「ウラン235は１グラムで石油２０００リットルに相当」のマヤカシ　莫大な量の鉱滓や核廃棄物を無視している　魑魅魍魎男

「ウラン235は１グラムで石油２０００リットルに相当」のマヤカシ　莫大な量の鉱滓や核廃棄物を無視している　
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/498.html
投稿者魑魅魍魎男日時 2020 年 2 月 12 日 04:13:25: FpBksTgsjX9Gw　6bOWo@mx6bKSag

核分裂のエネルギー　（電気事業連合会）
https://www.fepc.or.jp/enterprise/hatsuden/nuclear/energy/
「
核分裂は大量の熱エネルギーを発生させます。原子力発電は、この熱エネルギーを利用して、水を水蒸気に変え、この水蒸気によってタービン・発電機を回して発電します。

ウランの核分裂によって、どのくらいのエネルギーが生まれるかというと、ウラン235は1グラムで、石炭3トン、石油2000リットル分のエネルギーを生み出すことができます。ウラン燃料と化石燃料では、発生する熱エネルギーの量が格段に違います。原子力は、少量の燃料で大きなエネルギーが取り出せるので、燃料の運搬、貯蔵の面でも優れています。
」

ウラン235は少量でぼう大なエネルギーを発生させることができるから優れている
という原子力産業の宣伝文句ですが、これにはマヤカシがあります。

ウラン鉱石にはウラン235はごくわずかにしか含まれていません。
ウラン235を１グラム得るのには何と80キログラムもの鉱石が必要なのです。

掘り出した鉱石の大半は鉱滓となり、ボタ山として積み上げておくしかありません。

鉱滓は放射能を帯びており、深刻な環境汚染を引き起こしており、
周辺住民はひばく被害に苦しんでいます。

人形峠のウラン鉱山でも残土が大きな問題になりました。

また、原子力発電では使用済み核燃料以外にも大量の放射性廃棄物が出ます。
これらは黄色いドラム缶に入れて何百年も保管しなければなりません。

こういった発生する鉱滓やゴミを無視して、ウラン235は1グラムで石油２０００リットルに相当と
比較しても何の意味もありません。

原子力はコンパクトなエネルギーというは全くのマヤカシでありウソなのです。

だまされないよう注意しましょう。

(関連情報)

「ウラン燃料になるのは採掘量のわずか8万分の1 膨大な放射性残土　深刻な汚染　
CO2も大量排出　クリーンエネルギーは大嘘」　（拙稿　2016/6/21）
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/880.html

「映画「イエロー・ケーキ」のチルナー監督／原発リスク　負うのは社会／
世界のウラン採掘現場取材被ばく実態など描く」　（阿修羅・gataro 2012/1/30）
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/590.html