その音頭を取るのは、常に風で当選してきた枝豆ではなく、軍部や官憲の弾圧も経験してきた共産で、共産の弾圧のされ方は戦争反対だけでなく体制の転覆を企てていたから半分同情できない面もあるが、半分は戦争反対だったからである筈で、軍国化を阻止できなかった共産は二度失敗しては駄目である。
それには、大衆の過半数を戦争反対運動に巻き込む事で、今のままでは入り口が戦争反対ではあるが、中に入ったら共産主義革命の世界へようこそという間取りになっており、それでは話が違うと無党派層は動かない訳で、彼らを戦争反対という当たり前の運動に巻き込むには、絶対に共産主義革命には巻き込みませんという担保が必要で、それが党名と機関紙名を変えるという事で、それで初めて共産党は変わったと認められる訳で、ソフト路線だけでは不十分なのである。
戦争状態になった方が共産主義革命を起こしやすくなると考えていたら、しつこく誘う積もりはないが、大多数同様に、戦争は嫌だと心底思っているなら、腹を括る事で、確かな与党を必勝で目指さなければ駄目である。 　

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