角・公明党も、本来なら増税反対といきそうなところだが、財務省の悪知恵は、ここも抑え込んでいる。

「公明党の支持母体の創価学会の主な収入源は、聖教新聞や公明新聞といった機関紙です。軽減税率は、そこに適用されるだけでなく、信者の懐を直撃する飲食料品も対象に加えることにした」(同)

今回の総裁選で、もし石破茂が「消費税増税阻止」を真っ向から焦点にしたならば、少しは面白くなったかもしれない。だが石破は、「軽減税率は反対だが、消費税増税は賛成」という体たらくだ。

メディアや公明党だけではなく、工作は経済界にまで行われている。

消費税引き上げに反対している元財務官僚で嘉悦大学教授の高橋洋一氏が言う。

「財務省は、まず消費税は社会保障費に回されるという理屈で攻めた。『消費税を上げなければ、保険料が上がるが、労使折半のために企業の負担も増えてしまう』と説得するわけです。

それだけでは経済界も納得しないので、消費税増税の代わりに法人税減税をバーターにしているのです」

麻生も敵だ

エコノミスト・菊池英博氏も、増税反対だ。

「消費税は、国民から税金を取り上げて、法人税を下げるという悪質な税金です。むしろ、法人税を30%に戻したうえ、企業には国内への設備投資と正規社員の増加による条件付き投資減税をすべきです」

だが財務省は、今、一気呵成に消費税増税に向けて攻めこんでいる。その姿勢が誰の目にも明らかになったのが、7月末の財務次官人事である。

「主計局長から昇格した岡本薫明次官は、昨年の段階で『消費税は、予定通りに絶対に上げてもらう』と財界人との懇談の場で語っている。消費税増税推進の本丸である主計局長の昇格は、『増税先送りは絶対に許さない』という財務省から安倍総理へのメッセージでもあります」(財務省幹部)

注目されていないが、同時期に行われた財務省の人事では、関連する明白な「左遷」があった。

「5年間にわたって首相秘書官を務めた中江元哉氏が、財務省関税局長に就任しました。普通なら、首相秘書官経験者は主税局長や主計局長になるものです。これが傍流ともいえる関税局長に『飛ばされた』理由は、長期間総理の近くにいながら、増税の説得に失敗したからです」(同)



一連の人事は、安倍の説得を押し切り、財務大臣・麻生太郎が最終的に決断した。この麻生自体も曲者である。

「戦後歴代在任1位の財務大臣となった麻生さんは、元来の親分肌で、今や見ているのは安倍総理ではなく、財務官僚たちです。

『加計問題は、安倍夫妻の問題だ』というのがいまだに口癖になっているくらいだから、スキャンダルでも総理を見捨てずに守った自分は、安倍総理に貸しがあると思っている。7月末の人事は、借りを返してもらったという感覚ですが、これも増税への牽制とみていい」(麻生派議員)

麻生も財務官僚たちに乗せられているのである。

では、安倍はどうしたらいいのか?2度もの増税延期をやってしまった以上、今さら3度目というのはなかなか難しいだろう。かといって、政権を投げ出すわけにはいかない。その点も、財務官僚は狡猾に忖度する。

昨年秋の総選挙で、安倍が突然「消費税増税分の、財源の使途変更」を争点にしたのを覚えているだろうか。安倍に知恵をつけたのは、一人の大物財務省OBだった。

古谷一之。主税局長や国税庁長官を経て、現在は内閣官房副長官補を務める。古谷は、安倍にこう語ったという。

「このままでは、総理は増税がいつまでたってもできません。財政再建路線は捨てて構わないから、消費税は一般受けする『教育無償化や子育て支援』に充てるとすればいい。それに経済対策の大盤振る舞いを足せば、必ず勝てます」

古谷は、現役財務官僚の代弁者だ。安倍は古谷が出した案に乗り、結果として選挙では大勝した。

「ここで財務省は、さらなる『餌』を安倍総理に与えました。財政健全化計画のプライマリーバランス黒字化目標を5年先送りにする案で、今年6月の『骨太の方針』にも盛り込まれました。

これで、安倍総理は任期中『財政再建』の責任を負わなくてすむことになった」(前出・政治部デスク)

財政再建の論理などはどうでもいい。財務省としては、消費税増税という既成事実さえつくってしまえばいいのだ。

だが、ジャーナリストの須田慎一郎氏は言う。

「増税ありきで考えていいのかと思います。金融緩和などアベノミクス政策によって物価を上げつつ、景気回復が見え、経済成長率も一定以上に押し上げられ、実質賃金も上がっていく……こうした将来の景気への備えができたと確信が持てるなら増税すべきですが、現在はその状態ではありません。

財務省は、2度延期したのだから三度目の正直ということで、これ以上の延期は『敗北』だと、なりふり構わない。経済政策や景気対策に関しては無関心なのです」

消費税解散はあるか

経済評論家の上念司氏も言う。

「財務省は、増税さえしてくれれば、安倍政権なんて用無しとしか思っていません。今は官邸が官僚を抑えているように見えますが、増税によって財務省が自己肥大化し、権限が強くなれば、安倍政権は追い込まれます」

もちろん、増税によって安倍の総理の座が危うくなるばかりではない。困るのは、われわれだ。

「来年の増税後は、'14年の8%への引き上げ時と同様に景気が落ち込むのは明白でしょう。個人消費が減少し、それに連動して株価が下がり、円安に向かいます。そこから回復するには、相当長い時間が必要となるでしょう」(前出・須田氏)



誰も幸せにならない「消費税増税」だが、もちろん安倍は伝家の宝刀を保持している。

「政権維持の道具として、『増税延期』を争点にした解散総選挙を、来年春までにちらつかせ続けるでしょう。三選した途端に、安倍の求心力は衰えますが、このカードだけを使うのです」(自民党幹部)

自民党の増税反対派議員・安藤裕は、再延期どころか「消費税引き下げ」を争点に選挙をやればいいとまで言いきる。

「総裁選後に『消費税を引き下げる』として解散総選挙になれば、必ず勝つし、景気も回復するでしょう。それくらい踏み込んで勝負を賭ければいいのではないか」

安倍政権には批判すべき部分も山ほどあるが、こと消費税増税に関しては、安倍の踏ん張りどころだ。狡猾な財務省との駆け引きに、三選確実の総理がどう闘うのか、総裁戦後が見物である。

(文中一部敬称略)

「週刊現代」2018年9月1日号より

























































 

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コメント
1. 中川隆[-13629] koaQ7Jey 2018年9月04日 15:09:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18226] 報告
やっと日本を救えるのは安倍一人だけだと判って来たみたいだね

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理
2. 中川隆[-13628] koaQ7Jey 2018年9月04日 15:11:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18226] 報告
阿修羅で必死に反安倍工作をやってるのは中国の工作員だよ

因みに、赤かぶは中国の工作員グループだよ

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

3. 2018年9月04日 15:38:16 : HH7orQXdaM : doLa5_ay6Gs[1] 報告
面倒な法案は全部安倍氏にやらせて、用が済んだらさっさと降ろすつもりじゃ
ないだろうな
もしかして、その上で時機を見て最右翼の一人石破氏を据えて、いよいよ
総仕上げというときに、小泉Jr?

まさかね・・・

4. 2018年9月04日 15:44:38 : GTfDiJ0frG : pO_mwklwF_I[2] 報告
「新聞を軽減税率の適用対象にしてもらうこと」で財務省に媚を打っているとしたら、新聞社の経営層は頭がおかしい。

消費税増税によってほとんどの庶民が悪影響をうける中で、真っ先に切るのは新聞。
仮に新聞の税率だけを5%に下げたとしても、家計の負担が増す以上買わない。
ネットで十分だし、必要とあらば図書館で読めばいいからだ。

消費税増税によって富む層で新聞社は支えられるとするならば良いが、
新聞は必要だから、税負担がすくなければ安泰だと思うのは、新聞社の驕り。

5. 2018年9月04日 16:29:30 : kd3MEz0hdc : e2aEuFsWiEk[34] 報告
消費税は国民に人気がない、野党の挽回のチャンス。

低所得者に製剤負担を与えると思われている、日本に合わない税制。


野党で減税を公約にして戦えばいい。

但し、公約は破らないことが前提。(旧民主党の真似だけはするな)

6. 2018年9月04日 17:01:33 : LkuokMsJuE : yDkjy2Ir2kM[1] 報告
森友、加計をみているともう財務省など政治権力に対して何の力もないように見える。

本当に力があれば安倍など蹴飛ばせるはずだよ。

7. 佐助[6035] jbKPlQ 2018年9月04日 17:10:04 : RbPZf2tsH6 : K9EhTpDjOxI[454] 報告

アベノミクスの失政は,消費税増税と新機軸世界通貨の認識と新たな産業(産業革命)の取り組みを無視したからだ。

消費税増税して,1%の富と99%が不幸になる,資本家が儲かれば、労働者も富むのだと云うトリクルダウンの嘘に騙されたのです。大企業は減税や還元と内部留保でにっこり,金持ちは裕福になりカネは使わない。そのために中流家庭が崩壊とした。

世論調査で消費税の引上げ容認が過半数を越えていても、個人レベルでは自己防衛のために、消費税値上げを主張する政党への投票行動は、避けられる。だから、値上げ賛成/反対を対立軸にした選挙で、勝った政党例は、世界には一つもない。選挙で勝利してから消費税をアップした与党で,次の選挙で敗北しなかった例も一つもない。

これは、左右の前頭葉脳が「建前では容認、本音では反対」を思考して、投票行動するためである。

どうぞ勝手に消費税増税して,切腹してください。野党は,政治的対立要素を一つに絞り,消費税減税で戦うことだ。原発は環境・現象が,地域で,それぞれ異なるために対立要素になれない。

8. 2018年9月04日 17:37:53 : z0SQdjEyNM : pYIKdJH9r_s[541] 報告
消費税というのはシャッター街の主犯だ、消費税の無かった時代
小売店のマージンは結構大きかった、共同購入の事務方に関わったことが
あったが結構儲かるシステムで暮れには会員にたくさんお歳暮を出せた。

増税で消費税分を小売店がもろぶっかぶって小さい所はシャッターを下ろすしか
なくなってしまった、儲けを減らさないと買ってもらえないから。それでも買って
もらえなくて店じまいをする。
すべて浅はかな役人の言いなりに法案をとおす公明党と自民党の議員が悪い。

それでも税収は足りなくてまた税率を上げねばならないという、
違う、税金が足らんのは消費税率が低いからではない
根本的に間違っている。

9. 2018年9月04日 19:56:46 : d09awybmvs : 9XELq6f142c[139] 報告
強調す 安倍と麻生は 被害者と
10. 2018年9月04日 21:18:02 : eQHpkW1P7s : 0hMQcQYsWyM[129] 報告
>>8さん

 シャッター街の主因は「マイカーの普及とそれと併行した交通網の充実、大規模スーパーマーケットの全国的展開・専門店や飲食店の大規模化」などが主因だと思うよ。

 消費税はスパーマーケットや他の大規模店も小規模商店も同率で課せられているから、これが原因とは言えないし、シャッター街の広がりは平成元年(消費税課税開始)よりも以前に始まっていたよ。

 だからと言って「消費税」に賛成はしない。資産課税のうち特に「配当金の分離課税廃止」や法人税増税(投資減税はおまけとしても良い)、所得税累進税率の強化など、庶民いじめ(庶民は収入の多くを消費に回すので)の税制を変えれば、経済も少しは回転を始めるだろう。消費税増税よりも余程ましなはずだ。

11. 2018年9月05日 02:40:45 : dn4DOtHEqs : W39WfSKeHdA[5] 報告
不思議な事に消費税単体論者って安倍支持者と被るのよね
記事にもある高橋洋一とか

まぁ消費税に関しては軽減措置には絶対反対
所得にあわせて給付か控除を決めればいい
軽減措置だと高額商品を買う富裕層が恩恵を受ける

12. 2018年9月06日 17:08:50 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[1731] 報告
安倍は何時ものパターンで「消費税増税延期」って言うのだろ。
考えなしに安倍を支持する人には、「延期」は「中止」では無いとか理解するのは難しいだろう。

でもって一ヶ月でも先延ばししたらはい公約を守った、とか言う。
ああ、安倍って元々公約は守る物の方が少ないのだっけ。
じゃあ無視して増税ようとして、それを支持した人間が「公約を守れ」と言うと、「中国の工作員ガー!」とか言い出すのかな。

13. 2018年9月25日 11:26:36 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-8106] 報告
2018年9月25日(火)

主張

安倍首相と消費税

増税対策は大企業のためか

 自民党総裁に3選された安倍晋三首相が、来年(2019年)10月からの消費税増税の実行を繰り返し公言し、増税をやめさせるたたかいがいよいよ差し迫っています。安倍政権は、増税した時の反動で消費が減少する「反動減」への対策などを持ち出して反対をかわす構えですが、見過ごせないのはそこに付け込んで財界や自動車などの大企業が、露骨に減税を要求していることです。大もうけし、巨額の内部留保をため込んでいる大企業にさらに減税しても国民の暮らしには役立ちません。負担軽減というなら増税そのものを中止すべきです。

来年10月の増税に固執

 安倍首相は、3選を目指す候補者として臨んだ総裁選中も、3選が決まった後の記者会見やインタビューでも、19年10月から消費税の税率を現在の8%から10%に引き上げる増税について、「予定通り実行したい」との発言を繰り返しています。

 安倍首相は12年末に政権に復帰した後、14年4月から消費税の税率を5%から8%に引き上げました。原則としてすべての商品やサービスに課税され、国民に大きな負担を押し付ける消費税の増税は消費を落ち込ませ、経済を破壊します。日本経済は深刻な消費不況に落ち込み、14年度の国民総生産(GDP)は13年度比マイナスに転落、安倍政権も15年10月に予定した10%への再増税を2回も延期しなければなりませんでした。

 安倍首相は、今回は景気が上向いていると言い張り、一部の食料品の税率の据え置きや「教育無償化」などのほか、消費の落ち込みに対策を取るので、影響は抑えられるといいます。それで登場したのが自動車や住宅への減税です。財界・大企業はそこへ付け込んでいます。

 財界の中心になる日本経済団体連合会(経団連)が発表した来年度の「税制改正提言」は、冒頭で消費税の増税を「確実に実現すべき」としたうえで、消費税増税対策として、自動車や住宅の減税に加え、企業の負担を軽くする消費税制度の見直しなどを求めています。「提言」には投資減税など企業課税の軽減も盛り込まれ、国民の負担を増やす一方、大企業の負担は軽くする身勝手な要求です。

 自動車業界の日本自動車工業会(自工会)の「要望」はより露骨です。国際的な貿易摩擦が激化していることなども上げて、自動車にかかる税金を大幅に引き下げる恒久減税を求めています。自動車業界はトヨタ1社だけでも年間2兆円を超える利益があり、内部留保は20兆円に上るのに、株主への配当やため込みに回すばかりで、労働者や消費者には十分還元していません。さらに減税を要求するとは厚かましいにもほどがあります。減税しても、もうけやため込みに回るばかりです。

消費税に頼らない税制を

 消費税は低所得者ほど負担が重い逆進的な税金で、自動車や住宅の税金を減税しても、多くの国民にはほとんど恩恵はありません。国民負担を考えるなら消費税の増税は中止し、経済の立て直しと歳入・歳出の見直しで、消費税に頼らない税制を実現すべきです。

 消費税増税に固執する安倍政権を、自民党総裁の3年の任期を待たず、一刻も早く退陣させることこそ、国民には最良の対策です。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-09-25/2018092501_05_1.html

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

14. 2018年10月14日 16:16:22 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-8534] 報告
清水ただし‏認証済みアカウント @tadashishimizu · 8時間8時間前
【増税やめろ!】既成事実を積み上げて国民を黙らせようとする安倍政権。消費税が上がれば国民生活と日本経済に苛烈な打撃を与えることになる。増税中止を求める国民的大運動を起こそう。黙っていたり諦めたりすれば相手の思うツボ。さらなる増税地獄に引きずり込まれる。
https://twitter.com/tadashishimizu

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