人民元、ドル覇権に一石　独自決済網89カ国・地域に 　米制裁対象のロシアやトルコなど取り込む／日経 2019/5/19
人民元の国際化を狙う中国独自の国際決済システムが存在感を高めている。
2015年10月の稼働後、銀行の参加が89カ国・地域の865行に広がっていることが日本経済新聞の調べでわかった。
米国が経済制裁の対象としたロシアやトルコなどを取り込み、18年の取引額は前年比8割増の26兆元（410兆円）に達した。
米国の対外強硬路線を逆手に取り、ドルの覇権にくさびを打ち込み始めた。
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中露もイランも、引き続き米ドル覇権つぶしに邁進して下さい。
そして、トランプも、引き続きこれを側面支援して下さい。

米ドル覇権とは、イエズスイスロス（中央銀行カルテル）の世界覇権であります。
トランプ大統領は、このカルテルの仲間ではありません。
このカルテルを退治する側です。
その意味で、中露側と言ってもいい米国大統領なのです。
米ドルが下がるのは米大統領としては困りものですが、カルテルを追放しないことには米国民は豊かになれないということを、トランプはわかっています。

イエズスイスロス（中央銀行カルテル）こそが世界の元凶である、というのがポイントです。
そこを間違わないようにしましょう。

メドベージェフ大統領はいい事を言いますね。
「1つの通貨が市場を支配してはならない。なぜなら、たとえ米国のような強い経済について話しているときであっても、我々は皆、この準備通貨を発行している国の経済状況に依存しているからである。」

日本もドル依存だから逆らえない身分から脱却を！　（以下、記事翻訳を載せときます。）

ロシアの国営通信TASSによると、ロシアと中国は、合同軍事演習実施からわずか1カ月後に、現在のドル建て金融システムからの脱却を目指し、二国間および国際貿易における自国通貨の使用を促進する協定に調印する予定だ。ロシアと中国は、二国間決済を自国通貨で発展させ、特に国際貿易契約の際の自国通貨の使用促進を通じて、自国通貨の使用を奨励し拡大することが計画されている。協定案によると、両国はまた、自国通貨での支払いの障壁を撤廃するために必要な措置を取ることになります。-タスク　　クレムリンは、「ロシアと中華人民共和国との間の経済主体間における物品、役務及び直接投資の決済及び支払は、国際慣行並びに両当事国の法令に基づき、外貨、ロシア通貨(ルーブル)及び中国通貨(元)を使用して行われている。」とする政令案を発表した。草案によると、ロシアと中国は、国際決済システムの開発に協力するほか、国境を越えた決済を各国通貨やその他の通貨で行う。「双方は、国内決済カードシステムの分野における協力を深化させ、ロシア及び中国の法律の枠組みの中で、商業銀行が相手国の決済システムに参加することについての独自の意思決定を支援する。」と文書に書かれている。

昨年11月、ロシアのドミトリー・メドベージェフ首相は、ロシアでは中国の銀聯クレジットカード、中国ではロシアのミールカードの使用を許可するための協議が進行中であると述べた。メドベージェフ大統領は昨年、「1つの通貨が市場を支配してはならない。なぜなら、たとえ米国のような強い経済について話しているときであっても、我々は皆、この準備通貨を発行している国の経済状況に依存しているからである。」と述べた。「眉をひそめるようなことを言いたいのですが、これらの[米国]制裁のいくつかは、10年前にすべきだったことを我々にさせたので、良いことであり、役に立つことだと思います。」と彼は付け加えた。近年、北京とクレムリンはかなり接近している

中国の習近平国家主席は水曜日、3日間の滞在中にロシアとの新たなレベルの関係を宣伝しました。「一歩一歩、私たちの関係を歴史上最高レベルに引き上げることができました。」とXi氏は述べた。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領も同調し、「前例のないレベルで。」と述べた。プーチン大統領は習主席との初会談後、「親愛なる友よ。」とし、「我々は、主要な世界問題に関するロシアと中国の立場が近いことを確認した。」と述べた。習主席は、プーチン大統領の故郷であるサンクトペテルブルクで開かれる主要投資フォーラムで演説し、貿易、投資、エネルギーなどをテーマにした会談を終えた後、プーチン大統領と約30の文書に署名する予定だ。昨年の二国間貿易額は約四半期増加し、過去最高の1080億ドルとなりました。両国の最初の天然ガスパイプラインは今年後半に開通する予定で、中国はロシアのヤマル・アークティックLNGプロジェクトに投資している。-ブルームバーグ　　習氏は2頭のパンダを連れてモスクワ動物園に寄付した。その後、中国の自動車工場の開所式に出席し、プーチン大統領の母校であるサンクトペテルブルクで名誉博士号を授与される。