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シリア情勢がロシアを中心に動く中、影が薄くなるアメリカ(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/882.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 10 月 17 日 17:20:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

シリア情勢がロシアを中心に動く中、影が薄くなるアメリカ
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201910160000/
2019.10.17 櫻井ジャーナル


 トルコ軍のシリア侵攻によってクルド勢力がシリア政府と手を組む展開になっている。クルドはアメリカやイスラエルの中東支配プランで中心的な役割を果たしてきた。そのクルドがアメリカの意向に反する動きをするということは、アメリカの中東支配の野望が崩れるということだ。

 トルコの軍事作戦を止めさせるため、マイク・ペンス副大統領とマイク・ポンペオ国務長官はトルコへ向かったようだが、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はふたりと話し合うつもりはないと語っている。話し合いはロシアを中心に展開している。

 トルコが軍事作戦を始めたのは10月9日だが、その4日前にエルドアン大統領​​は「安全地帯」を作る作戦を始める可能性があると発言している。現在、トルコには300万人近くのシリア難民がいて、その多くはムスリム同胞団だと見られている。

 トルコとの国境に近い地域にいるクルドを追い出し、そこへ親トルコのシリア人を移住させようというのだろう。ドナルド・トランプ米大統領がシリアからアメリカ軍を撤退するように命じたのは10月6日、つまりエルドアン発言の翌日だ。

 そうした動きを受けてクルドはアメリカ側に保護を求めるのだが、反応は鈍かった。すでに軍隊の撤退が決まっていたということだろう。10月14日にアメリカ軍とロシア軍はマンビジュの北にある村で会談、そしてアメリカ軍は撤退する。

 アメリカ軍をシリアから撤退させるというトランプ大統領の決定にペンスやポンペオだけでなく議会も反発した。シリア侵略作戦を続行しろということだが、これはイスラエルの希望でもある。

 アメリカの親イスラエル派やイスラエルは中東を支配するために「クルドの国」を作り出そうとしてきた。イラクのクルドは1960年代の後半からイスラエルの傀儡が支配、その勢力とシリア、トルコ、イランのクルド勢力を合体させようとしたのだ。いわば中東版の「満州国」である。

 しかし、2017年の段階でイラクのクルド勢力はイスラエルから離れる。イスラエルの傀儡、つまりマスード・バルザニの力はなくなったのだ。

 それでも「クルドの国」を作るという計画をアメリカやイスラエルは捨てなかったようで、シリアのクルドを抱き込むことになる。その下準備をすることになるのがダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)だ。

 ダーイッシュの中核はサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団。2012年の段階でバラク・オバマ政権の政策がそうした勢力を強大化させることになると警告していたのがアメリカ軍の情報機関DIAであり、当時のDIA長官がマイケル・フリン中将。その警告は2014年にダーイッシュという形で現実になった。ダーイッシュの台頭はオバマ政権の政策だということだ。

 このフリンをトランプが国家安全保障補佐官に任命すると民主党、有力メディア、CIAなどが総攻撃し、就任から約1カ月で解任に追い込んだ。

 ダーイッシュは2015年9月末にシリア政府の要請で軍事介入したロシア軍によって壊滅的な打撃を受け、その主要メンバーはアメリカの軍や情報機関によって救出されたと言われている。当初、アフガニスタンへ運ばれていると伝えられたが、今はイラクに集められているようだ。

 アメリカ軍が撤退した後、トルコ軍とシリア政府軍との衝突を避けるために​ロシア軍がマンビジュの周辺へ入り、パトロール​することになった。トルコとシリアは対立しているように見えるが、ロシアは両国と緊密な関係にある。


 

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コメント
1. 赤かぶ[35231] kNSCqYLU 2019年10月17日 17:22:00 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[25304] 報告


2. 赤かぶ[35232] kNSCqYLU 2019年10月17日 17:22:26 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[25305] 報告


3. 2019年10月17日 18:53:48 : Vbhyu4Tg0Y : REguWkF4RWlFNzI=[56] 報告
尽きるところ
>トルコとシリアは対立しているように見えるが、ロシアは両国と緊密な関係にある。

焦点はクルドの扱いだが
国を持つことは諦めてシリアの保護下にはいり連邦制的にするかな?
「いつまで殺し合いをするんだ、いいかげんにしろ」みたいな

4. 2019年10月17日 19:04:31 : bLbVVSfKBo : Q0txSzNoeHg1TG8=[56] 報告
崩れそう 「満州国」の 再現が
5. 2019年10月20日 15:00:41 : k4Gs4EuA8s : elhHTERQZVBuU3c=[2] 報告

トルコ、イラン、エジプト、S・アラビア、UAE、にはロシア大統領は公式訪問をしている。公式訪問はしない事情を世界中は分かっているが、とはいえ、イスラエル首相は某国の首相並み以上の回数でロシアを訪問している。某国との違いは、情報機関と軍人トップを従えている点で、両国が愛し合っているかには関わらず親密さは世界中は分かっている。

 中東においてロシアとUSとの差異は上記で明らかであろう。

 トランプ氏のシリア北部からの撤退表明は見ようによっては、中東でのイスラエルの影の薄さが更に薄くなる事態に対する布置づくりとも云える。

 USがなおも、シリアが以前の姿を回復するのを妨げ続けるならば、それ以上の反力としてシリアへのイランの影響力は増す、そのように予想可能になってしまっている。

 クルド勢力への対応においてはシリア内に自治権を付与しないと云う点ではトルコ、イランは一致しており、トルコの国是からしてトルコ、イランは協力できる。
 
 USがクルド支援を打ち切るならば、トルコとイランには互いにクルド人が国境沿いに住む隣国同士である事以上には、大きな共通の関心はなくなる。

 USとしてはトルコへの外交的なアプローチが可能となり、ゴラン高原を現状に固定しつつシリアの領土回復過程でイラン民兵のシリアからの撤退を目指すのかもしれない。

 

 

 

6. 2019年10月20日 18:52:51 : Vbhyu4Tg0Y : REguWkF4RWlFNzI=[60] 報告
>クルド勢力への対応においてはシリア内に自治権を付与しないと云う点ではトルコ、イランは一致しており、トルコの国是からしてトルコ、イランは協力できる。

そうでしたか
シリアは国の復興の邪魔にならないように
また、将来の火種の解消のため
クルドの自治を認めるかと思っていました

歴史的なことはわかりませんが
クルドのやっかいもの扱いは、いろいろありそうですね

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